« どおしよう、大暴落 | トップページ | ある1日 »

2020年3月 2日 (月)

どおしよう、大暴落2

2020/03/01(どおしよう、大暴落2)

以下↓は前回の記事と同じ表。
3_20200229195501
直近1年間程の日経平均の日足(、先週の終値21143円)(、2019年9月5日)

先週末の日経平均は21143円。これは、約半年前の2019年9月5日の場中にも付けた値段で9月6日以降、先週末まで、その値段を割った事は無い。

先週の暴落は、先々週(2月21日)の終値23387円から、2244円下げた計算に成る。
(23387-21143=2244)

この下げは大きいけれど、約半年前の値段に戻っただけ、とも考えられる。
(状況が違うので、ちょっと無茶なこじつけですが数字上はそうなる)

その半年の間に自分はどう動いたか。
以下は、この期間中(2019年9月~2020年2月)の全売買。


会社名 2020/02/28終値
売買日 株数×売買単価 金額(万円) 評価損等 現実益

(売りの「評価損等」は架空の数字で、もし売らずに持っていたらどうなったかの数字)

①三井物産 1783.5
2019/09/17 1000×01903=190万円 売り 119500 649000

②ソフトバンクG 5013
2019/09/30 0200×04241=085万円 売り -154400 719000

③セコム 8575
2019/10/31 0100×10000=100万円 売り 142500 146100

④三井物産 1783.5
2019/11/07 1000×01907=191万円 売り 123500 653000

⑤ロイヤルHD 1792
2019/11/25 0500×02484=124万円 買い -346000

⑥ソフトバンク 1412.5
2019/12/02 1000×01486=149万円 買い -073500

⑦ソフトバンク 1412.5
2019/12/24 0800×01425=114万円 買い -010000

⑧エイチワン 618
2019/12/26 0100×00811=008万円 買い -019300

⑨富士通 11210
2020/01/09 0200×10925=219万円 売り -057000 239000

⑩空港ビル 4220
2020/01/27 0100×04960=050万円 買い -074000

⑪富士通 11210
2020/02/04 0200×12370=247万円 売り 232000 528000


この6ヶ月間の取引は売りが6回、買いが5回。

売りの総額が1032万円、買いの総額が445万円。差し引き587万円の売り越し。暴落前半年間としては売り越しは正解。

売りは全て現実益を出しているが、買いは全て評価損を出している。
損切りをした「売り」は無いが、評価益の出ている「買い」も無い。

見事(?)に、この期間の買いは全滅。
(売った訳ではないので、まだ確定はしてないが2月末の状態では全滅。すべて評価損が出ている)

ついでに調べて見たら、2019年の買いは2月6日のJALUXも5月20日と8月28日のブロードリーフも、評価損を抱えている。
要するに2019年以降で買った株で評価益の出ている株は無い。2019年以降の買いは(現時点では)全て失敗。

直近6ヶ月で買った株の評価損の合計は522800円。この中では⑤ロイヤルHDの評価損346000が大きい。
直近6ヶ月で売った株の現実益の合計は2934100円(ただし、税引前)。

現実益から評価損を引いた額は、2411300円なので、この約240万円が、この半年間に行った売買の単純な利益。
ただし、この数字は税引前の数字。

尚、自分の持ち株としては6ヶ月以前から持っている株の方が多いので、その分の6ヶ月間の評価益の棄損額はもっとずっと大きいが、毀損しても尚、評価益は残っている。

①~⑪の「売り」の評価損等は架空の数字で、その時売らずに今売ったら、と仮定した場合との差額。
「売り」の評価損益の黒字は既に売って正解、赤字は焦って売らずに「今」(2月28日終値で)売った方が良かった事を示す。

評価損等の欄の赤字は(現時点での)「売って不正解」「買って不正解」を示す。

まあ、これだけ下がって来ると、①④の三井物産の利確、③のセコムの利確、⑪の富士通の利確はして置いて良かった。
②のソフトバンクGの利確と、⑨の富士通の利確は、先月末に利確した方が良かったが、まあ利益は出ているので良しとする。

折角株価が高い時に売りそびれて、儲け損なうと今みたいに大きく下がった時に、「あの時売って置けば良かった~」、と後々後悔する事に成るが、(自分の場合)一部でも利益を取って置けば、ちょっと安心する。

でも、セコムなんかはもうちょっと売って置けば良かった。
売ったのは100株で、まだ600株持っている。平均買い単価は8539円で、2月末終値は8575円。ほぼ買値に落ちている。

まあ、売り買い全体的に見て、今の暴落状況を考えると、売りの総額 > 買いの総額 なのはいいし、利益確定も結構しているので良しとする。
ただ、買いは全滅なので、やはり、自分は短期的な売買は上手くない。


暴落時に対する「事前の」対策としては、高値圏にあると感じた時、株は売り越して持ち高を減らして置くという手の他に、株と反対の動きをするものに資金を回して置くという方法もある。

