池八リゾートのンゴ
話はちょっと遡ります。
2027/08/22(池八リゾートのンゴ)
ちょっとした知り合いの、池八リゾートのオーナーから、このブログにコメントを頂いたので、奥さんを連れて久し振りに行って見た。
尚、家の奥さんも自分も、ここのオーナーもその奥様(タイ人)も、みんなそれぞれ顔見知り。
ここは不思議な空間である。
一応、「池八リゾート」、という名称のリゾート施設(ホテル)らしいのだが、そういう雰囲気が余りしない。
設備が足りないとか、良くないとか、そういう問題ではない。
建物は、絵に描いたような瀟洒な建物だし、広い敷地に池もあるし、レストラン風の建物も綺麗。日本風の大きな露天風呂だって有る。
綺麗な花や果物も沢山生っている。
以前、見せて頂いたホテルの客室も清潔そうで、いい感じの部屋だった。
設備としては良く出来ている、いや、良く出来過ぎている。
自分が不思議だと感じるのはこれだけの設備を整えて、しかも綺麗に維持しているにもかかわらず、オーナーに商売っ気が全く感じられない事。
ここのオーナー、1年の半分ぐらいは日本で仕事をされている(らしい)ので、此処に来るのは1年の半分くらい。
その時に、たまたま、お客が来た時だけ営業している。
客は、池八のホームページなどを見て、事前に予約をして来るらしい。オーナーが日本に帰国中の時は当然、断っている。
使用人も居るが、言葉の問題(客のターゲットは日本在住の日本人が中心)もあって、オーナーが居ない時の客の受け入れは難しいらしい。
なので、この施設がリゾートとして稼働する日数は限られている。
なので、これだけの設備の維持費の回収すら出来ないかも知れない。
設備投資資金の回収など「夢のまた夢」。
しかし、このオーナーそんな事は全然気にしてない様子で、要は、趣味で作ったリゾートという事らしい(自分にはそう見える)。
某日本食レストランのオーナーは、「儲からなくてもいい、収支トントンで維持出来ればいい」、と言っていたが、生活費ぐらいはお店の収益から上げようという意志があるが、このリゾートは始めから収益性は度外視して「赤字覚悟」で作っているらしい。
チェンライには、それだけ懐の広い日本人も多い、という事なのか・・・?。
それとも、皆さん謙遜して話されているだけで、しっかりした勝算、将来必ず大きな利益を生む、という見通しを持たれているのか。経営には素人の自分には分からない。
.
池八リゾートのレストラン(に成る予定の建物)
以前、ここに来た時は、この建物は無かった。
宿泊客が来た時は、此処で食事をして貰うという話。
一般の客を受け入れるのか否かは聞いてない。
いずれにしても、建物自体は完成しているけれどもまだクーラーも入っていないし、色々準備中の様であった。
.
池八リゾートのホテル
池八リゾートの名称の由来となった池(手前)とホテル(兼自宅?)。
この他に、離れにも宿泊できる部屋が有る。露天風呂はホテルの裏手に有る。
.
レストラン(?)の中
奥左は自分の奥さん。右はオーナー夫妻。写真右側の扉の奥は厨房など。
まだ、クーラーが入ってないので暑い、と、ご主人は言っていたが、開放的な大きな窓を全開すれば風が吹き抜けるので、それ程暑くは無い。
.
ビールで軽く乾杯
ご夫婦が日本から買って来たお菓子とビールで軽く乾杯。
今日は、此れから奥さんの運転で娘を学校へ迎えに行くのでそれ程ゆっくりする時間は無かった。
.
庭にあったンゴ(ランブータン)の木
以前、料理学校の先生の家に生っているンゴをチェンライで初めて見たが、此処にも有った。
市場には、普通に売っている果物なので、結構、何処にも有る物なのか・・・?。
写真では分からないけど、木には結構蟻が居て、気を付けて取らないと蟻が手や腕に乗り移って来る。
10個程貰って帰った。普通に市場に売っているンゴより美味しいンゴだった。
(ンゴって白い甘い実の部分は美味しいのだけど、芯にある種の周りに付いている薄皮が舌に纏わりついて来て、その食感がちょっと嫌)
娘のお迎えの時間が過ぎたので、ちょっと遅れ気味に娘を迎えに行った。
今日は、久し振りに家族で作(日本食レストラン)で夕食を食べる事に成って、作へ。
(昨日までプーケットで1人、遊んで居た事の埋め合わせという意味もある)
.
