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2015年10月 4日 (日)

あ~疲れた(バンコクエアウエイズって、ちょっと酷い)

事件は、10月1日の夜8時頃、バンコクHISからの一本の電話で始まった。

今回、自分だけ先に日本に来て、妻と娘は後から日本に来るスケジュールで、実質的に子供2人で日本に来るようなものだった。
(妻の理解力や常識って、多分、そんなもん)

元々のスケジュールは

チェンライ 19:15発、バンコクエアウエイズ便 → 20:35 スワンナプーム着
スワンナプーム 21:55発 JAL便 → 翌 06:05 羽田着の予定。

バンコクエアウエイズとJALは提携していて、チェンライでイミグレーションを通って、バンコクで、荷物の受け取りの必要のない経由便となるはずだった。
(自分は、このスケジュールで、9月25~26日に、問題なく日本に帰国出来た)

自分もこういう経由便は始めてだったし、妻も娘も始めてだったので、かなり時間を掛けて、乗継の説明をしてから、自分だけ、先に日本へ来た。
通常なら、このまま、10月6日の朝に羽田に迎えに行くだけで済んだハズであった。

しかし、HISから掛かって来た電話は、とんでもない話だった。

チェンライ発のバンコクエアウエイズ便の出発が遅れるので、乗継には間に合わない。
バンコクエアウエイズ便は1日2便なので、朝の便、チェンライ発9:45の便で行ってくれ、という内容だった。

チェンライ発 9:45 → バンコク着 11:05 (乗り継ぎ) バンコク発 21:55 → 羽田着 翌 06:05

いくら何でも、これは、余りにも酷い話だ!。「酷い」というより、「非道」な話だ!。
バンコク着から発まで、10時間以上ある。
流石にこれは、納得出来ない。

バンコクエアウエイズとJALは提携しているのだから、チェンライ発9:45便への、変更は認めたとしても、乗継のJAL便を、もっと早くして欲しい、と提案したが、それは出来ない、という。
バンコクエアウエイズの問題なので、JALの方は変更出来ないという事らしい。
(適当な昼間の時間のJAL便の有無は調べていません)

ならば、チェンライ発スワンナプーム行の、他の航空会社の適当な時間の便を取ってくれ、と提案した。
(エアアジアはドンムアンなので、不可、とも付け加えた)
HISの担当者は、「もう営業時間が終わりなので、明日、バンコクエアウエイズに交渉して連絡する」、ということで1日の連絡は終わった。

翌日、HISと何度か話し合って、結局3時頃、以下の様なメールの内容で決着した。

--------------------

平素よりお世話になっております。
この度はご迷惑おかけ致しまして大変申し訳ございません。
お電話でお話致しました通り、タイスマイルの振替便のチケットが出来上がりましたので、添付にてお送り致します。

ご確認の程お願い申し上げます。
変更後のスケジュールは下記の通り改めてご案内致します。

往路:
WE135 05OCT CEIBKK 1655 1815 05OCT
JL
034 05OCT BKKHND  2155 0605  06OCT

JALBKKHND間と復路はお手元のEチケットにてご搭乗頂けますので、ご安心下さいませ。
チェンライよりスワンナプーム空港に到着後、国際線の出発ターミナル(同じビル・4階)にあるJALのチェックインカウンターまでパスポートとEチケットをご提示頂き、再度ご搭乗手続きお願い致します。

なお、上記スケジュールでの乗り継ぎの流れを詳しく奥様に説明させて頂き、タイスマイルのご予約番号もお伝えしております。

以上になります。

--------------------

一応、こちらの要望は通ったし、HISの対応としても、それ程悪くなかったと思うので、もし、振替便の手配も出来なければ、この記事のタイトルは、「バンコクエアウエイズって酷い」、とする積りだったが、一応、振替便が用意されたので、「バンコクエアウエイズってちょっと
酷い」と少しトーンを落とした。

それでも、こっちは、何の得もしていない。
バンコクでの荷物の受け渡しの手間や搭乗手続きの手間も増えたし、家を出る時間だって、当初予定より大分早く出なければならなく成った。
当初の契約条件からみれば、条件は随分悪くなっているのに、金銭的補償もない。
丸損である。

