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2013年6月 6日 (木)

蟻を食べる(マレンマン)

夕方、娘が私の部屋へ来て、「メーンマンを獲っているので見に来い」と言う。
行って見ると、家の庭の隅っこで、妻と近所のオバサン2人が、地面から蟻の様なものを獲っている。
獲っていたのは、マレンマンという蟻(?)。
(この地方では、メーンマンというらしい、マレンマンが多分標準語)
体長が3cmぐらいの羽の生えた蟻。
色は、黒に近い茶色で、今頃の時期に大量発生するマレンマオという羽アリに似ているが、体長はマレンマオの倍ぐらいの長さがある。
(もしかしたら、同じ種類かも知れないが、マレンマオは食べられないという話)

で、それがどうしたのかと言うと、これを食べるらしい。
揚げて、塩をふって食べると美味しいという話。
しかし、オバサン達の本当の目的は食べる為ではなく(?)、売る為で、1kgが1000バーツで売れるらしい。

蟻は、蟻の巣の出口の穴から次々と出て来る(蟻の巣から出て来るのだから、やはり「蟻」かな)。
それを、氷を挟む道具(アイストング)でつまんで、空のペットボトルのなかに次々と入れて行く。
穴から出て来た時、直ぐ掴まないと、空へ飛んで行ってしまう。
とにかく、次から次へとどんどん出て来るのを、つまんではペットボトルに入れるという、単純作業のくりかえし。
自分が見に行った時には、一番獲っている人で1000mlのペットボトルの3分の1ぐらい、自分の妻は、425mlのペットボトルの半分ぐらいを獲っていた。
農作業を一日手伝って300バーツぐらいだから、2時間で100g 捕れれば採算は合う。

自分も、ちょっとやって見たけれども、別に難しくはない。
モタモタしていたら一匹、飛んで行ってしまったが。

で、夜、それが料理されて出て来た。
どういう表現がいいのか、とにかく気持ちが悪い、薄気味悪い、グロテスク。
なんたって、虫そのまま。
(マイフォトの写真を見て下さい)
羽アリが大発生した翌朝に、その辺にごろごろ転がって居る死骸と変わらない。
ちょっと食べる気にはならないが、物は試し、ここで尻込みしては、妻子の手前、日本男子の名が廃る。
文明人は色々なものに興味をもち、客観的な評価が出来ないといけない。
そう思って、意を決して、一匹口の中に放り込む、その勢いで一気に、ガリッとやる。
口の中でゴソゴソ動いたら嫌だな、と思うがそんな事は(当然)ない。
味は、・・・不味くはない。塩味が効いている。
見た目が悪く無ければ美味しかも知れない(でも、食べる前の姿を見ていると、美味しい、という気にはならない)。
味としては、カイモッデーン(赤蟻の幼虫)と似た様な味で、肉系の味ではなく、しいて言えばアーモンドミルク味。
噛んだ後に、羽だか皮だが頭だか分からないが、簡単には噛み切れない何かが残る。
節分の豆(大豆)を食べた後の感触に似ている。
妻は頭と羽は残して食べていた。

妻が料理した70匹ぐらいの内、40匹ぐらいは食べたが、流石に全部は食べる気がしなかったので、妻に残してあげる事にした。


マイフォトに写真あります。

上から、捕まえたマレンマン、マレンマンが巣から出て来たところ、今日の収穫(ペットボトルの中のマレンマン)、マレンマンの料理。


追記1。

このブログを書き終えたら、今日は寝ようと思っているが、お腹を壊さないかちょっと心配。
でも、今のところは平気そう。

追記2。

翌日、近所のオバサンが何回も家へ来て、マレンマンがまた捕れないかチェックしていたが、結局、もう巣穴からは出て来なかった。
お腹は、どうやら壊さないで済んだ様だ。


余談。

今迄タイで食べた、見た目の悪いものベスト5です。

① トムヤムコップ。日本ではトムヤムクンが有名ですがクンは海老でコップは蛙。
トムヤムコップは要するに、蛙のトムヤムスープ。
死んだ蛙が、白いお腹を上に向けて、スープの中にプカプカ浮かんでいる。

② マレンマンのから揚げ。今日紹介した料理です。

③ 赤蟻の幼虫の炒め物。まだ完全に蟻の形態に成ってないだけ、食べ易いです(白い色をしてます)。

④ ロット・ドゥアン(特急電車)。竹の中に居る芋虫のから揚げ。癖のない味で、かっぱえびせん、みたいで美味しい。この程度でビビっていたらタイでは暮らせません(?)。でも、日本に持って行って、友人が4~5人いる時に出したら、一人しか食べなかった。

⑤ ソムタムの中に入っているタガメ。ソムタムは日本語ではパパイヤサラダとか表現されています。その中にタガメ(メンダー)がバラバラに成って入っている物があります。始め、「まさかゴキブリが入っている分けはないよな~」、と思って食べていました。明らかに昆虫の部品と分かるもの、例えば、「足」、などが入っています。
(某、日本料理屋で、カツ煮膳を頼んだら、本物のゴキブリが入っていた事もあります) 

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