お金にまつわるトラブル2題(バンコク銀行の預金が下せない)
2016/07/30(バンコク銀行の預金が下せない)
27日にチェンライへ戻って来て今日(30日)まで、それ程、忙しかった分けではないが、ケリの付いてない懸案事項が幾つかあって落ち着いてブログを書いている暇がなかった。
ブログを書き始めたそもそもの動機の1つが、「暇だからブログでも書くか」、なので、他に気に成る事が有る時は無理して書く事は余りしない(たまにはする)。
日本からの帰国時の出来事やバンコクでの出来事など、写真やメモは取ってあるのだけど、さてどうするか・・・ボツにするか、そのうち書くか・・・?。
余り、時間が経つと鮮度が落ちるし・・・。
という事は置いといて、今日あった話をこれから書きます。
実は、昨日の夜から、奥さんと娘が所用でバンコクへ出掛けている。
で、自分は、奥さんと娘を昨日、チェンライ空港まで送って行った後、パーンの家へ帰らずに、街のコンドーで寝泊りしている。
奥さんと娘は2泊3日のバンコク旅行(?)だが、その間自分は、2泊3日のコンドミニアム独身生活・・・ちょっと嬉しい・・・。
チェンライ市内のコンドミニアムのリビング(時計は、電池切れで止まってます)
で、折角街に居るので、友人が飲み会に誘ってくれた。
午後1時頃から、夕方6時頃迄・・・チェンライは、暇な爺様が多いので、飲み会は割りと長い事が多い・・・。
自分と友人の他に、タイ人の奥様と日本人の旦那のご夫婦が2組で、都合6人で飲み会。
チェンライの街近郊の、ご夫婦の家にお邪魔して飲み会と成った。
皆さん、色々、美味しい物(主に、普通タイでは食べられない様な日本的な料理)を用意してくれたので、飲んだり・食べたり・話したり・冗談をタイ語や日本語で言い合ったり、なかなか楽しい宴会だった。
自分は、ビールを買って持って行っただけで、何も料理は持って行かなかった。
こういう宴会だと知っていたら、何か、日本から買って来た美味しい物でも持って行ったのに・・・すいません・・・。
今度誘ってくれた時は日本から買って来たお土産を持って行きます・・・。
でも、大体2週間もすれば目ぼしいものは、無く成ってしまいますが・・・。
(自分の場合、「作って持って行く」、という選択肢は、余り無い)
ここからが本題。
お金にまつわるトラブル、その1。
事件は宴会が終わって、友人と2人で、彼の家でコーヒーを飲んでいる時に起こった。
バンコクに居る奥さんから掛かって来た突然の電話。
「お金が、○○バーツ必要なのだけど、無い・・・どおしよう」(タイ語)。
実は、昨夜、出掛ける前に、バンコクでお金が必要だから下さい、と言われた。
数万バーツ必要なのは分かっていたので、「いくら要る?」、と現金で渡そうとしたが、「いくら必要か分からないし、現金を持ち歩くのは嫌なので、(ATM)カードを貸して下さい(タイ語)」、と言われた。
カードを貸す事は余りしたくなかったのだけど、奥さん名義のバンコク銀行のカードがあったので、それを貸した(名義は奥さんでも、自分のカード)。
で、そのカードで、「お金を引き出そうとしたら、カードが古くて使えない」「どおしよう」、と言う。
「え!・・・何で・・・?」、銀行のカード何て、そう易々と使えなく成る分けが(日本なら)ない。
古いって、言ったって、そんなに何年も使ってない分けじゃないし、残高だって、数十万バーツは有るハズ。たかが、数万バーツの現金が下せない分けが無い。
しかし、「奥さんは、古くて使えない」、という。
さて、困った・・・「どうしよう?」、って言われたって、ここはチェンライ、奥さんが居るのはバンコク。
どうしようも無い。
至急に送金する、という手も考えられるが、そんな事した事ないし、(銀行が休日の)土曜の6時過ぎ。
やはり、どうしようも無い。
これから、飛行機でバンコクに行っても間に合わないだろうし、第一そんなの手間が掛かり過ぎる。
(後から、考えた事・・・土曜日でもタイは、開いている銀行が有るので、何とか成った可能性は有る。しかし、その時は、そこまで考えが回らなかったし、一応、ケリが付いた今では、もう、そこは考えない)
で、どおしたかと言うと、結局、バンコクに居るお兄さんに借りる事に成って、取り敢えず、一件落着した。
