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2018年9月 9日 (日)

ドンムアン空港の中国語

この記事は9月9日に書いていますが、写真は8月30日に、日本帰国前にドンムアン空港で撮ったものです。


2018/08/30(ドンムアン空港の中国語)

日本とタイの往復も、もう随分やっている。このブログにも色々書いているので、今回はちょっと視点を変えて、空港内の表示言語に注目して見た。



以前から思っていたのだけど、タイの空港ってやたらと中国語の表示が多い。

ドンムアン空港は国際空港だから、英語表記は当然として、かなりの割合で中国語が併記されている。

日本の空港でも中国語表記がされているものも多いがタイ程じゃない。
韓国語が併記されているものも多い。日本の場合、中国が特別扱いされている様には感じられない。

しかしタイでは、中国が特別扱いされている様に感じる。中国語の扱いが大きい。
タイの空港の場合、英語表記と並んで中国語表記が標準という感じに成っている。

これは、どういう事なのか・・・?。

① 中国はアメリカに次ぐ大国という認識で中国語を併記しているのか。

② 空港利用者で中国人の比率が英語圏に次いで多いのか。

③ 中国は地理的にも近く、タイ国内に中華系のタイ人も多い。しかも、中華系タイ人はタイの政治や経済の中枢にいる人が多いので、そういう権力を握っている人達(タイのルールを決める人達)から見れば中国に親近感を持つ人が多い為か。

まあ、多分②が1番の理由なのだろうけど、③もある気がする。もしかしたら①もあるかも知れない。


前置きは、このぐらいにして実際にはどう成っているのか↓。

以下、基本的に英語もタイ語も中国語も分からない人間(自分の事です)のつぶやきですから、間違っていても笑わないで下さい。

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E1
ドンムアン空港の連絡通路

チェンライから来た便を降りて、到着出口&荷物受け取り場所に向かう通路。

旅客到達・・・「達」の字が「达(注)」に成っているけど、(日本語的に)大体読めるし、意味も通じる。
(注)グーグル翻訳で字を拾ったのだけど、ちょっと違う。点の数が2個に成っていた。

行李
領取・・・こうりりょうしゅ(?)。行李って日本語もあるし(注)領取も漢字の意味から受け取るって事だと思えるし、何となく分かる。

(注)行李とは、竹や柳、籐などを編んでつくられた葛籠の一種。


英語でも分かるけど、自分は中国語の方が日本語みたいで分かり易い。

これ、どうなんだろ~・・・結構、中国語の方が分かり易いと思う日本人が多いんじゃないか?。

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E3
預入荷物の受け取り場所

ทางออก、Exit
、出口・・・出口は中国語でも出口(チューハオ)らしい。これは(日本語と同じなので)分かり易い。でも Exit ぐらいは英語の苦手な自分でも分かる。
ทางออกタンオーク)も分かるけれど、自分はちょっと(10秒ぐらい)考えないと分からないかも。

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E4
預入荷物の受け取り場所に有った案内板


洗手間・・・トイレの事を「お手洗い」って言うから何となく分かるが Toilets の方が分かり易い。「間」はこの字でいいのか分からない。
(まあ、絵🚻を見れば分かるけど・・・この絵は国際標準なのか・・・?)

失物招領処(?)・・・処がちょっと違うけど、多分、この字だと思う。失くし物はこっちに取りに来て、という意味かな~?。

Baggage Service だとグーグル翻訳では「手荷物サービス」ってなるけどイマイチ意味が分からない。

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E5
国内線の預入荷物受け取り場所を出た所

国際到達・・・国际到达・・・国際線の到着はあっちだ、という意味だと思う。
international arrivals 国际到达 のどっちが分かり易いかは微妙。

因みに、英語の苦手な自分は最初 ARRIVALS の意味が分からなかった。
DEPARTURES とどっちが出発でどっちが到着か分からなかったが、Globe の DEPARTURES の歌を思い出して分かる様に成った。

約見点・・・グーグル翻訳では以下の様に成ったけど、これはちょっと難しかった。

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E11_2
約見点

約束を見る地点、っていう意味か・・・?。

まあ、こんな事調べても特に役には立たないと思うけど、何が書いて有るのか分からない、意味が分からない、というのは気に成るので調べて見た。

因みに、日本の空港にも中国語表記がされているものも有る。例えば↓。

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E2_2
成田空港第2ターミナルの地階(2016/01/15の成田空港第2ターミナルの記事より)

航站楼・・・ターミナルビルって意味らしい。
(「站」は「駅」の意味なのか・・・?)
(「楼」はグーグル翻訳だと「建物」と訳される。「塔」の意味も有るらしいので大きい建物はみんな「楼」なのか?)

右側に中国語と韓国語の表記が有る。

タイの案内板と比べると文字の大きさが違う。

この写真の案内板は(日本の案内版は)

日本語 > 英語 > 中国語 = 韓国語 

だけど、タイは大体

タイ語 = 英語 = 中国語

で、日本と比べると相対的に中国語の扱いが大きい。

これは、単に文字の大きさの違いという事では無く、タイでは中国の存在感が日本よりも大きいと言う事だと思う。


だから・・・どうした・・・と言われても困るのですが・・・。

まあ、タイに居ると、日本人ってのは、英語も中国語(漢字)も読めるので便利な事も有ると思う事が有る。稀には、日本語が読めて便利だと思う事も有る。

次回、もう少し例をあげます。今回は此処迄。

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コメント

>>② 空港利用者で中国人の比率が英語圏に次いで多いのか。


(2017年の) 一年間でタイを訪れる外国人観光客は、毎年増加しており、今年は昨年の3260万人を上回った。国別では中国992万人、マレーシア330万人、韓国171万人、ラオス161万人、日本157万人となっている。

http://www.globalnewsasia.com/article.php?id=4838&country=2&p=2

だそうですから、中国語を併記するのは中国人がぶっちぎりで多いからですね。

40年近く前、」新婚旅行でロスのディズニーランドに行ってマジックマウンティンに乗った時日本語で注意書きがあったのと同じ感じでしょうか?


なるほど、納得です。

ぼくが現役のころ、上司に「タイ=中国」だと言われていました。

タイの現地工場から機密中に機密が中国企業に、タイ人担当技術部門幹部ごと流れ、壊滅的打撃を受けたことがあります。

日本企業に工場と技術を移転させ、日本を空き家にさせ、タイを大発展をさせたところで、丸ごと頂という算段か、と疑いたくなるくらいです。

私が最初に覚えた中国語は、初めて香港に行った時でしたね。中国語でトイレの事を洗手間と言うのですが、この洗手の発音が索子の七索と発音が似てたのですぐ覚えました。中国語を覚えるにはまず麻雀から!

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