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2020年10月15日 (木)

日本で医者通い

2020/10/15(日本で医者通い)

タイでも病院は有るし、医療水準はそんなに悪く無いと思う。
しかし、自分は緊急の場合を除いて、医者には日本でかかる様にしている。

理由は大きく2つ。
1つは、医師と日本語で意思疎通が図れる事。これが最大の理由。
2つ目は国民健康保険に加入しているので日本の方が安い(?)事。

言葉が十分に通じないと、こちらからの病状の説明も上手く出来ないし、医者の言っている事、例えば「○○に注意しなさい」、とか言われても正確に医者の言わんとする事が分からない。
薬を貰って、「食前に何錠」とかある程度は分かるけど、どういう状態だったら飲んだ方がいいとか、飲まない方がいいとか、そういうニュアンスが分からない。

料金の面はちゃんと比較した事が無いので「勘」だが、国民健康保険を使えば日本の方が安い気がする。
あと、タイはいい病院は高い傾向が有るので、日本並みの治療を期待すればどおしても高い方の病院に行く事に成る。

邦人の間でも、「○○病院は高いだけで良くない」、みたいな事を言う人が多いし、おおむね本当なのかも知れないが、一般的に考えれば高い方がいい治療が受けられる病院、という事だと思う。
少なくとも、大部分のタイ人はそう思っているらしいし、実際にそういう傾向があるので、「高くてもいい病院」、という事で経営が成り立っているのだと思う。

何回かこのブログで書いているが、実は、日本の国民健康保険をタイでの治療に使う事は出来るが、それには日本の書式に合わせた書類(英文)を作って貰って、それを翻訳して、日本の区役所(住民票の有る自治体)に提出して、審査に通れば保険金が振り込まれる、という制度で、手続きがかなり面倒くさい。
なので、自分は今は殆どしていない。


ちょっと前置きが長く成ったが、ここからが本題で、今回の帰国での医者通いの実際。

9月11日、眼科。緑内障の診療。診療費2100円、目薬1920円。
9月28日、眼科。緑内障の為の視野検査。検査料1740円。
10月6日、眼科。緑内障の診療。診療費1090円。
10月6日、皮膚科。ふけ症の診療。診療費1080円、薬1580円。
10月7日、インフルエンザの予防接種。0円。
10月13日、歯科。診療費2780円。
11月2日予約、歯科。
11月7日予約、健康診断。

結構、医者通いしている。

この他に、眼科、皮膚科、歯科は最低もう1回は行く事に成ると思う。

面倒くさいのは、殆どが予約が必要で、それも直ぐには取れないものも有る。
眼科の視野検査は11日に言って、予約が取れたのは28日だった。
歯科の予約は最初1週間ぐらい待たされた。次の予約は20日後だった。

健康診断は10月13日に予約の電話を入れて、「一番早く」、と言って取れたのが25日後の11月7日だった。
しかも肺がん検査の結果が分かるのには約2ヶ月掛る、と言われた。
2ヶ月後の1月7日まで日本に居たくないが、そこまでタイに戻れないでまだ日本に居たりして・・・?。

あと、眼科とか皮膚科は病院の待合室で2時間ぐらい待たされる事も良くある。
診療に5分でも待ち時間が2時間って凄い時間の無駄だと思う。

待ち時間に関してはタイの料金の高い病院の方がいい(待ち時間が短い)。


U1_20201015005601
近所の歯科医、2020年10月13日撮影

もう55年程前からお世話に成って居る歯医者さん。
先代から2代に渡ってお世話に成って居る。

特に歯科医は日本人の方がいいと思う。
気が弱い自分としては、歯の治療って痛いので、言葉が通じないのは怖い。怖過ぎる。

まあ、今回は特に痛い歯が有る分では無く定期健診みたいなもので、痛い治療は無いと思うが、13日の診察で「欠けている歯が有る」、と言われたので、もしかしたらガリガリやられる治療が有るかも知れない。


U2_20201015011701
歯科医の待合室の一角

実は、今回の歯科受診はコロナが怖くてちょっと躊躇ったのだけど、それ以上に認知症が怖くて受診した。

1年程前に「2019/07/31(全身を蝕む歯周病)」、という記事にも書いたが、歯周病菌やその毒素が血液に入ると、脳に回ってアルツハイマーの原因なるらしい。
自分は、コロナよりそっちの方が怖いので、歯周病の原因と成る歯石を取って貰う事を主な目的として今回受診した。

しかし、歯科って如何にもコロナに感染しそうな場所だと思う。
医師が顔を近づけて口の中を覗き込むのだから・・・。

でも、歯科のほうも当然それを認識していて色々な対策を取っていた。

例えば、待合室。

上の写真の湯気の様なものはコロナにいいとされる次亜塩素酸水を加湿器で噴霧している。
また、この歯科医は予約制で、「予約時間より余り早くは来ない様に」、と成っていて、事実、待合室には誰も居なかった。
手を消毒する噴霧器も有った。
受付は透明ビニールシートで仕切られていた。
換気にも気を付けていたらしく、蚊が飛んでいたので、パチンとやって殺した。