作、にて
.
奥さん注文のすき焼き(ただし豚)
すき焼きって、日本人的には普通「牛」だけれども、(宗教的関係で?)「牛」を食べない奥さんは、「豚」のすき焼きを注文。
お店の女の子(タイ人)に豚のすき焼きを注文したら、お店のオーナーが、「豚でいいの?」、って確認しに来た。
やっぱり、すき焼きは牛の方が豚より断然いいとは思うけど、タイ人用に、「豚のすき焼き」もメニューにはある。
折角、美味しい日本料理を出すお店を作っても、味覚の変なタイ人相手では一筋縄では行かない。
その辺のバランスがお店のメニュー作りの難しい所かも知れない。
.
自分は天ぷらうどん
これ、結構気に入っていてもう数回食べている。
完全に、日本の味で美味しい。
.
作の店内
開店当初と比べるとテーブルの数が減ってスッキリして来た。
調理時間を考えると、このぐらいの収容人数の方がいいのかも知れない。
余談。
この土地で、日本人が何か商売を始めると必ず悪く言う人が居る。
あのラーメン屋は不味いとか、あのお店は高いとか、お店に行ったのに挨拶に顔も見せないとか・・・。
確かに、人材紹介とか不動産関係とか、口銭を取る様な商売には、怪しげなものもあるのかも知れないが、それ程高いものでなく、単価のハッキリしている物を売る、という商売に関しては、そういうものを感じない。
嫌なら、もう2度とその店やホテル等に行かなければいいだけの話で、声高に、「あそこは○○でダメだ」、と会う人ごとに言いふらすのは如何なものか、と思う。
心の狭さを感じる。
自分は、リスクを取って、この異国の地で地道に商売をしている人には、基本的に頑張って貰いたい、上手く行ったらいいな~、と思う。応援したいと思っている。
タイ人が作る、和食風のお店も含めて、不味い店は不味い、という事もあるが、選択肢が増えるのはいい事だと思っている。
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2027/08/22(池八リゾートのンゴ)
ちょっとした知り合いの、池八リゾートのオーナーから、このブログにコメントを頂いたので、奥さんを連れて久し振りに行って見た。
尚、家の奥さんも自分も、ここのオーナーもその奥様(タイ人)も、みんなそれぞれ顔見知り。
ここは不思議な空間である。
一応、「池八リゾート」、という名称のリゾート施設(ホテル)らしいのだが、そういう雰囲気が余りしない。
設備が足りないとか、良くないとか、そういう問題ではない。
建物は、絵に描いたような瀟洒な建物だし、広い敷地に池もあるし、レストラン風の建物も綺麗。日本風の大きな露天風呂だって有る。
綺麗な花や果物も沢山生っている。
以前、見せて頂いたホテルの客室も清潔そうで、いい感じの部屋だった。
設備としては良く出来ている、いや、良く出来過ぎている。
自分が不思議だと感じるのはこれだけの設備を整えて、しかも綺麗に維持しているにもかかわらず、オーナーに商売っ気が全く感じられない事。
ここのオーナー、1年の半分ぐらいは日本で仕事をされている(らしい)ので、此処に来るのは1年の半分くらい。
その時に、たまたま、お客が来た時だけ営業している。
客は、池八のホームページなどを見て、事前に予約をして来るらしい。オーナーが日本に帰国中の時は当然、断っている。
使用人も居るが、言葉の問題(客のターゲットは日本在住の日本人が中心)もあって、オーナーが居ない時の客の受け入れは難しいらしい。
なので、この施設がリゾートとして稼働する日数は限られている。
なので、これだけの設備の維持費の回収すら出来ないかも知れない。
設備投資資金の回収など「夢のまた夢」。
しかし、このオーナーそんな事は全然気にしてない様子で、要は、趣味で作ったリゾートという事らしい(自分にはそう見える)。
某日本食レストランのオーナーは、「儲からなくてもいい、収支トントンで維持出来ればいい」、と言っていたが、生活費ぐらいはお店の収益から上げようという意志があるが、このリゾートは始めから収益性は度外視して「赤字覚悟」で作っているらしい。
チェンライには、それだけ懐の広い日本人も多い、という事なのか・・・?。
それとも、皆さん謙遜して話されているだけで、しっかりした勝算、将来必ず大きな利益を生む、という見通しを持たれているのか。経営には素人の自分には分からない。
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池八リゾートのレストラン(に成る予定の建物)
以前、ここに来た時は、この建物は無かった。
宿泊客が来た時は、此処で食事をして貰うという話。
