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2016年4月 2日 (土)

知り合いを作るきっかけ(1)

以前の記事、「余裕を持った生活がいい 」で、

「自分は、そんなに無理をして、交友範囲を広げたり、常に何かをしていなくても、そんなに頑張らなくてもいいじゃないか、と思っている」

と書いた。

しかし、1人で、全く孤立していては、つまらない。

人見知りの傾向はあるが、別に、人間嫌いではないし、普通に人付き合いが出来る(と思っている)。
(ただし、1人で居る時間も好きで、平均的な人達より、ずっと1人で居る事に対する耐性が強い(多分))。

チェンライに越して来てからは暫く(1~2年)、チェンライでの日本人との交流は無かった。
(バンコクに立ち寄った時は、日本人の知り合いとは、お会いした)

少しは、日本人の知り合いも作らなければならない、と思って日本人会に入った頃から少しずつ、知り合いが出来ていった。
しかし、今では、日本人会の知り合いが1とすれば、他が9ぐらいの割合で、日本人会と関係のない人の方が多い。
(単に、顔を知っているだけ、というのなら、日本人会とその他の人の割合は半々ぐらいだと思う)

まず、自分の場合、最初は何かのきっかけで知り合いを作り、後は、その知り合いの知り合い、と言う様に芋づる式に、知り合いを作る事が多い。
こちらから、特別に働き掛けて知り合いを作る事は、滅多にない。

以下、こんな感じで、知り合いになりました。

① 3ヶ月程前の話。

チェンライから日本へ1人で帰国する時の話。

ドンムアン空港でチェックインをする為に列に並んだ。
大変な混雑で、4回ぐらいの折り返しだけでは足りずに、最後尾は隣のカウンターの更に後まで並んでいた。
自分が列に並んで暫くすると、小柄なお爺さんが自分の後ろに並んだ。

暫くして・・・そのお爺さんが突然、日本語で話し掛けて来た。
最初に何と言ったかは忘れたが、要は、「話し易そうだったので声を掛けた」という様な事を話していた。

話している内に、「自分(私)はチェンライから来ました」と言ったら、その人もチェンライから来たという。
自己紹介で名前を聞くと、TTさんと言っている。趣味はお互いに共通するものがある事も分かった。
この時に、ピンと閃いた。

実は、その2日前に、数人で会う約束があった。
会合のメンバーの内2人は顔見知りだが、1人は面識のない人だった。
この人も(面識のない1人も)、自分と同じ頃に日本へ帰国する、という話も聞いていた。
この会合は、結局(顔見知りの)メンバーの1人が急用で不成立に終わったが、その時のメンバーの1人、自分が唯一面識のない1人が、TTさんという名前だった。

TTという名前がレアな名前なら、ほぼ確定だけど、割と一般的な名前(例えば、鈴木とか渡辺とか)だったので、少し探りを入れたら間違いない、数日前に会合をするハズだったTTさんである事が分かった。

この後、共通の知り合いの話題やら、家族の話、趣味の話、TTさんの昔の仕事の話、などで盛り上がって、1時間ぐらい行列に並んでいる間も、搭乗を待っている間も、飛行機に乗るまでずっと話をしていた。

チェックインの手続き後は機乗まで、少し時間があったので、イミグレを通過した後、空港内の喫茶店(?)でコーヒーを奢って貰ったりもした。
(払います、と言ったのだけど、いいから、いいから、という感じ)

でも、これって結構、凄い偶然かも知れない。
日本とタイの間を頻繁に行き来していれば、知り合いと同じ便に成る、ということはあるかも知れないが、あれだけ大勢いる列の、丁度後ろに並ぶ、という事は滅多にないハズ。
もし、そうでなければ、知らないままだった。

飛行機に乗ってからは、TTさんは、ちょっといい席、自分は普通のエコノミーだったので別々に成ったが、成田でまた、「ちょっと、喫茶店に寄って行きましょうか」という話に成って、成田第2ターミナルの1階のドトールコーヒーで、モーニングセットのホットドッグとコーヒーを注文して、暫し(でも1時間ぐらい)雑談をした。

この時も、「払います」と言ったのだけど、「いいから、いいから」みたいな感じで、またしても、奢って貰ってしまった。

その後は、京成でTTさんの最寄駅の船橋まで一緒に帰った(自分はJRとの接続のある日暮里まで)。

「(船橋の)家に寄って行きなよ」と言われたけど、大きな荷物もあるし、それはしなかった。
電話番号の交換もしたので、今度は、チェンライでお会いしましょう、という事に成った。

日本には6月まで居ると話されていたので、まだ、日本滞在中だと思う。


補足。

チェンライ空港の待合室などで、何かの切っ掛けで、初対面の日本人と話したり、顔見知りだけど、特に付き合いのない人と偶然出会って、話をする事はたまに有る。
奥さんが知り合いのタイ人と偶然出会って、その旦那が日本人で、それを切っ掛けに話をした事もある。

「今度、遊びに来てください」、という話に成った事はあるが、まだ、実際に、行き来した事はない。

自分ではないが、タイに来る飛行機の中で、隣合わせに座った人と、親しく成ってそれ以来の付き合い、という話も聞いた事がある。

兎に角、空港という所は、割と日本人が濃縮している場所で、待合室のロビーなど、暇な時間が有るので、日本人と知り合う機会も有る。

そういえば、十数年前、タイに来る飛行機の中で、隣に座った女の子(日本人の1人旅)とちょっと仲良く成って(多分)、普通なら、「ちょっとお茶でも」という展開に成りそうな感じだったけれども(多分)、空港にまだ付き合い始めた頃の今の奥さんが、迎えに来ているハズだったので、それで終わった(ちょっと、惜しかったかも・・・)。

飛行機で隣り合わせた青年が、バンコクのホテルへの行き方が分からない、というので、同じタクシーで彼のホテル(安ホテル)へ、届けてから、自分のホテル(これも安ホテル)へ行った事もあった。
この時も、一応、電話番号は貰ったけれども、後は何もない。


長く成ったので ② は、「知り合いを作るきっかけ(2)」へ続きます(予定)。

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タイの日本人、チェンライの日本人」カテゴリの記事

コメント

外国で日本人にあうとなんとなく話したくなります。ただし、様子を見ながらのことですが(笑)

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