妻の飛行予定を台風が直撃
9月30日(日) 14時16分 配信のJNNニュースより抜粋
台風17号は、強い勢力を保ち、午後2時現在、紀伊半島の南の海上を北上しています。台風は、速度を上げながら、30日夕方にも、紀伊半島から東海に上陸する可能性が高くなっています。
今回の日本帰国は自分だけ先に日本に来て、妻と娘は、(娘の)小学校が休みになるのを待って、今日、9月30日に2人で後から日本に来るというスケジュールにした。
前日(9月29日)のニュースで、台風17号が日本に接近していて、かなりの確率で妻と娘の乗る、(タイ航空の)TG660便、22時30分羽田到着予定の便と重なるとは思っていたのだが、やはり、諸に重なってしまった。
気象庁発表の予想進路を見ると、丁度、TG660便の到着予定時間に台風は羽田に最接近している。
さすがに台風と諸にぶつかっては、予定通りの飛行は無理だろうと思ったが、しかし、日本で気をもんでいても、どうなるものでもない。
取り敢えず、スワンナプーム空港に居る、妻に電話して状況を確認する事に。
TG660便は、本来はスワンナプーム空港 (9月30日)16時20分発(日本時間、以下全て日本時間で記入)、羽田到着 22時30分の予定である。
問題が無ければ、搭乗手続きが済んだ頃だと思い、15時に電話した。
妻、「まだチェックインの受付をしていない」、「チェックインは17時からになる」、「出発は21時頃になる(らしい)」と言う。
どうやら出発時間を4~5時間ずらして、台風が過ぎ去った後に羽田に到着するスケジュールに変更する様である。
ま、しょうがない。
スケジュールがはっきりするまで待つ事にする。
妻が羽田から家まで自力で来れれば、迎えに行かなくても良いかも知れないのだが、妻は一人では電車も乗れない。
英語も日本語も殆ど出来ないので、イミグレで何か問題を起こさないかも心配である。
妻は十数回の来日経験はあるが、今迄はいつも自分と一緒だったので、1人で(正確には娘と2人で)来日するのは今回が初めて。
当初の予定通りなら、電車で迎えに行って、電車とタクシーを乗り継いで帰って来て、問題ない筈だったのだが、到着が深夜に成りそうだし、それ以前に、欠航にならないとも限らない。
とにかく状況に合わせて、出迎えの対応を考えなければならない。
チェックインが済んだ頃を見計らって、20時頃、スワンナプーム空港にいる(筈の)妻に電話するが、繋がらない。「こんな時ぐらい、ちゃんと電話が通じる様にしておけよ」、と思うが、繋がらない。3~4回電話したが繋がらない。
向こうの(タイの)状況が分からないので、ネットでTG660便の運航状況を調べると、22時頃の出発に成るらしい。どうやら欠航にはならない様である。
そうすると羽田到着は、翌10月1日の午前3時半頃になると予想をたてる。
車の運転は余り好きではないのだが、これでは車で迎えに行くしかないな、と考えていた頃、21時45分に、妻から「これから搭乗する」、と電話が来た。
やはり、ネットで調べた通り22時出発(5時間40分遅れ)に成るらしい。
到着予想時間から逆算して、2時頃家を出れば問題ない筈だが、心配なのでちょっと早めに、ただし、台風の強風が少し収まるのを待って、1時半頃に家を出た。
遂1時間程前までは、築45年の木造家屋(杉並の我が家)がガタガタ震える程の暴風が吹き荒れていたが、家を出る頃には大分、風も収まっていた。それでもレインボーブリッジを通過中にハンドルを取られる程の突風が時たま吹いたりしていた。
深夜だし、台風一過だったので道はガラガラに空いていたが、スピードを落として安全運転で空港へ。
空港には2時半頃に到着。
ここも、稀にタクシーがすれ違う程度でひっそりとしている。
ちょっと駐車場を間違えて国内線用の駐車場に止めたら、ターミナルに向かう連絡通路の電気が消えていて、鍵が掛かっていた。
国際線用の駐車場に車を止めなおして、国際線の到着出口に着いたのが3時頃。
台風で発着が乱れていた影響か、深夜にも係わらず、ここはやたらと人が多い。
到着状況を表示する電光掲示板にTG660便 の「到着」が表示されたのが3時24分。
到着出口から人がゾロゾロ出て来るが、なかなか妻と娘が出て来ない。
イミグレで何か問題でも起きていないか少し心配したが、4時7分に、妻子、無事日本到着。
私、「途中、台風の影響で飛行機が揺れたりした?」。
妻、「2度程、大きく揺れてみんなビックリしていたが、娘は寝ていた」「疲れた」。
私、「イミグレは問題なく通過出来たの?」。
妻、「問題なく、簡単に通過出来た、指を機械にかざしただけ。係官との会話はしてない」。
で、5時20分頃、家族3人無事、杉並の家へ到着。
これから11日間の日本滞在の開始です。
余談1.
