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2012年11月の3件の記事

2012年11月17日 (土)

チェンライのメータータクシー

今日、(チェンライでは)始めてメータータクシーに乗った。
町からパーン(郡)に帰って来る時に、バスで帰ろうと思って新バスターミナルに行ったのだが、バスを待つのも面倒くさっかたので、メータタクシーに乗った。
チェンライでは半年程前からメータタクシーが走る様になったので、一度乗って見たいと思っていた。
バンコクでは結構タクシーに乗る事が多くて、その経験からメーターなら、ざっと200バーツぐらいかな、と思っていたのだが、乗る時に「1km10バーツ」と言われたのでちょっと考えたが、家まで35kmぐらいだし、トゥクトゥクなら何時も400バーツ取られているので OK した。
結果としては、新バスターミナルから家まで33.6kmで、運転手さんが、330バーツと言ったので、そのまま330バーツ(900円ぐらい)を払った。
(タクシーの料金表示装置の料金表示の上側にキロ表示がある)
メータの示している料金は実際に払った値段の半分ぐらいだったと思うが、帰りは(おそらく)空で帰らなければならないので、「ま、しょうがないか」、という気もした。
実際に払った料金の半分では、往復のガソリン代ぐらいにしか、なりそうもないので、見間違いかも知れないが、ネットでバンコクのタクシー料金を調べて見ても20~40kmの間は1km6バーツだったのでやはりそんなものなのか?。
タクシーの燃費はどれぐらいなのだろう。
今度、乗る機会があったら、本当にメータで乗せるのか確認してみたいと思う。
メータで乗せなければ、タクシーメータの「看板に偽りあり」、になる。
(知っている方がいたら、メールかコメントで情報を頂けると嬉しいです)
(2012/11/23追記。この件に関して非常に明快なコメントを頂きましたので、詳しく知りたい方はコメントを参照して下さい)

他の交通機関だと、
ソンテウの場合、   自宅付近国道~センタン間             約37km、30バーツ、  1km当り約1バーツ。
エアコン付きバスで、新バスターミナル~自宅付近国道間 約33km、35バーツ、  1km当り約1バーツ。
トゥクトゥクだと交渉にもよるが、BIG-C~自宅間              約37km、400バーツ、1km当り約11バーツ。
(バンコクでもそうなのだけれども、タクシーとトゥクトゥクの料金を比べると、トゥクトゥクの方が高い事が多い。車の質を考えれば、トゥクトゥクの方が安くていいと思うのだが)
乗車区間は違うけれども、空港から自宅まで、空港に事務所のある車で来ると800バーツ。
(2012/7/30乗車、空港~自宅間 約48km、800バーツ、1km当り約16バーツ。これが一番高い)
家のシビックだとガソリン代が、1km=3バーツ、なので新バスターミナルまで家から迎えに来て貰うと往復でガソリン代が、33.6km×2×3バーツ/km≒200バーツ。
因みに、ネットで調べたところ、東京のタクシーは初乗り2kmまで710円、以降288m毎に90円なので、33.6kmだと、
710円+90円×(33.6km-2km)÷0.288km≒約1万円+α≒約3700~3800バーツ。
(αは時間距離併用運賃の場合の時間に係る分など。時速10km以下の時に課金されるらしい。今回は0として計算)

で、今日のブログは別に「結論」とか「落ち」とかは無いのですが、それでは物足りないので以下に感じた事を箇条書きに。

①日本と比べるとタイの交通機関の料金は非常に安い(タクシーの正規運賃で比べると、日本の方が20倍ぐらい高い)。

②パーンの様な田舎に住んで居ると、町に出るのにも色々苦労する。
特に自分の様な、車の運転の嫌いな人間には、とても不便。

③今の正規料金の2倍でもいいから、メータータクシーが、何時でも(夜遅くでも)、何処でも(パーンの様な田舎や大通り以外でも)簡単に拾える様になって欲しい。値段の交渉もいちいち面倒くさいので、規定料金・明瞭会計にして欲しい。
(自分はバンコクでは、メータを使わないタクシーには余程の事がないと乗らない。始めから値段を言って来る運転手は相手にしない。メーターメーターとアピールをしてもメータを倒さないタクシーは即、降りる。)

