70バーツの贅沢
2021/04/20(70バーツの贅沢)
極めて珍しく奥さんが、朝、買い物に出掛けた。
娘を学校に送って行った時は帰りに市場(タラート)へ寄って食材を買って来る事は良くあるが、今は学校が休みなのでそれは無い。
どうやら、久し振りにタラートの物が食べたくなったらしい。
本日の朝食
左上から、カチアップ(オクラ)、ナムピック・パージ、ケーン(汁)・カヌン、カオポート(とうもろこし)、カオニャオ(もち米のご飯)、アグン(ブドウ)、プラー(魚)ニン・ピン(炙る)。
自分もちょうどお腹が空いていたので一緒に食べる事にした。
プラーニン・ピン
本日のメインのおかず。
チェンライ辺りでは、プラートゥー(鯖科の海水魚)、プラーニン(養殖された淡水魚)、プラードゥック(ナマズ)辺りが良く食べられる魚。
(所得水準の低い)田舎ではプラーニンは高級魚のイメージかもしれない。
今日は朝から尾頭付きのご飯で、贅沢三昧(?)。
プラーニンは、当たり外れがあるし、人にも寄るが、魚食民族の日本人には、まあまあ、美味しく食べられる魚だと思う。
ただし、肉食中心の若い人はそうは思わないかもしれないし、淡水魚に馴染のない人にとっては、ちょっと生臭く感じるかもしれない。
自分は、子供の頃は「鮒(フナ)」や「鯉(コイ)」も食べたので、このぐらいの生臭さは(ちょっとは気になるが)平気。
プラーは魚で、ピンは炙る。
プラーニン・ピンは塩を振ったプラーニンを炙った料理。タラート(市場)では、炙りながら売っている。食べた時はまだ温かかった。
写真のプラーニンは70バーツで、やや高い方。
餅米のご飯と交互に食べると、シンプルだが、実に旨い。
特に今日のプラーニンは美味しかった。
タイ人は(奥さんは)餅米も魚も、手掴みで食べるが、自分は、餅米は左手で手掴み、魚は右手で箸で食べた。
塩は皮の表面に着いていた塩が少し浸み込んでいるが、日本人は醤油をつけて食べた方がいい。
他の魚や刺身でもそうだけど、醤油は魚の美味しさを引き出す為になくてはならない。
醬油を掛けると、一段と旨さが際立つ。
カオニャオとプラーニン、これだけで十分だけど、他のものもちょっと紹介。
カチアップ、カオニャオ、ナムピック・パージ
カチアップはオクラ。
日本のオクラと同じ、というか日本でも西友ストアで買ったオクラには「タイ産」、と書かれていた。
カツオ節を掛けて食べたかったが、今は切らしていたので、茹でてあるものをそのまま食べた。
尚、基本的に奥さんは料理をしないので、食卓に乗っている物は全て買って来たまま。
カオニャオ(餅米のご飯)も炊きあがったものを、タラートで買って来た。
おかずでも汁でも、食材を何でもビニール袋に入れて売るのはタイ人の得意技。
ナムピック・パージは、ちょっと辛いが、少しならピリッとしてていい感じ。
ケーン・カヌン、カオポート
カヌンてドリアンよりももっと大きくてトゲトゲの外皮の中に黄色い果実の入った果物(?)。
自分は嫌いなので食べない。
カオポート。タイのトウモロコシは甘味はそれ程ないがモチモチしていて、自分は美味しいと思う。
食事中の奥さん
奥さんはやっぱりタイ料理の方がいい様だ。
と、このブログを書いている間に娘が起きて来たので、娘の朝食を用意した。
娘の朝食
胡麻ドレッシングでサラダとピクルス、ぶどう、海苔、鰻ご飯、しじみの味噌汁。
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プラーニンは日本とタイの友好の証の魚でしたよね。
たった70バーツで贅沢気分を味わえるなんて!
たまにはタラートの食事も良いのではないでしょうか。
投稿: zurru | 2021年5月 2日 (日) 13時40分
zurru様、コメントありがとうございます。
プラーニンなんて、タイに来たばかりの頃は美味しいとは思いませんでしたが、まあ魚だから食べてもいいか、ぐらいでした。
でも、慣れると、他に旨い物がなければ、プラーニンもまあまあ美味しいと思える様に成りました。
投稿: 迷人 | 2021年5月 2日 (日) 18時06分