酒席の噂話
2016/06/15(酒席の噂話)
今日は知り合いと3人でちょっとした飲み会。
酒は強くはないけれども、数人で飲みながら、人の話を聞くのは結構好き。
酒席では、自分から話す事は少なくて、専ら聞く方に回る事が多い。
特に、チェンライでは、「何かを話したくてしょうがない」、人が多い様で、自分は人の話を遮ぎってまで話したいとは思わないので、勢い、聞き役に回る事が多く成る。
本日の酒のつまみ
噂話の話をする前に、まずは本日の飲み会の飲食関係のご説明。
今日の飲み会は安いだけが取り柄の、そこら辺の路地にある食堂。
酒はビールだけ(最終的に6本だった)。つまみは写真のタイ料理3品だけ。
カイ・シャオーム
料理の名前は食堂のオバチャンから聞いた名前をメモして置いた。
(メモを取って置かないと、直ぐに忘れる年頃です)
さっき、「安いだけが取り柄」と書いたけれども、実は、そこそこ美味しい。
この玉子焼きも、結構美味しかった。
因みに、シャオームというのは、中に入っている野菜の名前。
シークロン・ムートート
シーコンムートートともシーコ・ムートートとも聞こえる。
見ての通り、豚肉(ムー)とニンニクを揚げた(トート)もの。
これも不味くはないけれども、自分は、豚肉の脂身が嫌いなので、あんまり脂身の多いところはちょっと・・・。
パッ・ヘットファーン
キノコと豚肉などを炒めた(?)もの。
他の2つは、(タイ料理では珍しく)全く辛くなかったが、これは少し辛かった。
でも、全然問題ないレベル。
これも、まあ、美味しい。
兎に角、料理を食べるのが目的じゃないので、上の3品で十分。
後は、ビールと氷(タイではビールに氷を入れる事が多いです)さえ有ればいい。
で、ゆっくりとビールを飲みながら、たまに、ちょっとタイ料理を摘まみながら、あとは、ひたすら、おしゃべり。
まあ、そんなに深刻な話は無い。あっても愚痴程度。
聞いて役に立つ様な話も殆ど無い(少しは有る)。
皆さんの昔の彼女の話とか、最近のニュースに関連する話とか、人の噂話など。
で、今日はその噂話の中から1つご紹介。
ただし、又聞きだし、余り詳細を書くと誰の事か分かっても困る(?)ので、多少脚色してあります。
ある日本人が居ました。
かなり高齢のこの日本人、既婚者ですがタイ人の彼女が出来ました。
で、よくあるパターンですが、彼女に車、家などかなりのものを貢だそうです。
しかし、彼女にタイ人の彼氏が出来て、結局、別れる事に成りました。
(こういう場合、始めからタイ人の彼氏が居る場合も多いらしい)
ここまでは、良く有る話で、珍しくも何ともないです。
しかし、ここからが少し変わっている。
この方、彼女を作った事が日本の奥様にバレてしまった。
怒った奥さん、夫がタイ人の女性に貢いだものを取り返そうと日本からタイまで(仮にパヤオとしておきます)来たそうです。
その旦那と一緒に。
で、空港からタクシーで、何がしかの物を取り返すべく、彼女の家へ向かいましたが、途中で道が分からなく成りました。
タクシーの運転手さんも人の家など分かりません。
しかも、このご夫婦、タイ語が出来ないのでタクシーの運転手さんとのコミュニケーションも取れません。
困った、タクシーの運転手さん、このご夫婦を置き去りにして帰ってしまったそうです。
分けの分からない所に置き去りにされたご夫婦、途方にくれるだけです。
しかし、幸い、たまたま通り掛かった日本人を知るタイ人の女性に、彼女の知り合いの日本人を紹介して貰い、駆け付けた在留日本人に一旦は助けられました。
補足説明。
チェンライは結構、日本人も多いし、日本人の事を知っているタイ人も(主に女性)多いので、困っていると日本語で話し掛けられる事もあります。
(何故か、日本人である事は分かるらしい)
自分も昔、市内のバスターミナルで、どのバスに乗ればいいのか迷っていたら、「ドコニ、イクデスカ」、と話し掛けられた事があります。
補足説明、終わり。
その後、彼女の家も分かったらしく、交渉はしたらしいのですが、期待する結果は得られなかったそうです。
でも、まだ諦め切れずにいる、というお話でした。
この話を聞いてまず思った事、タイ語も出来ない、道も良く分からない、タイの文化も知らないで、いきなりタクシーで彼女の家へ行こうとするなんて、無鉄砲過ぎる。
仮に彼女の家へ辿り着いたとして、どう交渉するのか。言葉が分からなければ交渉のしようがない。
で、最大の問題は、タイ人の性格を知らない事。知らな過ぎる事。
タイ人が一旦手に入れたものを、簡単に手放す分けがない。
タイ人の女性が日本人の高齢の男性に近付くのはそれが(貢物が)目的なのだから、貰った物を返す分けが無い。
それが、分かってない(?)。
はっきり言って、この方達、「タイを舐めている」、「外国を舐めている」、としか思えない。
ここは、日本じゃない。
タイ人と、自分達日本人とは考え方が違う、価値観が違う、という事が分かってない。
タイで何かをやろうと思ったら、最低限そういう認識(タイ人と日本人は違うと言う認識)は必要。それが分かってない(分かろうとしない・・・?)。