④ソンテウやバスは安くて良いのだけれども、タイ語の読み書きが不自由な人間にはイマイチ不便。待ち時間も面倒くさい。
パーンから町へ行く時は、国道1号線を通るソンテウは殆どチェンライの町へ行くのでどれに乗っても良くて簡単なのだけれども、逆は難しい。逆は、色々な方向に行くので、瞬間的に字が読めないと何処へ行くソンテウなのか分からない。
バスも字が読めないと、何処で何時切符を買えば良いのか、何時来るのか、分かりにくい。

⑤此れは自分だけかも知れないけれども、ソンテウは時として命懸けで乗らなければならない事がある。
暗黙の了解で、混んで来た時は男性が後ろの手すりに捕まって立たなければならない。30分とか1時間とかブンブン飛ばす車の後ろに立って乗るのは危ない気がする。落ちれば道路のコンクリに叩きつけられて、死ぬか大怪我をしそう。男性でも子供や老人は免除される様だが、自分は「おじいさん」に見られない事が多いのでこう言う時は困る。

以上。

2012年11月11日 (日)

タイの乗合バス(ソンテウ)

タイの中でも一番北の果てチェンライの、しかも町から遠く離れた所に暮らして居ると社会から隔離された気持ちに成って来る。
別に逼塞して暮らしている分けでは無いので、出来るだけ機会を見付けては人と会う様にしている(ただし日本人に限る、タイ人とは価値観が違い過ぎて面白くない)。
今日は(11月10日(土))4~5人の知り合いと町で飲み会の予定である。
普段はチェンライの町までは、(妻の運転で)車で行くのだが、今日は妻の用事が有って車は使えないので、ソンテウで行く事にした。
向こうで知り合いが迎えに来てくれる手はずに成っている。

10時30分に新バスターミナル(チェンライの町の南側5kmぐらいの所)で待ち合わせをしたので、余裕を見て9時に家を出た。
見込みとしては、町へ向かうソンテウ(小型トラックを改造した乗合バス)か(普通の)バスに乗るまでに最大30分。乗ってから新バスターミナルまでを最大1時間と見積もった。
(町までは約40km、新バスターミナルまでは約35km)
服装はタイに居る時の何時ものスタイル、Tシャツ、短パン、サンダル履、それに今回は日差しが強かったので帽子を被って出かける。
強い日差しに備えて、日焼け止めクリームを顔、首筋、腕、に塗る事は忘れない。

国道1号線に突き当たるソイ(脇道)の入口辺りに来た時(家から徒歩5分)、町へ向かうバスが通り過ぎて行った。
バスは1日に数本しか無いので、1回見逃すと次に来るのは数時間後になる。
ソイの入口から100m程離れた反対側(町へ向かう道路側、国道1号線は中央分離帯のある広い道路)に、東屋風の待合所が有るのでそこでソンテウを待つ事にする。
ソンテウは不定期に、昼間は大体30分間隔ぐらいで走っている。
この待合所は広くて良いのだが、場所にちょっと問題があって、道路から少し引っ込んでいるうえに、車の来る方角に大きな看板と木立があって、来るバスがよく見えない。
(このへんの、なんとなく間が抜けているところが、如何にもタイらしい)
木立と看板の小さな隙間から道路を見ているのだが、最近は交通量も増えているので、その中から目的とする青色のソンテウを探すのは容易ではない。
別に、道路際に立って待っていればよいのだが、いつ来るか分からないし(当然、時刻表など無い)、日差しが強くて暑いので、(日陰に成っている)東屋風の待合所で待つ事にする。
待つ事暫し(2~3分)、「あっ!」と思った時は、ソンテウは通り過ぎて行った。
目の前を通過する時に気が付いて、慌てて手を振ったのだが、運転手さんは気が付かなかったらしい。
こちらから見えないと言う事は、向こう(運転手さん)からも当然見えないので、自分からしっかりアピールしなければならない。
気を取り直して、今度は、見落とさない様にしっかり見る。
木立の隙間から青色の車が見えたので、手を振りながら道路の方へ走るが、ソンテウはまたまた通り過ぎてしまった。
と思った瞬間、左折の方向指示器が点灯して、ソンテウが減速したので、慌てて走って行く。
ソンテウは50mぐらい先で止まってから少しバックして戻って来た。
9時20分、無事ソンテウに乗車。
乗客は助手席に1人、後ろに9人。自分が11人目。
助手席は(多分)若い女性、後ろの9人は、大きなリュックサックを抱えたワイルン(17,8歳ぐらい)なお兄ちゃんが一人と小さな子供が一人、後はハタチぐらいの色の黒い女性が一人と、おばちゃんが6人。
今日は何時もよりやや混んでいる。

