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2016年10月 6日 (木)

日本での仕事(母の介護関係)

2016/10/05(日本での仕事)(母の介護関係)

自分の場合、年に5回ぐらい日本に来る。

「何でそんなに日本に行くの( or 来るの)」、と聞かれた時に、一番納得を得やすい説明が、「日本に母が居て、介護施設に入居しているので、3ヶ月に1回ぐらいは様子を見に行く必要がある」、と答えている。
実際、(日本に来た時)毎回ではないが、結構、自分で(家族で)なければ出来ない用事がある。

日常の衣食住は全て、介護施設の方で面倒を見てくれるが、そうでないものもある。

例えば、今回は、こんな↓通知が来ていた。

.
U1
介護関係の通知

① 介護保険・要介護認定・要支援認定・申請書
② 杉並区、介護保険に関する調査
③ 介護保険負担限度額認定証

母は実際は介護施設で暮らして居るが、住民票上の住所は、今、自分が居る家なので、杉並区からの通知は全て、家のポストに来る。
そういう通知は自分が一旦目を通して、手続きが必要なものは、自分でやったり、介護施設に依頼したりする。

今回も、自分が居ない2か月の間に5通の通知が来ていた。

5通の内、2通は「介護保険・・・支給決定通知書」、という、振込の連絡なので、これは、一応、口座への入金を確認するだけで、大した手間は掛からない。

残りの3通が、写真に撮ったもの。

この内、(多分)一番面倒なのが、①の申請書。
要介護者にもランクが有って、それによって介護保険からの支給額が変動する。
(基本は、重症な程、支給額が多く成るらしい)
かかり付けの医者のコメントなども必要なので、この記入は、介護施設の方にお願いした。
(かかりつけの医者が定期的に介護施設を訪問している)

申請書は、定期的に来るものと、こちらから不定期で申請する場合の2種類がある。
母の場合は、脳梗塞で、より状態が悪化した(重症患者に成った)時に、介護施設の方で気を利かして申請してくれた事がある。
通常は1年(か2年)に1回、役所の方から聞いて来る(申請書の提出を要求して来る)。

②は、無記名のアンケートなので、そんなに気を遣う必要もないと思われるが、介護施設の方で預かってくれたので、やって貰えるかも知れない。

③は何に使うものなのかよく分からない。毎年来るのだけど、1回も使った事が無い。介護施設の担当者に聞いても、「必要ない」、と言われる。

あと、必要な事は介護施設への入金。

食費や宿泊費、介護費などは、ほぼ定額で母の口座から引き落とされるので、毎月1回送られて来る会計報告を見て、実際の銀行からの引き落とし額を確認するだけでいい(確認をしない事もある)(施設を信用している)。

ただし、衣料費や医療費、日用品を買うお金は、別途払わなければならないので、それは、ある程度のお金を、施設の方に預かって貰って、そこから支払って貰っている。
これは、自分が海外暮らしだから特別、と言う分けでは無い。他の、入居者も同じ。
一遍に沢山の金額を預けて置けば楽なのだけど、余り多額の預り金を取ると、行政指導の様な事をされる可能性があるらしいので、ほぼ毎回、日本に帰国の都度、「おこずかい」、として、施設に補充しに行っている。

お金に関して言えば、母の場合いい事は、

母の年金収入 > 母の生活費(介護費用など)

なので、お金の心配をする必要が無い。

母は自分自身も国家公務員を長い事やっていたし、父の分の遺族年金もある。それに個人年金にも入っていたので、介護費用が、母の年金の範囲で収まっている。

母の入居している介護施設までは、家から歩いて20分ぐらい。
今日は、運動を兼ねて、諸手続きの打ち合わせと、母の様子伺いに、介護施設まで歩いて出掛けた。

先程の、区からの通知と、おこずかいの補てんの為のお金を持って・・・。

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U2
施設の中1

自分が行った時、母は車椅子に座って居た。係りの方は夕食の支度中だった。
(モザイクに成っているのが母です)

.
U3
施設の中2

入居者共用のリビング。テレビが置いて有る。新聞もあった。
入居者は車椅子の方が殆ど。
皆さん、それぞれ個室を持っているが、食事などは共用のスペースで行う。
さっき母が写っていた写真の手前が食卓。この写真の右側が食堂に成っている。

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U4
施設の入り口

中からも、外からも、勝手に出入り出来ないように成っている。

入館者はインターホンで係りの人を呼んで開けてもらう。

認知症患者が、1人で外に出たら危ないので、そういう事に配慮しているらしい。
母がこの施設に入る前に、ショートステイで入居した介護施設も出入り口は同じ様な作りに成っていた。

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U5
施設の外観

施設は、閑静な住宅地の中にある。
割と広い駐車場や、植物園の様な庭も有る(庭は、写真の右側の方にあるが、この写真には写ってない)。

全体的に綺麗な施設だし、中は明るいし、空調もしっかりしている。
(ただ、普通の人だったら、閉塞感みたいなものは感じると思うが、これは、なかなか難しい)
(今は判断力が落ちているけれども、入居した当初は、母も気に入っていたみたい)
(今はどう思っているのか、或いは、何も思っていないのか・・・分からない)
(昔は、奥さんや娘を連れて行ったりすると、正確に理解したけど、今は無理かな~?)

こういう、介護施設で、たまに虐待とか、悪い話の出る事もあるが、この施設は、そういう心配はいらない。
母を、この施設に入居させる時、色々調べたのだけど、結果としてここに決めたのは正解だったと思っている。

逆に、自分が基本海外暮らしなので、施設の方が、「何かあった時どうする」、という心配を随分されていた様で、その心配を少しでも減らす事が出来る様に、事前の打ち合わせや説明(文書も書いた)が結構大変だった。

日本に誰も家族が居ない(一応、親戚に保証人に成って貰った)、要介護者を受け入れるというのは受け入れ側も、ある程度のリスクを取る覚悟が必要だったと思われるが、よく受け入れを決断してくれたと思っている。

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