日本帰国準備と愚痴
明日(9月25日)の夕方から帰国する。
日本到着予定は明後日の早朝、羽田着。
日タイの往復は年に5回ぐらい、もう14年近く繰り返しているので別に珍しい事ではない。
ただし、今回は、チェンライ→バンコク→羽田、と一気に帰る経由便。
航空会社は、バンコクエアウエイズ→JALだが、提携していて経由便の様な扱いに成るらしい。
今迄は、チェンライに引っ越して来てからは、必ずバンコクで一泊はしていた。
スワンナプーム空港深夜着で、早朝の日本行の便で日本へ向かった事は数回あるが、それ以外はバンコク市内に最低一泊は宿泊した。
(スワンナプーム深夜着、早朝発の時は、空港内のベンチで仮眠した事もある)
余談1。
タイに来始めた頃、13年程前、バンコクと成田にアパートを借りていた。
両方の家に生活に必要な物一式は揃っていたし、(今と比べれば)比較的近かったので、タイから日本へ向かう時に持って行く物は殆どない。
(逆、日本→タイは、日本食材などを持って来るので、いつも荷物は多い)
ある時、ベルトポーチに財布やパスポートなど必要な物だけを入れて、預入荷物も無ければ、手荷物も持たずに、手ぶらで日本に帰国したら、通関で怪しまれた。
鞄1つ、紙袋1つ持たず完全な手ぶらで、国際線で帰って来る人は普通いないから、しょうがない・・・?。
今は、チェンライ-バンコク間とか、成田(or羽田)-荻窪間とか時間が掛かる様に成ったし、何か生活が重たく成ったので、手ぶらで日・タイ間を行き来、とはいかなく成った。
で、話は戻って。
何れにしても、今迄は、出国手続きはバンコクで行っていたが、今回はチェンライ空港で行う(ハズ)。
荷物も、チェンライで預けて羽田で受け取れる(ハズ)。
この手続きは未経験なので、ちょっと心配だけれども(例えば、荷物がバンコクで出されてしまって、羽田に届かないとか)、まあ、何とか成るだろう。
それよりも、心配で面倒なのは、妻と娘の訪日の手配。
今回は、妻子も日本に連れて行くが、正確に言うと「連れて」は行かない。
奥さんと娘は、娘の学校が10月の休みに入ってから日本なので、後から、10月5日にチェンライを出て、羽田着10月6日早朝の予定。
普通の常識のある人間なら、もう十数回の訪日も経験しているし、娘と2人で来た事も3回ぐらいあるので、心配いらないハズだが、奥さんの場合、そういう分けには行かない。
未だに日本入国の手続きが分からない(らしい)。
しょうがないので、先程2時間ぐらいかけて、入国書類の書き方を教えた。
以前にも教えたし、書類の書き方のサンプルも渡してあるのだが、経験が蓄積されていない。
別の言い方をすれば、学習能力が(殆ど)ない。
(「覚えよう」という気持ちがない・・・?)
