九十九里の海
父が大網白里に土地を買って家を建てた時、世の中はバブルの真っ最中だった。
大網白里に近い、土気(とけ)には、チバリーヒルズと銘打った新興住宅地(分譲地)が出来て、将来は、田園調布のような(ハイソなイメージの)街に成る、何て話も有った。
地価の高騰が都心から郊外へと広がって、その広がり切った辺りが、千葉県だと大網辺りだった。
兎に角、土地神話がまだ健在で、土地は下がる事は無い、持っていれば必ず価値が上がる、と信じて疑わない人が多かった時代だった。
確かに、ここに土地を買って、最初の1年ぐらいは公示地価が上がった。
しかし、それも、最初の1年だけ。あとは、下がり続けた。
多分、父は気が付かなかったけれども(自分も分からなかった)、父がこの土地を買った頃がピークで、公示時価の発表は実勢より多少タイミングがずれるので、もしかしたら父が買った時が、山の頂上、バブルの頂点、だったかも知れない。
父は、ここを気候温暖で、暮らすには良い所と思ったらしい。
この考えには、自分も一部賛成で、確かに、気候とか自然とかは、暮らすにはいい所である。
先ず、海が有る。これが大きい。見ようと思えばいつでも海を見に行けるというのは、自分にとっては大きなアドバンテージだった。
この時は、まだ、大津波が来る前だったので、海の近くの海抜の低い所は危険だ、という認識は無かった。
因みに、自分はチェンライは海が無いのが、弱点だと思っている
折角、タイに暮らすのだから、プーケットとかクラビとかラヨーンの様な海の近くにある所で暮らしたかった(津波は怖いけど・・・)。
海の見える絶景の高台に家を建てる。これが自分の夢だった。
(でも、東京やバンコクといった大都会の方が自分は好きだけど)
(海の近くに家を持つとしたら、やはり別荘という事に成ると思う)
大網の様な気候温暖、豊かな自然のある土地で、ゆったり暮らすのもいいな~と思った事もある。
実際、父はそういう暮らしをしていた。
父の場合、夏は涼しい八ヶ岳、冬は温暖な大網、その間に東京という生活をしていた。
まあ、話としては優雅なようでは有るが、3つの家を維持するのは、大変だったと思う。
(今、自分が似た様な立場に追い込まれている。日本に3つの家、チェンライにパーンの家と街のコンドー。全部で5ヶ所はしんどい)
(特に、この大網の家は、殆ど行かないし、時価も購入時の(多分)5分の1ぐらいに落ちているので、売るに売れない(?)不良資産と化している)
しかし、そういう事は考えず。ただ単に、ゆったり・のんびり暮らすには、確かに大網はいい所であると、きょう(2017/07/03)大網に来て、改めて思った。
ここなら、日本語で暮らせるし。日本食を食べるのに苦労しない。
.
家から4km程の所にある白里海水浴場の入り口
きょうは、7月3日。そろそろ海水浴シーズンの始まりで、もう少しでこの辺も賑やかに成る。
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海の家
この辺の海の家は、1年中常設の家とシーズンだけ建てられるプレハブ(?)の家の2種類がある様だ。
どちらの家も、今、準備中という感じがした。
.
バーベキュー禁止
まだ、海水浴客は居ない(少ない?)、が日光浴をしている人などは少し居る。
(タイで暮らす様に成ってから、日光浴する人の気持ちが分からなく成った)
(タイ人の様に成って、日焼けが嫌いに成った)
.
