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2012年6月の4件の記事

2012年6月24日 (日)

カプセル薬の飲み方

ちょっと昔の話です。
(冗談ではなく、本当にあった話です)
妻(タイ人)が風邪をひいた。なかなか治らないので、チェンライの町の病院(シーブリン病院)へ連れて行って、風邪薬を貰って来た。
後日、妻が食事の後で、カプセル薬のカプセルを外して、中身の顆粒状の薬剤だけを取り出し、如何にも、不味そうに飲んでいるのを見掛けた。
不審に思い、何をしているのか尋ねると、彼女が言うには「カプセルはプラスチックだから、そのまま飲んだら、プラスチックが溶けずにお腹の中に溜まってしまう」と言う。
日本では(と言うか、世界中何処でも)、カプセル薬はそのまま飲むもので、カプセルを外して中の薬剤だけを飲んだりはしない。
一瞬、タイは違うのかとも思ったので、一体、誰がそんな事を教えたのか、「医者に指示されたのか」と聞いた処、どうやら母親が「カプセルはプラスチックだから飲んではいけない」と言った、という事が分かった。
まったく・・・、この親子は、今迄カプセル薬を1回も飲んだ事が無いのか、カプセル薬の飲み方を知らないのか、不思議だったが、親の言う事なら無条件に信用してしまう娘(年齢的には娘ではありませんが)にも困ったものだと思った。
カプセル薬はそのまま飲んだ方が飲み易いし、胃の中に収まってから、カプセルが溶けて薬が胃に広がるので、喉とかに薬が触れる事もなく、安全性も高い。
なので、次からは、「カプセルごと飲む様に」と話した。
さらに、「カプセルはプラスチックではなく、でんぷん(注1)で出来ているので、飲んでも大丈夫」と付け加えた。

(注1、「でんぷん」と言うタイ語が分からなかったので、「小麦の粉」と言い換えて説明した。後で調べたら、「でんぷん製」のカプセルも有るらしいが、普通は「ゼラチン」という事であった)

しかし、妻は親に言われた事を信じているし、自分も、もしかしたら「タイは違うのか?」という疑いも、ほんの少しあったので、胃の中で溶けなかったら困ると思い、実験して見る事にした。
コップにぬるま湯を入れ、先程の使用済みのカプセルを落とし、妻の目の前でコップを揺すっていると数分で、カプセルは見事に溶けて無くなった。
(結果としては当然なのだけれども、溶けなかったらどうしようかと思っていたので、ちゃんと溶けて良かった) (^o^)/

この件はこれで解決して、妻も納得したから良かったが、半未開の(田舎の)タイ人の中で暮らしていると、日本じゃちょっと考えられない様な事、常識の欠如した事はよく起こる。
しかも困った事に、タイ人(妻の事です)は、割りと頑固なので、親兄弟以外の人間(私の事です)の言う事は、簡単には信用しない。
そういう時は、「こっちの方が君達よりも、ずっと長く文明人をやっているのだから、君達一族が束になったよりも、文明人としての知識は私の方がずっと有るのだよ」、と言ってやりたくなる(でも、言わない)。

これも昔、日本に行きたいと思っているタイ人が居て、妻の一族が十数人集まって話しをしている所に同席した事がある。
話は「ビザが簡単に降りないので、どうすれば良いか」という事で、そのうちの誰かが「お金を沢山払えばビザが降りる」という事を言い、自分に同意を求めて来た。
自分としては「タイはどうかは知らないが、日本はそんな賄賂でビザが取れる国では無い」と主張したのだが、相手はなかなか納得しない。
「知り合いに、お金を積んで日本へ入国した人が実際にいる」、と言う。
それは、多分、不法入国を斡旋する業者に依頼して、違法な手段で入国したのかも知れないと思ったが、当時の自分の語学力(今でも?)ではそれを説明出来なかった。
だいたい、チェンライ辺りの田舎のタイ人は、不法入国も合法的入国も明確に区別していない(区別出来ない?)という気がする。
方法はどうであれ、結果として日本に入国出来れば同じ事、と思っているフシがある。
(勿論、実際に不法入国しようとする人は、自分が違法な事をしている、という認識はあると思うが、それを見ているだけの、外野は結果だけを見て、途中経過はどうでもいいと思っている。自分の家の辺りのタイ人の遵法意識なんて、せいぜいこんなもんです。)
この時は、結局、自分達の都合の良い様に(事実を無視して)解釈するタイ人に(多数決で)押し切られる形で、「金を積めば何とかなる」と言う結論になった(ようだった)。
こういう人達の中で暮らして居ると、何でこの程度の常識がないのかと、頭がクラクラする時がある。