と言う様な事を噂話を聞きながら思ったのでした。
しかし、この様な、タイの事を知らない、タイ人と日本人の違いを考えようとしない、ある意味、自己中心的な人、タイを、タイ人を、舐めているとしか思えない様な人達は結構居る様で、そういう方達の噂話は、次から次へとあります。
タイ人の女性と結婚して、車も家も買ったのだけど別れる時に全部持って行かれたとか、車だけは取り返したとか、そういう話は普通に有る。
しかし、多くの(?)人は、そういう可能性も考慮してタイ人と付き合ったり、結婚しているので、仮に別れる事に成っても、それ程慌てない。それはそれでしょうがない、と思える。
しかし、中には、そういう事(タイ人の女性が近付いて来るのはまず金目当てという事)が分からずに、タイ人の彼女が出来て有頂天に成ってしまう人が居る。
こういう人は危ない。
ちゃんとタイを理解しようと努力しない人が、後に、高い授業料を払う事に成るのは、或る意味・・・。
最後の「・・・」の所は読まれた方のご想像にお任せします。ブログを書いて敵を作くってもしょうがないので。
・・・ポチッ→ (日本ブログ村のタイ情報へリンクしてます)
余談。
「ある意味・・・」の所、例えば、「自業自得だという気がする」、とか、「困ったものである」、とかを入れると文章として成り立つ。
もう一つ自分の考え。
仮に高齢の男性が、タイ人の比較的若い女性を彼女にしようと思った場合、付き合いの程度にもよるけれど、ある程度のものは出すべきだと思う。
そして、買ってあげた家や車は、その時点で彼女にあげたものと思った方が良い。
(自分の物として買った車は、自分の物でいい)
兎に角、ケチはいけない。
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そんな事件は枚挙に暇はないでしょう。
kさんもその類になるのかも知れませんね。
でも、お互いに僅かの期間でも納得しているんだったら、仕方ないと思いますし、私だってその予備群かも知れません(笑)
投稿: 成岡卓翁 | 2016年6月16日 (木) 13時00分
いつも楽しみに拝読しています。老境にある人間が若い人と付き合うとなるとそれ相応の覚悟が必要かと。日本いる奥様に知られてしまった事は罪深いですね。一度きりの人生、ご自分の責任で一夜の夢を見てしまった事は誰も非難はできないでしょう。残りの人生を、奥様をたいせつに仲良く暮らしていけますように。
投稿: | 2016年6月16日 (木) 20時14分
日本の老人で若いタイの女にもてたと勘違いする方が多いのは、老人の私も同意します。
もてるのは貴方でなく貴方の持っている財布です、あくまで一般論で例外はもちろん有ります。
私もタイ人の若い娘にだまされたとか貢がされたとかのいろんな話を聞きますが、今回登場する話題の夫婦は、夫婦そろって超ど級の方ですね。
私のタイ訪問暦は20年近く、特にここ数年セミリタイアしてからは年間120日近くバンコクに遊びに行っていますが、さすがにここまで無鉄砲な話は聞いたことがありません。
タイ人を怒らせると危ないので、銃が誰でも買える国ですから命があっただけ吉としなければなりませんね。
私の場合ですが、バンコクで映画を見ていたら今月アパート代が払えないから3000B貸してくれと、タイの娘から電話がかかり貸しましたが、案の定連絡が取れなくなってしまいました。
タイ人に貸すとは、あげると同じ事と知っていましたが、少しは信用しつつ返してくれなくても諦めがつく金額です。これが1万Bだったら断りますが、、、、、。
ですから基本けちです、車をプレゼントするとか相手の名義で家を買うような事はしません。
物や金で相手をつなぎとめようとするから、怪我が大きくなる(大金を失う)訳で、金の切れ目が縁の切れ目となる訳です。
逆説的ですが、相場以下の少な目の金で相手がそれでも会ってくれるのなら、それは本当に好感を持ってくれているとも判断できます。
ホストや太鼓もちになったつもりで、ほめてほめてほめまくり相手を気持ち良くさせて、自尊心を満足させれば少ない金額でも最高のサービスが受けられるというのが私の持論です(金しか興味の無い娘には通じませんが)。
最高のサービスとは言葉の比喩でなく、ここに書けないようなあんな事とかそこまでしてくれるのとかの事で、気持ちの入ったサービスで私も信じられない位です、、、、(笑)。
ただ最近太客が出来た様で、母親の入院に付き添っていたとか叔父さんがプーケットで手術して世話していたとか様々な理由で、1回の訪問中2回位しか会えません。
会えば以前と変わらないのですが、来月又バンコクに行く時に、次は誰が入院するのか、入院以外のどんな言い訳をするのか楽しみです(笑)。
こういう余裕が持てるのは、違うタイプの同レベルの娘がスペアでいるからです。一人しかいないと相手のペースになるのでスペア更には補欠要員も手当てしていた方が安全ですね。
投稿: ACE | 2016年6月17日 (金) 15時10分