チェンライで映画を見た
ちょっとした用事があって、家族3人でチェンライの街まで出掛けた。
用事が、午後4時半頃済んだので、何かしようか?。
パーンの田舎者にとっては、街は特別な場所。
折角、街まで出て来たのだから、何もしないで帰るのは勿体ない。
(と言っても、家から車で30分ぐらい、週に2回くらい、通過だけを含めれば2~3回は来る)
一応、家を出る時に、用事が終わったら映画でも見に行こうか、と言っていたので、予定通り、映画を見に行く事にした。
場所は、センタン3階の映画館。
実は、チェンライで映画を見るのは今回が初めてで、娘を映画に連れて行くのは今回が3回目。
1回目は、日本で「アナと雪の女王」、2回目はバンコクでオカマのバレーボール(サトリーレックだったかな?、タイ映画)、そして今日が3回目。
何を見るかは妻に任せた。
チケットを3人分買って、座席表が表示されているタッチパネルで、後ろから5列目ぐらいの真ん中の3席を選択。
尚、チケットは一般席が180バーツ/人、ちょっといい席(後ろの方の席)が200バーツ/人。
妻が、「いい方」と言ったので、ちょっといい方、のチケットを買った。
タッチパネルを押す時に、何処の席が埋まっていて、何処が空いているのか良く分からなかったが、中に入って見て分かった。
中はガラガラ。
自分が、タッチパネルを見た時、空席か否か分からなかったのは、自分の見た辺りはすべて空席だったからだと分かった。
座席は途中に切れ目(縦の通路)の無い横並び。
満員だったら、途中でトイレに出るのは苦労するだろうけど、自分達の列も、ひとつ後ろの列も、誰も居ない。
始めは、一番後ろの列に数人と、一般席の方に20~30人。途中から入って来た人を含めても40~50人ぐらい、座席数の1~2割ぐらいしか人が居なかった。
土曜の夕方で1~2割の入り!。
よっぽど人気の無い映画なのか、それとも、よっぽど人気の無い映画館なのか・・・?。
自分達の家の辺りでは、入場料180~200バーツは、半日分ぐらいの給料にあたる。
3人で600バーツは1日半分ぐらいの給料。
日本円では1人、700円ぐらいだが、このぐらいでもチェンライの人達にとっては、そうそう来れない金額の様な気がする。
自分達が入った時には、今後の上映予定が既に始まっていた。
暫くして、上映中は館内で携帯を切るようにというマナー広告が流れて、その後・・・、場内がちょっと明るく成って、皆が一斉に立ち上がった。
「ん!、なんだ・・・?」、一瞬戸惑ったがすぐに思い出した、「これは、アレだ」。
「郷に入っては郷に従え」、外国人だからといって、ここはタイ。タイの流儀に従って起立する。
始めて、これを経験した時は、ちょっと戸惑った。
バンコクのファランポーン駅で、午後6時に成った途端、タイ人がみんな立ち上がり、国歌だか何だか(?)放送が流れて、その間、皆が静止した。
(もしかしたら、すでに何処かで経験済みだったかも知れないが、ファランポーン駅が一番印象に残っている)
今、スクリーンでは、王様を称える映像が映し出されていた(多分そういう事だと思う)。
とにかく、その間、姿勢を正して、直立して映像を見ていた(タイ人ではないので意味は良く分からない)。
暫くして(30秒ぐらいかな、良く覚えていない)、タイ人の皆さんが着席したので、自分も席に着いた。
映画はアムさん(アム・パッチャラパー)主演の恋愛映画。
アムさんを映像で見るのは随分久しぶり、昔はテレビによく出ていたけれども、ここ数年はあまり見掛けなく成っていた。
後で、奥さんに年齢を聞いたら36~7歳らしいが、年齢を感じさせない綺麗な人だ。
タイの女優さんの場合有利なのは、暑い国なので、比較的薄着が多い事。スリムな体形だとそれだけで、結構セクシーに見えたりする。
まあ、日本人(を含む中華系や韓国系などの東洋人)やファラン(白人)には、無いタイプの美人さんだと思う。
因みに、自分がタイに来始めた頃(13~14年程前)見た映画(ビデオ)で、タイにも綺麗な人が居るな~、と始めて思った女優さんは、チンタラー・スカパットさんで、神田のアジア文庫(だったと思う)で買ったビデオ(VHS)で見た。
メナムの残照(クーカム)やクラスメイトなど4~5本のビデオを見た。
(タイ語の勉強だと思って、見ていた)
ビデオの中のチンタラーさんは二十歳(はたち)ぐらいに見えたが、数年後タイに暮らす様に成って、タイのテレビで見たら、随分ふくらんでいて、いいオバさんに成っていた(それでも綺麗な人だったけれども)。
