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2021年4月16日 (金)

日経平均構成率

2021/04/16(日経平均構成率)

株をされている方はご承知だと思いますが、「株が上がった」とか「下がった」とか、言う時によく使う「日経平均」は、市場の全銘柄を対象として計算したものではなく、ごく一部の銘柄、225銘柄を対象として計算している。

最近だと、「3万円を超えた」とか、「割った」とかいう時の数字は、日経平均の事を言っていて、これは予め決められた、市場の225銘柄を対象として割り出した数字である。

しかも、その225銘柄の中でも日経平均に与える影響度合いは(比重は)銘柄によって大きく異なる。

日経平均は225銘柄の単純合計を定数で除したものではないし、銘柄ごとの時価総額の合計を定数で除したものでもない。

銘柄ごとの比重を感覚的に見るものとして、下記に示す「日経平均ヒートマップ」がある。
この表は、銘柄ごとの面積が日経平均の構成率に比例している。


B1_20210416173001
2021/04/16 の日経平均ヒートマップ

明るい緑色が、今日の値上がり率が大きかった銘柄。
濃い緑色が、今日の値上がり率がプラスの銘柄。
暗い茶色が、今日の値下がり銘柄。
茶色が、今日の値下がり率がやや大きかった銘柄。
が、今日の値下がり率が大きかった銘柄。

黄色(きいろ)は、元々のこのヒートマップには無い色で、自分の持株の分を黄色とした。

表の左側より、

① ファナックの右、ソニー
② ファストリの右、イオン
③ エムスリーの右、セコム
④ コナミの右、ソフトバンク
⑤ ソフトバンクグループの右下、三井物産
⑥ 非鉄金属欄右上、住友金属鉱山
⑦ ガラス・土石欄中央、AGC
⑧ 銀行業中央上、三井住友FG

自分の持株の主力10銘柄(株主優待狙い以外の株)の内、8銘柄は日経平均算出の採用銘柄225種の中に入っているが、ロゼッタとエーアイは算出対象外。
逆に、株主優待狙いの株でも、京成電鉄と日本取引所グループ、は225種に入っている。


表を見れば分かると思うが、一般にイメージする会社の大きさと、日経平均構成率(表の面積)とはかなり異なる。
例えば、電機会社で日立製作所とかパナソニックより、東京エレクトロンの方が構成率は遥かに大きい。
構成率でいうと、日立が0.13%、パナソニックが0.17%、に対して東京エレクトロンは5.96%ある。
普通に考えれば、東京エレクトロンが日立製作所やパナソニックの40倍ぐらいの重みが有るとは思えない。

また、KDDI が2.51%、NTT データが1.05%なのに対し、NTT は0.14%の重みしかない。

銀行業(金融・保険業)のシェアは全部足しても0.53%。ファストリ1社の10.95%の20分の1ぐらいにしか成らない。
(静岡銀行0.1%、千葉銀行0.08%、三菱UFJ0.07%、三井住友FG 0.05%、ふくおかFG0.05%、その他、あおぞら銀行、新生銀行、三井トラストHD、みずほFG、りそなH、全部合わせて0.53%)

それでも、不思議な事に株式市場全体の騰落を表現するのに日経平均の値は良く使われるし、もっと大きく、日本経済全体の景気の良し悪しを言う時にも、日経平均の値が使われる事がある。

また、日経平均のETFなどの金融商品もファンドとしては最もメジャーなもので、ちょっと前までは日銀が相当買っている、という話も有った。

思えば、去年の3月にコロナ禍で株価が急落して、そのあと、去年の4月頃から年末まで逆に急騰した時、日銀が大量に日本株を買っているという話が有って、日経平均のETFも大量に買っているらしかった。
日経平均が大幅に上がったのは、日経平均採用銘柄の値上がりで、特に、ファストリを始めとする日経平均の構成率の高い銘柄の値上がりの影響が大きい。
これには、日銀の日経平均ETF買いの影響も有ったらしい。

