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2012年9月 5日 (水)

小さなインベーダー(蟻)

遂に電子レンジ砦は小さなインベーダーにより突破・占領された。
インベーダーの正体は体調 1.5mm 程の焦げ茶色のアリ。
2週間程前、妻が菓子パンを電子レンジの中にしまっているのを見て、何をしているのか聞いたところ、「ここには蟻が入って来ない」、と言う。
それから2週間、この食材を保管する秘密基地はその役目を十分に果たし、外敵の侵入を防いで来たのだが、遂に昨夜、しまって置いたハンバーガーを発見され侵入を許してしまった。

この小さなアリは家中のいたる所に居る。
家は床が茶色、食卓も薄い茶色、台所も黒と茶なので余り目立たないのだが、よく見るとそこら中を歩き回って食物を探索している。
食材を油断してテーブルの上に置いておくと、アリだらけになってしまう事がよくある。
それを防ぐ為に食べかけの食物等を皿ごとラップにくるんでおくと、かなり効果はあるのだが、ちゃんとくるまずに、少しでも隙間があるとそこから侵入して来て、一晩も放って於けば、これもアリだらけになってしまう。
タッパとか氷を入れる容器はかなり効果があるのだけれども、サイズが小さくて入らないとか、いちいち面倒くさい(タッパは入れるだけならば簡単なのだが、後で容器を洗うのが面倒くさい)ので、ついそのままにしてしまう。
一番確実で比較的簡単なのが冷蔵庫にしまう事なのだが、ものに依っては、冷蔵庫にしまって置くと不味くなってしまう。
パンなど、冷蔵庫に入れて置くと萎んでしまって美味しくなくなる(パンの種類にも依りますが)。

なので、ちゃんと片付けるのがつい億劫になり、食べかけの食材をそのまま放置しておいて、アリにたかられてしまうという事はよくある。
しかし、タイ人(妻の事です)は、食材がアリにたかられても、それ程気にしない。
今では、自分も慣れてタイ人(補足1)と同じ様に余り気にならなく成った。
食べようとして、アリがたかっている食材があると妻(タイ人)が、まずする事はベランダへ持って行き日差しに当てる事。
日差しに当てる事の効果なのか、或いはアリが容器の振動を察知して逃げ出すのか理由は定かではないが、確かに効果はある様だ。
(尚、念の為もう一度説明しておきますが、ここまで書いて来た「アリ」とは、最初に説明した体長 1.5 mm 程のアリの事です)
後は逃げ遅れた(?)アリが多少いても構わない、隠れていて見えないアリは食材と一緒に食べてしまう(見えれば取り除くが)。
ただし、これは私と妻だけで、娘はアリが居ると恐がる。でも娘には、「大丈夫だよ、もうアリは居ないよ」、と言って安心させて食べさせてしまう事もある(食べる前にアリが居るのを見付けて、泣き出す事もあるが)。

昔、ジュースを飲んで、飲み終えたコップをそのままにしておいた。暫くしてから喉が渇いたのでそのコップに水を入れて少し飲んでからコップを見ると、水面が何かキラキラと光っている。よく見ると、無数のアリが水面に浮かんでいた。
自分が気が付かない間に、アリがジュースの甘さを感知してコップに集って来ていたのであろう。
「あっ!」と思ったが、もう遅い。
この時は、たぶん100匹ぐらいのアリを飲んだと思う。
さすがに、後でお腹を壊さないか、変な病気に感染しないか心配だったが、結局何もなかった(たぶん)。
この頃から、「アリなんて少しぐらい食べちゃっても平気なんだ」、と思うようになった。
尚、これ以降、ジュースを飲んだコップには注意していたのだが、つい先日、ジュースを飲んで、暫く(5~10分程)置いてあったコップに、牛乳を注いで飲もうとして中を覗いたら、白い牛乳の表面に黒いアリ(本当は焦げ茶色なのだけれども白い牛乳との対比で黒く見えた)が十数匹浮かんでいて、これはちょっと気持ち悪かった(もちろん飲まないで捨てました)。

だだ、このアリは少し気を付けていれば、決定的な実害は余り無い様な気がする。
(たまに、腕などをチックと噛むバカな奴がいるが、噛んだ瞬間即死させられる)
このアリを媒介としたウイルスによる重篤な病気への感染の可能性は分からないが、ただ、今迄の処そういう事は無かったので今後も無いと楽観的に考える事にしている。
あまり神経質に成ってはここ(チェンライの田舎)では暮らしていけない。