(多分)そんなに急に年を取る分けは無いので、自分が見たビデオ自体が古かったのだと、後から気が付いた。
再び、映画館の中の話に戻って・・・。
映画を見る前に、飲み物とお菓子などを買った。
自分はコーラ、妻と娘は、甘いお茶(もどき)飲料。お菓子は、ポテトチップスの様なものとポッキーの様なお菓子(全部で235バーツ)。
コーラは家で飲む時は、何時もダイエットを考慮して、カロリーゼロの、コークゼロを飲んでいる。
お店の人に「コークゼロ」は有るか聞いたが「無い」というので、しょうがない、普通のコーラを注文したが、その量がハンパじゃない!。
1リットルぐらい有るんじゃないかと思わせる程の大きなカップ。
砂糖のコーラをガブ飲みしながら、ポテトチップスとポッキーを、ガリガリ、ポリポリ。
(静かなシーンだと、映画館では気が引ける)
これじゃ、ここ数日の努力(ダイエット)がいっぺんで吹っ飛ぶんじゃないか、と心配しながらも、ガブガブ、バリバリ。
今日は、夕食を抜くか・・・。
またまた、話は変わって・・・。
暫く映画を見ていたら、寒く成って来た。
タイの映画館は寒いので有名(?)。
なので、今日は元々長袖を着て来た上に、ちゃんとウィンドブレーカーも用意して来た。
それを、羽織って寒く無く成ったので、落ち着いて映画を見る事が出来た。
昔、バンコクに居た頃、いつもの薄着で映画館に入って、ガチガチ震えながら映画を見た記憶がある(ちょっと大袈裟)。
さて、やっと映画の話し。
タイの映画をタイで上映しているので、当然、言葉はタイ語。しかし、英語の字幕も出る。
これが悩ましい。
タイ語がペラペラなら、英語の字幕など見る必要はないが、タイ語を聞いているだけでは殆ど分からないので、英語の字幕も見る。
しかし、このブログで何度も書いているように、自分は英語が苦手。
英文を読み始めると、全部読み終わらないうちに消えてしまう。
結局、英語(文字)でも、タイ語(音)でも、意味が分からない。
タイの役者さんも、そんな早口で喋らないで、もっとゆっくり話してくれればいいのに・・・と思っても、これは無理!。
たまに、分かる部分もあるのだが、簡単なフレーズなので、その場合は英語でもタイ語でも分かる。
アクション映画なら、何も説明がなくても分かり易いと思うが、恋愛ものなので、いまいち正確に分からない。
何か、面白い事を言ったらしくて(少ない)観客がどよめくが、自分は何が可笑しいのか分からない。
そんな調子で、最後まで見ていた。
でも、映像とタイ語(音)と英語(文字)で、大体のあらすじは分かった。
(ちょっと疲れたけど、まあ、一応面白かった)
(どおしても、気に成った所は、終わってから帰る時に奥さんに聞いた)
(娘に、「分かった~」、と聞いたら「良く分からない」と言っていたので、娘よりは自分の方が理解出来たかも知れない)
映画が終って。
8時頃、映画が終ったのでお腹が空いた。
センタンで何か食べてから帰ろう。
妻が、候補に上げたのは、ブラックケンヨン、しゃぶし、すきし、8番ラーメン、富士レストラン、バーベキュープラザの6つ。
自分は減量中なので、まず食べ放題のお店(しゃぶし、すきし)は却下。BBQプラザも焼き肉で、ボリュームがありそうなので回避。
残るは、ブラックケンヨン、8番らーめん、富士レストランの3つ。
自分は、ブラックケンヨンは余り好きでないので、和食系のどちらかと思ったが、娘が、8番がいい、と言うので8番に決定。
8番の向かいに、ピザカンパニーが有って、それでもいいかと思ったが、娘がやっぱり8番がいい、と言うので、8番ラーメンに入った。
注文したのは、自分がチャーシュー麺(88バーツ)、妻が坦々麺(85バーツ)、娘が8チャン麺(63バーツ)、みんなで野菜炒め(83バーツ)、飲み物はナームファラン(グアバジュース?)が2つ(32×2バーツ)(全部で383バーツ)。
普段は、中華系のお店では必ず餃子を頼むのだが、今日は、自分が減量中の為、自粛。
いつもは、8番ラーメンの量の少なさに物足りなさを感じるが、今日は減量中なので好都合。
家に帰って体重を計ったら、70.5kgに増えていた。
明日(8日)までに、元の体重、69.5kgまで戻るか心配。
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