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2016年8月 2日 (火)

お金にまつわるトラブル2題(BIG-Cのレジにて)

さっき見たら、前回の記事、「お金にまつわるトラブル2題(バンコク銀行の預金が下せない)」、が、日本ブログ村の、タイ情報カテゴリーの3位にいた。自分の記事としては、割と読まれた方に成る。

何回か書いているけれども、このブログ、知識は余り重視していない。
自分の身の回りに起こった事を感じたままに書いているだけで、読んで頂く方に、何かを教えよう、という意図は余り無い(少しは有る時もある)。

前回の記事も、たまたま自分の身の回りに起こった事を、その時自分が思ったままに書いただけで、一般的には、特に問題視する様な事ではないのかも知れない。
結局は、自分がルールを知らなかった(正確に言うと、忘れていた?)だけで、そんなに大袈裟に問題視する様な事ではなかったという気もする。

しかし、タイ情報カテゴリーの記事の3位まで上がったのは、そういう事(バンコク銀行に何か問題があった事)を期待して読まれた方も、かなりいたのかも知れない。

今回の記事も、特に問題にする様な事ではなく、誰にでも、たまには経験するような、或る意味、普通の出来事です。

それをどう感じるかは、人其々で、ただ、自分には割と印象的な出来事だったので、記事にしました。

ここからが本題。

お金にまつわるトラブル、その2。


2016/07/30(BIG-Cのレジにて)

コンドミニアムで暫しの独身生活を楽しんで居た時、生活をより快適にする為に、近所にあるBIG-Cまで買い物に出掛けた。
もう一つ、「今日」、買い物に出掛けた理由は、有効期限が短い105バーツの割引券(クーポン券)(105って、何でこんな半端な額なんだ?)が有った為。使わずに有効期限が過ぎると勿体ない。

前回記事のATMカードの有効期限は気が付かなかったけれど、このクーポンの EXP はちゃんと確認していた。

BIG-Cの場合、金額の大きい(100バーツぐらい)クーポンは、有効期限が5日ぐらいと短い事が多い。
(5バーツとか10バーツのクーポンは有効期限が1~2ヶ月ぐらいだったと思う)
また、こういう金額の大きなクーポンには、例えば、300バーツ以上の買い物をした場合のみ有効、という条件が付いている(事が多い)。

で、食材やティッシュなど500バーツ程の買い物が終わって、レジを探した。

誰でも、そうすると思うが、自分の場合も一番短そうな列(レジ)を探して、そこに並ぶ。
自分の並んだレジには、前に客が1組だけ。レジのテーブルの上に並んでいる物も少ない。
これは、直ぐに自分の番だな、と思っていたが、なかなか前の集計が終わらない。次々と、追加の品物を持って来る。

他の列に並べば良かった・・・と思っても後の祭り。
我慢して待っていた。
(大体、自分の場合、「ここは」、と思って並んだ列が、周りの列に比べて進みが悪い事が多い・・・何故だろう・・・)

やっと前の客の品物の打ち込みが全部終わって、最後にクーポンで値引きを入れる(係りのお姉さんがレジをたたく)。
後から考えると、この時、ちょっと嫌な予感がした。

自分は何時も、BIG-Cのカードと割引のクーポンを一緒に一番前に置く。この時も、そうした。
自分の番に成って、レジのお姉さんは一番最初に、BIG-Cのカードをレジにかけ、次に、品物のバーコードを読み取って行く。
ここまでは、全然普通で、カードは先に返して貰って、品物は少ないので直ぐにすべての入力が終わった。

ここで、違和感を感じた。
普通なら、最後にクーポンの分の入力をするはずなのに、それを、していない。
しかし、最初から疑ってじっと見ていた分けではない。自分の気が付かないうちに、素早く入力したのかも知れない。多分、そうであろう。

そう思って、表示された現金を1000バーツ札と細かいお金で払って、500バーツ札のお釣りとレシートを一緒に貰った。

レジのお姉さんは、もう次の客の打ち込みを始めていたが、自分は、ちょっと心配だったので、その場から離れずに(本当は次の客がいたので、少し前に移動して)、手に取ったレシートを確認していた。

結果、心配していた通り、クーポンが反映されてない。
やはり、違和感を感じたのは、その通りで、クーポンの入力をしていなかったらしい。

早く言わないと分からなくなる。もし、これが5バーツとか、10バーツぐらいのクーポンなら、面倒くさいから言わなかったかも知れないが(5バーツでも、言ったかな・・・?)、105バーツは大きい、他のクーポンも含めればもっと大きく成る(実際は、全部で120バーツだった)。
それに、今日わざわざ買い物に来た理由の一つが、勿体ないから有効期限内にクーポンを使う事で、ここで、クーポンが捨てられてしまっては意味が無い。

