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2012年10月19日 (金)

スカイツリーとバイヨークスカイ

同じ週にスカイツリーとバイヨークスカイに行く機会があった。
東京のスカイツリーには10月9日に、バンコクのバイヨークスカイには12日行った。
建物の目的が違うので(一方は電波塔、もう一方はホテル)比較するのは変かも知れないけれども、どちらも、「都市の夜景が綺麗に見える所(今回は両方とも夜に行った)」という点では同じなので、つい比較してしまった。

始めに、スカイツリーに行った。
スカイツリーは建設中から結構、話題になっていてテレビ等でもよく取り上げられていたが、その当時(今年の3月末まで)、家族は日本に居たので、妻も娘もスカイツリーの事はよく知っていた。
去年の12月には浅草の花屋敷(ローカルな遊園地)で高所を回遊する遊戯施設からもよく見えた。
一度は家族を連れて行ってみようと思っていたが、開業当初からなかなか混雑が収まらない様子で、行くのを躊躇っていたのだが、ここに来て少し混雑が収まったと聞いたので、平日に行ってみる事にした。
(10月1日から11日まで、娘の学校の休みにあわせて、家族3人で日本に滞在していた)

ネットで調べたら、平日は朝早く行けば予約無しでも比較的容易に入れると書かれていたが、自分たちは、午後の3時頃家を出て、4時頃スカイツリーの下に着いた。
予約していない場合、一旦、入場整理券を受け取って指定された時間にもう一度来なければならない。
自分たちの整理券には6時半~7時に来る様に時間指定されていて(整理券自体は待たずに、直ぐに受け取れる)、まだ2時間半程あったので、ちょっと浅草に行き、浅草寺などを観光してから、再び6時半に戻って来た。
それから、入場券を買う列に並ぶ。
入場券を買う列は、まるでディズニーランドの人気アトラクションの行列待ちの様な感じで、ジグザグに折れ曲がった列に、何百人もの人が並んでいる。
平日にも係わらず結構混んでいた。
時間帯にもよるのだろうが、自分たちが行った時には高齢者や子供は少なく、比較的カップルが多かった。
結局、「展望デッキ」(フロア350)には7時10分に着いた。
すっかり夜景になっている。
フロア350(多分350mという意味だと思う)も人でごった返していたが、出来るだけ景色の良く見える所に行って、暫く東京の夜景を眺めていた。
しかし、この上にさらに、フロア445~450(此れも多分445m~450mという意味だと思う)の「展望回廊」がある。
展望回廊に行くには、さらにチケットを買わなければならないが、折角なので、またまたチケットを買う為の列に並んだ。
20分待ちぐらいで展望回廊のフロア445へ到着。
ここは先程の、展望デッキと比べると、若干混雑が緩和されている。
ここからは渦巻き状のなだらかなスロープを歩いてフロア450へと登って行く。
(パンフレットには、回廊は110mあり、最高到達点は451.2mと書かれていた)
(回廊はほぼ360°スカイツリーの周りを回っているので、この地点での直径は 110m÷3.14=35m+αぐらいになるのか?。思った程大きくない?。)
景色(夜景)は下の展望デッキと比べると、かなり異なる。
高さで言えば、350mも450mもたいして違わない気がするが、見た感じはそれ以上の違い(全く違うと言ってもいい程の違い)がある。上手く表現出来ないけれども、「天空から下界を眺めている」と言う感じか。
もう一つ、後でバイヨークスカイからの夜景を見た時に気が付いたのだが、東京の夜景はバンコクの夜景から比べると、ずっと明るい。
バイヨークスカイから見る、バンコクの夜景が「夜の中にキラキラと煌(きらめ)いている」という感じなら、
スカイツリーから見える、東京の夜景は「街全体が明るく光り輝いている」といった感じになる。