まずは、出発時間の指定から。
なんたって、飛行機が飛び立つその時間に、勘違いして家を出る人だから、「(チェンライ)空港には、最低1時間前には着かないといけないよ」と、そこから説明する必要がある。
入国書類や、税関申告書類の書き方も1から教えなければならない。
更に言うと、タイの出国書類の書き方まで教えなければならない。
タイ語(と英語併記)で書いてあるのに・・・。
Eチケットの見方、飛行機の便名や出発時間の見方も教えなければならないし、娘のパスポートの出し方も念を押す必要がある。
(タイ出国はタイパスポートで、日本入国は日本パスポートで)
今回は、(自分も良く分からない)乗り継ぎの仕方も教えなければならない。
バンコクエアウエイズは基本、国内線だから気を付けないと、他の客と一緒に外に外に出てしまう・・・?。
自分も英語が苦手だけれども、奥さんの場合はもっと苦手なので、英語の書き方も教えないといけない。
何たって、自分の名前を書くのも覚束ない。
油断していると、THAIをTHIAと書くし・・・。
それに、タイ人の英語や数字の、書き順や形って、日本人から見ると随分ヘン。
「N」の書き始めが、左下からでなくて、左上から始まって戻るので、「W」の様な感じに成る。
余談2。
ちょっと話が逸れますが。
昔、奥さんと電話でアルファベットのスペルをやり取りしていた時に、「H」の発音が「S」に成る。
日本人は「H」はエッチと発音するが、奥さんは「H」をエス、と発音する。なので、なかなか意思が通じなくて困った記憶がある。
今日も奥さんは「H」をエスと発音していたが、これは、本当は(英語の発音は)どっちが正しいのか、未だに分からない。
また、「H」(エッチ)を「S」(エス)と発音するのは、奥さんだけなのか、チェンライの方言(?)なのか、タイ人は全員「エス」と発音するのかも分からない。
で、話は戻って。
生年月日の月を記入するのに、「ドゥアン、トゥラー」だから10月というのを、1月から指を折って、「マカラー、クンパー、・・・」とやらなければ分からない。
日本だったら、神無月(かんなづき、10月)は何月だかを考えるのに、睦月(むつき、1月)、如月(きさらぎ、2月)・・・とやる様なもの。
大体、英語でもそうだけれども、10月をOCTと表現する必要があるのか・・・?。
10月は10~と表現した方が分かり易いだろう。
文学的表現ならいいかも知れないけれども、日本のパスポートの記載まで、「発行年月日」と書いてあるが、その下に、「08 JUL 2014」と成っている。
JULが7月でJUNが6月だという事が瞬時に分かる日本人なんて、そう多くはいないと思うが・・・。
ま、国際的には英語の力は絶大だし、他のヨーロッパの言語も似た様なもの(?)なので、しょうがないのかも知れないけれども。
またまた余談。
年月日は、その順番で大きい方から小さい方へ表現するのが一番自然だと思う。
なので、日本方式(?)「2015年9月4日」(2015/09/04)が一番分かり易い。
タイには、例えば製造年月日などで、月日年も結構ある。
「9月4日、2015年」(9. 4. 2015)みたいな数字を見ると、これは一体いつなのか、判断に迷う時が結構ある。
月名に数字ではなく文字を使えば、そういう混乱は避けられる(月なのか日なのか分かり易い)ので、パスポートの英文字は、その点は有利だろうけれども、やはりJUNと言われて、これが何月なのか、すぐに分からないのは、嫌な感じがする。
久し振りにブログを書いたら何か纏まりが付かなくなった、でも、ポチッ→ してね。
兎に角、今迄、奥さんと娘の2人で来日する時は、何か問題が起こる。
台風で到着が大幅に遅れたり、税関の申告書の見本をちゃんと渡したのに、記入漏れをして、税関でもめたり。
有る程度の語学力か常識があれば、問題ない事でも問題になる。
(台風による遅れはしょうがない・・・、でも、連絡とかちゃんとしてくれれば安心だったけど)
大体、奥さんの頭の中では、年2回、4月と10月に訪日するのが決まり、の様に成っているらしいが、「そんなに来なくてもいいじゃん」という気もする。
そんなに来たいのなら、入国書類の書き方や、電車の乗り方ぐらい、「そろそろ覚えろ」という気がする。
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コメント
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こんにちは
通りすがりの者です。
「S」えs,「H」へs
タイ英語を話すタイ人は知っている限りこう発音します。これに関してはタイ人がおかしいと思います。
これ以外も多々ですが…
当方も妻はタイ人、小さい娘がおります。が、同じくです。
出入国関係の書類は全て書いて渡します。覚える気もなければ覚える頭も持ちあわせておりませんで毎回そうなります…子供のパスポートなんかも同じく日本、タイパスポートを使い分けないといけませんので特に念をおして説明します。毎回…毎回…
性格も多分奥様と同じくmade in thailandの高性能な瞬間湯沸かし沸騰器でmade in japanの正論なんか勿論通じません。これに関しては諦めておりますので、娘だけは普通の一般常識のある人間に育てたいと思っております…
話しは戻りますが「へs」を英語で書いてみて!とタイ人に言えば十中八九「H」と書くと思いますが試してみて下さい(笑)
投稿: 通りすがりの者 | 2015年9月25日 (金) 01時17分
通りすがりの方さんへ
コメントありがとうございます。
失礼ながら、思わず笑ってしまいました。
いつもは、自分の「独断と偏見」で書いているブログなので、一般的なタイ人はどうなのだろう・・・。
家(うち)の奥さんだけ特別なのか、タイ人はみんな同じなのか・・・、と、考えながら書いて居ますが、やはり似た様な方が、おられる事が分かりました。
まあ、全員同じ、という事は無いと思いますが、傾向として日本人の常識が通じない奥様が多い様な気がします。
「瞬間湯沸かし器」しかも、高性能な・・・、家の奥さんも似ています。
投稿: 迷人 | 2015年9月25日 (金) 11時59分
相方は、英語・日本語の通訳として働いており、
自分の方が正しい(自分を中心に世界が回ってる厨ニ病の典型)の一点張りです!
