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2012年5月 1日 (火)

タイ料理は不味い(1)

よく、タイを紹介する旅行の本などで「タイは食べ物の美味しい所」、などと書かれているのを見ると「本当かなあ?」、と思ってしまう。
まあ、本は売る為に作っているので、編集者なり執筆者なりが、たとえ本当の事を知っていたとしても「タイは、料理はあまり美味しくありません」、とは書けないのであろう。
他の国の事は良く分からないが、日本に居て、フランス料理やイタリア料理・中華料理の店などに行くと普通に美味しいと思うが、タイ料理の店ではあまり美味しいと感じた事がない(それほど不味くはなかったけれども)。
それでは本場のタイへ来て食べれば美味しいかと言うと、そんな事はない。
むしろ、日本のタイ料理店の方が良い。でも高い。
旅行の本などでは、「外国人のよく行く様な店は、本物のタイ料理ではない、味が外国人向けに調整されている、本当に美味しいタイ料理を食べたければタイ人相手の店に行くべきである」、という様な事が書かれているが、確かに、タイ人から見ればそうかも知れないけれども、一般的な日本人は、日本人向けに調整されたタイ料理の方が食べ易いに決まっている。
相手の文化を知る、という意味では、旅行の時は、普通のタイ人の食べるタイ料理を食べるのも良いが、それと、美味い不味いは別。
一般的な日本人(あるいは、大多数の日本人)には、タイ料理はあまり口に合わないのではないかと思う。

では、何が不味いのか、どう不味いのか。
「美味しくないから不味い(理屈の問題じゃない)」のだけれども、それでは説明にならないので、あえて自分が考える要因を幾つか上げてみた。
ただし、味覚なんて基本的には個人の問題で、他人の味覚など分からない。どっちが正しいかとか、どっちが悪いとか言う問題でもない。
なので、以下はあくまで自分個人の見解です。

タイ料理を不味くしている1番手はパクチーを代表とするハーブ類。
石鹸か、何かの化学薬品の様な感じ。
何でわざわざ、こんなものを食べ物の中に入れる必要があるのか、昔は腹が立った(今は諦めた)。
しかも、困った事にこれが殆どのタイ料理に入っている。
自分はパクチーが入っていても除けて食べるが、知り合いの中には「パクチーが入っている料理は食べない」という人もいる。

2番手はピックキーヌーを代表とするとうがらし類。
実は、自分もとうがらし類は結構好きです。
味噌汁に七味を入れる事もあるし、マーボー豆腐にはラー油を必ず掛ける。チャーハンに掛けるナムプリックナムプラーも好きである(ただし、刻んであるピックキーヌーは入れない様に注意する)。
要は程度の問題で「辛くて美味しい」とか「辛いけれども美味しい」と言える範囲のものなら良いのだけれども、タイ料理の多くがこの範囲を超えている。ただタイの場合、調理方法をある程度指定出来るので、注文する時に辛さを抑える様に指定する事は出来る。
ピックキーヌーが困るのは、そのとびきりの辛さもさる事ながら、色が緑色なので、他の野菜と見分けが付きにくい事。
ピックキーヌーが入っている料理を食べる時は、細心の注意を払ってそれを取り除いて食べるが、間違って「ガリッ」とやってしまうと、自分の場合、暫くシャックリが止まらなくなる。

以上の2つが、日本人がタイ料理を苦手とする2大要因ではないかと思う。
旅行者がタイに来て食事をする場合、この2つの要素をうまく取り除ければタイ料理もだいぶ食べ易くなるのではないか。
元々「ハーブ好き」「激辛大好き」な人は、この心配はいらない。
しかし日本人が(本当は自分が)苦手とする食材はまだまだ他にも有るし、タイ料理が口に合わない本質的な理由はもっと深い所にある。

以下、タイ料理は不味い(2)へ続く。

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