家の周りの騒音と距離感
2016/11/17(家の周りの騒音と距離感)
今朝、気持ち良く寝ていたら、ブー、ブ、ブ、ブ、という車の警報音で起こされた。
どうやら、近所のどこかの家へ訪ねて来た人が、その家の人を呼び出す為に鳴らしたらしい。
タイ人って、こういうところ無神経で・・・て、いうか頭が悪くて・・・隣近所に迷惑が掛かる事が分からないらしい。
朝の音としては、他にも、スズメか何かの鳥のチュンチュン鳴く声や、多分、大きな鳥のギーギー鳴く声、鶏(にわとり)の鳴き声、犬が吠えている声、家の前を通るバイクの音(注)など、結構色々な音が聞こえて来るが、そういう音は余り気にならない。
(注。家の前の通りでは、バイクと車の比が5:1ぐらいで、圧倒的にバイクの方が多い)
人によっては、鳥の鳴き声が気になる人もいるようだが、自分は余り気にならない。
1年程前、東京の家に鳥が巣を作って、チュンチュン鳴くもので、近所の人から、「巣を取り除いてくれ」、というクレームが入った事が有る。
しかし、鳥の巣は、結構高い所に有って、しかも簡単に近付けないような場所にあったので危なくて簡単には取り除けない。
(法的にも、ヒナがいる場合には、勝手に排除は出来ないらしい)
結局、しょうがないので、専門家に頼んで取って貰った。
日本人なら、近隣の人の迷惑はちゃんと考えるし、対処もする。
(スズメの鳴き声ぐらい、自分は余り気にならないが、「煩い」、と言われれば相手の立場に立って考える事も出来る)
(しかしタイ人は、特に田舎の人は、こういう配慮は出来なさそう)
自分はバイクや車の通る音なども、余り、気にならない。
日本の家は、環状8号線沿いに有るので、夜中でも車が通る。
車の音など、気にしていたら寝れない。なので、車の音など聞こえても、スルーするように神経回路が出来ているらしい。
要は、「煩い」と感じるのは音量だけでは無くて、音の種類にもよる。
車の、警報音は正に、人に対して注意を促す音の為、人が、「煩い」、と感じる様に出来ている。
そういう音を、朝っぱらから平気で鳴らす・・・やっぱり、タイ人は頭がおかしい。
鳥の鳴き声や車のエンジン音は、人が意図的に出すものではない。そういうものは、しょうがないと諦めるので、それ程、「煩い」、とは感じないという面がある。
それに対して、警報音は明らかに意図的に出す音なので、余計「煩い」、と感じる。
そういう事もあると思う。
兎に角、寝ている時に(寝ている時でも)家の前で、警報音を鳴らされれば嫌でも目が覚める。
自分は、騒音には比較的強い方だと思っているが、それでも、家の前で警報音を執拗に鳴らされれば目が覚める。
・・・コノヤロ・・・
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家の門
多分〇の辺りでブーブー鳴らしている。
家の辺りは、「呼び出しのチャイム」、の有る家が無いので、(車での)来訪を知らせるには、警報音を鳴らすのが、手っ取り早い、という事なのだろうけど。
因みに、自分の家を訪ねて来る邦人は少ないけど、警報音を鳴らした人はいない(多分)。
日本人はそういう事はしない。
(まあ、日本人の場合、事前に何時頃行きますと連絡してから来るので、こちらも、門を開けて待っているので、警報音を鳴らす必要はない)
ここで、ちょっと寄り道。(チェンライでの)人の家の訪問の仕方。
自分の場合。
基本は車での訪問。普通は、事前に電話で連絡してから行く(何かのついでに、連絡なしにちょっと寄ってみようという事もたまには有る)。
家の門が空いていれば、そのまま車で中に入るが(普通、チェンライの場合、殆どの家が車を置くスペースが有る)、閉まっていれば、携帯で電話する。
場合によっては、「ごめん下さい」(それ程、親しくない知人の場合)、と言ったり、「オ~イ」(親しい知人の場合)と言って呼び出す事もある。
稀に、「アレ、チャイムが有るじゃん」、みたいな家もあるが、邦人でもチャイムのある家は少ない。
タイ人が我が家に訪れる場合。
車で来る人は少ない。
訪れるのは、近所の人か奥さんの友達、奥さんの親族、たまに物売りの人。
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家の入り口
(日本在住の方に説明)