5分ぐらいして、あと4人乗車して来た。
子連れの若い夫婦と、15歳ぐらいの女の子。
若夫婦の旦那は、車の後ろの外の手すりに捕まって立っている。

それから暫くして、また5人乗って来る。そのうちの男性一人は手すりに捕まった立ち席。
もう一人、綺麗な女性(と言っても、顔は見えなかったので後ろ姿のさらさらな長い髪から推測)は運転手さんの隣の助手席へ。
運転手さんの隣は(多分)綺麗な女性2人。
ソンテウと言うのは、「2列」、と言う意味らしい。高さが40cmぐらい、幅が15cmぐらいの背もたれ無しの長椅子が客室に縦に2列、左右に置いて有ってそこに乗客が向かい合って(中央の方を向いて)座る。
しかし、もうそこはいっぱいで、中央にもう一列、混雑時様の椅子(?)が置いて有って、そこも、ほぼいっぱいに成っている。
自分は、右側の列の真ん中辺に座っていたのだが、中央の列に座ったおばちゃんが詰めて来て、おばちゃんの大きなお尻が自分の膝頭にグリグリと当たるがしょうがない。
(相手が、若い女の子なら少しは嬉しいカナ?)
(そうか!、だから若い女の子は助手席なのか?!)
右隣はワイルンのお兄さんで、彼がジーパンで助かった。彼が、自分と同じ様な短パンだったら、生脚が接触してちょっと嫌だったかも知れない。

暫くして、満員のソンテウにさらに男性1人乗車。当然立ち席。

途中で警察の検問所を通過。
自分たちの乗ったソンテウは特にチェックはされずに通過した。

補足。
自分の車に乗っている時は、大体、3回に1回ぐらい検問で止められる。
バンコクナンバーの車なので(地元のナンバーではないので)、止められる確率が高いのかも知れない。
しかし、大概は中をちらっと見るだけで希に、何処へ行くのかとか、何処から来たのかとか、聞かれる事がある程度。
或る時、助手席に知り合いの日本人を乗せていた。検問に遭った時に、彼が「コンジープン、コンジープン(日本人だ、日本人だ)」と叫んだら、ポリスが「行って良い」、と手で合図した。
タイのおまわりさん、そんなんでいいのか。
折角だからもうちょっとチェックすればいいのに。

さらにさらに、ワットロンクン(白い建物で有名なお寺)の手前で3人乗車。
もう、ぎゅうぎゅう詰め。もう満員。もう一人も乗れません。
(この時点で、最初の11人+4+5+1+3、の24人)
(助手席に若い女の子2人、外の手すりに男性4人、中に18人、内おばちゃんが12人ぐらい)
(こんなに満員に成る事は珍しい)
幸い、その後は1人も乗る事が無く(もしかしたら、待っている人が居ても運転手さんが無視して通過したのかも知れない)、気が付くと、町の手前の交差点。