飛行機だから、気象条件等で、遅れるのはしょうがないけれども、今回の遅れ、原因は一体なんなので、あろう。
その、説明は全く無かった。
これは、単なる憶測だけれども、多分タイの事だから、どっかのVIPさんの時間に合わせて、そのVIPさんの間に合う時間に出発時刻を後ろへズラしたとか、多分そんな事じゃないかという気がする。

しかし、航空会社(とHIS)との、やり取りは、これで決着したけれども、その後に、まだ難問が控えている。
この、変更を、奥さんに説明しなければならない。

その事が、かなり面倒なのは、予想が付いたので、HISさんに頼んで、奥さんに(タイ語)で伝えて欲しい、と、お願いしておいた(奥さんの電話番号を教えた)。
しかし、HISさんからのメールの文面、「乗り継ぎの流れを詳しく奥様に説明させて頂き・・・」、からも、説明して貰った事は分かったが、奥さんには、ちゃんと伝わっていなかった。

これを、伝えるのが大変だった。
普通の常識から考えれば、そんな事、大した事じゃない。
しかし、始めに書いたけれども、子供並みの常識、子供並みの理解力、しかも言葉の壁がある、しかも、人の話をまともに聞かない、しかも、タイと日本は離れている。

最初、奥さんに説明しようとしたのだが、拉致があかないので、小学校5年の娘に説明した。
例えば、「搭乗手続き」という言葉が通じない。
「ひこうき、に、のるための、おしごと」、とか、「にもつ、を、あずける、ところ」、とか、最近覚えたばかりのLINEのメッセージと、LINE電話、時には映像まで駆使(?)して、一応、どうするかを伝えたが、本当に伝わったのかどうか、日本に着いてみないと確信が持てない。


F1
娘に搭乗手続きの仕方などを教えたLINEメッセージ

うっかり漢字を入れると読めないし、ちょっと難しい(?)言葉だと意味が通じない。

LINE電話だと、音声が途切れる事があって、聞き取れない事もある。
調子のいい時もあるが、回線(?)状況の悪い時は聞き取りにくい。
あと、LINE電話って、話してから相手に伝わるまで、1~2秒のタイムラグがある様な気がしたが、気のせいか・・・?。

奥さんとも、電話で話したけれども、基本的に人の話を聞こうとしないので、非常に話し辛い。
言葉の問題とか、理解力の問題とか、常識の有無の問題とか、色々あるが、一番の問題は、この、「人の話を聞こうとしない」事。

ちょっと、難しい話(?)、細かい話になると拒絶反応を示す。

奥さん(とその一族)を見ていると、コミュニケーション障害がある様に思える事がある。
タイ人同士でも、意思の疎通が図れていないと、思う事が度々ある。
例えば、レストランで奥さんが注文した時、今のは通じて無いんじゃないかな、と自分が感じたとき、やっぱり通じて無い事がよくある。
言葉をひとつひとつ、きちんと確認するとか、理解する、という癖が付いていない。
なので、まして、自分のような外国人とでは、意思疎通が図れなくて当然という気がする。

しかし、そうも言っていられない。

仮に、奥さん達が日本に来れなくても、別に、自分は困らない。
しかし、買ってしまったチケット代は、自分が出しているし、その分が無駄になる。
て言うか、もし、そうなったら、それだけでは済まない。
多分、バンコクで新しいチケットを購入する料金や、場合によっては、バンコクで宿泊するホテル代まで、払わせられる。
こういう事態は、やっぱり避けたい。

なので、人の話を聞こうとしない奥さんを、なだめすかして、手順を説明したり。
まだ、一人で飛行機を乗り継ぐにはちょっと無理のある、娘に説明したり。
しかも、3人みんな、言語的問題を抱えているし、自分だって、乗継の手順が完全に分かる訳ではない。
こんな状態で、説明するのに足かけ9時間、実質2時間ぐらいかかった。

9時間もかかった理由は、奥さん、「忙しい」と言ってなかなか電話に出ようとしない。
こういう時、無理に電話をすると怒り出すので、娘に、「ママ、今電話に出られそう」、とメールで聞いてから、電話をしなければならなかった。

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コメント

いやあ迷人、ご苦労されていますね。
この乗継にかかる時間をMCT(ミニマム・コネクティング・タイム・最低乗継時間)と言って
各航空会社で大体決まっています。

一般的には国際線への乗り継ぎの場合各社最低1時間30分~2時間とっています。
今回の場合最初からその設定が1時間20分と非常に短いので、
これは設定した旅行代理店の問題です。

