お義母さんの誕生パーティ
2016/11/18(お義母さんの誕生パーティ)
昼頃、奥さんが一言、「夕方からお母さんの誕生パーティだからね(タイ語)」。
どういう意味だ、参加しろって事かな、それとも、夕方から出掛けるから(夕食は一人で食べてね)、みたいな意味かな?。
どちらにしても、今日は何も用事が無いからいい。
で、夕方6時頃、「誕生パーティに出掛けるから、これを着てね」、と言って先日(奥さんが)買った白と黒のTシャツ(いわゆる王様がらみの服)を持って来た。
やっぱり、一緒に来いっていう事か・・・。
面倒くさいな~、タイ人の宴会は(食べ物も美味しくないし、話も合わないし、第一方言がきつくて何を言っているかよく解らないし)余り出たくない。
しかし、お義母さんの誕生パーティに来い、と言われれば一族の端くれとして出ない分けにはいかない。
ま、2~3時間、隅っこの方で(我慢して)、ゆっくりとビールでも飲んでればいいか。
隣でパソコンで遊んでいた娘も、面倒くさいらしく。
娘、「行きたくない」、「行かない」、「ここに居たい(パソコンで遊んでいたい)」(日本語)。
(娘も、少し、反抗期に入ったかな・・・?)
私、「お婆ちゃんの誕生パーティだから・・・(出ない訳にはいかないでしょ)」(日本語)。
結局、家族3人で出掛けた。運転は奥さん、助手席に自分、後ろに、娘と、お婆さんと、親戚のおばさん。
他には、ピックアップトラックが1台(そちらの座席配置は知らないが人数から言って荷台にも乗っている人が居たハズ)。
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まずは、一族揃って記念撮影
パーティの会場は家から4kmぐらいの所にあるタワンデーンというお店(2016/09/13、「タイ料理の中の上」、などでご紹介済)で、奥さんの評価によると、「安くて美味しい」、というお店。
ここが、会場に選ばれたという事は、パーティの主催者は名目上はお婆さんだけど(タイでは、誕生パーティは本人主催で行う、支払いも本人)、影の仕掛け人は家(うち)の奥さんと見た。
本日、結集した一族は13人。
内訳は、自分の家族3人(私、妻、娘)、一番上のお義兄さんの家族3人(お義兄さん、奥さん、娘さん)、二番目のお義兄さんの家族3人(お義兄さん、奥さん、娘さん)。
これで 3家族×3人/家族=9人 。何故か、3家族共、同じ家族構成。娘さんが1人。
ここだけ見ると、チェンライの田舎でも少子化は進んでいる様だ。
因みに、今日の主役、お婆さんは、7人の子供を育てた(内、一人は十数年前に他界)。
後は、今日の主役のお婆さん、お婆さんの姉妹の娘さんご夫婦(お婆さんから見れば、姪御さんご夫婦)、ちょっとした一族の関係者の男性(ちょっと微妙な立ち位置なので詳細は省略)。
最近は暗くなるのが早くて、皆さんが席に着いた6時半頃には、外はもう真っ暗。お店(タワンデーン)の照明も薄暗かり。
タイ人って、こういう薄暗かりが好きらしい。
今日は、(奥さんの一族との宴会に参加しても)どうせ暇なので、ブログ用の写真でも取ろうと思っていた。
で、早速本日のお料理ベストテン(ワーストテン?)。
先ずは、ベストテンの対象外の2品。
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カオニャオ(左)と葉っぱ(右)
左。籠の中にカオニャオが入っている。
チェンライの人は主食はもち米(カオニャオ)で、奥さんの一族も基本、カオニャオらしい。
カオニャオは、自分も美味しいと思う。
右。葉っぱ・・・洋食や日本食のサラダみたいなものなのか・・・でも、サラダ的な物としては、ソムタムやヤムウンセンがあるから、葉っぱは葉っぱか・・・?。
葉っぱをそのまま(もちろん洗ってはあると思いますが)食べる習慣って世界的に見るとどうなのだろう。
兎に角、自分としては、「タイらしい」、と感じる物ではある。でも、自分は食べない。
以下は、美味しい順(不味くない順)に本日の料理のベストテンを2つづつ紹介。
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左、ピックカイ。右、パーチョンヌンマナーオ
尚、料理の名前は分らないものは奥さんに聞いた。奥さんの知識はちょっと怪しいので、そこを割り引いて読んで下さい。
左。ピックカイ。ここのフライドチキンは割と美味しい。KFCより美味しいかも知れない。
辛くないし、パリパリしていて美味しい。
右。奥さんはパーチョンヌンマナーオと言っていた。プラー(魚)、チョン、ヌム(蒸す)、マナ-オ(ライム)、という意味か?。
プラー・ニンと同じように見えるのだけど・・・?。
たいして旨くないけど、一応、魚だから。
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左、パット・カナー・サイ・ヘッ・ケムトーン。右、カオパット・ムー。
左。カナー(野菜の名前)とヘッ・ケムトーン(エノキだけ)を炒めたもの、ニンニクなども入っている。
美味しくはないが不味くもない。
右、カオパット・ムー(豚肉の焼き飯)。
タイの焼き飯(カオパット)のいいところは、ナムプリック・ナムプラー(辛くて酸っぱい)やマナーオ(酸っぱくて爽やか)を入れるところで、これによって、不味さが幾分カバーされる。
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左、ソムタム・プー・パラー。右、ラープ・ムー。
