« 奥さんの戦利品 | トップページ | ドイツ風ラーメン »

2017年2月16日 (木)

奥さんの賢明な対応

2017/02/15(奥さんの賢明な対応)

いつも奥さんには(本人にはその積りはないでしょうが)ブログネタに協力して貰って、感謝しています。
奥さんネタは、このブログの中でも割とアクセスの多いネタで、それだけ奥さんの(タイ人の)変な行動、変な考え方は日本人から見て面白い(或いは、バカらしくてあきれる)という事なのだと思います。
(今見たら、ブログ村のタイ情報の記事ランクの2番目に、前回の記事「奥さんの戦利品」があった)

しかし今回は、たまには奥さんの事を褒めようか、という意図の記事です。
替わりに、変なタイ人として奥さんの遠い親戚の、あるオバチャンが登場します。


朝、奥さんが娘を学校に送りに行っている間に50代ぐらいのオバチャンが家を訪ねて来た。

タイの家は、玄関などない。
門から入って、庭から、家のベランダに近づいて来た時に気が付いた。

このオバチャン、自分は何となく知っている人の様な気がしたがハッキリとは分からなかった。
(実際には7年ぐらい前に2~3回会っていた)

奥さんが居ない時に知らない人が訪ねて来ると、どう対応したらよいか迷う。

ベランダから庭に居るオバサンに向かって、一応、丁寧に(?)「何か御用ですか?」、と聞くと、「私は、○×△・・・」、「お母様の新築祝いの時にここへ来た事が有ります・・・○×△・・・」、というような事を言っている。
(○×△は何を言っているか分からなかった部分)

この時、確信は無かったけれども、昔ちょっと問題のあったオバサンの様な気がした。

しかし、確信は無いし、多分奥さんの遠縁の親戚らしいので無下には出来ない。しかし、問題のあるオバサンだったら家の中に招き入れる事はしたくない。

奥さんは、もう少ししたら(あと10分ぐらいしたら)帰って来る事に成っていたので、「(妻は)今家に居ません」、「娘を学校に送りに行っています」、「あと15分ぐらいしたら戻って来ると思いますが」、と言った。

オバサンは、「ここで(ベランダで)待たせて貰っていいですか」、と言ってベランダに座り込んだ。

家の中に招き入れようかとも思ったが、自分も忙しかったので、怪しい人を家の中に招き入れてずっと監視するのも面倒だと思ったので、まあ、ベランダで待って貰うぐらいいいか、という事で、そのままにして、自分は家に入って奥さんに電話を入れた。

しかし、奥さん電話に出ない。
(後で、聞いた話では、一昨日買ったばかりのiPhone7の使い方が分からなくて電話に出られなかったと言っていた)

そのうち、オバサン、「家の中で待たせて貰っていいですか」、と言って勝手にドアを開けて中に入って来た。

断る分けにも行かないし・・・。

しょうがないので、自分のやりかけの作業は中断して、同じ部屋で、それとなくオバサンを監視する事にした。

オバサンは部屋の隅の方で、ちょこんと座っている。

暫くして、奥さんが帰って来た。

家に近づいて、オバサンの顔を見た瞬間、奥さんの顔色が一瞬変わった(ような気がした)。

奥さん、私の部屋に入って来て、「驚いた」、「いつから居るのか」、と言っている。
自分も察しがついたので、「大丈夫」、「ずっと見ていたから(何かを盗られたという心配はしなくていい)」、と答えた。
(この辺の危険性は、日本よりタイの方がずっと大きい)

オバサンはそれから暫く奥さんと話をして、帰って行った。

奥さんが言うには、「2万バーツ貸して欲しい」、という話だったらしい。
「代わりに、乗って来たバイクを置いて行くから」、とも言ったらしい。
奥さんは、あんなボロバイク要らないし、2万バーツもしない、と(私に)言っている。

実は、このオバサン以前から問題が有って、奥さんの遠縁だけれども、奥さんの兄弟からは敬遠されている。
お義兄さんから、借金をして返さなかった過去が有るらしい。しかも1回だけではなく、そういう事が度々あったらしい。

7年程前にも、家の奥さんに借金の依頼をして、オバサンの実態を知っている奥さんは断った事がある(その時の経緯は自分も覚えている)。
それで、逆恨みして喧嘩別れに成ったらしい。

そういう経緯があるにも拘わらずヌケヌケと親戚として頼って来るのは、余程困ったのか、余程恥知らずなのか、はたまたバ○なのか・・・?。
(この辺もタイ人らしい、と言えなくもない)

兎に角、いくら(所得の低い)タイの田舎と言ったって、いい大人が2万バーツ(約6万円)の金も無いなんて言うのは、おかしいだろ~。

余程の、怠け者か、だらしないか。

それも、一旦問題を起こした人に再び借りに来るというのは・・・。何という恥知らず、何と言う厚かましさ。

当然、奥さんはお金を貸さなかったが、代わりに2000バーツを、「今回限り」「もう家には来ないでくれ」、と言ってあげたらしい。それで、オバサンは諦めて(満足して?)帰って行った。

こんな調子だから、「今回限り」、といっても数年後にはまた同じような事があるかもしれないが、次回はきっぱりと断る事も出来る(・・・多分?)。

それに、一応、親戚の義務は果たした。何も持たせずに追い返すよりは、大人のいい対応だった様に自分も思う。


・・・ヘンなタイ人って多いのだけど、困った事に、日本人でもたまに似たような人が居るような・・・。


余談。

上の内容とは全く関係ないですが、写真が1枚も無いのは寂しいので、今日撮った写真↓。

.
F1
2017年2月15日、12:30頃、BIG-C前の歩道橋にて撮影

何となくハロウインのお化けに似ていると思ったので撮った。 🎃

日本ブログ村のタイ情報にリンクしてます。ポチッとお願いします にほんブログ村 海外生活ブログ タイ情報へ

.

« 奥さんの戦利品 | トップページ | ドイツ風ラーメン »

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

いつも楽しく読んでいます。

チェンライ生活憧れてます。

お題
なぜチェンマイでなくチェンライだったんですか。
なぜ日本の田舎でなく言葉も良くわからない外国の田舎暮らしなのですか。
日本のほうが日本食が毎日食べれるし、タイの田舎では食事に不便ではないですか。
奥さんや子供さんとの会話に不自由はないですか。

----- 今は、自分のパソコンからコメントが入らないのでここに書きます(迷人) -----

① 妻の希望でチェンライ暮らしに成りました(妻の出身地)。

② タイ人の妻と暮らす事を考えると、自分の場合タイの方が楽です。
(日本だと、色々面倒を見るのが大変なので)
(実際に、1年間日本暮らしをした事があります)
(妻子がタイ暮らしだと、息抜きに日本に帰国する事が出来るのもいいです)

③ 食事に関しては凄く不便です。

④ 言葉の問題は妻とは不自由が有ります。娘とは、日本語95%で話しているので、不自由はそれ程感じません。
(タイで暮らすタイ人と日本人のハーフでも特別で、娘は、日本語がほぼ話せます)

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

« 奥さんの戦利品 | トップページ | ドイツ風ラーメン »

無料ブログはココログ

雑記帳フォト2014

  • 吉野家の牛丼
    吉野家の牛丼