妻の日本入国ビザ取得
2015/01/16(妻と娘のパスポートの更新)
娘の夏休み(3月~5月)に例年通り、日本留学(?)を予定している。
留学と言っても別に大したものじゃない。
4月の1ヶ月間、一時帰国者就学制度(?)を利用して日本の小学校で遊ばせるだけ。
娘は、日本とタイの両方のパスポートを持っているので日本への入出国は問題ないが、タイ人の妻はビザを取らなければならない。
前回、タイの秋休み(?)(10月)に日本に家族で行った時は、滞在期間が10日間ぐらいと短かったので、タイ人の妻もビザ無しで入国出来たが、今回は42日間と長いのでビザが必要に成る。
ビザを取るには、「パスポートの有効期限が6ケ月以上有る事」という条件があり、妻のパスポートは微妙に6ヵ月に足りなかったので、更新をする事にした。
ついでに、娘のパスポートの有効期限も妻のパスポートと同じなので、一緒に更新する事にした。
2015/01/17(妻と娘のパスポートの更新つづき)
パスポートの更新には自分も行かなければダメらしいので、妻と娘と一緒にチェンライ空港の近く(テッサバン6の中学校の隣)のイミグレへパスポートの更新に行った。
(雑記帳フォト2015に写真あります)
敷地の中はひっそりとしていて人の気配が無い。
ひょっとして、土曜日はお休みじゃないのか?、と心配したが、パスポートの発行業務はちゃんと行われていた。
ただし、ガラガラに空いていた。
待合室には30人分ぐらいの座席が有ったが、座って居たのは1人だけ。
自分たちが事務所に入ってキョロキョロしていたら、受付のお姉さんらしき人が出て来て、妻と話し始めた。
面白かったのは、このお姉さん妻と話し終えた後、手続きの書類でも取りに行ったかと思って見ていたら、机に向かって何か作業を始めた。
何かを覗きこんで作業をしているので、始めはパソコンでもいじっているのかと思った。
良く見ると何か丸い装置を一生懸命(?)覗きこんでいる。
更に、良く見たら、筆で目の辺りをいじっている。刷毛(ハケ)を頬の辺りに当てて何かしている・・・?。
丸い装置と思ったものは鏡だった。
このお姉さん(公務員なのかな~?)、パスポート発行センターの待合室で大々的に化粧をしている。
ちょっとの時間じゃない。はぼ、自分達の居る間中、脇目も振らずに、ずっとやっていた。
パスポートの発行手続きの方は、別の係員(?)のお姉さんが遅滞なく行ってくれて20分ぐらいで終わった。
途中で自分のサインを要求されたので、やはり自分の付き添いは必要だったらしい。
因みに、タイ人のパスポートの更新に必要な書類は、今有るパスポート、タビアンバーン(戸籍証明書の様なもの)、バットプラシャーション(身分証明書)の3つ。
料金は1人1040バーツ。
写真はパスポートセンター(?)で撮るので必要ない。だった。
尚、娘の場合、自分の(日本の)パスポートもチェックしていたので、片方の親が外国人の時は、付き添いの他にそれも必要の様だ。
(或いは、子供の場合、両親とも証明する書類が必要なのか?)
