2016/09/06(河と大きな木のあるレストラン)(2日目)
前回の記事(「河と大きな木のあるレストラン(1日目)」)の終わりに、こう書いた↓。
今日(5日)も、「ちょっと面倒くさいな~」、と思いつつ奥さんに付き合わされたのだけど、まさか、明日(6日)も付き合わされるとは・・・この時は知る由もなかった・・・。
からの続きです。
自分は、奥さんの友達(当然タイ人)などと関わるのは面倒くさいので、出来れば避けたいと思っている。
しかし、奥さんはそれを知っているハズなのだけど、何故か、奥さんの友達付き合いに私を巻き込みたがる。
ある程度はしょうがないと思って我慢をするが、友達と合う約束をして連れて行く時に、事前にその事を話さない。そういう騙し討ちみたいな事を度々されるのはいい感じがしない。
2人で食事に来た積りが、着いた所で奥さんの友人が待っている、という事がよくある。
「聞いてないよ~」
と思っても、後の祭り、渋々付き合わされる嵌めに陥る。
今日(6日)は朝から、ちょっとした手続きがあって、奥さんと2人で郡役所などに出掛けていた。
昼頃、今日の作業は一旦終了したので、「お疲れ様で」、何処かへ食事でも行こう、という話に成った。
(今日は目的は達成出来なかった。後日、また出直す事に成った)
奥さんが、「それなら、昨日行ったマノロムカフェへまた行きたい」、と言うので、再びそこに行く事に。
パーンの郡役所からチェンライの市街の先にあるマノロムカフェまでは、約50km程と離れているが、他にも街へ行く用事があったので了承した。
暫くして、ちょっと嫌な予感がしたので、「今日は、友達は居ないよね」、と確認したところ、「今日も、○○さんと会う約束をしている」、という。
「そういう事なら自分は行かない」、「自分は8番ラーメンで食べるから・・・」、「1人で行って」、と言ったら、ここで突然、もの凄い剣幕で怒り出した。
家の奥さんの場合、役所とか銀行のような所で行う事務手続きが苦手(嫌い)らしくて、今日も朝から郡役所で色々やったので、ストレスが溜まっていたらしい。
そういう事もあって情緒が不安定になっていた(推測)。
そんな時に自分が奥さんの意に沿わない事を言い出したので、爆発したらしい。
こうなると、もう何を言ってもダメ。完全に壊れている。
奥さんの、言っている事は、支離滅裂で全く理論的でない。
こちらが、「(友達との会食の)お金は払うから」、と譲歩してもダメ。
この先、街でやろうと思っていた作業も投げ出そうとしている。
(それを、やっておかないと困るのは、私ではなく奥さんの方なのだけど・・・)
「日本人とタイ人は違う」「日本人は、旦那の友達は旦那の友達で、奥さんの友達じゃない」「奥さんの友達は奥さんの友達で、私の友達じゃない(だから、あなたの友達との会食は貴方達だけでやればいい。旦那の私が出る必要はない)」というのだが、奥さんは、これに返して、同じ事を言う。
「日本人とタイ人は違う」・・・と。
同じ事を言っていても、内容は正反対で、自分は、日本人なのだから日本のやり方でやる、と言っているのに対して、奥さんはタイ人だから、貴方もタイ人のやり方でやりなさい、と言っている。
(まあ、自分の場合、人見知りがかなり強いので、「日本人は」というより、「自分は」と言い直した方が正確かも知れない。でも、無理矢理、奥さんの友達付き合いに付き合わせようとするのは間違っている)
(逆もある。自分の知り合いとの飲み会などで、うっかり奥さんに送って貰うと、もう帰ってもいいよ、と思っても、なかなか帰ろうとしない。たまには、一緒に同席させないと不満らしい)
・・・
もうこうなれば仕方がない・・・最後の手段・・・。
バ○を相手にしていても始まらない・・・で・・・自分が折れて、一緒に行く事にした。
みんなで記念写真
本日のメンバーは友達同士の女性3人(奥さん、友達A、友達B)と、それに嫌々付き合わされた男2人。
1人は自分(写真を撮っているので写ってない)。
もう1人は、奥左側の白いTシャツのお兄さん。その右隣の髪の長い女性(A)の(多分本当の)お兄さん。
尚、このお兄さんが嫌々参加、というのは推測。
大体、酒も無い、こんな女子会に付き合わされて楽しいと思う男性が居る分けがない。
自分の注文の品
女子会への強制参加は面白くも何ともないが、お腹は空いている。
メニューには(一部を除いて)写真も何にも無いが、タイ語に英語併記がされていたので無難なところでスパゲッティを注文した。
大した期待はしていなかったが、これが意外に美味しかった。
(お腹が空いていたせいかも知れない)
でも、ハーブらしき葉っぱとか、唐辛子、右端の怪しげな青い実は除いて食べた。
フルーツ茶巾寿司(?)
