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2012年7月10日 (火)

もうすぐチェンライ(ビザ取り)

タイでの滞在資格を、どの様に確保するか。
チェンライ辺りだと、メーサイへ行って、ロングステイビザの更新をされる方が多い様だが、自分の場合は毎年日本で家族ビザの1年マルチを取っている。
日本で1年のマルチビザを取る事の利点は、まず手続きが簡単である事。
全ての手続きが日本語で出来る(英文の提出書類を除く)し、ビザ取りに要する時間も少なくて済む。
メーサイへ行く場合を考えると、自宅のあるパーンからだと、車で1時間半はかかる。安全運転に徹すれば2時間はかかる。
日本なら、今回(2010年7月から目黒のタイ大使館は工事中の為、臨時移転している)の九段下なら、自宅から45分程度。現在、工事中の目黒でも1時間あれば着く。
もう一つの利点は、マルチビザを取ればタイへの出入りがほぼ自由に行える事。再入国とかを考える必要が無い。
(ただし、1回の入国に付き、90日迄しか居られないので、3ヶ月以上継続してタイに居住する人には適さない)

今回は7月19日、日本出国なので、ビザ申請には、多少の余裕を見て今日あたり(7月10日)が丁度良い。
必要書類は前日にほぼ用意して置いた。
用意した書類は以下。(タイ人の配偶者の資格で取る、家族ビザ)
(ここから先、書類に関する記述は、次回以降への記録とする為、細かく書きます)

①(みずほ銀行の)預金通帳、②航空券(Eチケット)、③タイの婚姻証明書、④妻のパスポートのコピー、⑤保証人のパスポートのコピー、⑥自分のパスポート、⑦ビザ申請書、⑧英文経歴書、⑨英文身元保証書

この内、①②③、⑥は特に用意しなくても持っているし、④⑤は事前に用意してあった(妻のパスポート自体はタイに有るので、このコピーが無いと致命的)。
⑦⑧⑨は毎回書く必要があるが、前回のものをコピーして取って有るので、記入はそう難しく無い。ただ⑨は保証人のサインが必要なので、注意を要する。今回は事前にサインを貰って置いた。

因みに、ビザ申請書に過去の入国回数を記入する欄が有るが、67回になった。
初めてタイを旅行したのが48歳。それから約12年で67回。その内4回は日本以外からのタイ入国なので、日・タイ間往復は計63回。年平均で約5回となる。
日・タイ間のチケットが1往復6万円とすると、63×6=378万円。ただし、マイレージの無料航空券を数回使用しているが、回数は覚えていない。
バンコク・チェンライ間のチケット料金や、バンコクに宿泊する場合のホテル料金、ビザの取得料金、その他諸々の交通費を加えれば、合計で500万円ぐらいには成りそう。
これを、多いと思うか、妥当と思うか。
日本とタイとの2重生活をする為の必要経費と考えれば、しょうがないとも思う。
しかし、他にも、日本での生活拠点を維持する為の必要経費を考えると、使わなくても基本料の掛かる、電気・水道・ガス・携帯・インターネットとか、不動産税・住民税、家や車の維持費(家屋に対する保険や車の任意保険も必要)等々、結構いろいろある。
話が、ちょっと横道に逸れましたので、元に戻します。

前日用意した書類だけでは、まだ以下の書類が足りない。

⑩写真(3.5×4.5cm)2枚、⑪戸籍謄本、⑫通帳のコピー(①はコピーを取る為に必要で、①自体は提出の必要はない)、⑬航空券のコピー(①と同様に②はコピーのみを提出)、⑭タイの婚姻証明書のコピー(③の婚姻証明書はコピーと共に提出が必要だが、確認後すぐに返却される)