もっと深刻な被害は白アリによるものがある。
この家(チェンライの家)に越して来てから5年半程に成るが、2~3年程前から白アリが住み着いた。
最初に被害を受けたのは自分の本棚で、本棚の背面がボロボロ崩れて来るので、何か変だなとは思っていたのだが、暫く、殺虫剤を散布する程度で放って置いた。
しかし、遂に前面も崩れだしたので、改めて背面を見ると全面的では無いがかなり広域にわたって、白アリにやられてボロボロに成っていた。しょうがないので、この本棚は焼却処分にした。
また、本棚の下の方に置いて有った本(雑誌類が多かった)も数十冊廃棄処分にした。
しかし、本棚ぐらいなら良いのだが、家の床はコンクリの上に木片を敷き詰めてある、この木片が白アリに少しずつ侵食されて行く。
気が付いた都度殺虫剤を散布するのだが、こちらが気付いた時には、白アリは既に他に移っているらしく、なかなか正体が見えない。たまに、まだ食事中の白アリが居て、それは殺虫剤で昇天して貰った。
このままでは床が全滅するので、家の近所の人の勧めで、強力な殺虫剤の原液(?)を白アリが居そうな全ての場所(と言っても、表面から見える範囲でしか無いが)に流し込んだ。
これが半年程前の事で、今は一応、小康状態を保っている。
家は基本的に鉄筋で作ってあるハズなので、柱とかが侵食されて、家が倒れるという事は無いと思うけれども、見えない所がどおなっているのか、不安は残る。

補足1.
一般的にタイ人は、多少のアリがいても気にならない、のかは実はよく分からない。
タイに暮らす他の日本人のお宅や、タイ人の家へ行ってもアリは居るが、我が家程沢山は居ない様な気がする。
自分の妻の場合が特別にズボラで、食材の管理をきちんと行えない、という気もする。
たまに家族で日本へ行って、帰って来ると、アリの数が激減している。
自分達が居ない間は、妻のお母さんとお父さんに留守番を依頼する事が多いのだが、このお父さんが、「まめ」、な人でアリの出没する所に丹念に殺虫剤を散布している。
また、妻の場合は、お菓子とかその他の食材を食べきれない程買って来て、食べきれなかった食材を食卓の上や台所に放置しておく事が多いので、当然アリの侵入は増える。自分達が居なければ、そういう事も無いので、アリの侵入は減る。
逆に、1年間日本に居た時に、最後の方の2ヶ月間程、ねずみが居着いてしまった。
ゴミ箱に捨てていた食材をエサとしていた様である。
東京の自宅は建ててから45年程になるが、その間ねずみが居着いたのは、この1回だけである。
前回、日本に一人で帰国した時にタイのネズミ捕り(ゴキブリホイホイのネズミ版の様な物、バンコクに住んでいた時に此れでネズミを取った事がある)を買って行って、ネズミ退治をしようと思ったのだが、ネズミは既に居なかった。
人が居なければ、ネズミの餌も無いので、家を出て行ったのであろう。

補足2.
家に居るその他の動物としては、チンチョと、ハエと、蚊が少々。
チンチョは別に気にならない。特に害を及ぼすと言う話しも聞いた事が無いので。
(糞がちょっと嫌だけれども、小さいし、すぐ乾いてしまうので、掃除して捨てるのは簡単)
ハエは飛び回ていると煩わしい。気のせいかタイのハエは図々しい、というか、しつこい。手で追い払ってもすぐ戻って来るし、目の前をブンブン飛んでる奴もいる。
(たぶん)家の中にずっと閉じ込められていて元気が無くなって、追い払おうとしても逃げない奴も居る。こういうのは、そっとティシュを近付けて、そのままくるんでポイする。
蚊は熱帯の土地ではもっと沢山居ると思っていたのだが、意外と少ない。
日本の夏の方が多いかも知れない。しかも、日本の蚊の方が刺されると、ずっと痒い。(家の付近に居る)タイの蚊は刺されてもそれ程痒くないし、すぐ腫れも引く。
もっとも(その分?)、マラリヤとかデング出血熱とかの伝染病の危険もあるらしいので油断は出来ないが。
思った程、蚊が少ない理由として一つ考えられるのが、村で一斉に殺虫剤の散布をする日がある事。
散布機で村中の茂みや藪などに1日かけて散布する。
あと、チェンライ辺りに住む人で、ヘビやサソリが出ると言う話しをよく聞くが、自分の家では庭も含めてまだ見た事が無い。
妻と娘は、たまにミミズを見て、「ヘビが居る」と言って騒いでいるが。「それは違うよ、ミミズだよ」とは教えない(ミミズのタイ語が分からない)。
実は、「怖いもの見たさ」、もあって、サソリとかヘビも見てみたいという気も少しあるのだが、危ないものは居ないに越したことはない。
昔、ハチが巣を作って、これを取り除くのは結構、恐かった。

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コメント

PCの傍にコーヒーカップを置いてしばらく貴殿のこの記事を見て、コーヒーを飲もうとしたら、小さなアリさんが一杯。
びっくりしました。
どこから来るんでしょうね?PCのキーボードの上やデスプレイにもアリさんが歩き回っています。
中にもたくさん入っているのかなあ?

自分のPCの回りにも結構居ます。
ディスプレイの上を歩き回っているアリは、即、指で潰します。

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