妻とロビンソンデパートで待ち合わせ
前回のブログ、「タイで日本を探す」で紹介したラッチャダーのセンタン(ロビンソンデパートを併設している)で妻(タイ人)と待ち合わせをした。
用事があって数日間バンコクに家族3人で滞在していたが、午前中に全ての用事が終わったので、ホテルでゴロゴロしていた。
午後3時頃、妻が「ロビンソンデパートへ行く」と言って、娘を連れてホテルを出て行ったが、自分は妻の買い物に付き合うのも面倒なので、そのまま、日本から買ってきた本などを読んだりして、引き続きゴロゴロしていた。
うつらうつらして、ふと携帯を見ると、午後7時。
少しお腹が空いて来たので、センタンで食事でもしようと思い、妻に電話して、待ち合わせをする事に。
前回のブログでも書いた通り、センタンなら日本食の店が沢山あるので、何を食べるか楽しみもある。
ホテルを出て急ぎ足でセンタンに行き、約10分でセンタンの地下に着く。
(地下鉄MRTの地下道とセンタンの地下1階が繋がっているので、自分は地下道を通ってセンタンに入った)
携帯で妻に「今、何処にいるの?」(以下、基本的にタイ語の会話。妻のタイ語は、自分の理解した日本語に変換する)。
妻、「2階の婦人服売り場に居る」。
婦人服売り場といっても、フロアが結構広いので「捜すのも大変だなあ」と思いつつ、取り敢えずエスカレータで2階へ上がる。
妻との待ち合わせは、何時も、自分が一方的に捜すだけで、妻が私を捜すとか、何処か分かりやすい場所に移動して待つ、という様な事は殆どない。
再度、携帯で、「今、2階に着いた」と連絡して、2階をぐるっと一回りしてみるが、見付からない。
携帯で私、「お店の名前を教えて?」。
妻、「(英文字で)○○○に居る」(具体的な名前は忘れた)。
タイ人(妻の事です)のアルファベットの発音は聞き取りにくいのだが、多分こんな名前だろうと見当を付けて探すが、該当するお店が見当たらない。
もしかして、妻の言う「2階」とは、地下1階→1階→2階、と数えた「2階」ではないのか。
自分は今、地下1階→グランドフロア→1階→2階、と数えた2階に居る。
そうすると、妻の言う「2階」とは、グランドフロアの上の階、すなわち1階の事を言っているのかも知れない。
(だから、グランドフロアのある建物はややっこしくて嫌いです)
そう思い、今度はエスカレータで1階に降りて捜してみたが、そこでも見付からない。
再び携帯で、「もう一回、お店の名前教えて」。
妻、今度は別のお店の名前を言う、「△△△」(これも忘れた)。
もう一回、1階をぐるりと一回りしてみるが、見当たらない。
さらに、再び2階に上がって探すと、妻の言うお店が有る。しかし携帯を繋なぎながら、お店の中に入って探すが、妻も娘も居ない。
私、「お店△△△有ったけど、居ないよ」。
妻、今度は「エスカレータの所に居る」と言う。
エスカレータと言っても3ヶ所有る。上りと下りを別々に数えれば6ヶ所に成る。
もう少し、情報を絞りたいと思い、グランドフロアを含んだ2階なのか、単純に下から、1階→2階、の2階なのかを聞くが、うまく意味が伝わらない。
(もっとタイ語が上手ければ伝わるのだろうが、この辺がもどかしい)
それでは何か目印になるもの、大画面のスクリーンが有ったので、「大きなテレビの近くか?」とか、センタン側かロビンソン側か(建物はセンタンとロビンソンが併設されていて、フロアが繋がっている)とか、色々聞いてみるが、明確な回答が得られない。
だた単に「エスカレータの所に居る」とくり返すだけである。
しょうがないので、今度は1階から3階までもう一度捜すが、それでも見付からない。
(念の為、説明しますがワンフロアの広さは、チェンライのセンタンとロビンソンを併せた広さよりも若干広いので、その分、一回りするのも大変です)
再び携帯で妻、「リーワイの所に居る」と言う。
(日本語(?)で言うとリーバイス。この数ヶ月前、チェンライのセンタンで待ち合わせをした時も「リーワイ」に居た。この時も「リーバイス」の店を探すのにちょっと手間取った)。
そう言われても分からないので、その辺にいる暇そうな店員(店員さん、すいません)をつかまえて、「この辺にリーワイの店が有りますか?」と聞くが、店員も分からない。