(奥さんは始めから、それしかないのは、分かっていた様な気がする)
だから、昨日、現金を渡そうとしたのに・・・。
それより、毎月、かなりの額の小遣いを渡しているのに、何で、数万バーツぐらいのお金を持っていないんだ・・・?。
現金は無くても、多分、預金はあるハズだから、その通帳なりカードなりを何故、持って行かなかったのか、この辺の金銭管理の甘さは、家(うち)の奥さんだけの特性なのか(多分、そうだと思う)、それとも、チェンライの田舎の人の特性なのか(そういう、金銭管理の甘さという地域性もある、様な気がする)。
(自分の場合は、大体、現金は2箇所に分けて持っている。通帳は、奥さん名義の分も含めて、タイでは、3つ持っている)
(急に、大金が必要に成った時、通帳を分けて置くと、それぞれの分の限度額をATMで引き出せる。例えば、限度額が各4万バーツだとすると、12万バーツまでATMで下せる)
ここで思う事。
日本でも、お金が足りなく成って、サラ金に頼る様な、金銭感覚の足りない人も居る様だが、タイ人も、高い金利で、「金」、の質入れなどをする人も多い様なので、そういう、甘い金銭感覚の人が多い様な気がする。
大体、数万バーツぐらいのお金は、いつでも困らない様にして置くべきだと思う。
もう一つ、家(うち)の奥さん、とても出来そうもない事を電話で、「どおしよう」、と言って来る事が結構有るのも困りもの。
例えば、昔、自分が日本に居て、奥さんがチェンライに居る時、「BIG-Cの駐車場でバッテリーが切れて車が動かなく成った・・・どおしよう」、って、言って来た事があった。
そんな事、遠く離れて、日本に居る自分に言われても・・・。
この時も、別のお兄さんに電話して助けて貰ったらしい。
(まあ、兄弟が多くて仲がいい、というのは、いい事だけど、もっと自分がしっかりしないと・・・)
しかし、今回の事も含めて、遠く離れて居て、出来る事と出来ない事ぐらいの判断はして欲しい・・・子供じゃないんだから・・・。
で、もう一つの、問題(不思議?)。バンコク銀行の件。
参考資料、バンコク銀行の通帳
今調べたら、多分、昨年の7月に下したのが最後で、その時点で285247バーツあった。約28万バーツ。
それから、記録が無い(記帳してない、し、自分のメモ書きの記録も無い)ので、多分、そのまま残っているハズ。
それが、下せない。
何で、突然・・・?。
バンコク銀行なんて、一流の会社、タイとしては超一流の銀行のはずなのに・・・?。
どうも、タイ人のやる事は分からない。
もしかしたら、ATMを使っている時に、「このATMカードは、○○日以降は使えません」、というメッセージが出ていたのかもしれないが、自分は気が付かなかったし、もしかしたら、手紙で、お知らせが来ていたのかも知れないが、それだと、奥さんは、まず気が付かない(大体、文書を読まない)。
ATMにお金が不足して限度額まで引き出せない、何て事が普通にあるお国柄だから、何か、バンコク銀行の都合で、ちゃんとした、分かり易い連絡なしに、銀行側の都合で一方的にカードの使用停止をした気がする。
例えば何か連絡が有ったとすれば、タイ語が読めない、英語も読めない、という不利はある。
しかし、銀行のカードが使えなく成るなんて事は、日本では、滅多にない。
例えば、仮に、パスワードの桁数が変更に成ったとしても、古いカードが流通している間は、かなりの期間、並行して使えるようにするハズ。
更に・・・。
この、文章はカードを更新すればいい、だけの問題として捉えているが、まさか、何らかの事故で、年金記録の喪失問題のように、自分の預金の記録そのものが無く成って、28万バーツが戻って来ない、何て事はないよな・・・?。ちょっと、心配。
お金にまつわるトラブル2題(BIG-Cのレジにて)へ続く。
追記(2016/07/31)
まささんから頂いたコメントと奥さんの持ち帰ったATMカードを見て分かりました。
タイのATMカードには有効期限があるのを知りませんでした。
バンコク銀行のATMカード
○ EXP 11/15 と成っているので(多分)2015年11月までが有効期限だったらしい。
確かに、それ以前には使えたが、昨年の11月以降には使ってない。
因みに、他のカードも調べてみたが、カシコン銀行のATMカードには、