私が利用しているUA(ユナイテッド航空)では、「2時間以上見てください。」と言われます。
1時間半くらいの乗り継ぎの場合「万が一お乗り継ぎができない場合、当社では責任が取れません。」
とはっきり言われます。

自分はアメリカ旅行の時、大体荷物は機内持ち込みですし
何度か乗り継いだことがある空港の場合にはそれでも(自己責任で)その便を買うことがあります。
初めて行く空港での乗り継ぎだったり、荷物を預けた場合には最初から1本後の便にしています。
そうしないと乗り継ぎ場所が解らず迷ったり、離れた搭乗口だったり、
荷物が出て来るのが遅かったり、荷物のチェックインに時間がかかったりして、
予想外の時間を取られるからです。

もう一つ、飛行機の出発・到着時間の変更ですが、
これはどのこ航空会社での夏時間と冬時間(飛行時間)の設定があります。
大体4月と10月頃で変更(見直し)されます。

その理由としては太平洋線の場合、偏西風の影響を考慮しています。
BKKからNRTへ飛ぶ場合、夏ならば6時間半かかるところが、
偏西風の影響で冬は1時間以上短縮されます。

ましてはNRTが24時間空港ではないので、早朝到着のTG640便では朝6時前に着いてしまい
着陸できず30分くらい銚子漁港の周りを旋回して時間調整することもあります。(余談でした)

国内線などでは太平洋線と直接関係が無くても、機材のやりくりの関係で
国際線の影響を多少受けて、変更するのだと(私の解釈)思います。

HISは日本の資本でやっている会社ですが、実際は日本人スタッフは数名です。
ましてや窓口での対応する受付スタッフがほとんどでしょうから、
乗り継ぎなどを考えてコースを決めるのはタイ人スタッフ。
彼らはあまり先の事を考えずに「マイペンライ精神」で、お気楽に旅程を提案してきます。

もしそれが会社の不都合で起きたことでも、彼らは一切気にしないでしょう。
「結果的に日本に帰れるんだから、いいでしょ。」
そんな感じですよ。(笑)

迷人が何度か時間を割いてHISにしつこく連絡を取ったので、
今回は比較的良い方向にまとまったと思います。
多分旅慣れている迷人の交渉もうまかったと思います。

もし、あまりそういう経験が少ない人が買った場合にはHISの言われるまま
それに従うしかなかったでしょうね。

前回は、コメントの紹介ありがとうございます。

経験上ですが、まずは旅行行程をイラストで描きます。
なるべく文字を使わないのが基本条件です^^
家(イラスト)出る時間(普段の奥さんの想定時間より60分は早い時間を記入)
例)出発7:00 いつも30分は遅れるのなら90分早い時間。
あとは、空港(飛行機イラスト→タイスマイルおねさん→荷物イラスト。。。)
のような感じでイラストで描いたのを、ビデオ通話で見せて説明するのが得策かと。。。

書いたイラストを送ることができないので、ビデオ通話で見せながら娘さんに説明。
できれば、説明しながら同じのを娘さんに自分で納得できるイラストで描いてもらう。
自分の場合は、スカイプのビデオ通話で紙芝居の要領で説明して、
本人に書き写して納得したのをご機嫌取りながら沸騰&爆発させないように
水を注いで中和させてつつ、本人に説明してもらって間違ってる所を
本人が理解できるように注釈を書かせて説明してます。
(これだけやっても、その紙を忘れたり、カバンのどこにしまったか分からない~って
怒って電話してくるんですけどね。。。トホホです。)

間違いなく文章では。。。サイババのように予言できる未来が見えます^^

多分ですけど、荷物を預けてチェックインできると安心してカフェへってなりますから
イミグレを抜けて、飛行機乗る待機場所で美味しいカフェがあるよって(ウソ)伝えて
直行させるのが一番です!

奥さんと娘、6日の朝、無事日本に着きました。

ライン同士は無料のライン電話が使えますが、通話状況が悪い時は有料のライン電話を使ってみては如何ですか?

有料のライン電話だとラインアプリが入っていないタイのケータイにも電話できます。
通話状況も無料のより有料の方が良いし、料金も安いですよ。

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