店員さんに携帯を渡して妻と話して貰うが、それでも分からない。
どうしょうも無いので、以前に妻と娘と行った事のある、子供の遊び場(タイのショッピングセンターには、小学生以下ぐらいの子供の遊べる遊戯施設が良くある)なら、間違いなく合う事が出来ると思い、そこで落ち合う様に提案するが、しかし妻は「もう閉まっている」と言って応じない。
(基本的に妻は歩く事が大嫌いなので、自分の都合以外では極力、歩く事を避けようとする)
そんな話をしながら、1階や2階をぐるぐると回っていた。
思う様に話が通じないので、だんだん声は大きくなるし、なかなか見付からないので、歩く速度も早くなる。
携帯で大きな声で話しながら、小走りする外国人を見て、「変な奴だ」と周りのタイ人には思われていたかも知れない。
ついに、妻の方からの提案で、「地下に、マクドナルドとKFCが並んであるので、そこで待って居る」と言って来た。
これで、確実に場所は特定出来る。
やっと合う事が出来る。
急いで地下に降りると、マクドナルドは直ぐに見付かったのだが、KFCが無い。
マクドナルドの店員に、「この辺にKFCは有りますか」と聞くと、「無い」と言う。
「・・・?」。
ここでまできて、やっと、「もしかして、妻はここのセンタンには居ないのでは?」という疑いが浮上して来た。
携帯で私、「何処のロビンソンに居るの?」。
妻、「ラッチャダーのロビンソン」。
そう言われても、ここもラッチャダーだし・・・?
実は昔(6~8年前)、今宿泊しているホテルの最寄駅「ファラム9駅」の1つ隣の「タイ文化センター駅」の近くに住んで居た事が有る。
その近くにも、ロビンソンデパートが有り、妻と行った事もある。
その事をすっかり忘れていた。
自分は、妻が最初に「ロビンソンに行く」と言った時に、てっきり、新しく出来たロビンソン(センタンに併設されている)だと思い込んでいた。
普通、ただ単に「ロビンソンに行く」と言えば、近い方を意味するとか、新しい店が出来たので行ってみたいハズである(1年程前に出来た。妻と来た事もある)、というのは、自分が後から考えた理屈で、妻の頭の中には、新しいロビンソンは無かった(自分の頭の中には、昔からあるロビンソンは無かった)。
自分のタイ語がもう少し上手いか、妻がもう少し協力的に動いてくれれば(例えば、初めに、会えなかった時点で、もっと分かり易い所へ移動するとか)、或いはもう少し、妻か自分に洞察力が有れば、ここまで苦労をする事は無かった。
どちらも同じロビンソンで、店舗の構成なども似ているので、話の内容が一部合致した事も間違いに気付くのを遅らせた。
この後、最終的にもう一度、「タイ文化センター寄りのロビンソン」である事を確認して、妻と娘の待つロビンソンへと向かった。
妻と娘は、待ちくたびれたという様子であったが、自分の方もショッピングセンターの中をぐるぐると歩き回った(走り回った?)のでとても疲れました・・・、というバカなお話でした。
でも、タイ人の妻と暮らしていると、似たようなコミュニケーションの行き違いによるトラブルは結構有ります。
余談ですが。
今朝食べた味噌汁はちょっと凄かった。
見た目は普通の、豆腐の入った味噌汁なのだが、箸を差し込むと下の方に何かゴロゴロした固い物が有る。摘んで見ると、牛肉が豆腐と同じくらいの角切りで入っていた。
ま、豚汁というのもあるので、牛汁も同じ様なものだと思って食べればいいか(ネットで調べたら日本にも牛汁は有るらしいが、それとはちょっと違う気がする)。
でも、朝から牛汁はちょっときつかった。
(折角、妻が作ってくれた牛汁なので出された分は全部食べたが、まだお鍋にいっぱい残っている。どおしよう・・・。)
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お疲れ様です。
牛肉の味噌汁 玉葱 人参 ジャガイモが入っていれば!
美味しいかも^^
投稿: A | 2012年8月 9日 (木) 16時40分
牛肉の味噌汁の続編を今書いてます。
今日か明日(12日or13日)にUPします。
投稿: 迷人 | 2012年8月12日 (日) 03時11分