例えば、治療室。

医師はマスク着用は当然として更に顔全体を覆うフェイスシールドをしていた。
自分は初めに、ヨード水(だったと思う)でうがいをさせられた。
治療中は飛沫が飛ばない様に(だと思う)、バキュームみたいな装置を顔に近付けて空気を吸い込んでいた。

まあ、かなり気を遣っている様だった。
1枚目の写真、待合室の壁に貼ってある5枚の貼紙に色々コロナ対策の事が書かれていた。

予約がびっしり埋まっている様なので、皆さんコロナの事はそれ程心配してないのかも知れない。

健康診断の予約も埋まっている様だし、眼科も皮膚科も今までと変わらず混んでいたので、コロナで通院を控えるという事は、それ程ないのかも知れない。


以上、自分の健康管理と日本のコロナ対策の一端を紹介する記事でした。


追記(2020/10/18)

AAA様からちょっと心配となるコメントを頂きましたので、それに対する回答です。


U51_20201018230801
歯科医の待合室に貼ってあったコロナ対策の説明文

「次亜塩素酸水を加湿器で噴霧」と書かれています。
ここで、次亜塩素酸水が有効か有害かを論じる気は有りませんが、もう55年程お世話に成って居るお医者様で、いいお医者様だと思って信頼しています。

医者の言う事がすべて正しいとは思いませんが、一般に公開している事でそんなに明らかに危険のある事をするハズがないと思います。


U52_20201018231701
グーグルで次亜塩素酸水と次亜塩素酸ナトリウムの違いを検索

「名前こそよく似ているものの、成分や性質は大きく異なり」、と書かれています。

もし、単に勘違いと言う事ならここまでで。

でも、それでもまだちょっと心配だったので、以下の様な事も調べて見ました。


U53_20201018234101
グーグルで「次亜塩素酸水 加湿器」、で検索して見ました

これだけ多くの製品が発売されていて、大手のメーカーの製品も有る様なので、こういう点からも有効性が感じられます。

少なくとも、AAA様の言われるように「毒ガスである塩素を放出して~肺をやられます」、という物である可能性は非常に薄いと(自分は)思います。

尚、明らかに「次亜塩素酸水の加湿器がコロナ防止に有効である」、という事が書かれている情報は見つかりませんでした。


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コメント

健診は春先に実施できなかった施設が多くて今秋はどこも激混みです。
そのお陰?でなぜか、お小遣い稼ぎにありついてますw 自分は病院には縁がないのですが・・・

ねまき猫様、コメントありがとうございます。

コロナを怖がる人がいて、空いていると思ったのですが、逆にコロナで健診が実施できない時期が有って、その為に「今」混んでいる、という事でしたか。

株の値動きに対しても思うのですが、コロナの影響って一筋縄では行かないですね。

河北さん(ですね?)の検診、肺のCTの結果が2ヶ月後というのには驚きました。

読影専門医がてんてこ舞いなのですね、きっと。

ぼくは10月30日に予約を入れているのですが、肺のCTにするか内視鏡にするかで迷っています。
(ピロリ菌が陰性であれば、内視鏡検査はまったく意味がない、とドックの医師の一人には毎回指摘されています。たしかに、カメラを入れて引き出すだけのことであり、ガスを入れて胃壁を広げてチェックすることはしませんし、撮影して読影専門医にみてもらうということをしないので、意味に乏しい検査だと思います。)

P-tak様、今回は近くの荻窪病院です。

迷人さん お疲れ様です!
迷人さんの地元の病院、予約されても長い間、待たされるのてすか大変ですね。
緑内障の症状について経験が無いので、知識がありませんが、同じ目の病気「白内障」ですが7年前にバンコク病院で手術を受けました。手術内容は水晶体から人口レンズ交換てす。✻今、現在も視力に問題有りません。
診察費・手術費等全てで約15万バーツ(当時の両替レートで約50万円)掛かりましたがクレカの自動付帯の旅行傷害保険適用なのでキャシュレス対応で私からの支払いは一切ありませんでした。
また、歯科にも行きましたが、歯科はクレカ適用対象外なので日本の国民健康保険に駄目元で請求書を提出したら貰えました。(^_^;)

今回は日本滞在が長いので、心行くまで体のメンテナンスをなさってください。
コロナ禍、数少ないメリットかもしれません。

zurru様、コメントありがとうございます。

ここで体調を壊しては大変なので健康管理は最優先です。

次亜塩素酸ナトリウムを空中噴霧は有害な行為です。

毒ガスである塩素を放出している訳ですから、肺をやられます。
ネットで調べれば分かります。

AAA様、調べて見ました。

コメント欄だけでは十分に説明出来ないので、本文中に追記します。

AAA様は根本的な勘違いをされている様です。
歯科医の説明には「次亜塩素酸水を加湿器で噴霧しています」、と書かれています。自分のブログにも、そう書いてあります。

次亜塩素酸ナトリウムとは書いてません。

また、次亜塩素酸水と次亜塩素酸ナトリウムとは「名前こそよく似ているものの、成分や性質は大きく異なる」、らしいです。

歯医者さんだって、一般の人の健康に係わる仕事をされている方ですから、普通に考えれば「毒ガスである塩素を放出して・・・肺をやられます」、なんてそんな事をやる訳はないです。

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