基本的に、タイの家には玄関がない。これは、コンドミニアムやアパート、一戸建ての家でも同じ。殆どの家が、リビングから入る。
尚、ドアホンとかチャイムも殆どない(我が家にもない)。
我が家の場合は写真左側が家の入り口(リビングへの入り口)。
近所の人は、門を入ってここまで来て、この写真を撮った所辺りから、声を掛ける人が多い。
例えば、奥さんの名前(通称)がノイだとすれば、家に向かって、「ノ~イ、ノ~イ」、と呼びかける感じ。
余り、親しくない人や子供だと、ちょっと丁寧に、「クン・ノイ・カップ(or クン・ノイ・カー)」。
稀に、門の辺りから大きな声で、叫ぶ人もいるが、少ない。
リビングのガラスドアが開いている時、近所の人が中まで入って来るのが面倒くさくて大きな声で呼ぶ事はある。
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リビングから見た外
ガラスドアが閉まっている場合、外から中は見えないが、中から外は見える。
近所の人の場合〇の辺りで、声を掛ける人が多いが、親戚の人(お義兄さんなど)や、奥さんの親しい友達などは、直接ガラスドアを開けて入って来る。
(ガラスドアの前で一旦立ち止まって、声を掛けてから入って来る事もあるし、開けてから声を掛けてくる場合もある)
(ドアが開いていれば、立ち止まらず、声を掛けながら入って来る)
気を付けなければならないのは、保険の勧誘や物売りの人で、割と平気で入って来るので(流石に、閉まっているガラスドアを開けて入って来る人は殆どいないけど)、奥さんの友達かと思って後で聞いたら、全然知らない人、だったりする事もある。
日本の場合は玄関が関所の様な役割を担っているが、タイの場合は関所がないので、比較的出入りが自由に成るらしい。日本流に言えばタイの家は、敷居が低い、イメージ。
話は戻って。
家の前で車の警報音を呼び出しに使う人も居るが、T字路の右折左折の時の警報音として鳴らす運転手も結構いる。
(最初の写真の↑の部分)
家は、門の正面がT字路なので、この被害(?)に合う事が多い。
大通りで、右折、左折、車線変更の方行指示も出さないような人が、こんな村の中の小路で、ブーブーと警報音を鳴らす。
(タイ人には方向指示を出さない運転手が多い)
なんか、使い方が間違っている。
曲がって危ないか、安全かぐらいの確認は、ちゃんと減速して、自分の目でやれよ、と思うが、警報音を鳴らして、他人に責任を押し付けて曲がろうとする人が多い。
(こっちは音を出して警告したのだから、後は、そっちが注意しろ、という感覚。最後まで自分が責任を持ってやろうとはしない)
人気(ひとけ)のない所ならいざ知らず、こんな、村の中で、大きな音を出して・・・少しは近所迷惑も考えろ・・・頭を使え・・・。
タイ人てホント我儘。自分の事しか考えてない人達なのだと思う。
大きな音の問題で言えば、祭りの時(ソンクラーンやロイカトン、新年の時)などに、爆竹などを鳴らすのはいい。
新築祝いや結婚式に、大音量のカラオケも許す。
(チェンライに来て最初の頃はこういう大音量を夜遅くまで鳴らす事には抵抗があった)
(しかし、今は、しょうがない、と思えるように成った)
しかし、特に何もない時に朝から、大音量の音楽(?)を流す家がある(最近はたまにだけど)。
これの意味が解らない。
夜中に、大きな声で夫婦喧嘩をしている家もあるのだけど・・・これは、しょうがないか・・・。
(村の場合、割と音が漏れやすい構造の家が多い事もある)(タイ人の場合、怒ると声がデカいし、夫婦喧嘩は筒抜け)
兎に角、タイ人というのは、うるさい事が好き、大きな音が好き、という人達のようだ。
(バンコク辺りより、特に田舎の方がこの傾向が強い様に思う)
後、これは、勘違いかも知れないけど、家の辺りに住むタイ人、目はいいが耳は悪いような気がする。
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タイの方々は音に対して「鷹揚」だと思っていましたが、よくよく考えてみると「鈍感」だというのが
解りました。日本人が思う騒音は感じないようです。
(ベトナムの人たちも同様です。すなわち東南アジアの人々に共通の性格かも)
投稿: Ken | 2016年11月17日 (木) 19時27分