食卓の国境線(ほうれん草)
2017/02/20(食卓の国境線(ほうれん草))
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本日の夕食
① レタスとスモークサーモンとチーズのサラダ。ドレッシングはキューピーのシーザーサラダドレッシング。
② ほうれん草とベーコンの炒め物。
③ 日本米のご飯。
④ 豚のそぼろ(ご飯に掛けてしまったので写真にはもう無い)。
⑤ 海苔。
⑥ ピクルス(これも写ってない)(これだけ、娘は食べない)。
センタンの王様のお店へ行った事で、本日の夕食のメニューが決まった。
目玉は標題にもあるが、ほうれん草。
センタンに寄った(奥さんとスタバに行った)ついでに、地下1Fの王様のお店を覗いたら、チェンライでは珍しく(?)ほうれん草の様な(注)野菜が有った。
(注)----------------
袋にSpinachと書いてあった、これが「ほうれん草」という意味である事がグーグル翻訳で分かった。
ついでに、娘に、「ほうれん草はタイ語で何ていうの」って聞いたら、「知らない」、というので、これもグーグル翻訳で調べたら、ผักขม、(パック・コム)と言うらしい。
パック・コム=苦い野菜・・・確かにきょうのほうれん草はちょっと苦かったので、娘も納得していた。
(注終わり)----------
ここで閃いた・・・今日は娘の大好きなほうれん草のバター炒めを作ってあげよう・・・。
近くには、レタスも有ったので、レタスのサラダも悪くない。
で、王様のお店でレタスとほうれん草を買った。
どうも、我が家の食卓には野菜が少ない。
タイ料理の野菜は出て来るが、日本人の自分と、食べ物は日本人に近い娘は、タイ料理の野菜は余り食べない。
今日は、野菜タップリの美味しい夕食を日本人シェフ(自分の事です)が作ってあげよう。
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王様のお店で買ったほうれん草
しかし、王様のお店の野菜、物はいいのだろうけど、量が多過ぎる。
家族で食べるには3束も有れば十分なのだけど、3束取ってもまだ10束ぐらい有る。
しかし、これより小分けしたものは売っていないのでしょうがない・・・最も、これだけで50バーツと安いので、値段的には問題ない。
これから、数日間、ほうれん草のメニューを色々考えなければならない。
料理自体は、ベーコンを先に少し炒めて油を取って、バーターも足して、ほうれん草の茎の部分を炒めて、葉の部分を炒めるだけなので、別に、技術は要らない。
塩はちょっと入れたが、自分の都合でかなり少な目。本当は胡椒を入れたいのだけど、これは、娘の好みで入れない事に。
しかし、それだけでは何となく味が寂しい・・・急遽思い付いて、あわびソースを少し入れて味を調えた。経験上、これを加えると大概の炒め物は美味しく成る。
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ほうれん草のバター炒め
次は、サラダ。
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サーモンサラダ
王様のお店で買ったレタスにスモークサーモンとチーズを入れて、トップスで買ったキューピーのシザーサラダドレッシングを掛けただけ。
料理に要した時間は全部で10分程度。
奥さんが、出来上がりの早さにビックリしていた。
食べ始める前に、奥さんと娘に、「食事だよ~」、と言って声を掛けたが、なかなか予定通りに動かないのが、タイ人の奥さん。
しょうがないので、娘と2人で先に食べ始めた。
家の娘は、バターとかチーズが入っていれば、大概の物は、「美味しい」、と言う。きょうもそこはしっかり押さえてあるので、娘はいつもの様に、「パパの作るものはみんな美味しい」、と言って食べている。
ここまでは、日本の食事。
(ピクルスとかもあったので、やや西洋風の日本の食事)
ここで、奥さんが参戦して来た。
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タイ人の奥さんが参戦すると食卓に国境線が張られる
○(タイ人の)奥さんの領域。〇自分の領域。〇娘の領域。
(左上の○はピクルス)
奥さん、カオニャオと何やらタイ料理らしきスープ(?)を持って参戦。
奥さん(タイ人)の参戦により、今迄無かった国境線が築かれた。
今日の料理は2つとも上出来だと思っていたのだけど、やはり(?)頑固な(?)タイ人には素直には受け入れ難いらしい。
(でも、一応、少しは食べたので、十年前よりは若干進歩(?)してる)
(不思議な事に、何故かピクルスは欲しがった。こんな酸っぱいだけのもの、何故タイ人が欲しがるのか不思議だ)
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奥さん専用のおかず
ケーン・パカチョーンと言うらしい。中に入っている茎らしきものがパカチョーンという野菜らしい。ケーンは汁という意味。
実は、自分もたまに食べるが不味くはない。他におかずがない時は、しょうがないので食べる。
カオニャオも美味しいし、タイ料理が全部が全部、どうしょうもなく不味いと言う分けでは無い。
流石にタイに来て15年も経てば、そういう考えも出来る様に成った。
(これは、進歩か・・・?・・・退化か・・・?)
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