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2014年4月17日 (木)

国際情勢の予測

諸々の事象の推測をするのは自分の趣味みたいなもので、タイやタイ人に対する興味もその一つだし、麻雀もその範疇に入る。
で、今回は今後数十年間の世界情勢の予測について。

少し前の日経新聞の記事(アジアが変える世界)に以下のような記述があった。

中国は2020年代に国内総生産(GDP)で米国を抜いて世界一になり、インドも40年代に米国を抜くとの見方が有力になりつつある。
GDP1位、2位の経済大国は軍事大国に変貌し、世界で強い影響力を持つ・・・。

(ここまで日経新聞の引用)

あと十数年で中国が世界一の経済大国になり、あと30年もすればインドがそれに続き、アメリカは世界3位に転落する。
今迄、アメリカの強さは絶対で、他の追随を許さないと思っていた世界と比べると、全く違う世界が目前に迫っているらしい。

本当にそうなるのか?。
中国の政治体制の問題などを上げて、中国はその内つまずく、という考え方もある様だが、自分は早い遅いの違いはあっても、時間の問題でそうなる気がする。

国力の基礎は土地と人口及び国民一人一人の能力の高さで、中国はこの条件をクリアしている様に見える。
人口は13.5億人(日本の11倍、2011年の統計)、面積は日本の25倍に当たる。
因みにアメリカは、人口3.1億人(日本の2.6倍)、面積は日本の25倍で中国と同様。
国の面積は広ければ良いという分けではなく、いくら広くてもロシア(日本の45倍)やカナダ(日本の26倍)の様に国土の殆どが農業に適さない様な寒冷地ではしょうがないが、アメリカも中国も適度に雨の降る温帯に属している土地が多い(地図で見ると平地も多い)。

問題は国民一人一人の能力だが、中国人の潜在能力はかなり高い気がする。
例えば、タイで見れば、華僑系の人々が経済を牛耳っている、これも中国人の能力の高さを表す一つの証拠ではないかと思う。
努力しない、考えない、タイ人とはあきらかに違う。
タイが東南アジアの国々の中で跳び抜けた発展が出来た最大の要因は、この、中国系の人達を上手に取り込んだ事だと思っている。
歴史的に見ても、清朝末期から鄧小平以前の共産中国の時代までは停滞していたが、それ以前は世界の中でも文化的に高いレベルを維持してきた様だし、鄧小平以降の中国の経済発展は、中国人がその能力を取り戻してきた過程で、現在もその途中にあり、いずれ、中国の人々がその能力をフルに発揮する様になれば、人口の差で、アメリカを凌駕するのは必然の成り行きという気がする。

インドに関しては、中国ほどの確信は持てないが、数学などで高い能力を発揮している様なので、やはり経済的には台頭して来る気がする。
何より、12.2億(2011年)の人口がさらに増えつつあり、いずれ中国も抜く(既に抜いている?)人口大国になるらしいので潜在能力は大きい。
ただ、中国と比べると、面積で約3分の1と小さい事と、土地の生産性は高そうだけれども、大部分が熱帯に属する暑い地域である事が気に成る。

これは、確信は無いのだけれども、どうもタイ人を見ていると、暑い所に住む人間は知的生産性に劣る傾向がある様な気がする。
(今は、熱帯の国でもエアコンの効いているオフィスで仕事をする様になったので、そういうハンデは無くなりつつあるかも知れないが)

他の国々について考えると。
まず、アメリカは、唯一絶対の超大国ではなくなるけれども、大国であり続ける事に変わりはない。
これからも、日本やヨーロッパなどと比べると、高い経済成長を維持すると思われるし、豊かさや科学技術力では世界最高水準を維持すると思っている。
ヨーロッパは現状維持だけれども、相対的地位の低下は避けられない。
ロシアは今は大国だけれども、人口も日本と同じ程度だし、国土は広いけれども寒すぎる土地ばかり。逆に、広すぎる事が却って裏目に出て、情報伝達や情報の集積、物流の効率も悪そうなので、次第に弱体化していく。
ただ、地下資源が豊富なので、ある程度の力は維持するかも知れない。

中国・インド以外の、アジアは今でもそうだけれども、今後も高い経済成長をしていきそう。
その中でも、タイの優位は今後20年ぐらいは続きそうだが、ベトナムやミヤンマー、インドネシアなども追い付いて来るのでアジアでの相対的地位は低下する。
インドネシアは国土も広いし、人口も多い(現在4位)ので、ひょっとしたら二十数年後には日本を抜く、ぐらいの経済大国になるかも知れない。
イランやパキスタン、などの西アジアは東南アジアと比べると発展が遅れそうだが、それでも経済力は徐々に付けてくる。
(西アジアでも、トルコは比較的早く発展しそう)
この地域は、人口増加率が高いので、遠い将来(20~30年先以降)を見れば侮れない。

