田舎のロイカトン
今年のチェンライのロイカトンは11月の25、26日に成るらしい。
最も、タイの場合、4月のソンクラーンにしてもそうだけれども、何日から始まって何日に終わる、というのがはっきりしない。
25、26日というのは、(奥さんの話しで)街の方で催しがあるのが、その日という事らしい。
地域によっては、24~26とか、21~25とか色々ある様だ。
まあ「大体この辺の日程」、というのがちょっとタイらしい。
家の近所(パーン郡の農村地帯)では、気の早いタイ人(お祭り好きのタイ人?)は、20日頃から、パンパン大きな音の出る花火を打ち上げていた。
ロイカトンの2大行事と言えば、灯籠流し(みたいなもの)とコムローイ。
コムローイはソンクランの時にも上げるが、灯籠流しはロイカトンだけ。
しかし、もう、ソンクランもロイカトンも飽きたので、特に何かをするとか、何処かに出掛ける積りは無かったけれども、(25日の)夕方に、奥さんが突然、「ロイカトン、何処に行く?」と言い出した。
奥さんとしては、当然何処かに行く積りで既に「カトン」も買ってあった。
もっと、早く言ってよ・・・。
奥さん、「(昨日行った)チーウィット・タマダーに行く?」。
そんな事なら、きのう店員さんに聞かれた時に、予約しておけば良かった。
普通の昼間でも混んでいるレストラン、祭の夜、それも灯籠流しに絶好のロケーションなんて満員に決まっている。それに、家からは遠いし(車で1時間弱)。
で、近場(家から車で15分ぐらい)のお寺に行く事にした。
このお寺の横に川がある
お寺には、煌々と灯りがともり、大音量が流れていて、祭りの雰囲気は出ていたが、周囲は閑散としていた。
まだ時間が早かった為か、明日(26日)が本番なのか、理由は分からないが予想外に人出が少なかった。
ここから歩いて1分ぐらい、お寺の横の川が灯籠流しの会場(?)になっている。
そこにはパラパラと(十数名)人が居て、カトン売りの屋台とか、祭りには付き物のちょっとした食べ物のお店も、一応、出ていた。
カトン売りのお店、カトンはバナナの葉などで作る
突き刺さっているのはタイのお線香。
もっとカラフルで、綺麗なカトンもあった。
ローソクも立っているし「ケーキみたいだね」、と娘に話したら「じゃ~、刺さっているのはポッキーか」と返された。
食べ物の屋台
食べ物の屋台も出ていて、お祭りの雰囲気もかすかに出ている。
お祭りって、あんまり混雑しているのも困るけど、多少はこういう雰囲気、人が集まって来て屋台などで賑わっている雰囲気、がないと寂しい。
川辺でカトンを持って記念撮影
流れて行くカトン1
これは、自分達の流したカトンではない。
自分達の流したカトンは残念ながら、流れ始めて直ぐに、風でローソクが消えてしまった。
流れて行くカトン2
なかなか、暗い所で写真を撮るのは難しい。
コムローイ
コムローイを上げている人も居た。
一応儀式(?)は終わった。
後は、何かを食べに行こう。
近場のタイ料理店で食事
ピックカイ(タイのフライドチキン)、ヤムウンセン(春雨サラダ)、トム・チュー・サライ(海苔のスープ)、パット・カナー・ムー(豚とカナーの炒め物)、ご飯はカオニャオ、ビールはシン。
奥さんはSPY(ピンクラベルの瓶、弱いアルコール飲料)。
お魚も有ります
まあ、日本で食べる魚と比べれば、ちょっとアレ、だけれども一応御頭付き。
食事のお会計は、580バーツでした。
これで、一応、ロイカトンの義務は果たした・・・?・・・奥さん、26日もまた行くと言っているが・・・?。
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