田舎のスーパーバイク
スーパーと言っても、昔流行った(?)ランボルギーニ・カウンタックのようなスーパーカーのスーパーではない。
スーパーマーケットのスーパー、要するに、何でも売っているの、何でものスーパー。
田舎の、物売りバイク
このオバチャン(ほぼ)毎日、夕方頃になると、(昔の日本の)豆腐屋のラッパのような音をさせながらやってくる。
プップー、プップー。
後ろから見ると、バイクが見えないくらい、てんこ盛り、に商品が積んである。
村の人達の買い物は近くに3か所ぐらいある市場(タラート)が多いようだが、品数だけで言えば、このオバチャンのバイクの方が多い。
物売りバイク、前から見るとこんな感じ
わざわざ市場まで行かなくても、このオバチャンのバイクだけで、村の人が必要とする日々の食材は揃う。
野菜など
ケープムーとか色々
バイクの前のカゴの中にも、(多分)乳酸系の飲料など色々ある
市場といっても、この辺の市場は地元で採れた野菜や鶏肉・玉子以外は、若干の魚(プラートゥなど)や豚肉があるぐらいで大したものはない。
(それでも、たまに、カイモッデーン(赤アリの幼虫)のような、日本では売ってない珍しいものもあるが)
大体、この辺の村の人達って、訳の分からない葉っぱを除けば、食べる食材の数は少ない。
いつも、同じものを食べている(カオニアオ、ソムタム、ガイヤーン、玉子、プラートゥ、ケープムー、ムーヨーン、ナムプリック、など)。
オバチャンのバイクには、野菜もあるし、魚も肉もタイのソーセージもある(青の容器の中に氷と共に入っている)、ゼリーなどのお菓子類は沢山あるし、ヨーグルトやジュースもある。
一つ一つの商品の量は少ないが品数は豊富で、村の人達に必要な殆どの食材が揃っている。
街まで買い物に出掛ける事が、殆ど無い田舎の人にとって、この何でも揃う物売りバイクは、まさに、スーパーバイクと言える。
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