鯖の味噌煮
以下の記事は、8月14日の記事(鯖の味噌汁?)に8月18日の記事(鯖の味噌煮に挑戦)を追加したものです。
2014/08/14(鯖の味噌汁?)
昨日、BIG-C で(生の)鯖を買った。
タイに来始めて13年、タイ人と結婚して11年に成るがタイで初めて鯖を買った。
ていうか、日本でも鯖を買った事は無い。
生まれて、これまで63年、初めて(生の)鯖を買った。
鯖は好きなのだけど、食べるのは出来ている、味噌煮や、しめ鯖をスーパーで買って来て食べるか、食堂で食べるか、誰かの家で御馳走に成るか、しかなかった。
なので当然、料理の仕方など分からない。
妻も、分からない様だったが、「ま、何とかなるだろ~」と思っていた。
夕食どき、取り敢えず今回は、味噌煮、でもしようと思って、ユーチューブで調べていた。
しかし、よく考えたら、お酒も味醂も生姜も無い。
ふと、台所へ行ってみると、妻はもう、鯖を煮始めている。
・・・ドキ!・・・、妻が魚を「三枚におろす」なんて器用な真似が出来る分けが無いし、まさか、内臓から何から丸のまま煮ているのか・・・?。
流石に内臓は取った様で、あとはブツ切りにして、お鍋で水煮をしていた。
「味噌はどれくらい入れるの?」、と聞かれたので、もう、しょうがない。後に引く分けにはいかない。
さっきユーチューブで見た、「味噌、砂糖、醤油が大さじで3:2:1」というのを信じて、自分で分量を見計らって、お鍋にブチ込んだ。
でもユーチューブではフライパンで作っていたよな~。水も多過ぎるし・・・。
さて、どんな物が出来るのか・・・?。どうなっても知らないよ!。
出来上がった(?)、鯖の味噌煮(の積り)が、お椀に入って食卓に運ばれて来た。
・・・ん・・・?、鯖の味噌汁・・・?。・・・こんな感じ。
そのままでは食べられないので、鯖のブツ切りをお皿に取って、骨を取り除いて食べてみた。
で、結果。
結構、食べられる。一応美味しい。元の鯖が良かったのかも知れない。
タイで今迄食べた、他の魚と比べても美味しい。
プラートゥーの美味しいやつと比べるとちょっと見劣(味劣?)するが、普通のプラートゥーよりは美味しい。
プラーニンなんかよりは遥かに美味しい。
ちゃんと作れば、もっとずっと、美味しく成ったと思われる。
これは、今後、研究を重ねて我が家のメニューに加える価値があると思った。
娘も、「美味しい」、と言って食べていたが、今度はちゃんとした「鯖の味噌煮」を食べさせてあげるからネ。
2014/08/18(鯖の味噌煮に挑戦)
今回はユーチューブで見た通り、ちゃんと自分で、鯖の味噌煮を作る事にした。
鯖は昨日、BIG-Cで買って来てある。
味醂とお酒は無いが何とか成るだろう。
今回は、あくまでも研究の過程という事で(ちょっと大袈裟・・・?)。
まず、鯖を三枚におろす。
(63年の人生で、初めての経験)
鯖の胸ビレと腹ビレの対角線上に包丁を入れてザクッと切る。
アレ・・・?、もう間違えた・・・?、切り落としちゃいけないんだった。
頭と繋げたまま、はらわたを取るのが正しい(らしい)。
まあいい。お腹を切って、指を突っ込んで内臓を取り除く。
内臓を取り除いた跡を洗って、結果オーライ。
次に、いよいよ本番。魚を背骨の左右(上下?)で切り離す。
ユーチューブでは、スーッと包丁が通るが、我が家の包丁はメチャクチャ切れ味が悪い。
包丁を押すと魚が丸まってしまう。
こういう事もあろうかと、数年前、切れ味のいい包丁を日本からわざわざ持って来たのだが、奥さんの妹さんに、木を切るのに使われて、しかもそのまま土の上に1週間ぐらい(自分が気が付くまで)放置されたので、見付けた時には、刃がボロボロに成っていたのが悔やまれる。
しかし、そうは言っていられない。今あるリソースで何とかするしかない。
しょうがないので、包丁を上下にずらして、のこぎりで切る様な感じてゴリゴリ切った。
ちょっと見た目は、ユーチューブのお手本の様にはいかなかったが、大体、似た様な形には成った。
以下、細かい過程は省略して、一応鯖の味噌煮らしきものが、フライパンの上に出来上がった。
後は、試食。
と言っても、これが今日の朝食なので、おかずが鯖の味噌煮だけでは物足りない。
なので、もう一品、ベーコンとキノコの炒め物を作った。
ニンニクの甘酢漬と(インスタントの)味噌汁を足して、これで一汁三菜。
和風朝食セットの完成。
で、結果。
一応、美味しかった(という事にしておく)。
前回と違って、生姜も入れたし、鯖の味噌煮の味には成っていた。
ちょっとイマイチだったのは、鯖の旨みというか脂身が不足していた事。
これは、料理の巧拙というよりは、元々の鯖の質が影響している様な気がする(多分・・・そうだと思う・・・?)。
(雑記帳フォト2014に写真あります)
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