暫く、展望回廊を歩いたり立ち止まったりして、夜景を眺めながら上へ登って行ったのだが、妻はバイヨークスカイならブッフェが有って食事も出来るなどと言っている。
娘もお腹が空いた様なので、エレベータでフロア340(展望デッキ)まで降りて、軽く食事を取る事にした。
窓側の席が空いていれば、景色も良くていいのだが、残念ながら窓側の席は空いてなかった。
ここで、カレーやケーキなどを食べ、その後、下に降りた。
今日は、紫色のライティングをしていたが、スカイツリーの直下では紫色の柱が天に向かって伸びて行く感じはするが、近すぎて全体像は分からない。
スカイツリー自体を見学するには、少し離れた所の方がいいようだ。

その3日後、今度はバンコクで一番高いビル、バイヨークスカイのレストランに食事に行く事に成った。
アソークのHISで次回の日本行きの航空券を買ったのだが、この時、妻がバイヨークスカイで食事をしたいと言うので、ついでにブッフェのミールクーポンを買った。
何故か、バイヨークスカイのブッフェは妻の1番のお気に入り。
(2番目は、多分チャオプラヤー川のクルージング。これも食事付き)

バイヨークスカイのバンコクスカイ・レストランはビルの78階にある。
案内書やネットで調べても、高さはよく分からなかったが、88階建てのビルの78階で、ビルの高さは309mとあるので、309m×(78÷88)≒270mぐらいか。
スカイツリーの展望デッキや展望回廊から比べれば大分低いが、それでも周囲のビルを見下ろす高さである事に変わりはない。
今回は8時からの予約だったので、これも完全に夜景だった。
席は窓側の席を確保した。
先程、スカイツリーの東京の夜景とバイヨークスカイのバンコクの夜景の違いを書いたが、どちらも都会の夜景なので、基本的には似ている。
自分は高い所から見る景色は、どこでも好きである。
(バカと煙は高い所に上がりたがると言うが、自分は煙ではないから・・・)

食事の方は、日頃タイで食べている食事と比べればずっといいが、特別に美味しいという程では無い。
(日本のファミレスや、そこら辺の「食事処」の方がずっと美味しい)
今回は、カレー、そば、サーモンなどの寿司(ねたがイマイチ)、クンパオ(エビを焼いた物、直ぐに失くなってしまう)、かに(小さい)、ムール貝、ステーキ(肉が固い)、グアバジュース等を飲食した。
食事の後は77階の展望台で夜景を見たり、気球の模型(?)に乗ったりして、少し遊んでから下に降りた。
尚、バイヨークスカイには84階(?)に回転展望台があるが、今回は行かなかった。

最後に、無理があるのを承知で、スカイツリーとバイヨークスカイの優劣を比較する。

1.高さ
スカイツリーの展望デッキは340m~350m、展望回廊は445m~450m。
バイヨークスカイのスカイレストラン&展望台は大体270mぐらい、回転展望台は大体295mぐらい。
これは、スカイツリーの勝ち。

2.夜景の綺麗さ
バイヨークスカイから見える夜景も綺麗だけれども、視界の広さや街の明るさでスカイツリーの勝ち。

3.価格(コストパフォーマンス)
スカイツリーは展望デッキまで、大人2000円、小学生900円、展望回廊まで、大人+1000円、小学生+500円。
備考、展望デッキにあるスカイツリーカフェのカレーが900円ぐらいだったと思う。
バイヨークスカイはブッフェ付き(と言うより、ブッフェが主体)で、大人600バーツ、子供(身長120cm以下)400バーツ。
(HISミールクーポン割引価格)
2012/10/12のバンコク・スーパーリッチの両替レート、1バーツ=2.55円で計算すると、大人1530円、子供1020円。
スカイツリーで大人がカレーを食べたとすると、2000+1000+900=3900円となり、バイヨークスカイはブッフェ(食事)付きで1530円なので、約2.5倍となり、コスパではバイヨークスカイの圧勝。

4.混雑度・待ち時間
スカイツリーは入場整理券の待ち時間を入れなくても、展望回廊まで行くのに約1時間の待ち時間(40分+20分)がある。
対して、バイヨークスカイは19階の受付の時間を含めても、10分程度なので、これもバイヨークスカイの圧勝。
(ただし、インターネットの予約とか、将来の事を考えれば状況は大きく変わる可能性がある)

5.その他
話のネタとしては、今のところスカイツリーの方が注目されているので、スカイツリーの勝ち。

以上。

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