これは、つい最近(1ヶ月程前)の話。
娘が、自分の部屋へ来て、「携帯の電源を切れ」と言う。
その時は、外でカミナリが鳴っていて、「携帯の電源が入っていると、そこにカミナリが落ちて危ない」、と言う事らしい。
何を馬鹿な事を言っているのだと思ったが。
どうやら妻に入れ知恵された様子で、妻には昔から「そんな事は無い」と何度も言っているのだが、未だに分かっていない。
妻は多分、お兄さんか誰かから、そう教わったのであろう。
兄弟そろって、全く・・・。
もう少し、全体の知的レベルを上げないといけないと思い、(妻と親兄弟には期待出来ないので)娘に期待しているのだが、気を付けないと、娘も同じレベルになってしまう。
(その為もあり、娘は1年間、日本の小学校に通わせたのだが、それだけでは足りない様なので何か考えないといけない。娘には普通の文明人に成って欲しいと思っている。)

以上の様な「アホ」な話はいくらでも有ります。
今回はここ迄で、続きはその内。

2012年6月19日 (火)

タイ料理は不味い(3)(終)

タイの食べ物が何故不味いかを考えた時に、ハーブの多用とか、辛過ぎる事とか、匂いとか、くどい味付けといった個々の問題の裏に、もっと根本的な問題が潜んでいる気がする。
何かと言うと、食材の品質に問題が有った(或いは、問題が有る)のではないかという疑い。
(ブログなので)正確な分析・検証はしていないが、直感としてそういう気がする。

食中毒予防説。
タイの暑さと、タイ人のいい加減な性格と無責任さが合わさって、流通の段階での食材の劣化・腐敗が大きくなる。
日本人ならば、生産地から消費地に届ける間に、何とかして「味を落とさない様に」とか「腐敗をさせない様に」とか、色々、努力とか工夫をすると思うが、タイ人はそういう労力は払わない気がする。
例えば、暑い所に長時間食材を放置するとか、虫とか、水とか、直射日光とかが、かかっても気にしないとか、傷んだ食材をチェックせずに消費地に届ける、といった事が考えられる(実際、それに近い様な事を度々目撃している)。
さらに、消費地でも、実際にそれが食べられる迄に同じ様な事(暑い中での長期間の保管や、傷んだ食材の選別をしない等)があったのではないか。
その為、タイの食材は調理される以前に、食中毒や病気の原因となるウィルスや細菌に汚染されている事が多く、それを防ぐ為に、殺菌効果のあるハーブとか唐辛子を使用する様になった。
(そう考えないと、あの臭くて不味いパクチー等を、わざわざ使用する理由が見付からない)
長い間の経験の積み重ねで、食中毒等から体を守る為に、だんだんとそれを多用する様になり、さらに、人間の味覚は、食べ慣れた物を美味しいと感じるので、親から子へと経験が受け継がれ、蓄積(累積)されて、今の様な激辛、ハーブてんこ盛り、のタイ料理になった様な気がする。

食材が不味い説
もうひとつ考えられるのは、食材が不味いので、味と香りを誤魔化す為に、ハーブを入れたり、とびきり辛くしたり、くどい味付けにした、のではないかという事。
タイ料理の、甘さと辛さと酸っぱさ、というのは、腐りかけた食材の味を誤魔化すには都合が良い様な気がする。
「腐りかけた」というのは、ちょっと言い過ぎかも知れないけれども、実際に今でも、タイのマーケットへ行って食材を調達しても、良い食材はなかなか集まらない。
特に魚はダメで、秋刀魚とか鮭とか売ってはいるけれども、日本で売っているものとは比較にならない(以前、居酒屋チェーンを経営していた人が、解凍の仕方が悪いと話していた)。
プラーニンなんて、内臓と骨と皮ばっかりで美味しくない(でも他に無いので、しょうがなくて食べるが)。
肉や野菜も日本の方がずっと美味しい。
肉や野菜に関して言えば、タイの場合、生産者が美味しい物を作ろうという努力や工夫をしていない気がする。

その他の説
腐った竹の子。腐てしまった竹の子を、マイペンライ精神で、食べてみたら食べられなくもない。その内、食べ慣れて、匂いも気にならなくなった。
油まみれの料理。煮たり焼いたりするよりも、油で炒める(揚げる?)ほうが虫や細菌を確実に殺せる。味も多少、誤魔化せる。お店などで、大量に料理するには、焼くよりも揚げる方が簡単。

以上の理由により、多くのタイ料理の特徴なんて、基本的に食材の質を誤魔化す為に出来たもので、「美味しくて、安全な食材の揃っている日本で育った日本人が、有難がって食べる程の物じゃない」、と言うのが一応の結論なのですが、確信は無いです。

