キンキラ・チェンライ
2017/02/07(キンキラ・チェンライ)
タイの人達にとって一番「尊いと感じる色」は金色ではないかと思う。
それは、単に「好き」というレベルではなく、もっと根の深い所、大袈裟に言えばDNAに根ざしたもののような気もする。
4回前の記事、「カラフル・チェンライ」、に続くタイ人の好き(?)な色シリーズです。
どうも自分のイメージとして、昨年の後半から続く、「白黒」というのはタイ人らしくない。
良し悪し、好き嫌い、は別として、熱帯のイメージは、「トロピカル」または「カラフル」。
「白黒」と言うのは、(熱帯、或いは、タイ)らしくない。
タイ人の好きな色の中でも、金色は特別な色、高貴な色というイメージがある。
人によっては、豊かさの象徴、という意味合いもあるらしい。
中華系の影響をかなり受けている気がするが、一般のタイ人にも金色選好は深く浸透している。
当然、チェンライにも至る所に、金色が溢れている。
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最近出来た空港バイパスの橋にある飾り
この飾り(?)何か名前とか意味はあるのだろうけど、自分は知らない。
ただ、初めて見た時、「カッコイイ~ナ~」、と素直に思った。
今回のブログのテーマを思い付いたのも、この光景が頭に浮かんだから。それぐらい自分には鮮烈なイメージを与えた。
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家の近所のお寺で静かに佇む仏像
タイの仏像は、基本、金色。それだけ金色は価値の高いもの、高貴なもの、と思われている証拠の様な気がする。
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家の近所のお寺
ちょっと色が褪せているけど、一応金ピカの雰囲気は出ている。
この様な金ピカのお寺は、タイの隅々まで、街にも村にも必ずある。しかも、そこら中に沢山有る。
もしかしたら、子供の頃から見慣れている、こうした金ピカなお寺が、タイ人のキンキラ選好の原点かも知れない。
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ワットロンクン付近の前国王の肖像
タイの人々から深く敬愛された前国王の肖像も当然(?)金色で彩られている。
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チェンライ県、ワットロンクン
白いお寺として有名な、ワットロンクンにも金色の造形物は有る。
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ワットロンクンの金色の建物
白で統一したお寺といっても、やっぱり、金色の寺院とか仏像とかは(タイのお寺には)欠かせない物らしい。
噴き出す炎のような迫力がある(?)。
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BIG-Cの前の歩道橋もキンキラキン
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チェンライの街の象徴、時計台もキンキラキン
時間にルーズなタイ人の街の象徴が時計台というのも矛盾しているが、もしかしたら時の為政者が時間(を守る事)の大切さを、人々に啓蒙する為に設けたのかも知れない。
(穿ち過ぎか・・・?)
タイの民族衣装にも金色を取り込んだものが多い。
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タイの民族衣装の一例
本物の写真がないので人形で代用。
タイの民族衣装の全てがキラキラしたものではないが、写真の様な金色(或いは金その物)を取り込んだ衣装も多い。
・・・そして・・・庶民は・・・金行へ・・・↓。
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センタン内の金行
タイ人はちょっとしたお金があると、ネックレスなどの金製品を買う人が多い。
(逆に、ちょっとお金が欲しいと、金製品を売る人も多い)
(なので、金行はショッピングセンターには必ず数店あって結構儲かっている様だ(推測))
そんなに豊かではないと思われる、村の人でも、結構、金のネックレスなどを持っている。
また、おかまでもヤクザでもない普通のいい大人の男性が、太い金のネックレスをしていたりする。
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