夏枯れ相場
2020/07/31(夏枯れ相場)
7月最終日、7月31日(金)の日経平均は終値で前日比629.23円安(2.82%安)と久々の大幅安で21710円と成った。
自分の持ち株も大幅安と成って、昨日までプラスを保っていた日本株の評価損益の合計が遂にマイナスに転じた。
(追記。8月3日(月)に株価が上がって、評価損益のマイナスは1営業日でプラスに戻った)
まあ、今は「金(きん)」が頑張っているので、投資全体ではそんなに悲観的な状況でも無いが。
日経平均の直近6ヶ月程の日足
○今日7月31日は大きく下げて久々に22000円を割った。
22000円を割るのは、6月29日以来で今月は今日まで、ずっと22000円以上だった。
この下げ、ちょっと気に成る。
このブログを書いている日本時間23:00現在、日経平均先物は260円程値上がりしてるので、週明け(8月3日)は値上がりするかもしれないが、8月全体としては下がる気がする。
まあ、単なる「勘」なんですが、「夏枯れ相場」って言葉も有るし、コロナは感染者数だけ見れば日本も世界も全然収束してないし、最近の決算発表ではコロナの悪影響が顕著に出ている様だし。
と、そんな事で何かを少し売って置こうと思った。
自分は、基本的に短期は、機関投資家やAIやチャート分析の得意な人には敵わないと思っているので、できるだけ売り買いは少なくしようと思っているが、「趣味としての株」、は売り買いがしたくてしょうがない。
でも、売り買いをすれば、手数料も取られるし、税金も取られるし、短期売買の得意な人達の餌食に成るし・・・。
いつも考えがループして、なかなか決断が出来ない。
そういう時の1つの方法は、ちょっとだけ売り買いする、という作戦(って程のものじゃないけど)。
ただし、手数料率の事を考えると、100万円ぐらいの単位にはしようと考える。
で、今回、選んだのはロゼッタの売り、300株。
理由は。
① コロナの影響が出て此れからは全体的に株価が下がる。
② 8月は夏枯れで株価が下がる。
③ ロゼッタを今売れば30%ぐらいの利益が取れる。
④ マザースは暫く値下がりしそうな気がする。
⑤ 自動翻訳は最近競合の話が良く出るので、暫く様子を見た方がいいかも知れない。
まあ、ちょっと儲けて大きく損する、というのは素人投資家が損するパターンという説もあるし、自分もそれはもっともだと思うが、でも、ちょっとでも利益を出して置けば安心出来るのも事実。
ここで少し利益を確定させておいて、この先値下がりしたら、「あの時、少しでも利益を出して置いて良かった」、と思えるようにして置きたい。
で、本日、ロゼッタの気配値が3420円売り、3410円買い、の時に3415円売り300株を出したら、ほぼ直ぐに約定した。
ロゼッタの手数料込の平均買い単価は2339円なので、粗利は
(3415-2339)×300=322800円。
これに、売りの手数料や売買益に掛かる税金等を引くと、約25万円の利益と成る。
夏枯れ相場について。
例年8月は、日本はお盆、世界は夏休み、で休む人が多く株式市場は参加者が減る傾向に有るらしい。
相場の上げ下げはどう成るか、この10年の数字を調べて見た。
年 | 日経平均 7月末 |
日経平均 8月末 |
8月終値÷ 7月終値 |
2010 | 9537 | 8824 | 0.897 |
2011 | 9833 | 8955 | 0.911 |
2012 | 8695 | 8840 | 1.017 |
2013 | 13668 | 13389 | 0.980 |
2014 | 15621 | 15425 | 0.987 |
2015 | 20585 | 18890 | 0.918 |
2016 | 16569 | 16887 | 1.019 |
2017 | 19925 | 19646 | 0.986 |
2018 | 22554 | 22865 | 1.014 |
2019 | 21522 | 20704 | 0.962 |
2020 | 21710 |
2010年から2019年までの7月と8月の日経平均終値の比較
最近10年では日経平均が7月末と比べて8月末が値上がりした年が3回、値下がりした年が7回で、ここだけで見れば8月は値下がりし易い。
また、8月終値÷7月終値の2010年から2019年までの10年間の合計が9.691で、単純にそれを10(年)で割ると0.9691と成り、過去10年では8月は平均3%程、値下がりした計算に成る。
この間の日経平均のチャートは以下。
2010年7月~2015年11月までの日経平均の月足
2015年12月~2020年7月までの月足(○は7月と8月の月足)
直近10年で見ると、8月は10回中7回、陰線を引いている。
まあ、過去の傾向が今年も当て嵌まるかどうかは分からないが、コロナの事などを考えると今年の8月は下げそうな気がするのだけど・・・。
参考。
以下は、今年の売りの全て。
2020年 | 銘柄名 | 売り株数 | 売値 | 平均買い単価 | 税引後利益 | 取引後株数 |
1月09日 | 富士通 | 200株 | 10925円 | 9730円 | 182338円 | 800株 |
2月04日 | 富士通 | 200株 | 12370円 | 9730円 | 411717円 | 600株 |
4月13日 | イオン | 1000株 | 2160円 | 1022円 | 898785円 | 2000株 |
6月17日 | 富士通 | 100株 | 12420円 | 9730円 | 209221円 | 500株 |
6月23日 | 富士通 | 200株 | 12520円 | 9730円 | 435527円 | 300株 |
6月29日 | 富士通 | 100株 | 13030円 | 9730円 | 257637円 | 200株 |
7月02日 | 富士通 | 200株 | 12345円 | 9730円 | 407749円 | 0株 |
7月13日 | 大戸屋 | 100株 | 2962円 | 2233円 | 056574円 | 0株 |
7月31日 | ロゼッタ | 300株 | 3415円 | 2339円 | 252777円 | 1400株 |
2020年、売り一覧
税引後利益 = (売値 - 平均買い単価)× 株数 - 売りの手数料 - 税金
尚、平均買い単価には買いの手数料を含む。
今年に入ってからの売買益の合計は大体310万円。
ただし、昨年末に結構あった評価益がマイナス(評価損)に成ったので、全体的には今年のマイナスは大きい。
ついでに、以下は、今年の買いの全て。
2020年 | 銘柄名 | 買い株数 | 買値 | 7月31日終値 | 概算評価損益 | 取引後株数 |
1月27日 | 日本空港ビル | 100株 | 4960円 | 3635円 | -132500円 | 0100株 |
3月02日 | 住友金属鉱山 | 300株 | 2700円 | 3134円 | +130200円 | 0300株 |
3月10日 | ロゼッタ | 300株 | 2666円 | 3385円 | +215700円 | 1400株 |
3月17日 | ロゼッタ | 300株 | 2111円 | 3385円 | +382200円 | 1700株 |
4月07日 | 住友金属鉱山 | 300株 | 2300円 | 3134円 | +250200円 | 0600株 |
5月11日 | 住友金属鉱山 | 400株 | 2828円 | 3134円 | +122400円 | 1000株 |
5月26日 | 住友金属鉱山 | 500株 | 2888円 | 3134円 | +123000円 | 1500株 |
6月29日 | エーアイ | 300株 | 2222円 | 2288円 | +019800円 | 0300株 |
2020年、買い一覧
備考、ロゼッタは7月31日に300株売った(売値3415円)ので、現時点での持ち株数は1400株。
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