残る地域。
オーストラリアは土地は広いが砂漠も多いし、人口も少ないので、それ程目立った発展はしそうもない。
将来、人口増加率が高まれば大国の仲間入りをして来る可能性はあると思うが。

中・南米の国、メキシコやブラジルも当然、経済発展をして来ると思うし、国際政治における影響力も、少しは増してくると思う。

アフリカはよく分からない。
ナイジェリアや南アフリカ、モザンビークやケニアなど、元のベースが低いので、成長率で言えば大きな数字に成っているが、自分が生きている範囲内(今後30年ぐらい?)では、他の地域、ユーラシアや南北アメリカには(文化的、経済的に)追い付かないと思っている。

で、だからどうした、という事ですが、基本的には考える遊びなので、将来、自分の思ったように世界が動けば、「ほらね、思った通りに成ったでしょ」、と自己満足が出来ればいい。
しかし、折角なので、少しは何かの役に立てたい。

その一つが、何か金儲けの種にならないかで、「風が吹けば桶屋が儲かる」、式に考える。

まず、中国経済の発展に関しては中国株(香港上場株)を少し持っている。
近い内に、もうほんの少し、資金を回す予定。

チェンライに関して言えば、中国に近いタイ・チェンライは、その発展の恩恵に浴するかも知れない。
具体的に言えば、ラオスやミヤンマーの国境に近い(中国に近い)地域の土地の価値が上がるかも知れない。
ただ、今のところ、此れは考えるだけで、具体的な計画はない。
(既に、随分、上がっちゃた様だし)

アジアの発展という事を考えると、タイからミヤンマーのダウェーに抜ける土地の価値も上がりそうな気がする(何かのテレビ番組の受け売りです)。
直接、ミヤンマーに資金を回す確実な方法が有れば、さらに、いいのだけれども、分からない。

中国人やインド人は金嗜好が強い国民性らしい。
なので、この2つの国民の経済力が高まれば→大勢の人が金を買う→金需給が国際的に逼迫する→金価格が上がる、という展開になるかも知れない。
(最近、田中貴金属で少し金を買って、現物は盗難の心配など危ないので、預けてある)

金以外でも、石油、石炭、天然ガス、鉄、銅、ニッケルなどの地下資源の供給も、世界経済の拡大に追い付かないので、需給逼迫→価格高騰、を繰り返す気がする。
そうは言っても、それらの資源を買い貯めて置く事も難しいので、今のところ、関連した会社の株を持つ事で、資源価格が高騰すれば、少しは儲かるように工夫している。
(古河機械金属は十分な利益が出たので今日売った。三井物産は資源株と思ってポートフォリオの中核銘柄として持っている。昨日、三井海洋開発を買ったが、これも、資源関連株だと思っている)

他にも、日本の地位低下、円の下落に備えて、米ドルやオーストラリアドルへの、資金の振り向けもしている。

いくら工夫をしても、考えても、自分の思惑通りに成るとは限らないが、自分の思い通りに成る可能性もある。そうなれば、結構、嬉しいと思う。
いずれにしても、楽しみはある。
さて、これから、5年、10年、20年先、どうなるか・・・?。
(実は、ちょっと自信がある)(でも、その前に、死んじゃうかも知れないけどネ)

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意見」カテゴリの記事

コメント

タイの発展は中華系のタクシンのおかげでしょう。良い悪いは別にして。だからステープは気に食わないのでさわぎをおこす。

タイの中央は、タクシン系とかアピシットとか色々な財閥などの中華系が幅を利かせている様です。
チェンライの様な田舎でも、大きな商店は中華系の経営者が多いようです。
中華系の人々が商店を経営しているから、一般のタイ人も、色々な物を手に入れる事が出来るし、逆に作った物を売る事も出来る。中華系の人々の努力によって物とお金が回るので、経済が発展する。そういう仕組みに成っている気がします。
考えない、努力しない、タイ人では、ちゃんとした経営を出来る人は少ない、と考えています。

アセアンの中で、タイがシンガポールやマレーシアに次いで経済発展したのは、タイが資本主義体制で、円高により、日本からの製造業の進出がタイに集中したおかげでしょう。
また、タイが1970年代から「人口ボーナス期」に入ったことも大きな要因です。

