擬陽性の恐怖
2020/08/18(擬陽性の恐怖)
今回の帰国で、羽田空港でコロナの抗原監査を受けるが、最初はそれを怖いとは思わなかった。
(羽田空港は7月29日より唾液によりコロナの有無を調べる抗原検査に移行した)
タイなんて新規感染者がほぼ0で、しかもバンコクの様な人の多い都会では無く、田舎のチェンライでコロナに感染する訳がない。
99.9999%ぐらい(百万分の1ぐらい)の確率でコロナには感染してない。
だから問題ない。そう思っていた。
しかし、帰国する数日前、タイから帰国した日本人がコロナに感染していたというニュースが流れて来た。
タイで感染する可能性は自分と同じでほぼ0なので、多分、空港の何処かか帰国便の機内で感染したのか、と思って、仲間内でもそう話していた。
確かに、タイは0でも、国際線の保安エリア内や飛行機の中は危ないかも知れない。
此処は少し注意をした方がいい。
しかし、それがそんなに危険な事とは思わなかった。
万一(実際には10万分の1ぐらいか?)それでコロナに罹っても重症化する可能性は小さいし、治せばいいだけの問題で、仮に重症化して、最悪、死んだとしてもそれは運命でしょうがない。他の病気で死ぬ可能性より特別にコロナが危険な分けじゃない。
しかし、帰国前日、或る方のユーチューブを見て怖くなった。
抗原検査でコロナの感染を疑われた方は、実は感染してなく「擬陽性」、であったらしい。
まだ、確定はしてないらしいが、要するに濡れ衣。
しかし、影響は甚大であったらしい。
日本の保健当局(?)からタイの保健当局(?)に連絡が行って、その方の家族やその方の住んで居たコンドーの全員がコロナ感染の疑いを掛けられて調査されたらしい。
そういった例が、これ1件だけでなく他にも有ったらしい。
もし、自分が羽田の抗原検査で擬陽性であろうが本当の感染であろうが、疑いを掛けられたら終わり。
最悪、自分の住むコンドミニアムの全員が隔離対象に成ったり、最近会った知り合いや、そのご家族が隔離対象に成ったり、行ったお店が感染のクラスターの疑いを掛けられたりするかも知れない。
この場合、擬陽性か真性かというのは大した問題では無い。疑いを掛けられたら終わりで自分の周りの人を巻き込んで大問題に成る。
後で擬陽性だと分かっても、もう大勢の人を犠牲にした後で、それは取り返しが付かない。
兎に角、空港内や機内では細心の注意を払う。
後は、擬陽性の疑いを掛けられる可能性を減らすにはどおすればいいか。
ネットで調べたが分からなかった。
兎に角、体力が落ちると危ない(擬陽性の疑いを賭けられ易くなる?)ので抗原検査が終わるまでは体力を消耗をする事は避けるとか、抗原検査は唾を取る検査なので口の中を清潔にして置くとか注意した。
(実際は、そんな事、役に立たないと思うが、他に対策も思い付かなかった)
降機して最初にコロナの抗原検査の概要説明をする部屋に通される
ここに来る前に機内で渡された「質問票」や「申告書」を書いて置く。
(バンコクで全日空機に乗った後、直ぐにCAさんが持って来た)
質問票
飛行機の座席番号を入れるのは機内感染の疑いがある時使うのかな。
申告書
ハイヤーはチェンライに居る間にネットで依頼して置いた。
滞在期間は8/18~9/1の待期期間を入れる。
(9/1を入れなかったら係員が書き込んでいた)
この他にも記入を必要とする用紙が有った。
抗原検査は基本的に唾を取って容器に入れて、それを検査官に渡すだけなので、そこは誤魔化しようがない。
指定された作業を行うだけ。
(抗原検査の検体採取室の写真も撮ったのだけど、その中に「撮影禁止」の張り紙が写っていたので非公表)
後は、待機ルームで結果の発表を待つ。
自分が行った時、待機ルームには60人程の人が待っていた。
結果の発表を待つ、待機ルーム
検査は連番で行なわれているらしく、自分は73番目で、検査結果が送られてくると7~8名の番号が呼ばれて1人ずつ結果を教えてくれる。で、呼ばれる番号は殆ど連番で呼ばれるが稀に欠番が有る。
係りの人が「16番、17番、19番、20番、21番、22番、の方・・・」、とか言って結果の分かった人は列に並んで結果を聞く。
アレ・・・18番はどおしたんだ・・・?。
5分ぐらい経ってから18番の人が1人だけ呼ばれた・・・エッ・・・ヤバいんじゃないの・・・?。
もしかして「陽性?」・・・?。
「擬陽性」、って言葉が頭をかすめる・・・意外と、擬陽性って多いのか・・・?。
(ここ、自分がそうだったらやだな~、と妄想しただけで、本当はただ順番が狂っただけかも知れないけど)
兎に角、試験の発表を聞くような気持ちで待っていたら、66番ぐらいから始まって、連番で自分の番号の73番が最後に呼ばれた。
・・・ヨシッ!・・・
声には出さねど、アクションも起こさねど、心の中でガッツポーズ。
係官の説明も単純に「陰性です」。
・・・あ~良かった・・・。
心配し過ぎかな・・・?。
尚、検体を提出してから結果判明までの時間は1時間弱だった。
(当然、混み具合によって待ち時間は違うと思う)
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こんにちは。
抗原検査を受けずに国内線乗り換えはできないです。
関空で抗原検査を受ける為には関空直行便または海外の
どこかでトランジットして関空で入国が必要のようです。
(日本でも国際線へのトランジットは検査対象外)
入国時の検査案内のQ&Aに書かれていました。
以上、参考情報まで。
投稿: kou63 | 2020年8月19日 (水) 07時48分
kou63様、コメントありがとうございます。
抗原検査を受ければ国内線への乗り換えが出来るのであれば、乗り換えに2~3時間余分に掛るだけなので問題は少ないと思いますが、多分、上記の「抗原検査」には「抗原検査+14日間の待機」が含まれる、と解釈しました。
14日間の待機が済むまでは、関空には飛行機で行けない。
この解釈に誤りが有ると思われた方は、コメントで連絡いただけると有難いです。
投稿: 迷人 | 2020年8月19日 (水) 10時22分
思ったよりスピーディーでしたね。
でも待っている間の不安感は想像以上かとお察しいたします。
万が一、陽性となれば、ご自身のことよりもチェンライの家族や知人に迷惑が及ぶのが一番気がかりでしょうから。
ともあれ(99.9%陰性を信じていましたが)無事帰国おめでとうございます。
投稿: zurru | 2020年8月21日 (金) 09時24分
zurru様、コメントありがとうございます。
「無事帰国出来るか」、なんていつもはそれ程考えないのですが、今回はコロナの影響で「なにが有るか分からない」、と思ってましたので、帰国出来た事は良かったです。
また、家の損傷とかも無く、泥棒に入られた形跡も無く、電気水道ガス、ネットなど問題なく使えたのも良かったです。
投稿: 迷人 | 2020年8月21日 (金) 10時27分