作成に1週間ぐらい、それから郵送なので、手元に届くのは27日頃(10日間ぐらい)と言われた。
2015/01/24(パスポート受け取り)
思っていたより早くきょう(24日)(申請から8日目)郵送で、妻と娘の新しいパスポートが届けられた。
2015/01/26(申請書類等作成)
実はビザの申請は今回が始めてではないが、1年程前までは、妻は在留認定されていたので、日本へは再入国扱いで、ビザ無しで入国出来た。
なので、久し振り(3年振り)のビザ申請。
チェンマイ総領事館のホームページの査証申請手続き案内のページを開いて、必要書類の検索や、申請書類などの書式のプリントをする。
妻の場合は、「目的別の必要書類・手続き一覧」の短期滞在者証の、「NO.8 日本人の配偶者として短期滞在証を申請」に従って書類等を用意する。
用意した書類等は以下。
1.(妻の)パスポート。
6ヶ月以上有効期限があり、かつ査証欄の余白が2頁以上あるもの。
妻の場合今回パスポートを更新したばかりなので、これは問題ない。
その他に、「旧旅券を保有されている場合には旧旅券も併せて提出」なので、旧旅券(と念の為、旧々旅券も)も用意した。
2.査証申請書。
基本的にはホームページの書式ダウンロードから「査証申請書」を開いて必要事項のプリント&記入をするだけ。
ただし、質問も回答もすべて英語なので、英語の苦手な自分は、「査証申請書の説明書(日本語)」と「査証申請書記入見本(タイ語)」をプリントして参考にした。
あと、前回、3年ほど前に提出したVISA申請書の控えも参考にした。
尚、前回は日本語で記入して提出したが、今回は、「査証申請の説明書(日本語)」に「英語で記入して下さい」と書かれていたので、英語で記入した。
尚、記入は申請者のサイン以外は全部自分が行った。
(タイ人の妻はこういうの苦手)
査証申請の窓口で1点だけ修正したのは、「申請者の職業」欄に「NONE」と書いたら、「HouseWife」(主婦)と書いて下さいと言われた1箇所だけ。
後は、問題無かった(様だ)。
3.写真。
申請前6ヶ月以内に撮影された縦4.5cm×横4.5cm、白黒、カラーを問わず無修正、無背景で鮮明なもの。
家の近所には日本のように、スピード証明写真のBOXが無いので写真屋に行って撮った(100バーツ=約360円と安い)。
(タイでは、スピード証明写真のBOXない・・・?)
4.質問票。
ホームページの書式ダウンロードから「質問票(タイ語)」をプリントして、申請者本人(妻)に記入させた。
5.タビアンバーン。
原本&写し各1部用意。
6.タイの婚姻証明書。
原本&写し(表と裏)各1部用意。
婚姻の事実を証明する書類として、タイの婚姻証明書か配偶者の(すなわち私の)戸籍謄本(申請前3ヶ月以内のもの)のどちらかが必要。
7~8.「入籍後2回目以降の渡航となる場合は、7~8.の書類は省略できます」となっているので、「7.滞在予定表」と「8.渡航費・滞在費等を証明する書類」(納税証明書や預金残高証明書など)は、用意しなかった。
9.配偶者の旅券の写し。
すなわち、私のパスポートの氏名、写真及び出入国印のあるページのコピー。
10.初めての渡航で改姓・改名歴のある方、又は前回の渡航後、改姓・改名をされた方は、改姓・改名を証明する書類。
これも、該当しないので、用意しなかった。
2015/01/27(VISA申請でチェンマイへ)
チェンマイヘ行くのは面倒だが、しょうがない。
昔(7年程前まで)はバンコクでも出来たので、バンコクへ行ったついでにVISA申請出来たのだが、多分お役所の縄張り意識で、北部9県は、チェンマイ領事部でないとVISA申請が出来なくなった。
全く、お役所の縄張り意識にも困ったものだ。
大体VISA申請なんて外国でも出来るのだからバンコクでもチェンマイでもどちらでもいいようにしてくれればいいのに。
もっと顧客本位に出来ないものか・・・?。
VISAの申請受付は11時半までなので、余裕を見て6時に家を出る。
自分だけ(注)、或いは妻(申請者)だけでもいいのだが、運転を交代で行う為に家族3人で出掛けた。
平日なので子供は学校があるが、送って行く事が出来ないので、学校は休ませて家族3人で出掛けた。
注。ホームページに以下の記載がある。
~次のいずれかに該当する申請人については、本人に代わって代理の方(~親族等)が申請することができます。
そのうちの項番3が該当する。
「3.申請時から遡って過去5年以内に当館にて査証を取得し、日本に渡航したことがある方」
途中の休憩も含めて、領事部には4時間弱、10時少し前に着いた。
