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2017年5月 4日 (木)

蛙のから揚げを食べた

2017/05/04(蛙のから揚げを食べた)

今、奥さんの一族が家の周りに結集している。

で、朝から色々食べ物を持って来てくれる。
親切(?)で持って来てくれるので、断ってばかりもいられない。朝食は頂いた物を食べた。

まあ、美味しくはない。(多分、日本人である事を配慮してくれて)辛くは無いが、脂っこい。

近くに居た娘に、「日本料理との違いはなんだと思う?」、と聞いたら、「油が多い」、と正解を回答した。


昼頃、また、お義母さんの家へ呼ばれた。

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我が家の正面のお義母さんの家

「ソムタムなどが有るので、食べに来ませんか(タイ語を意訳)」、というお誘い。

食べ物はどうでもいいと思ったけど、ちょっとバンコクのお義兄さんに聞きたい事があったので、奥さんと一緒に出向いた。

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お義母さんの家でおやつ(昼食?)

お義母さんの家には、昨夜の小宴会のメンバーが揃っていた。

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本日の昼食(?)

右上、ソムタム・マムアン。ソムタムはマラコー(パパイヤ)を使う事が多いが、このへんの田舎では、マムアン(マンゴー)を使う事も多い。
因みに、今回のマムアンは我が家で採れたマムアン(まだ熟れてない、青マムアン)を使用した。

写真中央の緑の野菜は、インゲンみたいな豆(生)とパックブン(空心菜)とキュウリ。全部パーンのお義兄さんの畑で採れた野菜。

左下はカオニャオ(もち米を炊いたご飯)。この米もお義兄さんの田圃で採れた物。

で、問題(?)は右下の黒い物体。

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蛙のミイラ(?)

お義兄さんがこの辺で採った蛙を揚げたもの(らしい)。

タンパク源もその辺で採ったもので、自給自足をする事に先ずは感心。東京の生活では考えられない。
(日本でも、大昔、父が近所の池で釣ったフナをよく食べたが、今では考えられない(?))

如何にも、怖そうなので、ちょっと躊躇うが、でも、「ちょっと」。
地元の人達が食べて問題ない分けだし、カリカリに揚げて有って「生」じゃないので、食べられない事は無い。
むしろ、生の魚を食べた事のない人が刺身を食べるより、ハードルが低い気がする。

まあ、タイ人のみなさんが、「日本人は蛙のから揚げが食べられるか?」、と固唾を飲んで見守っている中で、注目を集める中で、受ける様に、大袈裟に怖がった演技をして食べて見せた。

味は、何かの骨を揚げた料理のようで、普通の日本人が食べた事のあるような、味、食感だった。
見た目を気にしなければ、普通に食べられる。半生で食べるカイモッデーン(赤蟻の幼虫)よりずっと食べ易い。
(ただ、そこら辺の田圃で採った物だから、多少、衛生面での不安はある)


ついでに、ちょっと、お義母さんの家のご紹介。

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居間

お義母さんの家はタイル張りの細長い居間に寝室が2つ(写真の扉の先)くっついている。
基本的に、床は全部タイル張。

今日、エアコンを取り付ける作業をしていた。
流石に、この暑さでは、エアコンが無ければ、タイ人でも、ちょっと苦しいらしい。

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居間の奥に台所が有る

お義母さんは、基本的に1人暮らし(と言っても、息子や娘達がかなり頻繁に訪れるので、日本の独居老人とは少しイメージが違う)なので、家はシンプルだが、まだ比較的新しいので、綺麗に成っている。

トイレは、台所の更に奥、半分外にある。

この他に、正面には比較的広いベランダ、家の周りにも幅1.5mぐらいのベランダが有る。

普通のこの辺の家と違って、(土地が狭いので)庭は無い。


余談1。

タイの人達の、一族を大事にする精神が、以前より分かって来た様な気がする。
一族で纏まっていると、食べ物を分け合ったりして、都合がいい事は昔から分かっていたが、もっと大きいのは情報の交換に有る。

兄弟が多いと、それぞれが得意分野を持っているので、なにか問題があった時に、効率的に助け合う事が出来る。
実は、今回、自分もバンコクのお義兄さんには、ちょっと世話に成った。
奥さんの一族で、このお義兄さんだけが、バンコク暮らしで、会社員なので、ビジネスや手続きに関する事は、結構頼りに成る。

他に、自営業のお義兄さんもいて、家を建てた時など、顔が広いのと、常識がある事で、結構世話に成った。

近所のお義兄さんは、知識に関する事は余り期待出来ないが、近所に身内が居るという事は、この社会(田舎の村社会)では大きい。


余談2。

娘が、お義母さんの家で朝食を食べた、と言ったので、自分が、「美味しかった?」、と質問した時の返答。

娘、「涙のある目玉焼きが美味しかった」。

「目玉焼きの涙」、娘にしてはちょっと上手い表現、詩的な表現だと思ったので、「タイ語でそう言うの?」、と聞いたら、「そうではなくて日本語で何て言ったらいいか分からなかったので、そう言った」、らしい。

日本語が完全に分からない事が、却って新鮮な表現を思い付かせる事もある、という事も有るらしい。


補足。

コメントで、「涙のある目玉焼きとは何ですか」、というご質問を頂きましたので、補足します。

半熟の玉子焼きの液状の黄身が、薄い白身の膜から流れ出している様子の事です。


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コメント

普通のタイ人(特に田舎の)はあまり料理はしないのかと思ってましたが、お義母さんの台所には2口コンロがありますね。これはLPガスですか?ガス料金は月どのくらい払ってるのでしょうか?
タイの標準的な家庭ではガスコンロは普通にあるのですか?以前ちらっとのぞいた時に電気コンロを使ってるのを見た事がありますが、
エネルギー関連の仕事もしており、ちょっと気になるので教えてください。

----- 迷人追記 -----
「なぜタイなのか」、の記事の後ろに、知っている範囲で回答しました。

私もカエルとか蛇は好きです。
蛇はうなぎほど脂は載ってませんが皮を向いてから蒲焼きにすると美味しいです。
カエルは市場でうっているものを揚げて食べるそうでミャンマー人がおしえてくれました。

市場にうっているものを虫も好きですが塩が強いのでとしよりには毒だと思います。

今の時期は日本の北海道でくらすほうが暮らしやすいですね。
札幌都心の中島公園では桜が満開です。
チェンライでも2月ころ桜が見れるのでしょうか。

タイの田舎暮らしもいいのですが株マージャンは日本でもできると思うのですがタイの雰囲気がいいのだと思います。
日本も内地を超えて北海道の道産子とか沖縄の海人なんかは人柄もいいですね。

八ヶ岳も この時期だと既に暑くなっています。
今年は5月初旬というのに日本列島は異常気象ですね。

「涙のある目玉焼き」とは、なんですか?

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