ちょっとした事(2014年4月)
2014/04/29(鶏肉の天ぷら)
もうそろそろ家族での日本滞在が終わる。
妻と娘には出来るだけ、日本らしい、美味しいものを食べさせようとして来たが、まだ天ぷらを食べていない事に気が付いた。
なので、今日は天ぷら屋(てんや)へ連れて行った。
で、妻が頼んだのが、鶏肉とつくねの天丼。
妻がメニューを指さした時、何も考えずに、うっかり注文してしまった。
何だ・・・鶏肉の天丼って・・・???。
試しにちょっと食べてみたが、全然、旨くない。
後から、落ち着いてメニューを見たら、一番、不味そうなのが、鶏肉の天丼だった。
(他のメニューは、美味しそうなものが揃っていたのに)
妻の場合こういう事が良くある。
妻は、多くの料理の中から、わざわざ不味い料理を選ぶ、特別の才能を持っている。
(同様に、妻が「美味しい」と言う店は、大体「不味い」)
天ぷら、と言えば、まず海老、それにホタテにイカ、キス、アナゴ、カニなど海系のもので、それに、野菜系のシシトウ、マイタケ、インゲン、ナスなどを食べるのが正しい(独断です)。
(シュンギクやタラの芽も捨てがたい)
よりにもよって、鶏肉だなんて、しかも「つくね」まである。KFC、じゃあるまいし。
(娘は、軟骨入りの「つくね」の天ぷらを一口食べて、「これ、骨がある」と言って、2度と食べ様としなかった)
結局、タイ人の妻には、日本食の、本当の良さ、は永遠に分からないのかも知れない。
(こういうメニューを出す、天ぷら屋さんも、いかがなものか、と思うが、好んで食べるお客さんも居るのだろうから、しょうがないのか)
(タイ料理を、美味しい、と言って食べる日本人と似た様なものを感じる)(くどい様ですが、これも、独断です)
余談。
さしみでも、マグロの赤身は食べるが、本当に美味しい、中トロや大トロは見向きもしない。
絶対、間違ってる!。
2014/04/27(ゲームセンターにて)
負けを認めようとしない娘(半分タイ人)は、「自分がゲームで、ゲットしたプリズムストーンの方がレアアイテムで価値が有る」、と言い張っている。
しかし、どう見たって、クレーンゲームでパパがゲットしたお菓子の山の方が勝っているだろ~!。
(雑記帳フォト2014に写真あります)
負けは素直に認めて、客観的事実は正確に把握しないと、いいギャンブラーには成れないぞ。
サンリオピューロランドへ行った帰りに、(娘の)修行の為に立ち寄ったタイトーのゲームセンターでのお話でした。
2014/04/25(今月の麻雀)
趣味にも色々ある。
自分ぐらいの世代では、テニス、ゴルフ、ボーリング、飲み会、麻雀、旅行、読書、パソコンなどがある。
チェンライではこの他に、植物の栽培や写真などが趣味の人も居る。
(もう一つ有るのだけれども、ちょっとブログでは書きにくい)
その中で、自分の一番は麻雀。
麻雀のいいところは面白い事だけれども、もう一つ、カッコを付けないのがいい。
テニスやゴルフだとちょっとハイソなイメージがあるが、麻雀は、如何にもくだらない、時間の浪費、不健康な遊び等、負のイメージが有るのがいい。
自分のイメージだと、テニスは高貴なスポーツ、ゴルフは重役さんがやるスポーツで、自分には、ちょっと敷居が高い感じがする。
(ホントは両方共やった事はあるのですが、単に上手く成らなかっただけです)
それに比べると麻雀は気取った所が無いのがいい。メンバーも自然体で、変に見栄を張らない人が多い。
(何でも、例外はありますが)
で、今月の麻雀。
日本でもタイでも機会が有れば(と言うより機会を作って)やるようにしているが、最近、日本では余り出来なく成った。
自分が会社を辞めた12年程前はメンバーが8人いて、色々な組み合わせが出来て、やろうと思えば、割と簡単に4人集まったが、メンバーが1人抜け、2人抜けして、遂に自分を含めても4人ぎりぎりに成ってしまった。
自分は1年の半分以上をタイで暮らしているが、今では、自分の帰国中しか卓を囲めない。
それも、皆さん、なかなか忙しい様で、自分の帰国中でも出来ない事が多い。
しかし、その中でも、今月は(珍しく)3回も出来たのは良かった。
今月の成績。
7日+3、18日+89、24日+0。合計+92。
2014/04/20(アイススケート)
娘が、「スケートに行きたい」と言うので、連れて行く事にした。
丁度、四ツ谷まで行く用事(墓参り)が有ったので、明治神宮外苑のアイススケート場へ連れて行った。