自分は今まで70回程、日・タイの往復をしているが、台風と諸にぶつかった事は1回もない。
それ以外の事も全て含めて、最大で出発が2時間程遅れた事は数回あったが(大体ユナイテッド航空だったと思う)、大きなスケジュールの変更(欠航とか大幅な遅延とか乗り遅れとか)は経験した事がない(これは、運が良いと考えていいのか?)。
それでも、長い事、日・タイの往復を繰り返していると、多少問題のあった事もある。
その1.
4年程前、タイに居る時に「急いで日本に帰って来てくれ」、と電話が来た事があった。
その時は黄シャツがスワンナプーム空港を占拠していて、直ぐには帰れなかった。
その2.
帰国直前に体調を崩して病院で点滴をしていたのだが、点滴を切り上げて半病人の状態で帰国した。
その3.
1年半程前の東日本大震災の時は日本に居たのだが、その3日後に成田空港に行くのは大変だった。
この時は夕方5時半頃の成田発の便だったのだが、11時(?)から計画停電で電車が止まるという事だったので、安全をみて早朝の6時頃家を出た。
途中電車が超満員で乗れず、それでも色々経路を工夫したり、大きなスーツケースを持って無理やり超満員の電車の乗車口に突っ込んだり、その電車がノロノロ運転で長時間すし詰め、だったりして、やっとの思いで成田空港に辿り着いた。
余談2.
今回の妻と娘の訪日は、自分が付き添わない初めての訪日だったので、事前に色々準備をした。
①タイと日本の出入国に必要な書類、「タイの出入国記録」、「日本の外国人入国記録」、「日本の税関申告書」の原紙を何処で受け取って、どう書くか、記入見本を書いて渡した。
②前記①の書類やパスポート、外国人登録証、マイレージカード、航空券のEチケットなど、何処で何を提示すれば良いかを教えた。
③イミグレで何か問題があった時の為に、自分の電話番号や妻の入国に関するお願いを書いた文書を用意。
④航空会社はタイ語が通じるタイ航空を手配。
通常は、直行便で値段が安い便、大体デルタかユナイテッド便を利用する事が多いのだが、タイ航空なら機内でタイ語が通じるし、それ以外でも何かと便利(例えば、日本入国の時、分からない事があってもCAや周りのタイ人に聞ける)なのでTG便を手配。
(運良く、今回、妻と娘はプロモーション料金だったので1人約2万バーツで済んだ)
(自分は日本滞在期間が長い(17日)のでプロモーションが使えず(プロモーションは14日間までだったと思う)約3万バーツになった)
(訪日は別々だが、帰タイは一緒)
« タイで見る日本語表示 | トップページ | 自分は絶対に悪くない(タイ人気質) »
「日・タイ、往復」カテゴリの記事
- 一気にチェンライ(2024.11.28)
- 成田にて(2024.11.21)
- ネット予約に苦労した話(2024.11.01)
- 帰国(2024.06.27)
- 急遽購入(2024.06.23)
コメント