で、慌てて、次の客のレジを叩いているお姉さんに、今、受け取ったレシートを差し出して、「クーポンが入って無い」、と言うが(タイ語が)通じない。
今、貰った、レシートのクーポンの部分を指さして、「これが無い」(タイ語)というが、お姉さん、首を傾げている。
何回か言って、やっと、こっちの言っている事が分かったらしいが、今度は、クーポンなど貰って無いと言う。
ここで、「渡した」、「受け取って無い」の押し問答に成ったが、レジの隅から、自分のクーポンが出て来た。

最初にクーポンを出す時、前の客のクーポンの長さが、自分のクーポンと同じぐらいの長さのクーポンだったので、ちょっと、嫌な予感がしたのだが、レジのお姉さん、前の客の処理済みのクーポンと勘違いしたのだと思う。
(普通は、クーポンの長さは、10cm以下だが、自分のクーポンも前の客のクーポンも20~30cmあった)

自分の前の客の処理に手間取っていたので、自分の処理に移る時に、前の客の処理で動揺していて、その状態で自分の分の処理に入ったらしい。

自分のクーポンが出て来てからも、お姉さんは、「これが、本当にあなたのか・・・?」(言葉ではなく雰囲気で)、とちょっと疑っていた様だったが、流石に諦めた様で、「(出す時に)言わなかったから(マイ・プート)」とか言っている。

普通、誰だって、そんな事いちいち言わないだろ~。
諦めの悪い奴だ、いい加減、自分の非を認めろ。

多分、自分の置いたクーポンを前の客の物と勘違いしたか、「兎に角」、無意識で横に置いたのだと思う。だから、本人は自分がした事を覚えていない。

後は、タダ単に、見付かったクーポンの分の120バーツ(5+15+105)を自分に返せばいいだけなのだけど、お姉さん、動揺して(?)どおしたらいいか分からないらしい。

その内、自分が手に持っていたお釣りの500バーツ札をみて、まだ払ってないかの様な素振りも見せるので、「払った」と何回かいう羽目に成った。

多分、自分の手に持っている500バーツ札が目に入って、お金を払う前にレシートをチェックしてクレームを付けたと、記憶がすり替わったのだと思う。
クーポンの分を無視された挙句、2重に払わされては堪らない。

作業手順から言って、レシートはお釣りと一緒に貰うもので、しかも、次の客の処理に移っているのだから、前の客の金を受け取っていないハズがないだろう(と思ったが、これをスラっとタイ語で言えない)。

兎に角、お姉さん、パニックに陥って分けが分からなくなっているらしい。
しかも、(タイ人らしい)たちの悪い性格で、自分にとって不都合な事は、何か理由を見付けて他人のせいにしようとする、まるで、誰かの奥さんのような性格らしい(家(うち)の○さん?)。
しかし、これは自分の被害妄想で、お姉さんはそんな事(お金を払ってない、何て事は)思って無かったかも知れない。
タイ語は少しは話せる(積りだ)が通じない事も多い。特にこういうトラブルに成った時には余計に難しい。

遂に、この様子を見ていたベテランらしき人が出て来て、もう一度、打ち直して、120バーツの現金がやっと自分の手に届いた。
(やりかけの、自分の次の客の分を終わらせてから、自分の分の再入力みたいな事をしていたので、結構待たされた)


X4
打ち直したレシートの値引き部分

一応、120バーツはちゃんと入って来たので良かったが、余分な手間や時間が掛かったし、最後まで、「すいません」の一言も無かった。

これがタイ人だね、と、自分は思った。

今日は(7月30日)、奥さんはバンコクから、「ATMカードが使えない」と言って来るし、BIG-Cのレジでは変なレジ掛かりに当たるし、お金に関するトラブルが2件も続いて、ちょっと付いてない1日だった。


余談。

似た様な事を過去に数回経験している。

① 1回目は20代の頃、会社の社員食堂の夕食で。

昼間は、食券で支払うが、夕方は現金になる。
食事とお金の受け渡しが同じ所、同じ人で、前の客の受け渡しが終わった後、自分が注文して、細かいのが無かったので、1万円札を、受け渡しの場所へ置いた。
食堂のおやじは、そこを見ていなかった。
暫くして、自分が置いた1万円札を親父がスッと手に取って、直ぐ横に置いて有る籠(売り上げのお金が入っている)に入れた。
ここで、ちょっと嫌な予感がした。何となく無意識でやった様な気がした。
後から、考えると、ここで、「今の1万円、自分が出したものだからね」、と言って置けば良かったと思うが、それは、ちょっと言いにくい。

