タイ人とオバケ&つき、確率、勘について
2013/05/27(ほんとかいな、お化け)
今、奥さんから聞いた話。
先日亡くなったお義父さんの車(ピックアップトラック)を家で預かっている。
この車から先程、突然、ブーブーブーという警報音が鳴りだした。
最初は、道で誰かの車が警報音を鳴らしているのかと思っていたが、音は、鳴ったり、鳴り止んだりを繰り返している。
何処で鳴って居るのか、確認に行ってみた処、お義父さんの車がブーブーと鳴っていた。
(音は一定の時間間隔で鳴ったり止んだりする設定に成っているらしい)
ちょっと前に、お義兄さんが使って、止めた時にきちんとドアを締めなかった様だ。
ドアを締め直して、鍵をかけたら音は鳴り止んだ。
暫くして、奥さんが私の部屋へ来て、「近所のオバサンが、お父さんのオバケが出たと思って、怖がっていた」と話している。
ホントかいな・・・?。
でも、この辺(の人達)ならありそうな話。
タイの田舎は、日本人なら思いも付かない様なバカな話もあって、面白い。
ちょっと解説。
タイ人は本当にお化けが居ると思っている(おバカな)人が多い。
オバチャンは車の自動警報装置の事を知らなかったので、誰も居ない車から音が出たり止まったりしていたので、(元々の所有者の)お義父さんの幽霊が居る、と思ったらしい。
似た様な話で、5年程前に、妻のお婆さんが亡くなった後に、お婆さんの家が空家になった。
お義兄さん夫婦が同じ敷地内に住んでいて、お婆さんの家の方が大きくて、全然暮らし易いと思えたが、遂にお義兄さんの家族は空家に成ったお婆さんの家へは移らなかった。
その理由の一つが、(お婆さんの?)オバケが怖いという事であった。
お婆さんの家は、古いが、昔ながらのタイ式の木造高床式の家で、失礼だけれどもお義兄さんの狭い家よりはずっと暮らし易い様に思えた。
結局、この家はつい最近取り壊されて、更地になってしまった.。
以前、あるタイ人とオバケについて話した事がある。
自分が、そんなものは居ない、と言った時に、鼻で、「フン」、と笑われた事がある。
その時、彼にとっては、オバケは疑う余地がなく実在するものである、と感じた。
最も、先進国でも、象徴としての神ではなく、実在としての神を信じている人も少なからず居る様なので、お化けの存在を信じているタイ人を笑う事は出来ない。
-------- タイ人とオバケの記事は、ここで終わりです --------
-----(ここからは、超自然的なものに対する、自分の見解です)------
自分は、合理的に説明の付かない超自然的なものは信じない。
しかし、説明が付かなくても、完全に否定出来ないものもある事は認める。例えば、UFOなどがそれで、殆どのUFO話は、作り話か、勘違いだと思っているが、かと言って絶対にないとは言い切れない。
神の実在は否定して、UFOの存在は完全には否定しない。
「その差はなんなんだ」、と問われれば、上手い返答は出来ないが、何となく作り話の様な気がするとしか言い様がない。
ついでに言うと、自分は、「つき」、なんてものも信じない。
結果として付いていた、という事はあるが、例えば麻雀をしている時に、今日は付いているから上がれるハズだとか、振らないハズだとかいう事は考えない様にしている。
「つき」ではなくメンバーの組み合わせ(打ち方の個性)が、自分の打ち方に有利に働くとか、負けが込んでいる人が、冷静な打ち方が出来ずに、更に沈んで行く事はあるので、そういう場合に、たまたま自分に「いい手」が来れば、「ついている様に感じるだけ」と思っている。
自分が勝っている時は、普段より冷静に打てるので、結果として、ついていた様に見えるという事もあると思う。
よく、「付いている席」と言う人が居るが、これは有り得ない話だと思っている。
でも、本当か嘘かは知らないが、「ついてない席だ~」とか嘆いている人が居ると、一応相槌は打っておくし、自分でも、「付いてない席だ~」と言う事はある。
ただし、本当に席による、運の違いがあると思っている人は、長い目で見れば、麻雀は勝てない人だと思っている。
勘は信じるけれども、確率は変わらないと思っている。
例えば、サイコロの目で、いくら3が出ると思っても、確率は6分の1だと思っている。
ただし、麻雀でテンパった時に、「この手は誰々が降る」という勘は結構当たる。
それは、明確に意識しなくても、或いは論理的に考えなくても、その人の日頃の打ち方や、その局の牌の流れから推測して総合的に(無意識のうちにも)判断しているのだと思っている。
勘が当たるか外れるかでいつも一番悩むのは、株をやっている時で、自分は株が上がるか下がるか、売るか買うかの判断は基本的に勘に頼っている。
(もちろん、成長率とか利益率とか、長期・中期・短期の株価の動向とかは参考にするが)
十数年程前に、「買えば必ず上がる」というのが2年間程続いた時期があって、この時は、「本当に自分は天才じゃないか」と思った事もあるが、そのあと、しっかり勘が外れて痛い目にあってもいる。
(でも、今こうしてブログなどを書いてのんびり暮らしていられるのも、その時の利益があったから)
だから、「今度の勘は当たるのか外れるのか」では何時も悩む。
まあ、株に於ける勘の効果は確率よりも若干いい程度、確率が50対50なら、勘は51対49ぐらいのものかも知れない。
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