最後に、それでも残る謎。
タイ料理を美味しいと思うのが、タイ人だけならば「子供の頃から食べ慣れた物を美味しく感じる」という事で説明がつくのだけれども、日本人にも、「タイ料理が美味しい」と言う人が少なからず居る。
その内の何割かは、マスコミ(テレビとか本)の宣伝に乗って、「タイ料理は美味しい」と言っているだけの様な気がするが。
タイ在住者の場合は、本当は日本の料理の方が全然美味しい、というのは分かってはいるけれども、此処はタイなので、タイ料理も「そんなに不味くはない」と言う意味で「タイ料理は美味しい」と言っている人も多い気がする。
しかし、中にはそのどちらでもなく、本当に「タイ料理は美味しい」と思っている人も居る様で、これが100人に1人ぐらいなら、別に気にしないが、もっと大勢いる様で有れば、もう一度自分の考えを見直さないといけないかも知れない。
自分も「三つ葉」や「しそ」といったハーブ類は好きですが、それにしてもパクチーやバジル、コブミカンの葉(防腐剤でしょ)を「美味しい」と言う日本人が居るのは謎である。

「タイ料理は不味い」の項、一応終わり。

2012年6月 6日 (水)

日本帰国(後編)

6月1日午前4時頃起床。
結局、余り良く眠れなかった。
寝返りを打った瞬間に、ポケットに入れてあった携帯が落ちてバラバラになり、その修復に手間取ったのが痛かった。
寝ぼけ眼で、いざ搭乗手続きへ。
4階へ上って、便名・行先・チェックインカウンターの表示されているボードを見るが、目的の便が見当たらない。
少し、ドキドキして来て、「出発時間が変わったかな?」とか、いろいろ考える。
暫く見ていたら、目的の UA804便、L カウンターの表示が出て「ホッ」とひと安心。
この便はANAとエアカナダの3社のコードシェア便で、最終到着地がワシントンの為、なかなか見付らなかった。しかも、英語とタイ語が交互に表示されるので、捜している間にタイ語に変わると分からなくなってしまう。

L カウンターの手前で、簡単なチェックを受ける。
係員がカタコトの日本語で「コレハ アナタノ モノデスカ」とか「アズケルノハ ヒトツデスカ」とか「ブキハ モッテ イマセンカ」などと聞いて来る。
こっちも、つられてカタコトの日本語で「ナイデス」とか答える。
続いてカウンターで搭乗手続。
パスポート・Eチケット・ANA(スターアライアンス)のマイレージカード等を提出。
座席は既にリクエスト済み(チケット購入時に通路側を予約済)なので、荷物を預けて、搭乗券を受け取り、すんなり手続終了。
その後、イミグレ→イミグレ裏の手荷物検査→待合室手前の手荷物検査、と順調に進んで、後は待合室で搭乗を待つばかり。

AM 5:30頃 搭乗。
さすがユナイテッド、ファラン(タイ語で白人系の外国人)が多い。
隣はジョンレノみたいなおじさん。
(後でよく見たら、禿とメガネと「ひげ」が似ているだけだった)
離陸して暫くしてから食事を運ぶカートが来た。CA(客室乗務員)が注文を取っている。
後で考えると「エッグ or チキン」と言っていた様なのだが、「チキン」しか聞き取れなかったので「チキン」を注文。
これがハズレで、自分の嫌いなタイ風のハーブの炊き込みご飯であった。
隣の人の注文したものを、そっと覗いたら、スクランブルエッグにソーセージで、自分のよりずっと美味しそう、しまったと思ったが後の祭り。
暫く日本に滞在するので、これが当面、最後のタイ飯と思って諦めて食べる。
その後は特に変わった事もなく、ウトウトしたり、洋画を見たりして過ごす。

機内アナウンスによれば、飛行機は予定通り(日本時間14:10)に成田に到着、成田の気温は21℃。
飛行機を降りてイミグレに向かって歩いて行くと「日本に帰って来た」という実感が湧いて来る。
(自分の場合、東京からバンコクに向かう時も、スワンナプーム空港に到着すると「タイに帰って来た」という感じがする。どっちに行っても「帰って来た」という感じ。)
「Welcome to Japan」の横に「お帰りなさい」と書かれた看板の下を通過して、イミグレへ向かう。
イミグレはあっさり通過。
荷物を受け取って、税関に向かう途中で黒い犬が近付いて来て、すれ違いざまにクンクンと匂いを嗅いで行った。麻薬犬であろう。ほんの一瞬で分かるのだろうか、凄いもんだ。