お寺からスケート場までは、歩いて30分ぐらいだと思うが、歩くのが大嫌いな妻も一緒なので、スケート場へはタクシーで。
入り口前の自動券売機でチケットを買う。
貸し靴料込で、大人1850円、子供1440円。見学だけの妻は、入場料320円。
チケットを購入したあと、何気なく自動券売機を眺めると、ボタンの横に、「10:00~」という表記とその下に「15:00~」という表記がある。
「あっ!」と思って、携帯で時間を見たら、14:55分。「しまった」と思ったが、後の祭り。あと5分待てば、500円節約出来たのに~!。
ちょっと落ち込む。
折角、日本に居るのだから、何か日本らしい事をさせようと思っているが、アイススケートもその一つ。
今では、バンコクでも何か所かアイススケート場が有るので、タイでも出来ない事はないが、何となく日本の方がいい感じがする。
チェンライには(たぶん)アイススケート場は無いので、アイススケートの出来る子供は、非常に少ないと思う。
娘にとっては、いい経験に成るハズ。
自分は、1週間程前にかかったギックリ腰の病み上がりなので、ちょっと不安はあったが、この機会を逃すと、また来るのが面倒くさく成りそうなので、今日、娘を連れて来た。
娘には、「パパは腰が痛いから、ちょっとだけしかやらないからネ」、と断ってから始める。
娘は、アイススケートは今回で3回目なので、1人でも平気だろうと思っていたが、最初は、なかなか上手く滑れなくて、暫く手を繋いで滑っていた。
それから、少しずつ、一人で滑る様にしていったが、自分は、腰が心配なので、休み休み。
大体、元々体育の苦手な爺さんが運動を教えるのは無理がある。
しかし、今の内なら、(娘は)へたくそ、なので何とかなる。
まあ、(教える事が)出来る間は、教える事の真似事でもしようかと思っている。
妻は、(スケートリンクの傍は)寒いらしく、暖房の効いている休憩室に居たので、自分も、ちょくちょく行って、飲食を付き合った。
(ヤマザキのストアがあって、菓子や軽食、飲み物などを売っている)
で、この企画、娘は楽しそうにしていたし、帰る頃には何とか1人で滑れる(歩ける?)様に成ったので一応成功でした。
今日は色々やって、お腹が空いたので、妻と娘のお気に入りのサイゼリヤで食事をしてから帰った。
(雑記帳フォト2014に写真あります)
2014/04/20(お墓参り)
余り熱心だと困る職業の一つがお坊さんで、家の菩提寺の住職さんが此れに当たる。
自分は信仰心は全くないので、営業で「○○をしないとご先祖さまが苦労します」みたいな連絡を頂いても、「そんな事ある分けないだろ~」と思うのだが、こういうハガキや手紙が良く来る。
(ある意味、昔流行った不幸の手紙みたいで、脅迫の様でもあり、嫌がらせの様でもある)
(分別のある人間のやる事ではない気もするが、お寺としては営業なので、しょうがないのだろう)
幸い(?)、自分はタイで暮らして居て日本には殆どいない事になっているので(実際にそうです)、普通は見て見ない事にしている。
しかし、信仰心はなくても、(先祖から受け継いだ)檀家の立場を(今のところ)維持しているので、少しはお寺の経営に貢献しないといけない。
なので、年に1度、年会費(1万円)の支払を兼ねて、お布施(○万円)と墓参りをしている。
今日は、その年に1度の墓参り。
妻は、来なくてもいいと思ったのだが、一応、「どうする?」、と聞いたらば、「行く」と言うので、家族3人(私、タイ人の妻、娘)で出掛けた。
どうも家の奥さんは(タイ人一般は?)、お寺が好きな様で、ここの墓参りも毎年ついて来る。
(タイ人は普通お墓を持たないので、墓参りの習慣はない)
墓参りの他にも、お寺好きの妻は日本観光で、成田山とか浅草寺、京都のお寺とか、鎌倉のお寺など色々なお寺に行っている。
(浅草寺などは10回ぐらい行っている)
さらに、神社とお寺の区別が付かないので、厳島神社とか井草八幡なども気に入った様子。
たぶん、ご利益(ごりやく)の有りそうなものなら何でも良い、という(節操のない)タイ人らしい発想だと思う。
で、墓参り。
途中でお花を買って、四ツ谷に有る、お寺へ。
お寺の奥様にご挨拶して、年会費とお布施を納めて、お線香を頂いてから、井戸で水を汲んで、ご先祖のお墓へ。
お墓では、水を掛けたり、お花を飾ったり、お線香を立てたりするが、妻も娘も、この一連の動作が面白いらしく、ポーズを取って、何枚も写真を撮っていた。
(変な奴らだ!、普通、お墓の前でポーズして写真は撮らないだろ~!)
