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2013年10月16日 (水)

タイ人嫁と娘の日本滞在(2013年10月、東京編)

以下は2013年10月6日~12日迄の、妻(タイ人)と娘(日・タイのハーフ、9歳)との日本滞在中の記録です。
日本滞在の後半部分、10月13日~17日の帰国までの分は、「タイ人嫁と娘の日本滞在(八ケ岳高原など)」に纏めてあります。

古い順に記載。


2013/10/07(日本に着きました)

昨日の夜、家族3人で羽田に着いた。
荻窪に着いたのは、深夜の12:30頃。もう今日になっていた。
3人とも、お腹が空いていたので、駅前の日高屋で、ラーメンや餃子、ニラレバ炒め、チャーハンなどを食べた。
チェンライからの移動は流石に疲れるので、嫁と娘は直ぐに寝かせたが、自分は熱い風呂に入ってから寝た。
日本の食事と風呂が、一番、日本に帰って来た事を感じさせてくれる。
多分、今ぐらいの気温が一番、快適な気温だと思うが、タイから来ると少し寒く感じる。
何時もの癖で、明け方、寒いのでエアコンを切ろうと思ったが、これは冷房で寒いのではなくて、気温が低いのだ、という事を、寝ぼけながら考えた。
今朝は、まだ嫁と娘は寝ている。
2ヶ月ほど留守にしていた間に、郵便物などが、86通、溜まっていて、これを整理するだけでも時間がかかりそう。
これから約3週間、妻と娘は約2週間で帰すが、今回は妻子を連れて来て居るので、遊びにも連れて行かないとならないし、結構忙しい、上手く時間を使わなければならない。


2013/10/07(タイ風おにぎり?)(日本にて)

暫く日本に滞在するので、奥さんと娘と3人で、食材の買い出しをして来た。
自分はねぎとろ巻き、娘はおにぎりを食べていたが、奥さんが変な事をしているのが、目に止まった。
アレ?、何しているんだ?。
おにぎりに何かを付けて食べている。
聞いて見ると、昨日スワンナプーム空港で買った、ナムプリックを付けて食べていた。
私、「美味しいの?」。
妻、「美味しい」。
まあ、おにぎりは大概のものに合うので、タイ人にとっては美味しいのかも知れない。
その内、タイのセブンイレブン(タイにもセブンイレブンは沢山あります)で、ナムプリックおにぎりが売りに出されるかも知れない(今でも、あったりして?)。


2013/10/08(まとも)

来日3日目。

今日の夕食。奥さんの作ったご飯を家族3人で食べる。
アジの干物、豆腐の味噌汁、海苔、ヒジキと豆の煮物、しらす、野菜サラダ、&当然日本米のご飯。
・・・まとも・・・だ。正しい日本食と言っても良い。此れではブログの記事にならない。
(アジの干物にナムプリックでも掛けてくれれば、ユニークなのだけれども)
来日も10回以上になると、奥さんの、ユニークタイ人パワーもほんの少し落ちて来た。


2013/10/09(回転寿司)

来日4日目。

何故か、回転寿司は妻と娘のお気に入り、特に、くら寿司、がお気に入りで、今回も2人のリクエストにより、くら寿司へ。
自分としては、寿司は大好物だが、ここはそんなに・・・。場所も家から遠いし。

娘がここを気に入っている理由は、(多分)注文5皿に1回出来る、くじ(?)。当たると、ガチャポン(カプセル入り玩具)が貰える。

食べ終わってから。
私、「今日は何が一番美味しかった」。
娘、「チーズケーキ」って、全然、寿司と関係ないやんけ。

同じ質問を妻に、「ワンニー、チョープティースットアライ(今日、何が一番好きだった?)」。
妻、「スープホイ(貝のスープ=アサリのみそ汁の事)」。
でも、ちょっと変。
妻は、アサリのみそ汁を2はい注文したが、アサリを食べるだけで、肝心のスープを殆ど飲まない。
みそ汁のアサリってスープを取るのが主たる目的で、だしがらのアサリはおまけみたいなもの。そこを理解していない。
一生懸命、貝にくっ付いているアサリを、箸とスプーンで、ほじくっていた。
母娘そろって、箸とスプーンで寿司やケーキなどを食べていた(全部じゃないけど)。