あれ?、新バスターミナルを通りすぎちゃったゾ!。
前回、乗った時は、新バスターミナルに止まったので、今回も当然止まるものと思っていた。
ソンテウに乗る時に、何処へ行くかを言えば良かったのだが、乗る時は慌てていたので、言わなかった。
この交差点を左に曲がれば(チェンライの)市街地へ、直進すればセンタンやBIG-C(どちらも大型のショッピングセンター)のある方角。
どちらを経由しても、最終到着地点は大体、旧バスターミナル。
(その時、乗って居る客の要望によって経由地は変わる。場合に依っては終着点も変わる)
まあ、ここまでくれば後はどうにでも成る。
車は直進したので、目的地を急遽センタンに変更して、センタンの手前で降車の合図のブザー(車の天井に付いている)を押す。
センタンの前で車が止まったのだが、降りるのも大変。
超満員の客室の真ん中辺りに座っていたので、前の人(車からの位置で言うと、後ろの人)が降りてくれないと、降りられない。
後ろから降りて、前へ回って運転手さんに料金を聞く(タウライ、カップ)と、30バーツ(80円ぐらい)だった。
自分の車だと、ここまで来るのにガソリン代が120バーツぐらい係るので、それと比べればずいぶん安い。
センタン到着時間10時5分。
(場所は違うが)待ち合わせの時間より約30分早く着いた。
(センタンだと、国道沿いに有るし、中は冷房が効いていて涼しいし、トイレもあるので、待ち合わせには便利。早く着き過ぎた時は、暇つぶしも出来る)
(尚、センタンは平日は11時開店、土日祝日は10時開店)
ソンテウに乗っていた時間は約45分。自分の車で来るより15分程遅いが、此れでも今日は早い方で、通常はもう少しかかる(例えば、新バスターミナルに寄ったりするとそれだけで5~10分近く余計にかかる)。

待ち合わせをしている知り合いに携帯で電話して、待ち合わせ場所を変更して貰う(車で迎えに来て貰う)。
今日は此れから(昼間から)チェンライ市内のタイレストランで4~5人で飲み会。
(結局5人で飲み会、全員日本人男性)
(日本でも昼間からの飲み会は出来ない事はないけれども、余りしない。このへんがチェンライに生活する日本人の気楽なところ)


余談。

先日(11月8日(木))久しぶりに国士無双をあがった。
親で48000点(4倍満)。
大体、配牌で8種9牌は流すので、国士は滅多に上がった事が無い。
前回いつ、上がったか記憶に無い。多分3年ぶりぐらいだと思う。
親の配牌で字牌が7種全部あって、9種9牌あった。
9萬待ちで8順目ぐらいにテンパって、テンパってから2順目に出た。

\(^o^)/

2012年11月 6日 (火)

日本にて(家族で外食)

先日(2012/10/1から11日間)、家族3人で日本へ旅行した。
その時、及び過去に家族で日本に滞在していた時の話。

家族(妻→タイ人、娘→2国籍タイ育ち、私→東京)で日本に居る時は外食をする事が多い。
妻と娘には、出来るだけ日本を理解して貰おうと思って、食べ物に関しても、色々なお店(といっても、余り高いお店へは行かない)に連れて行こうとするのだが、妻(チェンライの田舎育ち)の場合、食べられる物が限られるので、なかなか思う様にはいかない。
別に宗教的な禁忌があって食べる物が制約されている訳ではない。
(タイ人が牛肉を余り食べないのは、仏教の影響が若干あるのかも知れないけれども、それなら、絶対に食べないハズで、そんな事はないので、多分ただ単に「嫌い」という事だと思う。タイの牛肉が余り美味しくない事も影響しているかも知れない)
これは推測だけれども、タイ人、特に自分達の居るような田舎の人の場合、子供の頃から食べていた食材が非常に限られていて、和食や洋食にある様な豊富な食材を受け入れる準備が(味覚とか感覚とか体の問題として)出来ていないのではないかと考えている。
この状態は、バンコクの様な都会では徐々に解消に向かっている様だが、自分たちの村の辺りでは、それ程昔と変わっていない気がする。
せめて娘には(本当は娘にこそ)美味しいものを色々食べさせて、豊かな食生活をさせたいと思っているのだが、母親の影響が強くてなかなか上手くいかない。
娘8歳、味覚は5歳頃までにほぼ完成するという話も聞いた事があるので、既に手遅れかも知れない。
(娘と本当に美味しいものに対して、「これ、美味しいね」、という会話をしてみたい)