ビザ申請の受付は午前中(確か11:30迄だと思った)なので、ちょっと早めに 7:40 に家を出発。
既に、日差しが結構あって、今日は暑く成りそうな予感。
最初に、セブンイレブンへ行って、⑫⑬⑭のコピーを取る(1枚10円)。ついでに、来年の参考にする為に、昨日作成した書類(⑦⑧⑨)のコピーも取る。
尚、⑫は入出金の記録をどれだけ取ればよいか分からなかったので、取り敢えず今年の1月から直近までコピーした。⑭は表裏、をコピー。

次に、荻窪の駅前へ行って、700円でスピード写真を撮る(⑩)。
ビザ用2枚と、それより少し大きめのパスポート用2枚がセットになっている(パスポート用はいらないと思ったが、これが後で役に立った)。
写真は、如何にも年寄くさく映っている。自分ではもう少しましだと思っていたのだが、写真は正直。まるで何かの犯人の手配写真の様だ。
まあ、人相はビザ発行の可否に影響しない(たぶん?)から、いいか。
その後、銀行(みずほ銀行)へ行って、最新の記帳をする。

戸籍謄本(⑪)を取る為に荻窪駅から1つ先の南阿佐ヶ谷駅へ移動。
杉並区役所(地下鉄、南阿佐ヶ谷駅の真上にある)は8:30からだったので少し待つ。
業務が開始されて、戸籍謄本を窓口で取得、450円。
その後、区役所内のコピー機の所へ行って、先程、銀行で記帳した最新のページのコピーを取り(1枚10円)、その部分⑫を差し替え(ここ、ちょっと手順が悪い様だが、区役所のコピー機はセブンイレブンのコピー機より使い勝手が悪いので、そうでもない)。

これで書類は全部そろった。
再び、荻窪に戻って、電車を乗り換え、タイ大使館が臨時移転している九段下へ。
前回は、臨時移転を知らずに目黒へ行ったら、大使館が工事中でビザの受付窓口が無く、あせった(関係者が移転先を教えてくれたので、あわてて九段下へ向かって、ぎりぎり間に合った)が、今回は昨日、インターネットで所在地を確認しておいたので、たぶん大丈夫。
でも、ちょっと心配だったが、前回と同じ場所、皇居のお堀端の少し先、にちゃんと有ったので良かった。
ビザの手続き場所には9:40に到着。
受付の順番待ちの番号札は30番、今が25番なので5人待ち。
窓口は2つあり、担当者はひとりはタイ人、もうひとりは日本人の様である。
日本人の担当者と話しているおじさん(おじいさん?)が、訳の分からない人の様で、チェンマイがどうだこうだ、とか訳の分からない話をしていて、なかなか進まない。窓口の担当者の方も少しイライラしている感じが伝わって来る。
なんか怖そうだったので、自分の担当はタイ人のお姉さんの方だったら良いなあと思っていたら、運良く、自分の番はタイ人のお姉さんであった。
書類は全てそろっているし、特に疑問点も無かったので、「全部そろっています」、と言って、窓口から書類を提出した。
お姉さんは、チャチャチャと書類を整理&チェックしている。
自分は、「妻がタイ人なので、配偶者ビザの、1年マルチにして下さい」と言い、「郵送で送って下さい」、と付け加える。
着払いの「郵パック」の伝票を渡されて、ここを記入して下さいと言われたのでそれを記入。
お問い合わせ番号を控えておいて下さいと言われたので、それを控える。
あとは、「22000円です」、「明日発送に成ります」と言われ、22000円を払って手続き終了。ほんの2分ぐらいで、あっさり全て終了した。
この後、一応来年の為にビザ申請書の白紙など、⑦⑧⑨の未記入の用紙を各2部ずつ貰って(棚に置いてあるのを、いただいて) 10:10 に事務所を出た。
7:40 に家を出たので、ここまでで 2時間半でビザ取得の手続きは終了。

朝食を食べていなかったので、千鳥ヶ淵緑道(春は桜の綺麗な所です)の傍のドトールコーヒーに入って、レタスドック(240円)とアイスカフェモカ(310円)を注文。
コーヒーを飲みながら、先程、ビザの手続きが終わった直後ぐらいにメールが入っていたので、それを確認。
予想通り、麻雀のお誘いだったので、当然、「OKです」の返信を打つ。