ちょっと解説。

タイ人は、(手づかみで食べない時は)フォークとスプーンで食べる。
箸とスプーンの組み合わせはその変形。

次に妻が気に入ったネタはズワイガニ。
普通のネタは1皿に2貫、ズワイガニは1皿に1貫。つまり、普通の倍の値段。
これを2皿食べた。結構、贅沢(でも、回転寿司だけどね)。
まあ、美味しく食べればそれで良い。
しかし、その後、カニカマ、を取って、「これ本物?」。
要は、妻は、ズワイガニとカニカマ、の違いが分からないのでした。
(カニカマとズワイガニの違いも分からないのに、2皿もとるなよ、勿体ない)
多分、最初に、ズワイガニを食べたのは、タイでもカニカマを食べ慣れているので、それと似ているズワイガニが食べ易かっただけ。
(妻にとっては、始めにカニカマがあって、それに似ているのがズワイガニという位置付け)

結局、今回、3人で食べたのは、アサリのみそ汁3、漬けマグロ丼、漬けマグロ、中トロ2、エビ天2、イカ天、いくら、えびマヨ、玉子焼き、サーモン、ミルクレープ、チョコケーキ、チーズケーキ、スイートポテト、茶わん蒸し、かにかま、ずわいがに2、さんま、など。
合計3559円。

お皿の数は21皿(皿の付かないメニューもある)で、ガチャポンのくじは4回出来た。
しかし、今日は全部、「ハズレ」で、娘は不機嫌になった。
(オイオイ、そんな事で機嫌を損ねるなよ)
しょうがないので、お店に置いて有る1回100円のガチャポンをやらせたら、ピンクのハートが出て来たので、娘の機嫌は直った。


2013/10/10(ディズニーランド)

来日5日目。

ディズニーランドは日本に来る前からの、妻と娘のリクエスト。
妻も娘も、もう5~6回行っているが、そんなに面白いのか?。
まあ、つまらなくはないけれども。
平日なら(小中学生は居ないし)少しは空いているだろうと思って今日(木曜)行く事に。
ところが、これが全然、すいてない。
人気のアトラクションはどれも1時間ぐらいの待ち時間。
「ファストパス」という制度を上手く利用すれば、もう少し、時間を有効に(待ち時間を少なく)使えるのだろうけれども、やり方がよく分からなかった。
(帰る頃になって少し分かった)

なので、どのアトラクションに行っても待ち時間ばっかし。
「おそ~い」とパパに言われてもな~。
たまに、すいてそうなアトラクションがあっても、「ここはもう見た~」(確かに5~6回、来ているからネ)。
私、「じゃあ、何処に行く?」。
娘、「わからな~い、パパ何処がいい?」。
あちこち、歩きながら。
私、「沢山並んでいるけど、ここに入る~?」。
娘、「待つのいや~」。
(そんな事言ったって、すいてる所なんて多分ないし、パパだって分からないよ)

こんな感じで、今日はホントに疲れました。
さらに、娘が順調に(?)、我儘なタイ人に育っている事を感じた一日でした。

余談。

ビッグサンダーマウンテン、昔(20年程前まで)はジェットコースーターなど恐くはなかったが、久々に乗ったら、ちょっとドキドキした。


2013/10/11(東京駅、人混み)

自分は東京生まれの東京育ち、会社員生活も28年間東京だったので、生粋の都会人、東京人という自負があるが、タイに来る様になって12年、チェンライの田舎に移ってから約7年にも成ると、ちょっと感覚がズレて来る(?)事もある。

昔は、駅の人混みを歩く時、右に左に人をかわしてスイスイ歩いていたが、今は余りそういう事をしなくなった。
むしろ、東京駅などで、平日、一心不乱に足早に歩いているサラリーマンの人達を見ると、そんなに、むきになって歩かなくてもいいのに、と思う事さえある。