ま、そうは言っても日本に居る時は別に、和食でなくてもいいから、洋食でもカレーでも中華でもイタリア料理でも韓国料理でも何でもいいから、色々な物を食べて食生活の幅を広げて貰いたいと思っている。
これは単に、妻とか娘の問題としてだけではなく、自分にとっても妻と娘が美味しい物が分かる様になれば、タイに戻った後の、我が家の食生活も少しは改善されるのではないかと期待している面もある(実際、多少の改善効果は見られる)。
特に娘は、まだ間に合うかも知れないので、少しでも美味しい物が理解出来る様になって欲しいと思っている。

日本で外食をする場合、妻と娘の好みは大体、以下の様になる。

◎ イタリア料理(ピザ、スパゲッティ、ドリア等、お店としては、サイゼリア等)
○ ラーメン&中華(坦々麺、つけ麺、ギョーザ、ニラレバ炒め等)、タイ料理、洋食、韓国料理、ソーメン
△ 和食、カレー、マクドナルド、うどん
× KFC、天ぷら、そば
×× 寿司、うなぎ

何故か、妻と娘の一番のお気に入りはサイゼリア(イタリア料理)。
特に娘がピザとかスパゲティを食べたがる。
タイ人にイタリア料理と言うのは何となくイメージが合わない気がするが、よく考えるとタイでもクイッティオやパッタイとかあるのでスパゲティの様な麺類(?)は受け入れ易いのかも知れない。使用している食材も、エビ・イカ・貝といった魚介類が多く、此れもイタリア料理が好まれる要因であろう。
内陸部にあるチェンライだけれども、魚介類は地元の人にも割と受け入れられている様で、タイスキやムーカタの具材にもよく使われている。
サイゼリアでは、イカ墨スパゲティなど、妻も娘も歯を真っ黒にして、まるで「お歯黒さん」の様になって食べていた。
それにしても、妻と娘が気に入ってくれた一番がサイゼリアで助かった。
ここは、数ある外食チェーン店の中でもガストや牛丼屋に次いで安いお店。
(大体、家族3人でテーブルがいっぱいに成る程注文して、250mlのワインを付けても3000円ぐらいですむ。大体、週に1~2回は行く)

ラーメン&中華の店もよく行く。
此れは、どちらかと言うと自分の好みで、折角日本に居るのだからラーメンぐらいは食べたいと思って連れて行く。
しかし、妻も娘も特に反対はしないので、日本の食堂の中ではいい方だと思っている様である。
ここでは、妻は坦々麺(辛い)、娘はつけ麺などを注文する。
その他には、ギョーザ、ニラレバ炒めもよく食べる。
ニラレバ炒めは自分も好きだが、妻も日本のニラレバ炒めは美味しいと言っている。
(材料はニラとレバともやし。ニラ以外はタイでも普通にある食材)

タイ料理は、自分がタイに居る時は日本料理が食べたくなるので、逆にタイ人が日本に居る時はタイ料理が食べたくなるのではないかと思って、たまに(月に1~2回程度)連れて行く。
特に昨年は、ほぼ一年間日本に滞在していたので、何回か行った。
自分としては、日本に来てまでタイ料理など、食べたくはないのだが、家族サービスだと思って連れて行く。
日本で食べるタイ料理とタイで食べるタイ料理の最大の違いは値段。
家族3人で行って、ビヤシンなどを気取って飲むと6000円~10000円ぐらいの値段に成る。
6~7店程のお店に行った事があるが、何処も高い。
見かけが、タイのお店の様に気取らない感じのお店(別の言い方をすると、こ汚い感じのお店)でも同じ。大体、タイの10倍ぐらいの値段になる。
(行った中では、新宿のエラワンが一番高かった。ここは、お店も綺麗でハイソな感じのお店だった)
日本にあるタイ料理屋の利点としては、従業員にタイ人が多いので、タイ人連れの家族で行くと、わりと歓迎(?)される事。
妻がタイ人とタイ語で情報交換出来る貴重な場所という事もある。
でも最近では妻も、高くて馬鹿らしいという事が分かったのか、或いは、タイ人からすると日本のタイ料理はそれ程美味しくないのか、どちらかは分からないが、誘っても余り乗って来なくなった(前回の11日間の訪日の時は行かなかった)。

