日本で便利な生活をして来ると、タイの田舎はちょっとつらい
色々な用事(確定申告など)や娘の留学などの為、3月7日から約2ヶ月間、日本に帰国していた。
今日(5月6日)は久し振りのチェンライ。
東京での、都会での便利な暮らしを思うと、チェンライ空港からパーンの自宅までの長い道のり(約1時間)が、どんどん都会から、街から、遠ざかって行く様で、便利な生活から遠のいて行くようで、ちょっと寂しい。
都会生まれ、都会育ちの人間は、やっぱり都会での生活に適応している気がする。
ていうか、都会というのは、そもそも人間が暮らし易い様に出来ているのではないか・・・?。
特に、高齢者にとって、都会は優しい気がする。
(この考えは、結構、反対意見があるのを承知で書いてます)
もっとはっきり言えば、人間の暮らし易い環境を求めた結果が「都会」である様な気もする。
何で、こんな不便な所で、わざわざ暮らさなければならないんだ、東京の方が全然便利で暮らし易いのに・・・。
タイでもバンコクとか、チェンライでも街の方なら大分違うと思うけど、パーンの田舎ではどうしょうもない、何もない。
更に、追い打ちを掛ける様に、久し振りに戻った我が家には、幾つか問題が生じていた。
その1。
一部、雨漏りがあったらしく、その下に有った箪笥に水で膨らんだ痕があった。
その2。
ねずみが何処からか入ったらしく、家具の一部にかじられた痕があった。
その3。
白蟻に食われたと思われる痕が床に数か所あった。
今の所、気が付いた問題点はこれだけだけど、他にもまだ問題が出て来そうな気がする。
東京や小淵沢の家が、3ヶ月とか1年とか使わなくても、家の中に関しては何も問題が起こらないのと比べると、タイの家は問題が多い。
(「木」に拘らなければ、問題は少しは解決するけれども、床にしても家具にしても、「木」の方が自分は好き)
日本の家の方が初期のコストはかかるけれども、快適さや後々のメンテナンスの事を考えると、どっちが得とは一概に言えない。
分かり易く言えば、タイは何でも、「安かろう、悪かろう」の世界。
お金を掛ければ解決される、という問題ではない。
タイの場合、質のいい物、質のいい仕事、自体が少ない。
この傾向は田舎程強い。
例えば、タイの田舎では、しっかりとした仕事が出来る職人がいないので、いくらお金を掛けても限界がある。
1回当たりの工賃は安いけれども、またすぐ壊れたりとか。
日本で便利な生活を経験して来ると、チェンライの田舎の不便さを余計に強く感じる。
田舎は「ゆったり」していていい、という考え方もあるかも知れないが、自分としては、生活するだけなら、大概のものが便利で、色々な物事の質の良い東京の方が「ゆったり」出来る。
(品質の悪い物や雑な仕事にイライラしないで済むだけでもいい)
補記。
しかし、何処に住むかは、生活の利便性だけでは決められない。
チェンライに住む一番の理由は「妻」の事だけれども、タイ人やチェンライに暮らす邦人などのいい加減さ(呑気さ)(知り合いの皆さんすいません)も結構気に入っている。
多分、妻は、強く勧めれば日本移住に同意するだろうけれども、その場合、余暇の過ごし方も含めてかなりの面倒を看なければならない。それが面倒くさい。
娘は、今回の日本留学を見ても結構、日本社会に適応していける気がするが、妻は難しそうだった。
追記。
前期1~3迄の他にも幾つか問題点があった。
考えてみるとどうも、熱帯の雨季というのは問題が多い。
その4。
蟻が異常発生して、家の中に入って来ている。
奥さんが大騒ぎしている。
その5。
雨漏りした水が電気の凧足の配線器(何て言うのか名前を知らない)の中に溜まって、ショートか何かしたらしくて、パソコンのプリンターが使えなく成った。
多分、本体は大丈夫だと思うけど、替えの配線の部品が無いので今は使えない。
色々いじって試していたら、感電してビリっと来た。
ちょっとビックリ。
まあ、漏電で火事とかにならなくて良かった。
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不便を通り越した次元で暮らしているので、私には向いているかも。
投稿: アグリランナー | 2015年5月21日 (木) 16時30分