警備員にパスポートなどを見せて、セキュリティーを通過して、査証申請の受付の順番札を取った。
空いていたので、すぐに順番が来て窓口で、きのう書いた書類などを渡す。
一部、書類等の不備を指摘されたが、それを修正して待つ事暫し。
一応申請は受理されたようで、(上手くいけば)VISA付きのパスポートを受け取るためのレシートを渡される。
これで、今日の仕事はおしまい。
帰りには、例によって領事部の近くのエアポートプラザで食事をしてから帰った。
(エアポートプラザの開始時刻は11時からなので、いつも10~20分ぐらい待つ)
2015/02/09(VISA受け取り)
VISAの受け取りは、(最短で)申請日の翌々業務日の午後1時半~4時半までなので、チェンライから申請に行く場合には2泊3日の泊まり込みでチェンマイまで行くか、或いは、チェンライ-チェンマイ間を2往復しなければならない。
(くどいようだがバンコクなら、それぐらいの期間、滞在する事はよくあるので負担にならないのに・・・と思う)
今回、1月末に領事出張サービスがあったので、その時にVISA(パスポート)を持って来てくれないかお願いしたのだが、日本人の更新パスポートは持って来てくれたらしいが、タイ人の妻のパスポートは拒否された。
(これも、郵送で送ってくれれば、わざわざ行く必要が無いと思うのだが。郵便事情の問題もあるのだろうけど、日本でタイVISAの申請をした時はいつも郵送で送って貰っているし、タイで妻と娘のパスポートを更新した時も郵便で送って来た)
VISAを持って来て貰えなかったので、VISAが取れたか否かだけでも教えてくれないか頼んだのだが、それも拒否された。
(それは、「決まり」でそうなっているらしい)
もしも、VISAが取れている事が分かっていれば、急いで取りに行く必要はない。
こちらの都合のいい時、何かついでの時が有れば、その時、取りに行けばいい。
(最も、チェンマイには、あまり「都合」はないけれども)
普通に考えれば、VISAが取れないなんて事は無いと思ったけれども、過去のチェンマイ領事部のやり口を見ていると、何を言い出すか分からないという不安があった。
こちらの知らない「内規」のようなものがあって、VISAが取れないなんて可能性もなくは無い。
もし、取れなければ、買ってしまった航空券や、根回し済みの学校関係(今回の帰国の最大の目的は、娘の日本への短期留学)など、再調整しなければならなく成る。
で、しょうがないので、今回もVISA(パスポート)受け取りの為だけに、わざわざチェンマイまで出掛ける事にした。
VISAの受け取りは申請と違って午後からなので、今回は娘を学校に送ってから行ける。
(その代わり、5時には迎えにいかないと成らないので、チェンマイでゆっくりはして居られない)
今回は娘は学校へやったので、妻と2人で出掛けた。
ただし、本当は2人で行く必要はない。
(何でも大勢でやりたがるタイ人流に少し染まって居る)
妻1人でも問題ないし(これは、申請者本人なので当然の事)、自分1人でも、受け取りのレシートに添付されている書類に妻のサインか何かを書いたものを持って行けば受け取れるハズだった。
チェンライ-チェンマイ間のバスで1人で往復した方が効率はいいかな(経費的にも安いかな?)、とは思ったのだが、(バスは色々面倒なので)2人で車で出掛けた。
10時少し前に家を出て、1時15分頃領事部に着いた。
領事部のVISA受け取りの部屋(VISA申請の部屋と同じ)は1時半前なので、まだ閉まっている。
5~6人の人が(タイ人&ファラン&日本人)椅子に座わって(部屋から離れた所で)待っていたが、自分は1時25分(5分前)に一番で部屋の前、警備員の居る前に、並んで、1時半に一番で部屋に入って、一番でVISA受け取りの番号札を取った。
窓口でVISA申請した時のレシートを渡して、940バーツ払って、VISAは無事受け取る事が出来た。
料金の支払いに関して、少し気に成るところはあったけれども(「チェンマイ領事部とは何故か相性が悪い」の記事の後半に記載)それは、大した問題じゃない。
(でも、10分程待たされた)
ちょっと心配だったので、VISAが無事に受け取れてホッと、一安心。
長々と書きましたが、以上が今回の妻のVISA取得の顛末です。
タイ人の日本入国に関しては、今ではVISAなしで15日間日本に居られるので、以前よりはずっと楽に成りましたが、今回の様に少し期間の長い滞在は、まだまだ手続きが面倒です。
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