九十九里の砂浜
タイヤの跡がちょっと興ざめだけど、海はいい。海の良さは、やっぱ解放感だと思う。
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九十九里の波
穏やかな海だけど、写真を撮るタイミングによっては、波しぶきがあがる。
兎に角、自然の風景では(自分は)山よりも、海が好き。森よりも湖が好き。
プールのある風景も好き。要するに水の見える景色が好き。
(チェンライのコンドーは前面にプールが見えるので、ちょっと気に入っている)
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大網の田圃
大網には青々とした広い田圃も多い。海程ではないが、こういう風景もいい。
気候温暖で、海が有って、田圃も有って、駅付近にはイオンのショッピングモールや一通りの商業施設が揃っている。
そう思うと、ここに住みたい気もするが、身は1つしか無いので、そういう分けにも行かない。
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大網白里に近い、土気(とけ)には、チバリーヒルズと銘打った新興住宅地(分譲地)が出来て、将来は、田園調布のような(ハイソなイメージの)街に成る、何て話も有った。
地価の高騰が都心から郊外へと広がって、その広がり切った辺りが、千葉県だと大網辺りだった。
兎に角、土地神話がまだ健在で、土地は下がる事は無い、持っていれば必ず価値が上がる、と信じて疑わない人が多かった時代だった。
確かに、ここに土地を買って、最初の1年ぐらいは公示地価が上がった。
しかし、それも、最初の1年だけ。あとは、下がり続けた。
多分、父は気が付かなかったけれども(自分も分からなかった)、父がこの土地を買った頃がピークで、公示時価の発表は実勢より多少タイミングがずれるので、もしかしたら父が買った時が、山の頂上、バブルの頂点、だったかも知れない。
父は、ここを気候温暖で、暮らすには良い所と思ったらしい。
この考えには、自分も一部賛成で、確かに、気候とか自然とかは、暮らすにはいい所である。
先ず、海が有る。これが大きい。見ようと思えばいつでも海を見に行けるというのは、自分にとっては大きなアドバンテージだった。
この時は、まだ、大津波が来る前だったので、海の近くの海抜の低い所は危険だ、という認識は無かった。
因みに、自分はチェンライは海が無いのが、弱点だと思っている
折角、タイに暮らすのだから、プーケットとかクラビとかラヨーンの様な海の近くにある所で暮らしたかった(津波は怖いけど・・・)。
海の見える絶景の高台に家を建てる。これが自分の夢だった。
(でも、東京やバンコクといった大都会の方が自分は好きだけど)
(海の近くに家を持つとしたら、やはり別荘という事に成ると思う)
大網の様な気候温暖、豊かな自然のある土地で、ゆったり暮らすのもいいな~と思った事もある。
実際、父はそういう暮らしをしていた。
父の場合、夏は涼しい八ヶ岳、冬は温暖な大網、その間に東京という生活をしていた。
まあ、話としては優雅なようでは有るが、3つの家を維持するのは、大変だったと思う。
(今、自分が似た様な立場に追い込まれている。日本に3つの家、チェンライにパーンの家と街のコンドー。全部で5ヶ所はしんどい)
(特に、この大網の家は、殆ど行かないし、時価も購入時の(多分)5分の1ぐらいに落ちているので、売るに売れない(?)不良資産と化している)
しかし、そういう事は考えず。ただ単に、ゆったり・のんびり暮らすには、確かに大網はいい所であると、きょう(2017/07/03)大網に来て、改めて思った。
ここなら、日本語で暮らせるし。日本食を食べるのに苦労しない。
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家から4km程の所にある白里海水浴場の入り口
きょうは、7月3日。そろそろ海水浴シーズンの始まりで、もう少しでこの辺も賑やかに成る。
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海の家
この辺の海の家は、1年中常設の家とシーズンだけ建てられるプレハブ(?)の家の2種類がある様だ。
どちらの家も、今、準備中という感じがした。
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バーベキュー禁止
まだ、海水浴客は居ない(少ない?)、が日光浴をしている人などは少し居る。
(タイで暮らす様に成ってから、日光浴する人の気持ちが分からなく成った)
(タイ人の様に成って、日焼けが嫌いに成った)
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九十九里の砂浜
タイヤの跡がちょっと興ざめだけど、海はいい。海の良さは、やっぱ解放感だと思う。
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九十九里の波
穏やかな海だけど、写真を撮るタイミングによっては、波しぶきがあがる。
兎に角、自然の風景では(自分は)山よりも、海が好き。森よりも湖が好き。
プールのある風景も好き。要するに水の見える景色が好き。
(チェンライのコンドーは前面にプールが見えるので、ちょっと気に入っている)
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大網の田圃
大網には青々とした広い田圃も多い。海程ではないが、こういう風景もいい。
気候温暖で、海が有って、田圃も有って、駅付近にはイオンのショッピングモールや一通りの商業施設が揃っている。
そう思うと、ここに住みたい気もするが、身は1つしか無いので、そういう分けにも行かない。
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このプログを見つけてから更新を楽しみに見ています。5月から大網に単身赴任しており今回大網の話がでましたので初めて投稿させて頂きました。出身は岐阜の中津川というところで、11年前に東金に岐阜から赴任し大網に家族と5年住んでいました。6年前に東京に転勤 練馬の光が丘に6年家族と住み、この5月に東金転勤に伴い娘の進学の都合上家族は岐阜に私は大網に単身となりました。私の奥さんもチェンライ出身B.HUWAISUK結婚して30年程日本に住んでます。
定年後はチェンライに住む予定をしておりその時には改めてよろしくお願いいたします。今後もプログ楽しみにしてます。
投稿: takeo | 2017年7月10日 (月) 07時27分
コメントありがとうございます。
チェンライにお立ち寄りの時は、ぜひ声を掛けて下さい。
(ブログのコメントで、公開はしないよう指示頂ければ、連絡は付きます)
(ただし、タイ国内からだと、条件に寄ってはコメントが入らない事があります)
投稿: 迷人 | 2017年7月10日 (月) 21時37分