ここからは、今日の次の仕事、国際運転免許証の取得にかかる。
国際運転免許証もタイのマルチビザも有効期限が1年なので、取得のタイミングを合わせておくと、一遍に出来て効率的。
場所は、九段下と自宅のある荻窪の、ほぼ中間地点にある東京都庁。
九段下から都営地下鉄に乗って途中、新宿で乗りかえて都庁前へ。
都庁第2庁舎にある新宿運転免許更新センターが国際運転免許証の交付場所。
提出資料は日本の運転免許証と使用済み国際運転免許証、及びパスポート。
ただし、パスポートは無ければ航空券(Eチケットでも可)の提示でも良い。
自分の場合は先程、ビザ取りの為に、パスポートはタイ大使館に預けて来たので、前記②のEチケットを提示(見せるだけで、当然チェック後は返してくれる)する。
尚、料金は2400円。
新しい国際運転免許証が出来て最後に、「ここに写真を貼る必要があります」と言われ、(スピード写真を撮るBOXを指さして)そこで、写真を撮って下さいと言う。
良く考えると、けさ撮った写真の余りが2枚ある。
「これで良いですか」と差し出した処、大きさもピッタリ(パスポートサイズ)で、撮影料700円と撮影の手間が省けた。
国際運転免許証の交付は、待ち時間も含めて10分程度で終了した(終了時間11:30)。

これで今日の仕事は終了。
ビザも国際免許もそろったので、これから1年、日本で更新する必要のあるタイ関係の書類は無い。
この後は、荻窪に戻って、駅近くにある回転すし屋で昼食を取り、スーパーで買い物をして家へ戻る。
こういう時、やはり日本は便利だと思う。
いろいろな機関が電車で簡単に行ける範囲にあるし、食事も何処に居ても、まともな物が食べられる。しかも、(当たり前だけれども)全ての用事が日本語で足せる。

追記.
今日の麻雀の成績は +14 であった(4時間10分ぐらいの作業)。
ちょっとでも、負けるよりは良い。
今日は、いろいろ作業も順調に進んだし、良い1日であった。

追記(2012/7/11)
今日の麻雀の成績は +54 であった(4時間20分ぐらいの作業)。
昨日・今日と連続で勝っている。せっかく調子が出て来たのに、そろそろタイへ戻らなければならないのは、ちょっと残念。

追記(2012/7/12)
午後2時頃、ビザのスタンプの押されたパスポートが、郵パックの着払い(600円)、で届く。

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コメント

チェンライに戻りましたらご連絡ください。
また、マージャンしましょう。

家族ビザは取得のための書類が多過ぎて面倒です。

リタイアメントビザを現地(メーサイ)で取得するのがベストです。

タイの銀行残高証明書(5分で取れます、100バーツ)だけで、取得できます。

リエントリーパーミット(マルチ)を同時に取っておけばいいだけです。(3800B)

自動車免許も、国際免許からタイの免許に切り替えた方が便利ですし、安いです。

最初は有効期間は1年(手数料は205B)ですが、更新後は5年有効(手数料は605B)です。

試験もなく、簡単に取得できますよ。

迷人様

はじめまして。

「家族ビザ」について教えて下さい。
このビザは、タイ出国時に再度入国の為の
リエントリ-パ-ミットを取っておく必要は
無いのでしょうか?

小林様
自分が毎年日本で取っているタイビザは、1年マルチで取りますので、1年間はビザだけで出入り自由です。
リエントリーの手続きの様なものはありません。ビザそのものがマルチです。ビザを申請する時にマルチにして下さいと言います。シングルより若干高いハズです。
ただし、連続してタイに居られるのは90日間です。
尚、2013/07/11の記事「日本でビザ取りなど」にもビザの事が書いてあります。

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