一般の客を受け入れるのか否かは聞いてない。
いずれにしても、建物自体は完成しているけれどもまだクーラーも入っていないし、色々準備中の様であった。
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池八リゾートのホテル
池八リゾートの名称の由来となった池(手前)とホテル(兼自宅?)。
この他に、離れにも宿泊できる部屋が有る。露天風呂はホテルの裏手に有る。
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レストラン(?)の中
奥左は自分の奥さん。右はオーナー夫妻。写真右側の扉の奥は厨房など。
まだ、クーラーが入ってないので暑い、と、ご主人は言っていたが、開放的な大きな窓を全開すれば風が吹き抜けるので、それ程暑くは無い。
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ビールで軽く乾杯
ご夫婦が日本から買って来たお菓子とビールで軽く乾杯。
今日は、此れから奥さんの運転で娘を学校へ迎えに行くのでそれ程ゆっくりする時間は無かった。
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庭にあったンゴ(ランブータン)の木
以前、料理学校の先生の家に生っているンゴをチェンライで初めて見たが、此処にも有った。
市場には、普通に売っている果物なので、結構、何処にも有る物なのか・・・?。
写真では分からないけど、木には結構蟻が居て、気を付けて取らないと蟻が手や腕に乗り移って来る。
10個程貰って帰った。普通に市場に売っているンゴより美味しいンゴだった。
(ンゴって白い甘い実の部分は美味しいのだけど、芯にある種の周りに付いている薄皮が舌に纏わりついて来て、その食感がちょっと嫌)
娘のお迎えの時間が過ぎたので、ちょっと遅れ気味に娘を迎えに行った。
今日は、久し振りに家族で作(日本食レストラン)で夕食を食べる事に成って、作へ。
(昨日までプーケットで1人、遊んで居た事の埋め合わせという意味もある)
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作、にて
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奥さん注文のすき焼き(ただし豚)
すき焼きって、日本人的には普通「牛」だけれども、(宗教的関係で?)「牛」を食べない奥さんは、「豚」のすき焼きを注文。
お店の女の子(タイ人)に豚のすき焼きを注文したら、お店のオーナーが、「豚でいいの?」、って確認しに来た。
やっぱり、すき焼きは牛の方が豚より断然いいとは思うけど、タイ人用に、「豚のすき焼き」もメニューにはある。
折角、美味しい日本料理を出すお店を作っても、味覚の変なタイ人相手では一筋縄では行かない。
その辺のバランスがお店のメニュー作りの難しい所かも知れない。
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自分は天ぷらうどん
これ、結構気に入っていてもう数回食べている。
完全に、日本の味で美味しい。
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作の店内
開店当初と比べるとテーブルの数が減ってスッキリして来た。
調理時間を考えると、このぐらいの収容人数の方がいいのかも知れない。
余談。
この土地で、日本人が何か商売を始めると必ず悪く言う人が居る。
あのラーメン屋は不味いとか、あのお店は高いとか、お店に行ったのに挨拶に顔も見せないとか・・・。
確かに、人材紹介とか不動産関係とか、口銭を取る様な商売には、怪しげなものもあるのかも知れないが、それ程高いものでなく、単価のハッキリしている物を売る、という商売に関しては、そういうものを感じない。
嫌なら、もう2度とその店やホテル等に行かなければいいだけの話で、声高に、「あそこは○○でダメだ」、と会う人ごとに言いふらすのは如何なものか、と思う。
心の狭さを感じる。
自分は、リスクを取って、この異国の地で地道に商売をしている人には、基本的に頑張って貰いたい、上手く行ったらいいな~、と思う。応援したいと思っている。
タイ人が作る、和食風のお店も含めて、不味い店は不味い、という事もあるが、選択肢が増えるのはいい事だと思っている。
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