しかし、タイは「人口ボーナス期」が2014年で終わり、「人口オーナス期」に入ります。
少子高齢化で、タイ経済の発展はピークを過ぎた、と言えそうです。
タイの出生率は1.5 日本は1.4 です。
特に、バンコクの出生率は0.8 です。
労働人口が減少し、高齢化社会が到来し、タイ経済は「アジアの病人」扱いされるようになっています。

一昔前は、フィリピンが「アジアの病人」と言われていましたが、フィリピン経済は今アセアン内ではトップクラスの発展ぶりです。

インドネシア、フィリピン、ベトナムの人口1億人クラスが、今後しばらく「人口ボーナス期」の果実を享受し、アセアンの中核を担いそうです。

日本は1990年に人口ボーナス期が終了し、人口オーナス期に入り20数年が経過しています。
日本は人口オーナス期に入る前に、社会資本の整備が終わりましたが、タイは社会資本の整備ができないうちに人口オーナス期に入ろうとしています。
タイは地理的にはアセアンの中心に位置していますが、その将来は暗いです。

中国もタイと同時期に人口ボーナス期が終わり、人口オーナス期に入ります。
一人っ子政策という致命的な人口政策の誤りから、日本以上に高齢化社会は悲惨になりそうです。

タクシン好きなコメントがありますが・・・・・
タイは農業人口が多く、反面、GDPに占める割合は少ないです。
本来なら、農業人口を工業人口に振り向ける政策が必要なのに、タクシンは真逆の政策ばかりやってきました。タイ経済にとっては迷惑な独裁者と言うしかありません。

国際情勢の数十年後の予測など、手に余りますが・・・・・

経済発展と人口動態は基本的にパラレルなので、人口動態で90%以上は予測がつきますね。
人口動態から見ると、タイ経済の将来は非常に厳しいのが実情です。

高齢化社会に突入したタイ。もはや避けられない危機的状況が、現在タイが抱える大きな問題となっています。

国家経済社会開発事務局のデータによると、2010年のタイの高齢化率(人口に対する65歳以上高齢者の割合)は11.9%。
国際基準によれば高齢者が10%以上であれば、高齢化社会と定義されており、このままでは2030年には高齢化率が25.1%まで上がると予想されます。
ちなみに20%を超えると〝高齢社会〞となり、日本はすでに2009年の時点で30%を超え、〝 超高齢社会〞に突入しています。

タイが高齢化社会となる理由のひとつが「少子化」。
1980年代初頭、新生児の数は100万人以上ともいわれましたが、避妊の拡大化や晩婚化傾向によりその数が減少。
1997年以降、人口の増加率は0.5%となり、20年後にはほぼ0%と予測されています。

また、長寿化も高齢化社会のひとつの要因。100年前のタイの平均寿命は37.3歳に過ぎませんでしたが、50年前は58.4歳となり、そして2009年には72.9歳まで伸びました。2011年は就業者5人で高齢者1人を養う計算でしたが、2030年には2人で1人を養わなければならず、日本と同様に深刻な状況といわざるを得ません。

高齢化社会による影響も懸念されています。就業者が減ることで、国内総生産(GDP)が減少。対策としては労働の効率化、テクノロジーの導入、海外の優秀な人材雇用、退職年齢の引き上げ(65歳または70歳)などが挙げられますが、タイ政府はいまだ具体的な策を講じていません。また、高齢者を養う世代が負担する税金が増え、さらに高齢者が収入を得ずに貯蓄を使い込むことで、国家財政にも何かしらの影響を与えるでしょう。結果として政府の公共事業なども縮小され、経済へのダメージは火を見るより明らかです。

今はまだ大家族で生活して いる一般家庭がほとんですが、将来的には家族が高齢者の面倒を見るということも減少していくはずです。
実際に「子どもに世話をされたくない」と考えている人も多く、郊外には有料老人ホームができつつあるものの、費用が月14000~25000バーツと決して安価 とはいえません。
高齢者専用の居住環境の整備やサービスについては、タイよりも日本が先進的なノウハウを有しており、日本企業にとってはアジア進出のチャンスともいえます。

今後、厳しい状況を避ける ことはできませが、前述した通り、タイ政府は現実的な高齢化対策を打ち出しておらず、一般的にも安心感が漂っているのが実情です。独身者でも実家暮らしを望む人が多 く、大家族という図式もまだ崩れてはいません。
しかし、高齢化の先には貧困や孤独死、自殺の増加など次なる問題も待ち構えており、〝超高齢社会〞の日本はすでに表面化しています。タイも日本と同じ轍を踏まぬよう、早急な対策が待たれます。


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