空港からは電車で自宅のあるJR荻窪駅へ向かう。
経由は4種類程あるが、今回は京成勝田台駅で降りて、地下鉄東西線直通の東葉高速に乗り換え。これだと乗り換えが、ここ1回だけで、しかも始発なので必ず座れる。
空港からは約2時間で荻窪到着。
駅を出て、空腹を感じたので、駅前の松屋で「焼肉カルビ定食(630円)」を食べる。
空腹のせいもあるが、タイで食べる物とは違って、本当に美味しい。
(自分、全然グルメじゃないです。ファストフードとかファミレス大好きです)
そんなこんなで、結局、家に着いたのは PM 5:30。
前日チェンライの家を出て(PM 6:30)から21時間(何故23時間にならないかは、分かりますよね)の長旅でした。
あ~疲れた。

2012年6月 1日 (金)

日本帰国(前編)

久しぶりの日本帰国。
今回は3月28日タイ入国、6月1日出国なので、ちょっと長くタイに居た。
5月31日 PM 6:30 頃、家を出発。
妻の運転で娘と3人でチェンライ空港へ。
途中、ビッグC(チェンライで1番大きいスーパーマーケット)で、ちょっと買い物をして PM 8:00 頃、空港到着。
エアアジアのカウンターで搭乗手続きをする。
チケットを購入する時(5月23日にセントラルデパートの地下で購入、2200バーツ)手荷物料金を払っていなかったので490バーツも追加料金を徴収された。こんなに取られたのは初めて。
スーツケースは大きいけれども中身はスカスカで、重量は5kgも無い筈。

2階のコーヒー屋で、コーヒー等を飲みながら暫しの別れを惜しむ。
娘(7歳)と離れるのが、ちょっと寂しい。妻とは・・・。
最近1年間程は家族で日・タイの往復を繰り返していたのだが、今回は1人での帰国。
飛行機は PM  9:15 頃、チェンライ空港をほぼ定刻通りに出発。
時計を持っていないので、携帯の電源を切ると正確な時間が分からない。
スワンナプーム空港には、定刻の PM 10:35 より若干早く到着。
沖止めだった為、バスにて空港の建物へ。

ターンテーブルから荷物が出て来るのを待つ時は、何時もドキドキする。
今迄2回、荷物が受け取れなかった事がある。
1回はオーストラリアからタイへ戻って来た時で(当時はドンムアン空港)娘の乳母車(折り畳み式)が無かった(シドニーに置きっ放しにされたらしい。これは後で戻って来た)。
もう1回はバンコクからチェンライへ来た時で、これも娘の物の入ったバッグが1つ無かった。
この時は、荷物を預ける時に貰う(バーコードの)引換証が無かったので、紛失を証明出来ず、戻って来なかった。
それ程、大事な物は入っていなかったが、無くなった物をビッグCで買う羽目になった。

日本へ向かう飛行機は明朝6時発、なので時間がある。
こんな事なら、午前0時発ぐらいのANA便にすれば良かったと思うが、チケットを買う時は、いつも値段優先で買うので、(早朝便しか無い?)ユナイテッドとかデルタ便が多くなる。
(ちなみに 今回のUA便は往復で19289バーツ)
暇なので、空港内をブラブラして新聞(読売 75バーツ)を買って読んだり、食事をしたり、ブログ用の記事(この記事)を書いたりして過ごした。

食事は3階の食堂街を歩いて探した。
今回は1人なので和食でも食べようと思い、和食の店の店頭に置いてあるメニューを見ると、焼肉丼が250バーツ。今のレートなら650円ぐらいでそんなに高くは無いが、何故か高い気がしたので、ここはパスした。たぶん「すき屋」や「吉野家」の牛丼の方が安くて美味しい。もうすぐ、日本に帰って、いくらでも食べられる。
結局、何時もの「Caffe Nero」で鶏肉とエビ餃子入りのバミーを食べた。
バミーが150バーツでオレンジジュースが90バーツ。合計で264バーツ。「あれ?」計算が合わないぞ。サービス料が10%取られている。

3階は中央付近にレストランが集中し左右の隅は何かの事務所の様になっていて、夜は余り人が居ない。
(自分のお気に入りはお店の在る方を向いて左側の隅)
自分の様な暇潰しの人が仮眠を取ったりしている。
椅子は5人横に座れる椅子が空いているので、横になって寝られる。
固いので痛いがガマンすれば良い。明るいのが難点だが、その為に安眠マスクも用意してある。寒さ避けにセーターも持って来ている。
只今、午前1:00。アラームをセットして、そろそろ仮眠に入ります。
おやすみなさい。

以下、日本帰国(後編)へ続く

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