左、カニのソムタム。いつも食べるソムタムは、辛さを抑えて貰っているが、今日は奥さんの一族に合わせた辛さ(タイ人の普通の辛さ)なので、辛過ぎた。
右。ラープ・ムー。豚肉のラープ。
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左、ラープ・イサーン。右、ヤムウンセン。
左。辛いけど激辛では無かった。魚も入っていた。魚は食べ易かった。
右。これも、奥さんの一族(北タイの人一般)に合わせた辛さなので、激辛に近い辛さ。
そうでなくても美味しくないのだから、わざわざこんな辛い物食べない(味見をしないとブログが書けないので、その為にちょこっと食べた)。
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左、トム・コム・スープ。右、ラープ・クワーイ。
いよいよ、最後、不味い物の代表。
左。トム・コム・スープ。スープってタイ語としてはネーミングが変だけど・・・?。
見た目は美味しそうなスープだと思ったのだけど・・・辛過ぎるし苦いので自分には無理。
コムってタイ語で「苦い」という意味なのだけど、その、「コム」か別の意味なのかは不明。
右。ラープ・クワーイ(水牛のラープ)。
本日の不味いものの中でも、栄えあるベストワンに輝いたのは、水牛の生肉。
辛くて苦くて不味い。ほんの耳カス分ぐらい食べて、止めた。
(苦いのは水牛その物なのか、何かの香辛料なのかは分からない)
とまあ、このような豪勢(?)なタイ料理を食べながら一族の宴会は、和やかに続いたのでした。
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一族の宴会風景
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宴会場を背後から撮影
ちょっと薄暗い。
写真の右側の方にも沢山席があるのだけど、平日の8時頃でも結構混んでいた。
王様の関係で、もっと人出が少ないかな、と思ったが、そろそろそうでも無い様だ。
で、いよいよ、本日のメーンイベント、お誕生日ケーキの登場で~す。
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お誕生ケーキ
ケーキは2番目のお兄さんが買って来たもの。
見た目、随分綺麗でちょっと驚いた。
ケーキはいつもは奥さんが買う事が多いのだけど、今日は2番目のお兄さんが買って来た。
(お誕生ケーキのお土産が被る事はよくある。そういう時は2つ(or3つ)一緒にやる)
娘が、「74本のローソクを立てられるのかな~(日本語)」、と、隣で心配している。
(そうだね~、どうするのかな~)
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ローソクに火がともり・・・
何本立てるのかなと思ったローソクの本数は、結局、縁起のいい数字という事で9本に成った。
タイ人は「9」が一番縁起のいい数字だと思っている。
欧米人だと「7」かな。
日本人だと何に成るのか?。やっぱり、欧米人のパクリで「7」かな。七五三かな。1番目の「1」かな。
自分としては、「3」なんかが好きだけど。
しかし、74歳にも成って誕生日パーティをやりたいのか。多分、家(うち)の奥さんが裏で糸を引いていた様な気もするけど。
兎に角、宴会大好きなタイ人、奥さんの一族、なのでした。
(奥さんの一族は酒は弱いらしくて、実は量はそんなに飲まない)
お婆さんが火を消した、使用済みのケーキは、今日のメンバーの全員とお店の人に配られた。
見た目は、凄く綺麗で立派なケーキなのだけど・・・味は・・・。
タイのケーキって、なんで美味しくないのか。
元々材料が悪いのか、暑い国なので防腐剤が沢山入っているのか、未だ未開の国なので美味しいケーキを作る技術が無いのか?。
それでも、味覚音痴なタイ人はこれでも美味しいと思っているようで、例えば、我が娘などでも、日本で普通に美味しいケーキを何度も食べているハズなのに、このケーキも、「美味しい」、と言っている。
ちょっと不思議な感じ。タイの謎の一つと言ってもいい。
お会計は、タイの流儀に従って、お義母さんの一人払い。聞き耳を立てていたら、1840バーツ、と言っていた。
お給仕をしてくれた方に40バーツ、お店に20バーツ、更に知り合いのお店のオーナーに100バーツのチップを払っていたので、切りよく合計2000バーツ。
子供も含めて、1人当たり150バーツだから、安いと思う。
因みに、出掛ける前に奥さんに、ご祝儀を出すように言われた。
「いくら?」、と聞いたのだが、中々金額を言わない。
結局、1000バーツ入れてくれ、という事になって、ここに↓1000バーツ入れて奥さんに渡した。
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日本から持って来たお祝いの袋
何故か奥さん、この袋を使いたがるので、日本の100円ショップで買ったものを家に置いて有る。
今回は、奥さんの希望で、大きい方の袋を使った。
新年には、小さい方の袋で、お年玉を娘に500バーツ渡した(タイにはお年玉の習慣はない)。
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タイのケーキがくそまずいのは、バタークリームだからですよ。
チェンマイでは生クリームのケーキもちらほら見かけるようになりましたが。
投稿: k | 2016年11月19日 (土) 22時24分