なかなか終わらないので、「帰るぞ~」と促してやっと帰る事に。
最後にもう一度、お寺の奥様にご挨拶して、お茶と茶菓子を頂いて墓参りは終わった。
この企画(?)妻も娘も、ちょっと日本の墓参りとはズレている様な気がしたが、まあ、面白かった(?)様なので、良かった。
2014/04/17(寒がり)
今日の東京の予想最高気温は22℃、最低気温は14℃。
もう桜は散ってしまった。寒さは大分、遠のいている。
しかしまだ、家ではコタツをしている。
畳にコタツ、昭和の日本の正しい冬の過ごし方(独断です)。
(自分の子供の頃には、これに火鉢も有った。火鉢でお餅、昭和初期の正しいお餅の食べ方)
もうそろそろコタツはいらないかな、とも思うのだが、寒がりの自分は、まだコタツから離れられない。
コタツに入って、ゴロゴロ・ヌクヌク・・・快感。
これに、エアコンの暖房を付けているので十分暖かい。
しかし、タイ人の妻にはこれでも寒いらしく、さらに電気ストーブまで点けている。
熱帯人の妻は、寒さの感覚が(日本人とは)違うらしい。
余談。
コタツは妻も「お気に入り」。
妻はコタツの事を、「オンセン」と言う。
2014/04/13(マイペース)
妻が ipad でタイのテレビ番組を見ている。
(LIVEでは無く録画されたものを見ているらしい)
自分もタイに居る時にはパソコンで日本のテレビを見るので、それと同じ。
日本人はタイのテレビより日本のテレビの方が面白いが、やはり、タイ人はタイのテレビの方が面白いらしい。
日本は進んでいるから、世界中の何処にいても、ネットの繋がる所なら日本のテレビが見れる、と思っていたが、そういう事ではなく、どうやら殆ど(?)の国で、ネットで自国のテレビを見られるらしい。
ipad を妻に買って上げた時には、どうせ使いこなせないだろう、と思っていたが、妻も少しは進歩しているらしい。
それはいいのだが、東京の家は居間が6畳の狭い部屋で、そこで自分が(日本の)テレビを見ている。娘が、パソコンでYouTubeを見ている。
家族3人、炬燵に入って勝手な事をしている。
それぞれの音が混じって、テレビの音を聞き取るのが凄く疲れる。
チャンネル争いが無い代わりに、其々が勝手な事をしているのは、タイ人の特性なのか、単に、我が家族が変なだけなのか・・・。
2014/04/09(秘密の会話)
娘(小学校4年)が学校のお友達と、バスの中で偶然出会った。
ママがその子を見て、「ナーラック・ナ」と言っている。
それに対して、娘、「テー・アオテーチャイ・・・、ニッノイ」。
外国語でも、英語だったら周りに分かる人が居るかも知れないので、うっかりした事は言えないが、タイ語だと殆どその心配がいらない。
なので、我が家族では、こういう、ちょっと人に聞かれるとまずい会話は(日本では)タイ語でする。
解説。
ママ、「可愛いい(子だ)ね~」。
娘、「でも、わがまま、ちょっとだけど」。
2014/04/09(タンポポ)
花の咲いたタンポポは雑草にして置くには惜しい美しさと強さと上品さがある。
桜ほどではないけれども、タンポポも春の花として欠かせない。
(雑記帳フォト2014に写真あります)
2014/04/08(桜)
大分、散り始めているが、まだ花見は出来る。
或る意味、桜は散るから価値がある。
ブーゲンビリアも綺麗だけれども、ほぼ一年中咲いているので季節感は余りない。有難みも小さい。
日本の四季。
春の桜、夏の海、秋の紅葉、冬の雪。
タイ人には、この感覚は(たぶん)分からない。
(雑記帳フォト2014に写真あります)
2014/04/02(あ~良かった)
このタイトルを付ける前に考えていたタイトルは、「そんな事で泣かれてもな~」だった。
妻と娘のリクエストで今日は、くら寿司(回転寿司屋)、に行った。
くら寿司は妻と娘のお気に入りなのだけれども、娘の場合、動機がちょっと不純(?)で、寿司そのものより、5皿毎に出来るガチャポンのくじが目当ての様な感じがする。
で、最初の5皿目ハズレ、次の5皿目もハズレで、3回目もハズレたあたりから、不機嫌に成って来て、この「機械壊れている」と文句を言い出した。
(怒ったってしょうがないだろう、大体、当たる確率は5回に1回か10回に1回ぐらいなんだから、そう簡単には当たらないよ)
で、4回目もハズレで遂に泣きべそをかき始めた。
(そんな事で泣かれてもな~)
もうそろそろお腹がいっぱいに成って来たけれども、何とかもう一回チャレンジ出来る様に、後5皿、最後は、もう寿司は食べる気がしなかったので、シュークリームを食べて5皿にした。
泣いても笑っても、これが最後。
でも、確率は一緒だから、まあ、ハズレだろうな~、と思っていたら、「当たり」が出て娘は念願のガチャポンを手に入れる事が出来て、笑顔になった。
なんだか娘の性格がタイ人ポイと思ったのでした。
(勝っても負けても、冷静に対処出来ないと、いいギャンブラーにはなれないぞ)
(雑記帳フォト2014に写真あります)