奥さんのお友達が注文した茶巾寿司・・・本当は・・・?。
シュークリームのような物らしい。
中にクリームが入っていた。自分は食べてないので味は分からない。
(でも、美味しそうだった)
因みに、これが↓本当の茶巾寿司。
茶巾寿司
ネットで見付けた写真をコピペした。似ている・・・?・・・よね・・・。
きょうの出来事には直接関係ないけど、昔、荻窪駅前にあった京樽で買った茶巾寿司、ちょっと美味しかった。
Coffee類の価格表
自分は、スパゲッティの他には、例によって、「ラテ(Latte)ローン(Hot)」、96バーツを注文。
他にも、皆さん思い思いの物を色々注文していた。
ま、どうせ会計は全部自分に回って来る。
5人分で1000~2000バーツぐらいだな、と思っていたら、帰る時、奥さんが、今日は友達(B)の奢りだから払わなくていい、と言う。
エッ!・・・?・・・。
タイ人と会食して、奢って貰う事は非常に珍しい。
奥さんの友達(B)は、チェンライ出身だがバンコクで暮らしている。
チェンライのバンドゥーに2ガーン(1ライの半分)の土地を所有していて、今回はそれを売りに来たらしい。
(商談はまだ成立していない様だ)
多少(?)はお金持ちで、バンコクの文化にも馴染んでいる(?)。
(なので?)パーン近辺に住む、奥さんの一族や家の近所の人々とは、少し、違う。
フン(株)で7セーン(70万バーツ)儲けたという話をしていたが、「ま、そんなもんか」、と思って聞いていた。
一応、「凄いですね~」、みたいに調子を合わせて置いた。
後から、奥さんの話を聞いて分かった事は、今日3人でバンコクに帰るらしい。
飛行機の時間がまだ先なので、それまでの時間潰しをマノロムカフェでしていた、という事だった。
それなら、それに付き合った我々(自分と奥さん)が奢って貰った、というのも合理的な考え方の様な気がする。
もっとも、昨日は自分が奢っているし、奢ったり奢られたり、と言うのが普通の(正しい)人間関係だと思う。
タイ人でも、そういう事(常識?)が分かる人が居る。
やっぱり、自分の周りに居るタイの人達は、ちょっとおかしいのかも・・・?。
という事はさて置き・・・。
女性陣が話に花を咲かせている間、自分は退屈しのぎに、マノロムカフェの庭を散策。
一応、怖いので、奥さんに「ドゥーン・レン(散歩)ダイマイ(して来ていい?)」と断ってから外に出た。
マノロムカフェの船着き場
ここは、ロイカトンの時には、カトンを流す客が大勢来るのだろ~な。
シンメトリック
ゆっくりと流れるコック河に写る風景。
もう少し、川の水が透明なら、もっと綺麗に風景が写りそうなのだけど、タイの河は泥の混ざった茶色なのが、ちょっと惜しい。
最後に、マノロムカフェへの行き方です。
写真1
国道1号線をチェンライ市街から北へ向かってコック河に掛かる橋を渡り切った所で左折する。
そこから約400m直進した所が写真1の位置。ここを左折する。
(国道1号線を左折してから4つめの左折路)
(以前、「洋館のレストラン」で紹介した、チーウィトタマダーは2つめの左折路なので、そこから少し先の左折路)
写真2
→の様に直進する。
写真2の左側がワット・ロンスアテン(ロンスアテン寺)、右前方がインペリアル・リバーサイドリゾート。
ここから数百メートル道なりで、マノロムカフェの駐車場に着く。
今回は、不本意に連れて行かれたけれども、そうでなくて、自分の意志で行く分には、ちょっと面白い所だと思います・・・ポチッ→

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