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2013年9月13日 (金)

娘の誕生日に金を買わされた

昨日(9月12日)は娘の誕生日だった。
数日前から、「お誕生日のプレゼントは何をくれるのか」とせがまれていたので、どうしたものかと考えていた。
娘の好きな、リカちゃん人形、の様なものは既に沢山あるし、適当な物が思い浮かばない。
結局、妻の(娘への)入れ知恵で、金のネックレスを買う事に成った。
タイ人は、資産の保全を兼ねて金製品を持つことが好きである。
(多分、中国系の移民の影響だと思う)
娘は既に2サルンのネックレスを持っているので、それに2サルン足して、1バーツのネックレスを買う事にした。

ちょっと解説

バーツはタイの貨幣単位だが、金(きん)の単位もバーツなのでややこしい。
金1バーツは、約15グラムになる。
1バーツの4分の1を1サルンと言う。従って、金1バーツは4サルンになる。
(1バーツにちょっと足りない3サルンの事を、タイでは、頭がちょっと足りない比喩として使う。「あの人は、3サルン」と言えば、「あの人は、ちょっと頭が足りない」という事になる)

昨日の金相場は、(顧客から見て)買いが1バーツ(約15g)当たり20200バーツ、売りが20100バーツだった。
金相場の値段は、装飾としての加工してない、延べ棒状の値段なので、加工してある金は買う時はそれより高く、売る時はそれより安くなる。

2サルンのネックレスから1バーツ(4サルン)のネックレスへの買い替えは以下の手順に成る。

① 2サルンのネックレスを売る。
売りのレートが20100バーツだけれども、2サルンなので1バーツの半分の10050バーツ。加工してあるので、実際の売値はそれより安く、9540バーツ。

② 1バーツのネックレスを買う。
買いのレートが20200バーツだけれども、加工賃が足されるので、実際の買値はそれより高く、20940バーツに成る。

③ 売値と買値の差額、20940-9540=11400バーツ、を支払う。

ちょっと面倒くさい計算になるので、多分妻は意味を理解せず、金行の店員の言われるままに金(かね)を払っている。
(店員が計算を間違えたり、仮に誤魔化されても分からないと思う)

仮に今買った金(きん)をその場で売ったらいくらに成るか。
これは簡単で①の2倍(①は2サルン売った場合で、1バーツはその倍に当たる)で19080バーツになる。
(ただし、取引金額の大小に依って、加工賃+手数料の率が変わるかも知れないが、それは確認してない)
買値との差は20940-19080=1860バーツと成る。

まあ、基本的に(ネックレスなどの)加工品の金の売り買いをすれば、当然、お店の取り分とか加工賃が上乗せされて来る分けで、余程、金が値上がりしないと儲かる事はない。
資産の保全という面からは、余り賢い方法ではない。

しかし、周りのタイ人を見ていると、それ以上の問題がある。

その1。失くす。
誰々が○○バーツの金の△△を「失くした」という話をたまに聞く。
(△△は男も女も大概ネックレス)

その2。盗まれる。
その1のケースでも、実際は「盗まれた」のか「失くした」のか分からない。
落とした瞬間に、拾われて、ポケットにしまわれた。直ぐに気が付いて確認したが、しらばっくれられた。その後、金(きん)を拾ったと思われる人は急に金(かね)まわりが良くなった。なんて事もある。

その3。持って行かれる。
「盗まれる」に含まれるが、一緒に暮らしていた人に持って行かれるケース。恋人とか部屋をシェアしている同居人に持ち逃げされる事がタイではよくあるらしい。
(具体的に、誰が誰に持ち逃げされた、という話をいろいろ聞いている)

その4。安易に換金する。
これは金(きん)のメリットでもあるのだけれども。
金(きん)は換金が容易なので、タイ人は少し金(かね)に困ると、直ぐ換金する。
しかし、また金(きん)が欲しく成って買ったりするので、結局、少なくない金の売買に関する手数料を何回も支払っている事に(多分、頭が悪いので?)気が付かない。
(これは、サラ金で金を借りる日本人も似た様なもの?)
結局、その分の利益は(多分)計算の出来る(中華系の?)タイ人に全部吸い上げられるので、(きちっと計算のできる)金持ちはますます金持ちに、そう言う事の出来ない貧しい人達は、何時まで経っても、貧しいままになる。

まあ、そんな分けで本当は金製品など買いたくはないのだが、妻も(娘も?)それで満足するなら、満足料と思えばしようがない。
1バーツの金(きん)って、大体2万バーツぐらい、日本円にすれば6万円強なので、大した金額ではないし、上手く行けば将来少しは値上がりして儲かるかも知れないし。

私見1。

加工品の金を投資として買うのは間違い。
ただ、ネックレスなどとして使う為に、少量、買うので有ればしょうがない。
大量の金(きん)を持つ事は、特にタイでは、危険を伴う(泥棒や強盗)ので考えもの。
延べ棒ならタイミングに依ってはいい投資対象になる可能性は有るが、保管が難しい(これも、泥棒や強盗の危険が伴う)。
尚、タイの場合取引される金は通常96.5%の金であるらしい。
店頭に表示されている金の売値と買値の差額は100バーツが多い(大体0.5%)様であるが、バンコクのヤワラー等で、ある程度まとまった取引をする場合は、差額が50バーツ(大体0.25%)程になるらしい。
(これなら、ちょっとした値幅の変動でも儲ける事は出来そう。でもチェンライの田舎ではそれも難しい。インターネット取引も出来そうなのだけれども知らない)

私見2。

金(きん)関係の損失などまだいい方で、家の辺りの田舎の人達は、期待値が50%(?)ほどのクジを大量に買ったり(実際にいくら買っているかは知りませんが、良く当たった話を聞くので、それだけ大量に買っているハズ)、役にも立たないものを買ったりと、金(かね)がない割には無駄遣いを平気でする。
例えば、日本人の配偶者を見付けて、突然、結婚成金に成った奥様などは、使い方も分からないものを買ったり、知識もないのに変な投資を始めようとする。
基本的に田舎のタイ人って、考える事も知識も、お金を持つ事に向いてない人が多いので、そういう嫁さんを貰った(日本人の)旦那さんは、しっかり気を付けていないと、その世界に(貧乏生活に)引きずり込まれる危険がある。
(まあ、そういう場合、普通、先に奥様の方が離れて行く)

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