洋食系のお店にもわりとよく行く。
ジョナサン(和風のものもある)は家の近くにあるのでよく行く(週に1回程度)。
ここでは、オムライスやチキンの照り焼き、といった様なものを食べている。

新宿、新大久保の韓流のお店が沢山ある近くに、タイの食材のマーケットがあって、そこにタイの食材や雑誌などを買いに行く。
その帰りに、タイ料理か韓国料理のどちらかのお店に必ず寄る。
韓国料理のお店では、韓国風のり巻きとか、鍋物(~チゲ)、スープ類、ナムル等を食べる。
韓国料理は、何故か妻の方から、「行こう」、と誘って来る。
これはもしかしたら昔、テレビで放映されていた「大長今(日本名、宮廷女官チャングムの誓い、日本でもタイでも放映されていた韓国の番組)」の影響かも知れない。もしそうだとすれば、やはり映像の影響はバカに出来ない。

(日本に来て)食べられないものは、生もの一般。
刺身がその代表格で、寿司屋は誘っても、なかなか行かない。
回転寿司チェーン店の大型店で、うどんとかケーキとか、寿司以外にも色々あるお店に何とか連れて行ったが、結局、寿司は余り食べず、うどん等を食べていた。
(妻は、赤身のマグロとサーモンは何とか食べられる)
でも、娘は気に入った様で、「また行きたい」と言っていた。
(此れは、寿司が気に入ったというよりも、クルクルといろんなものが回って来て、ケーキの様な甘いものもあるので、それが気に入ったという気がする)

不思議なのは、天ぷらが嫌いな事で、何度誘ってもなかなか行かない(それでも、過去2回程は行った事がある)。
天ぷらと言えばエビで、エビはタイ人もよく食べるし(むしろタイ人の方がよく食べる)、十分火が通っているし(これもむしろタイ人の方が、玉子焼きにしても油でベトベトのものを好んで食べる)、何で嫌いなのか分からない。
(2012/12/6 追記、もしかしたらチェンライ当りのタイ人は、海のエビが嫌いなのかも知れない)
妻だけ特別なのか、タイ人一般、天ぷらが嫌いな傾向があるのか?。

カレー屋(CoCo壱番等)、マクドナルド、KFC、にもよく誘うが行きたがらない。
KFCなど、タイにもあるし一番食べ慣れた鶏肉なのに、何でなのか良く分からない(自分もKFCはそれ程好きじゃないが)。
そば類は、そーめんが一番好きな様で、うどんも普通に食べるが、蕎麦は食べない。
(タイに居る時でもそうだけれども、マクドナルドでハンバーガーは食べない。食べるのはフィレオフィッシュ)

自分が日本に戻った時、まず食べたいのが、寿司、天ぷら、ラーメン、焼肉、等で、次が、うどん、蕎麦、うなぎ、ハンバーガー、カレー、中華(天津丼とか中華丼とかチャーハン)、和食(カレイの煮付け定食とか、カキフライ定食の様なもの)である。
妻が居ると、美味しいものは殆ど嫌い(君達はエイリアンか?)なので、なかなか思う様に好きなものが食べられない。
なので、隙を見付けて妻子の居ない時に一人で、こっそりお店に行って食べたりしている。
(朝、妻子がまだ寝ている間や、麻雀に行った時の前後など)


余談。

食事の時、何を使って食べるか。
洋食系(ハンバーグなど)の食事では、自分もタイ風に、右手にスプーン、左手にフォークを持って食べる。ナイフは使わない。
この組み合わせは慣れると、柔らかいものを食べる時にはなかなか便利である。
タイ生活が長いと、味噌汁を飲む時にもスプーン(レンゲ)を使いそうになる。
洋食のお店で家族3人、同じ様にスプーンとフォークで食べている姿は、よく見ると異民族の集団に見られるかも知れない。

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