で、案の定、食事を差し出した後、おやじはお金を受け取ろうとしている。
「さっき出した1万円をそこに入れたじゃないですか」と言っても「知らねえよ」と言って取り合ってくれない。
多分、おやじは無意識でお金を取っているので、本当に受け取って無い、と思っている。
暫く、「置いた」、「受け取ってない」の押し問答をしたが、自分が、会社の中でこんなトラブルを起こすのは嫌だな、と思って、1万円にプラスして夕食の料金も払った。

後で、総務にでも言おうかとも、思ったけど、いずれにしても証拠がない。会社に入居している業者も、きちんとした売上管理をしている気配がないので、1万円ぐらい売り上げが多くても、多分分からない。問題のある社員と思われても困るので、その時は泣き寝入りをした。

今、思い出しても、くやしい。

② 日本の本屋で。

前の客が1万円札で支払った。
この時も、ちょっと嫌な予感がしたのだが、自分も1万円札で支払った。
で、本を受け取って、お釣りを貰おうと暫く待って居たが、お釣りを出そうとする様子がない。
ますます、嫌な予感。
「さっき1万円札で払いましたよ」

この時は、本屋の方で、「すいません」ということで、ちゃんとお釣りをくれた。
でも、ちょっと嫌な感じだった。

これも、レジのお姉さんが前の客の払った1万円札と混同して、無意識にしまった為と思われる。

③ 再びBIG-Cで。

昔、1000バーツ札で払ったのを、レジのお姉さんに受け取ってない、と言われた事がある。
この時は、奥さんも一緒だったので、2人で、「払った、払った」と主張して、レジの中のお金を全部数えて、やはり、「払った」、事が認められた。
でも、本当に、ちゃんと計算して確認が取れたのか、面倒なのでポーズだけ取って、確認した事にしたのか、実は今でも疑っている。


まあ、無意識に作業をするっていう事、誰でもあると思うけど、お金が絡むと話がややこしく成る。
どうしても、分からなかったら、監視カメラか何かで、正確に確認出来る様に成れば(自分は)いいと思う。

それなら、間違いがはっきりしたときに、素直に、「ごめんなさい」、といえるハズ。

昔、自分も参加した飲み会で、最後にみんなの払うお金が500バーツ足りなくて、誰が勘違いをしたのか分からなかった事がある。
結局、疑わしい2人の内1人が折れて不足分を支払った。
本人同士は「しょうがない」と納得したのだけど、納得しない第三者が居て、ちょっと後味が悪い事件だった事もある。

逆に、タイではお釣りが多くて、「アレ?」、と思って、後で計算したらやっぱり多くて、「ま、イッカ」、と思った事も度々ある。

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コメント

 日本ではコンビにでも、レストランでも請求額が間違うって事はまずないせいか、何の疑いもなく言われたまま支払っていたし、言われる前に暗算してお金を出していた。
 タイに来てから、多くのタイ人がレストランの請求伝票でもジックリチェックするのを目撃して、間違いが多いからそうしているのだろうと学習した。
その結果、請求額をきっちり確認してからお金を出す(支払う)ようになった。
スーパーのレジでもそうです。
そのお陰かどうか、今のところトラブルは皆無です。

いつも楽しく拝見させていただいております。私も東京とチェンライを行ったり来たりの者です。
確かにお金のトラブルありますよね。日本でも、タイでも。私も明らかにタイの人が悪くても、「すみません」の一言を期待するのは、やめました。期待しているとこちらが疲れます。

迷人様の今回のブログを拝見して思ったのですが、
レジでお金を払う(クーポンを渡す)のは、レジを打つ人の意識が前客から
完全に自分へ向くまでお待ちになったほうがいいのではないでしょうか。
レジ打ちの方が、「○○○円です」と言ってから、
お金やクーポンを出せば今まで経験された事象は起こりにくいかと思います。
まだ精算額も出ていないうちからお金を出すのは混乱の元かなと。

iいつも楽しく拝読しています。お国気質というか面白いですね。日本人でありながら日本の過剰なおもてなし?にはうんざりさせられることしばしばです。それも高級店ならいざしらず百均店やバーガー店で馬鹿丁寧な過剰応対を受けると、早くその場から立ち去りたくならます。以前まだ携帯が世界に普及していないとき、イタリアでホテル内のショップで土産を買ったときレジ横の固定電話でレジスターが耳に受話器を挟んで電話の相手と話したまま私が買った商品を最後まで打ち、袋に入れ、おつりまでデンと商品と一緒に私の目の前に置き、終始私の顔を見ることなく、まだ電話相手と話してました。これには流石のわたしも口あんぐり。これが日本でおっこったならば、「支配人呼んで頂戴!」ってことにもなりかねませんね。世界は広い?ですね。

YYYさんもおっしゃっているように、お金を出すタイミングがあまりに早過ぎるのだと思います。金額を聞いてから(確認してから)お金を財布から取り出す、という人が大半でしょう。

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