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2012年7月 4日 (水)

タイ語か英語か日本語か

自分は英語が苦手だ。
「英語なんて学問じゃない」と考えていた。
もし「英語が出来る人が偉いのなら、アメリカ人やイギリス人は子供でもみんな偉い」という事になり「それは、おかしいだろう」と思っていた。
英語が世界の人々とのコミュニケーションを取るのに役に立ち、英語が出来る事が自分の活動の場を広げる、という捉え方をしていれば英語の勉強も、もう少し身が入ったかも知れない。
しかし、そう思う様になったのは最近で、会社を辞めてタイに来る様になってからである。
それ以前では、受験の時に困った事ぐらいで(これは、決定的に困った)、他にはあまり困ったという記憶は無い。

タイに来る様になって、タイ人とのコミュニケーションを、どうするかを考えた時に、今更、英語を勉強し直す気にもなれなかった。
それに、日本人とタイ人が話すのに英語を使うというのも、おかしな話である。
こっちが勝手にタイへ行くのだから、こっちがタイ語を話すのが礼儀であり、それが正しいと思った(この考えは今は少し変わっています)。
それと、タイやタイ人の事を本当に理解するには、タイ語が話せる事が必要だとも考えた。

タイ語は主に本と CD で勉強した。
10年程前、バンコクでタイ語教室に6ヶ月ぐらい通った事もある。
その頃は、タイ語が上達しているという実感があって、10年もすれば読み書きも含めて、ペラペラになると思っていたが、実際は10年たっても、未だに不自由している。
娘が言葉を喋り出した時に(今から6年程前)、この子と同じペースで言葉を覚えていけば、何れはタイ人並みに話せる様になると思ったのだが、既に完全に抜き去られてしまった。

それでも、タイ語を勉強した事は、大いに役立っている。
妻(タイ人)との会話は、9割ぐらいタイ語だし(残り1割は日本語)、娘(7歳、日・タイのハーフ)とも、昨年の4月頃までは、ほぼタイ語で話していた。
(実は、娘とは、日本語を教えるのが面倒くさかったので、タイ語で話していた。手っ取り早く、日本語を覚えさせる為に、昨年1年間、日本の小学校に通わせた結果、今は、ほぼ日本語で会話出来る様に成った。)

地元の人や妻の親兄弟ともタイ語で話すが、この場合は少し(大いに?)問題が有る。
問題の一つは、地元の人や妻の親兄弟同士で話す言葉が標準のタイ語ではない事。
普通のタイ語でも良く分からないのに、チェンライ語(地元語?)で話されると更に分からなくなる。
それでも、自分の事を良く知っている人(妻の親兄弟など)なら、自分に分かり易い様な、タイ語で話し掛けてくれるので、ある程度は会話になるし、簡単な用件なら何とかなる。
しかし、小さい子供や年寄が相手だと、殆ど会話にならない。
また、言葉そのものの問題(語意や発音の正誤)の他に、地元で会話が成立しにくい理由として、生活や文化的背景の違いも大きい。
自分のタイ語が、妻に、ほぼ通じるのは、聞き慣れている事の他に、
一緒に暮らしているので、生活や文化的背景が近い事と、(言葉以前に)妻が自分の考えをある程度理解しているので、話したい事の見当が付く、なので、多少タイ語が間違っていても意味を理解出来る為であろう。

もう一つの問題は、(こっちの方がより本質的で深刻な問題だが)自分では、間違っていない積りなのだけれども、相手に通じない、時があるという事。
単語の選択は間違っていないハズだし、文法的にもだいたい合っていると思うのだが、通じない。
要は、発音とか声調が違っているという事なのだろうが、日本人なら外人がちょっとぐらい変な日本語を話しても、気を利かして理解しようとするのに、何でタイ人はそういう事が出来ないのか。
タイ人というのは基本的に親切な人達なので、別に意地悪で分からない振りをしている事は無いハズで、それだけ発音がヒドイという事なのだろうが、どう違うのかが分からない。
「もう少し頭を働かせて、分かってくれよ~」と思う事が度々ある(基本的には正しいタイ語を喋れない事が問題なのは分かっているのですが)。
逆に、日本人の話すタイ語はとても分かり易い。
知人がタイ人に話し掛けているのを聞いていて、自分は何を言っているのか、良く分かるのだが、タイ人には通じていない、という事がある。
変な話だが、日本人的には正しいタイ語だが、タイ人に伝わらなければ間違ったタイ語という事になる。

バンコクに行く事も良くあるが、バンコクだとチェンライよりは自分のタイ語が通じる気がする。
もっとも、バンコクで話すタイ語はホテルや空港でのチェックインといった様な、目的の明確な会話、パターン化された会話が多いので、元々、簡単な内容が多い。

保険・銀行、病院、旅行代理店や電話会社の窓口といった様な所では、ちょっと複雑で、正確な会話をする必要がある。
こういう時、困るのは相手が英語で話し始める事で、
まあ、英語の方が分かり易い単語も有るけれども、自分は日本人なのだから英語で話されても困る(困らない人の方が多い?)。
外国語を使うなら日本語にして欲しい(普通は無理ですよね。でも日本行の国際線のチェックインは日本語で出来る)。
タイでタイ人が話すのだからタイ語で話されるのは、しょうがない(分かりにくくてもガマンします。それでも、面倒くさがらず、丁寧に説明して下さい)。
日本人だから英語が分かると勝手に決めつけないで欲しい(別に、英語が話せる人が偉い訳じゃないんだから)。
英語を使いたがるタイ人というのはどうも面倒くさい(英語が話せない者の僻みです)。
(ついでに言うと、タイで日本人に英語で道などを聞いて来る、英語人も面倒くさい。タイで日本人に質問するのに、英語は関係無いだろ、と思う。英語は特別と思っている特権意識が気に入らない)

以上、タイで、コミュニケーション取る上での問題点を、自分なりに考えてみましたが、これは、あくまで自分の場合であり、コミュニケーションの取り方なんて、本人が良いと思えば、何でも良いです。
英語でも良いし、日本語でも良い(チェンライには日本人の男性で、タイ人の奥様が日本語が話せるので、タイ語が話せなくても問題ない、と考えている人は結構います。バンコクのスクムビット辺りなら、日本語だけでも結構、用が足せます)ですが、タイで暮らすという事を考えると、多少のタイ語は覚えた方が、より快適に生活出来るのも事実です。

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