ですが、どちらの言語もネイティブからは程遠いレベルで、良く会社の人も我慢して
雇ってくれているなぁ。。。と日々感謝しております。
アルファベットの中で『H』だけは、必ずバトルでしたので納得できてスッキリしました。
自分が言ってもムエタイバトルのラウンド回数が増えるだけなので、
子ども向け発音をyoutubeで見せて、ほらね『エイチ』って言ってるでしょ。
あなたは、へsだよって。
でないと会社でも日本人の人にへsは理解してもらえないよと。
お互いが分かるレベルで、第三者にも迷惑が掛かると付け加えてバトルを回避してます^^
それで直しても、エイチじゃなくてヘイチなんですよね。。。(次の日には、へsに戻ってるですけどね^^)
でも、どこで覚えたのかスケベをエッチなのはしっかり発音できるんです。
なので、Hの時はスケベって言うとエッチってパブロフの犬のようになってます~
会社や他所で単語の説明の時にくれぐれも、スケベのHって言わないかそれだけが心配です。。。
投稿: 我が家もへsです | 2015年9月27日 (日) 16時59分
こういうニッチな話題、好きです。
タイ人との関係が深い人にしか分からない、「あるある」的な記事、これからも何か見付けて書いていこうと思ってます。
また、コメントよろしくお願いします。
投稿: 迷人 | 2015年9月27日 (日) 23時28分
TRUE MOVE Hのコマーシャルタイ国内でやっていますが
確かにへs(へし)と言っています。(笑)
いつも「へs(へし)じゃねえだろう!」とTVコマーシャルにいちゃもん付けているオヤジです。
別件ですが出入国書類の事を書いているんでしょうか?
それとも別の?
出入国書類などだけでしたら、事前に多めにもらっておき
航空会社や出発日時、生年月日、姓名、パスポート番号、チェック項目などを
迷人が先に書いておけばいいのではないですか?
ただしサインだけは本人ですが。
もしもその場で出される書類に書かなければならないのでしたら、
それこそスマホで一度書類の写真を撮っておき、事前に下書きをしておき
それを娘に視写(見て書き写す)させればいいだけです。
何で毎回同じ苦労をしているのでしょうか?
なお、出入国書類が必要でしたら、次回お持ちします。
アジア、アメリカ各国余分に持っています。
投稿: 裏道 | 2015年10月 2日 (金) 03時17分
裏道様
例えば、予定外で緊急に日本に来る場合に、入国書類が自分で書けなければ面倒。
例えば、入国条件が変わった時に、書類の変更が出来なければ、トラブルに成る可能性がある。
例えば、イミグレや税関で質問された時に、自分が提出した書類の意味が分かっていなければ、トラブルになる可能性がある。
1回や2回の事なら、「しょうがない」という考え方もあるでしょうが、この先ずっと、何回も同じ様な事を(私と一緒でない日本への入国を)するのだから、入国書類を書く事「ぐらい」出来ないと困る。
下書きは(タイ語の説明を付けて)渡してありますが、入国日付とか、便名とか、パスポートNO.とか、日本へ持ち込む所持金の額とか、可変の項目が多いので、書き方を覚えておく必要がある。
投稿: 迷人 | 2015年10月 2日 (金) 09時10分