チェンライの街中へ進出(1)
何処で暮らすのがいいのか、どういう生活がいいのか、理想は色々あるけれども、制約条件も多いので思い通りにはならない。
実は、このブログでもたまに書いているけれども、自分は、どっちかというと田舎より都会の方が好き。
人の余り居ない所より、街の中、或いは、街の近くの方がいい。
買い物に便利な所、遊びに行くにも便利な所、役所関係や金融関係・学校・病院などに行くにも便利な所がいい。
そういう意味で、日本の杉並区の住居と、タイのチェンライ県・パーン郡の自宅とを比べれば、圧倒的に杉並区の方がいい。
もちろん、パーンの田舎暮らしが、「悪い事ばかり」という分けではない。
奥さんの意向で、パーンで暮らして居ると言う面が大きいが、それだけではない。
パーンにはパーンの良さもある(田舎には田舎の良さもある)。
しかし、パーンは田舎過ぎる。
パーンの町は、ある程度の賑わいはあるがタイ人の田舎町で、日本人から見れば使えない。気の利いた飯屋も遊ぶ所もない。
チェンライの街ならば、パーンの町と比べて、かなり近代化されているし、便利に出来ている。
外国人にも(どっちかというと文明人にもと言う方が近い)使える(例えば、ボーリング場とか、映画館とか、洋風のレストランとか和食の店とか、気の利いた喫茶店とか、外国人にも便利な販売店とかの)施設も多い。
同じ、チェンライ(県)に暮らすならチェンライの街の方がいい(自分の価値観です)。
多分、チェンライに暮らす邦人も同じ事を考えている人が多い様で、タイ人の奥様が居て、奥様の地元で暮らすという人を除いては、街の中、或いは近郊で暮らす人が多い。
(いや、「田舎の方がいい」と思う人もいると思います。その価値観を否定はしません)
チェンライでの本拠地は今のパーンに置くとしても、「街に拠点があれば便利だな~」とは以前から考えていた。
例えば、街の中で飲み会が有ったとしても、街中ならタクシーで帰れる。自転車という手もある。
(チェンライの街といっても広いので、市内に暮らしていたとしても、普通は歩いては帰れない)
基本、酔っ払い運転はしないので、いちいち奥さんに迎えに来て貰う必要もなくなる。
しかし、家を借りるにしても買うにしても、コストや管理の問題があるので難しい、と考えていた。
街に拠点が有る事のメリットよりも、コストや管理の手間などのデメリットの方が大きい。
そう思っていたが、半年程前から、奥さんが、「街に家が欲しい」と強く主張し始めた。
奥さんの場合、常に何かを欲しがるのでいつも困るのだが、「ベンツが欲しい」などと言われるよりはコンドミニアムの方がまだまし(?)だと思った。
自分としてもメリットがあるし・・・。
まあ、それで色々あって、結局、街中・・・といっても本当の街の中心部からは外れるが、そこそこ便利な所にコンドミニアムを買う事にした(正確に言うと買わされた)。
(自分は、旧バスターミナル、ウィアンインホテルのある辺りから、時計台のある辺りまでが、街の中心だと思っている)
因みに、奥さんは新しく買ったコンドミニアムを(多分)資産が増えた、と思って喜んでいるが、自分は、これは消費だと思っている。かなり痛い出費。
まあ、ベンツなんてバカな物を買うよりはいい(タイは税金が高いので、日本で買うのと比べてもバカ高い)。
(これも自分の価値観なので、ベンツを買った人が居ても、その人の価値観は・・・否定・・・しません・・・)
投資とは思ってないが、将来、家族がどうしてもお金に困った時の足しには成る・・・かも知れない。
そういう事で、昨日(11月30日)コンドミニアムを買いに行った。
不動産って、どこの時点で「買った」と言えるのか難しいが、お金を払ったのが昨日(その前に20000バーツの手付金は払ってあった)なので、買ったのは昨日(?)。
ちょっと奥さんに任せ切りにするのは心配だったけれども、「お金を出すのは自分だけども、買うのは奥さん」(名義も奥さん)という位置付で、手続き等は任せた。
(どうせ、タイ語の書類なんて読めないし)(まあ、タイでも大手の業者らしいので、大丈夫だろう・・・)
2015/11/30(コンドミニアムを買いに行った)
場所は、空港に近い、チェンライの新しいイミグレーションのある辺り。
たぶん、土地の登記所だと思う。
土地の登記所(?)
最近、新築された建物らしい。
最終的な手続きはコンドミニアムの事務所でするのかと思っていたが、いきなりここへ(奥さんに)連れて来られた。
登記所の待合室の一角に、コンドミニアムの売り手の事務手続きのコーナーが有って(と言っても、テーブルが一つあって、そこに、係員が一人いるだけ)、そこで最終的な手続き(書類の記載や受け渡し)が行われた。
この時に備えて、日本から持ち込んだ現金をバンコクで両替したお金を、数日前に街のカシコン銀行で小切手に代えて持って来ている。
日本から持ち込んだ「円」はまだいい(軽い)のだけど、それを「バーツ」に替えた物は嵩張るし結構重かった。
日本は万札だけれども、バーツは千バーツ札なので、約3倍に膨れ上がる。それが、小切手に成ると、小さな紙切れ1枚に成る。
その、小切手も係員に手渡す。
土地の登記所(?)の中
実際の購入手続きは、この写真を撮った位置にある、コンドミニアムの会社のテーブルで行った。
会社の係員は、この役所の中では「顔」の様で、役所との手続きは彼女が役所の中に(何回か勝手に?)入り込んでやっていた。
基本、自分達は待っているだけ。
最後に、「あと1時間待って下さい」と言われて、待つ事に。
どうせ、タイの事だから、「1時間」と言ったら「2時間ぐらいは待たされるかな」と思っていたら、本当に1時間で書類が出来て来た。
これで、所有権の移転は無事済んだ(様だ・・・ちょっとだけ、ホントにちょっとだけ不安)。
この後、鍵などを受け取る為に、コンドミニアムへ・・・以下、「チェンライの街中へ進出(2) 」へ続く。
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追記。
ちょっと不思議なのだけど、貰った書類の中に、「タビアンバーン」もあった。
タビアンバーンは住居登録証(?)なので、いいのかも知れないけど(本当は多分、必ず、必要な書類なのかも知れないけど)、タイのタビアンバーンは日本で言う住民票や戸籍謄本の様な役目もしているらしいので、家(うち)には、タビアンバーンが2つ有る事に成るが、どう使い分ければいいのか、分からない。
まあ、奥さんが分かっていればいいのだけど・・・。
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