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2014年5月 7日 (水)

ワットアルン

2014/05/07(バンコクにて)

2日から、バンコクに居る。
5日の午後に妻子をチェンライに見送って、深夜に日本から来た友人と合流した。

きのう(5月6日)は友人の希望で、暁の寺として有名なワットアルンに行った。
(三島さんの小説は読んだ事がない)
今迄にも、ライトアップされたワットアルンを対岸から見た事は2度程あるが、中に入ったのは今回が始めて。
折角来たのだから(入場料も払った事だし)、行ける所は全部行って見ようと思って塔に登ってみた。

自分は、軽い高所恐怖症なのだけれども、それ以上に、「バカと煙は高い所に上がりたがる」性格なので、ちょっと(本当はかなり)恐かったのだが無理して上がってみた。
一番高い(?)塔は、階段が3段階有って、上に行く程だんだん急になる。
始めの階段は、傾斜が40度ぐらいで、普通に何とか上がれる。
2番目の階段はそれよりもう少し急で、手すりに掴まらないと上がれない。
最後の(?)階段は更に急で、傾斜が70度ぐらい(?)。感覚的にはほぼ直角に近い感じがする。両手で手すりにしがみつかないと上がれない。
当然、人がすれ違う事など出来ない。気分はロッククライミング(したこと無いけど)。
「階段を踏み外したら死ぬな・・・」と思いながら何とか上がった。
「こんな所で、階段から落っこちて死んだら、きっとテレビのニュースショーで、無謀な老人、タイの観光地で遺跡の階段から転落死、などと放送されるのかな?」などと思いつつ上がった。

階段の上は塔を取り巻く回廊に成っていて、360度遠くの景色が見えて、見晴らしはいい。
周囲の仏塔や仏像、チャオプラヤー川や対岸の景色も良く見える。
しかし、いざ降りようと思って階段の側に立ち、下を見下ろすと足がすくむ。
降りる時は、登る時より更に恐い。
多分、心拍数も随分上がっていたと思う。
しかし、降りない分けにはいかないので、最初は階段の一番上で、前向きに座って心を落ち着かせ、手すりに掴まって後ろ向きに姿勢を変えてから、恐る恐る一歩ずつ後ろ向きに降りて行った。
何とか一番急な階段を下りて少しホットしたが、まだ先は長い(ホントはほんの20m程)。
一番急な階段を下りてもまだ油断する事は出来ない、2番目の階段は手すりに掴まって前向きに何とか降りた。これは、割と簡単だった。
しかし、登って来た時は何ともなかった一番下の階段も、恐い、と思うと簡単には降りられない。
一番下の階段は手すりがないので、その分恐い。油断は出来ない。
それでも、おそるおそる、(多分)へっぴり腰で、地上に(?)に降りた時にはホットした。
もう2度と登らないぞ!。
グルグル回転するジェットコースタなどの絶叫マシンを乗り終えた後の様な安堵感があった。
でも、似た様な所があれば、また同じ事をするのだろうな~。

(雑記帳フォト2014に写真あります)

補足。

もともと高所恐怖症のうえに、ちょっと足腰が弱っているので恐かっただけで、ファランの女性など、平気で(?)登り降りしていた。

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コメント

ご無沙汰です。
自分も20年位前に登って、降りる時に肝潰したクチでした。w
それはそうと地震が心配ですね。パーン近辺が震源域だそうで・・・
チューンでも座りの悪かった水タンクが転がったそうです。
例のツレも栃木にいた頃に遭遇したどの地震よりも揺れたと言ってました。
自分、次回は7月半ばに行きます。では。

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