チェンライ・パーンの夜の怪談
2016/06/24(チェンライ・パーンの夜の怪談)
深夜2時頃、パソコンでブログを叩いていたら、私の部屋の扉の外から、かすかに、「チリリーン、チリリーン」、という音が聞こえて来る。
音は聞こえたり、聞こえなく成ったり、いずれにしてもかすかな音。
たまに、ペタペタ、という足音の様な音も聞こえたような気がする。
おっかしい~な~、奥さんも娘ももう寝たハズだけどな~。
まさか、牡丹灯籠の鈴の音を鳴らすお化けが出た分けじゃないよな。
ここはタイだし日本のお化けが出るハズは無いけど・・・。
もしかして、泥棒さんでも入って、何か物色しているのかな~。
でも、泥棒さんじゃ、そんな音出さないよな~。
音は、虫の鳴き声、例えばコオロギの様にも聞こえるけど、ちょっと違う。
確認するしかない。一応警戒して、知らない人が居たら、直ちに戦闘態勢に入れるような心構えで、扉をそっと開けた。
扉の外は(要するに居間ですが)、予想に反して明るかった。
どうやら、幽霊ではないらしい。ちょっと安心。
まあ、幽霊何て信じてはいないけど、ここはタイの田舎、何があるか分からない。
見回すが部屋には誰もいない。
しかし、チリリーン、チリリーンという小さな音は聞こえて来る。
今度は、その音の発生源を探すべく、部屋の中を見回る。
どうやら、台所かトイレの方から鈴の音らしき音が聞こえてくるが、台所に人は居ない。トイレの扉は開いているが、電気は消えている。
(トイレと言っても、タイのトイレは(家のトイレは)かなり広いです。家(うち)は6~8畳間ぐらいの広さはあります)
深夜に、電気の消えているトイレの中から怪しげな音、またまた怪談らしく成って来たぞ・・・。
ちょっと恐る恐るトイレの中を離れた所から覗き込んで見た。
(トイレの扉は開いているし、居間の電気は点いているので、中に何が有るかは見える)
そしたら、眠ったと思った奥さんが、電気も付けずに顔を洗っているだけだった。
それでも、鈴の音は何処から出ているのかが明らかになって無い。
奥さんに近付いてよく見ると、鈴の音だと思ったのはやっぱり鈴の音だった。
奥さんの腕輪の先に金細工の小さな鈴が付いて居る。それで、顔を洗っていたので鈴の音が聞こえた。
それだけの事でした。
ペタペタと聞こえた、足音は多分奥さんがトイレに歩いて行った時の音。
で、この事をブログに書こうと思って調べたら、牡丹灯籠は鈴の音では無くて、「カランコロンと下駄の音」だった(何だがゲゲゲの鬼太郎みたいだな)。
最初、鈴の音を聞いて、もしかしたら牡丹灯籠のお化けではないかと期待したのは、実は、最初から勘違いしていた、というお話でした。
チャンチャン・・・終わり。
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