EXP 07/17 と成っていたので、有効期限は(多分)2017年7月。
サイアムコマーシャルバンク のATMカードには EXPが無くて、単に、
05/24 だったが、これも(多分)2024年5月まで、という意味であろう。
タイに来る様に成って15年(数日の旅行で年に1~2回来た頃は除く)、通帳は多分、14年ぐらい前から作っていたと思うが、今迄、有効期限切れで使えなく成った記憶は無い。忘れただけか、何かの時に更新していたのか。何故だかは、分からない。
もしかしたら、カードが使えなく成って、銀行で意味も分からず更新して貰っていた、のかも知れない。
ついでに、日本のカードも調べてみた。
みずほ銀行、三井住友銀行、ゆうちょ銀行、には有効期限は無かった。自分の持っている日本の銀行のATMカードはこれだけで、有効期限のあるカードは無かった。
一般的に、
「日本の銀行のATMカードは有効期限が無いが、タイのATMカードは有効期限が有る」、
という事なのか・・・?。
ここはタイ、日本とは違うので色々注意しなければならない、あらためて感じた。
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心配いりません
私も以前、クンタイ銀行で同じようにカードが使えなくなりました。
窓口でそのことを告げると、新規カードを発行してくれました。勿論、有料です。
タイの銀行カードにはデビットかクレジット機能がついているものが多いのですが、
迷人さんのカードもどちらかが付いていると思います。
デビットとクレジットは何れも期限があって、カード上に書かれています。その期限
が来るとそのカードは無効になります。日本だと新規カードを郵送してくれますが、
タイではそんなものはなく、窓口で再発行の上に費用が掛かる、という何ともな
仕様です。
銀行カードが使えなくても通帳でなら下せますので、急な場合は窓口で通帳を
出すことで引き出しできます。
投稿: まさ | 2016年7月31日 (日) 20時03分
まさ様
コメント有難う御座います。
今迄、気が付かなかった仕掛けが分かりました。
投稿: 迷人 | 2016年8月 1日 (月) 00時38分
初めまして、
タイの銀行は、私の知っているだけでも何件か口座残金が消えて無くなって戻らないと言う事件が有ったので、
大手銀行といえども信用せず、定期的に残高チェックしないといけないですよ。
私自身も、HSBCが撤退するときにタイの銀行に送った資金が消えて無くなりました。
この時は、銀行員によく知っていたマネージャが居たので何とかなりましたが、送金記録はあるのに、受信側に受信記録が無いという状態で、危うく預金が無くなるところでした。
おきをつけを。
投稿: ぷうどる | 2016年8月 2日 (火) 14時13分
>毎月、かなりの額の小遣いを渡しているのに、何で、数万バーツぐらいのお金を持っていないんだ・・・?
全部使ってしまって、預金は実際ないのだろうと思います。
うちもそうなのですが、タイ人にはお金を使い切るという優れた才能があって、渡したら渡しただけ全部きれいに使い切ってくれます。多くても少なくても。
単に計画性がないだけ、という可能性も高いですが、根本的に「銀行を信用していない」からじゃないかと思っています。
投稿: k | 2016年8月 4日 (木) 00時41分
タイの銀行のATMカードは5月から新規発行分はCIチップ付きのカードになりました。
従来のカードは期限に拘わらず、2019年12月末で使用停止になります。
下記のバンコクバンクのサイトを読んでおくといいでしょう。
http://www.bangkokbank.com/BangkokBank/InternationalNetwork/InternationalRelations/JapaneseRelations/Pages/default.aspx
タイの貧困層が銀行預金をしないのは、計画性が無いという国民性のほかに、銀行の敷居が高かった(現在はカードの普及で敷居は低い)からで、街の金行(GOLDショップ)が銀行兼質屋みたいな存在でした。
投稿: 東海小沢 | 2016年8月 9日 (火) 12時32分