実は、2014年3月に田中貴金属で金を購入して、ずっと預けてある。
平均買い単価は税込みで4588.24円、それが、コロナ騒ぎが始まってから急騰した↓。


U8_20200301041401
田中貴金属の金の売買価格

2月28日(2月末)時点で1g=6310円で売れる。

6310÷4588.24≒1.375・・・大体6年かかっているが約37%上昇している。

この間、日経平均は2014年3月末の14828円から、2020年2月末の21143円まで値上がりしているので、

21143÷14828=1.426・・・暴落の後でもまだ、6年前よりも約43%高い。

まあ、株の場合には配当金も有るので、この6年間で見れば株の方がパフォーマンスは良かったが、金は、直近1ヶ月~1ヶ月半で見れば株価と反対に5%程度上昇している。

田中貴金属の金買取価格 1月16日、5995円。2月28日、6310円。 6310÷5995≒1.053
日経平均終値 1月16日、23933円。2月28日、21443円。 21443÷23933≒0.896

1月16日~2月28日の期間で見ると、金価格の約5%上昇に対して、日経平均は約10下落している。

金と株は必ずしも逆の動きをするとは限らないが、逆の動きをする事が多いので、今回の様な株価の暴落時には一定のセーフティー効果を発揮する(と思う)。


で、次に、この後、どおするか。

基本的に、当面は売り目標価格は変えない。なので、暫く(早くて3ヶ月、普通に考えれば1年~3年?)「売り」は出来ないと思う。

買いは、幾つか目標価格を設定していた銘柄が有るので、それに近付いたら考える。
ただし、こういう急落している時は焦って買わない。
本当に15000円に向かって下げて行くかも知れない。なので、買うとしても、ちょっとづつが基本。

余談------------------------------

昔、ITバブルが弾けた時に、そうとは思わず、富士通をどんどん買い進んだ事がある。
ナンピン地獄。
正確に計算するのも嫌だったので計算してないが、多分、当時の持ち金の半分ぐらいは使ったと思う。

これも覚えてないが、最初の頃に買った値段の4分1~5分の1、ぐらいまで値下がりした。
(もちろん、ナンピンしてますから、平均買い単価の4分の1、という話では無いです)

評価損が大きく膨らんで、もう一生この評価損は解消不能と思った。
(でも、その前のホントのITバブルの時の確定利益が凄かったので、どの時点でもトータルでは損はしてないと思う)

まあ、借金して買った分けではないし、信用取引でもないので、それで直接困る事は無かった。

余談終わりーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

という訳で、買ってもちょっとずつ。
日経平均の値下がりや、狙っている銘柄の値下がりが落ち着いて来れば、少しづつ数量を増やして。

理想を言えば、大きく下がった株が横這いに成れば一番買い易い。

で、今、狙っているのはロゼッタと住友金属鉱山。

U11_20200302005401
ロゼッタの上場来の月足

ロゼッタは2018年11月22日~12月13日の間に、平均買い単価2303円で1600株買っている。
そして、2019年3月26日に2994円で300株売り、4月21日に4610で200株売っている。

ロゼッタは約6ヶ月前の記事「2019/08/31(株って面白い)(ロゼッタ)」で、こう書いた↓。

「最初に売った2994円より低い数値、取り敢えず2700円ぐらいで買いに入る」

買いの目標値として2700円を設定したが、株価は先週の暴落前まで3000円~4000円ぐらいで推移して、買い目標からは遠ざかっていた。
しかし今回の暴落で2834円(先週末終値)まで落ちて来たので、俄かに買いのチャンスが巡って来た。

ただし、2700円に成ったら機械的に買いを入れる、という事では無く、様子を見て(市場全体の動向やロゼッタ自体の動向を見て)300株~400株の買いを数回入れる積り。

例えば、2700円で300株⇒2500円で400株⇒2300円で400株、とか。


U12_20200302011901
住友金属鉱山の直近5年ぐらいの月足

この株は思い出深い株で、過去に2回、結構儲けさせて貰っている。

約3か月前の記事「2019/11/22(そろそろ何かを仕込みたい)」の中で、3000円割れを買い目標としていたが、先週の暴落であっさり3000円を割って、先週の終値は2886円。
先週の火曜日に(2月25日に)3000円を割って(終値2922円)いたが、急落していたので手を出さなかった。

ちょっと味の悪い下げ方なので、ロゼッタと比べると買うかどうかは微妙。でも「買い」を検討中。

資源株って、他の業種が行き詰った時に、突然棒上げする事が有るので、じっと持っていると報われる気がする。


まあ、どうなるか分からないが、来週(3月2日~6日)は楽しみ。

そろそろ、「一旦底打ち感」、は出て来ると思うのだけど・・・?。


日本ブログ村のタイ情報にリンクしてます。ポチッと応援お願いします。


ポチッ ⇒ にほんブログ村 海外生活ブログ タイ情報へ
にほんブログ村
http://meijin.air-nifty.com/blog/2019/08/post-6bb066.html




« どおしよう、大暴落 | トップページ | ある1日 »

」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

« どおしよう、大暴落 | トップページ | ある1日 »

無料ブログはココログ

雑記帳フォト2014

  • 吉野家の牛丼
    吉野家の牛丼