今回は家族連れで日本に来ているので、東京駅で家族3人で電車を乗り換える事も多い。東京駅は、中央線の始発駅なので、整列乗車で電車に乗る時に、タイ人の妻は(のんびりしているので)日本のサラリーマンの速度についていけない。
しかし、前の人を押しのけてでも席に座っている人を見ると、「ちょっとな~」と考えてしまう。さらに、席に着いた途端、黒い鞄から、ビジネスのHOW-TO本などを取り出して読み始める人を見ると「なんだかな~・・・」と、思ってしまう。
(別に悪い事をしている分けでもないし、他人に迷惑を掛けている分けでもないが、もうちょっと、余裕とかゆとりを持てないもんか、とつい思ってしまう)
まあ、十数年前までは、自分も似た様な事をしていたのだけれども、今は、ずいぶん違う世界に来てしまったという気がする。
(歳のせい、という事もあるとは思いますが)


2013/10/12(サンリオピューロランド)

来日7日目。

妻と娘を遊びに連れて行くにしても、同じ所ばかりじゃ面白くない。
なので、今回はサンリオピューロランドに連れて行く事にした。
事前にネットで下調べして、場所や概要を確認。
60歳以上の同伴者は割引になるクーポンがあったので、それをプリントアウトして持って行った。
歳を取って来ると、色々高齢者割引があるが、自分の記憶では、60歳以上の高齢者割引を利用したのは、今回が始めてになる。
(ディズニーランドは平日、45歳以上割引だった)

娘には、「キティーちゃんの家へ行くからね」と言って出発。
家からは、バス→電車→モノレールと乗り継いで、1時間半弱で到着。
入場料は割引価格で、大人2000円×2、子供1500円、合計5500円。
(割引なしだと、3000×2+2000で、合計8000円)

子供向けの施設、それも幼稚園から小学生ぐらいの小さい子供向けの施設なので、大人には面白くも何ともないだろうと、思って入った。
基本的には予想通りだったけれども、「不思議の国のハローキィティー」というミュージカルで、ウサギちゃんの若いお姉さん達(ラインダンスなどをしていた)がちょっと良かった。
結構、美形のお姉さん達を集めている。
少しは、子供に付き合わされて来る、(スポンサーの)お父さん達の事も考えてくれている様だった。
(勘ぐり過ぎか?・・・)

で、今回は娘は満足した様で、「何で今まで、連れて来てくれなかったのか?」という様なことを言っていた。
しかし、入場料の5500円ぐらいはしょうがないとしても、他に有料のアトクッションの料金や食事代、キィティーちゃんグッズ代などを加えると、入場料の3倍ぐらいになる。結構、かかる。
キィティーちゃんグッズ売り場では、娘に多少は何かを買ってやろう、と思っていたが、娘よりも妻の方が熱心に物色していた。
まあ、妻も満足していた様なので、これも良かった(という事にしておく)。


8日目以降は、「タイ人嫁と娘の日本滞在(八ケ岳高原など)」へ続く。

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コメント

迷人の奥様や娘さんを喜ばせる企画好評で良かつたですね、迷人の日本でのささやかな幸福、お喜び申し上げます。
経済学者のチキン博士が唱えられたチキンの波思い出しました、好景気と不景気はある一定周期で繰り返すという説です。日本に滞在時は迷人の株は上がる、しかしタイに足を踏み入れたとたん迷人の株は大暴落、まさにこの説を裏付けているのではありませんか?。
サッカーも同じでしょう、ホームでは安心して試合が出来ますが、アウエーでは非道な行為に耐えて試合をしなければいけません。いくらホームで良いことをしても、アウエーに入れば昨日のことでも全て忘れられてしまうのが現実でしょう。このことを考えれば日本での迷人の献身的な行い、無駄にならなければ良いと願ってやみません。
何時もの事ですが、泣きたい時が有れば何時でも尋ねて来てください。うちの嫁も迷人の奥様と一卵性双生児かと間違えるほど似てますので傾向と対策に関しては万全です、いざとなれば同盟を組んで、負けると判っていても戦いを挑みましょう、そして見事に玉砕しませんか?。
何時同盟の調印にチェライに戻られますでしょうか?。

maesai様
妻と娘は今日(10月17日)タイに帰しますが、自分はもう少し日本に残ります。
チェンライには10月30日(水)の夕方に着きます。
チェンライに着きましたら、また宜しくお願いします。

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