その為、自分の持株は、日経平均の構成率の高い銘柄は少ないので、日経平均の上昇程は上がらなかった。

今年に入って、日銀が日経平均のETFを買うのを辞める、という話が出てから、ファストリ、ソフトバンクG、ファナック、ダイキン、アドバンテスト、エムスリーなど日経平均構成率の高い銘柄に若干ブレーキが掛かって、逆に、自分の持株はその影響を余り受けなかったので、パフォーマンスは日経平均より良くなった。

これからの事は分からないが、今までは、「日経平均をベンチマークとして、それを上回る運用が出来れば良しとする」、という考えでやってきたが、ここで一旦、それは見直した方がいいかもしれないと、今は、思っている。

日経平均採用銘柄は色々な業種に分散しているので、指標としては、実際にはかなり有効に機能していると思うが、個々の銘柄と構成率をみると、かなり偏った指標に成っている気もする。

ただし、昔から、それを(日経平均を)見て、株式市場全体の状況判断をしていたし、継続性という面ではやはり他の指標よりは日経平均に優位性が感じられるので、その辺のバランスを考慮する必要はある。


以下に、参考までに現時点の日経平均構成率のベスト10を示す。


B3_20210416203201
日経平均構成率ベスト10及び 2021/04/16 日の日経平均に対する寄与度

ファストリとソフトバンクGは池の中の鯨みたいなもので、この銘柄の騰落は日経平均の騰落に大きく影響する。
今日は、ファストリとソフトバンクグループが寄与度で+15.48 と-15.12 で打ち消し合っているが、この10銘柄は同じ方向に動く事が多い。

自分の持株が全体的に下がっているのに、日経平均が上げている時に理由を調べると、この10銘柄で日経平均を押し上げている事が多い。

最近は、逆もあるけど・・・こういう時が一番嬉しい(日経平均下落、自分の持ち分上昇)。

因みに今日の日経平均は 40.68 円の上昇(29683.37 円)。率にして 0.14% の上昇で、自分の持株は、率にして 0.44% の上昇。
日経平均上昇率 < 持ち株の上昇率 なので、ちょっと嬉しい。


ちょっと、ぼやき。

日経平均構成率の大きな銘柄って、20数年前~今迄に大きく値上がりした銘柄で、持っていれば大儲け出来ていたハズ。
実は、結構、昔持っていた銘柄が多い。

東京エレクトロンとか、ファナックとか、ソフトバンクグループとか、KDDIとか、持っていた事が有る。
これらの銘柄は、全てかなりの利確をして売ったが、その時より更に大きく値上がりしているので、じっと持ち続けていれば・・・、とつい思ってしまう。
ソフトバンクグループ何て、あと1~2年持っていれば、全然利益率が違っていた。

また、自分のポートフォリオを日経平均に近付けようと思っていた事も有ったので、その時(3~5年程前)、ファストリとか東京エレクトロンでも買っておけば、と思うと、ちょっと残念。

まあ、思う様に行かない事の方が多いのが「株」だから・・・しょうがない・・・?。

あと数ヶ月後に、AGCや、三井物産や、三井住友FGや、住友金属鉱山が、大きく値上がりして売れるといいのだけど。
あと数年後に、「セコムや、ロゼッタや、エーアイを、あのとき買っておいて良かった」、と思えるように成ればいいのだけど・・・。


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コメント

日経平均の意味がやっとわかりました。ありがとうございました。


経済企画庁の消費者物価指数と同じ仕組みなのですね。(何をどう組み込むかで指数が大きく変化しますが、どのようなロジックで選択されているのかがまったく理解できません。)

P様、コメントありがとうございます。

実は自分もまだ日経平均の算出方法を正確に理解している分けでは有りませんが、知らなくてもなんとなく使っている数字って結構ありますよね。

株価なんてのも、ある意味、理解しないで見ていますが、バフェットさんの様に自分で計算して適正価格を割り出せる人が儲けられる様な気がしています。

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