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2022年8月23日 (火)

チェンライ雑記帳の裏側

2022/08/23(チェンライ雑記帳の裏側)

先日、日本からチェンライに移住された方が、チェンライの情報収集に拙ブログを読まれた、というようなお話を伺った。
この方、情報収集に色々手を尽くされて、その中の1つに当ブログがあったらしい。
当ブログが少しはお役に立てたかもしれないという話はブログを書いている立場でいうと嬉しいお話であった。

実は自分もタイに来始めた頃、二十数年前、情報収集には色々手を尽くした。
それは主に書籍で、旅行本とか、下川裕二さんとか、前川健一さん(タイスタイル)とか、水野うしおさんの本とかだったが、当時やり始めたばかりのネットで探したタイ関連の幾つかのブログも参考に成った。

タイの生活を経験されている方のブログは書籍で得られる知識とは一味違った物があった。
自分がタイに来て、比較的早くタイの生活に馴染めたのはCD等で少し勉強したタイ語と、書籍で得た知識、の他に生活体験に基づいたブログを読んで居た事も大きい。
(本当の最初の最初は、タイ通いの先輩にタイに連れて来て頂いて、手取り足取り教えて貰ったのが大きかった)

兎に角、スタートラインである程度のタイに関する知識を持っていたのはその後の展開に大いに有利に働いたと思う。
若い内にタイに来れば「経験を積んで」という事でいいかもしれないが、50歳での初海外、初タイ、ではゆっくり経験を積む時間が無かった。


10年程前にこのブログを書き始めたのは「暇な時間が有った」というのが大きいが、「恩返し」的な意味合いも少し有る。
(このブログの第一回目の記事は 2012/04/26 「思えば遠くに来たものだ」

自分がタイに来た当初、先人のブログを見て大変参考に成ったので、今度は自分がタイの暮らしの情報を発信したら少しは後から来る方達の参考になるかもしれないと思った。

と言っても、それは(後から来る方達の参考になれば、という意図は)ブログを書き始めた理由のほんの一部に過ぎない。
ブログを書き始めた大きな部分は「承認欲求」とか「自己顕示欲」みたいなものだと思う。

パーンに住んで居た頃は日本から遥か離れた地で、周囲に知り合いも殆ど居ない状態で孤立感が強かった。
せめてネットで人と繋がりを持ちたいというのもあった。

街に移って来て知り合いも増えたので孤立感は大分緩和されたが、「承認欲求」のようなものは残った。
ブログを続けている大きな理由はやはりこの承認欲求だと思う。

調べたら承認欲求とは「他者から認められたい、自分を価値ある存在として認めたい」と解説してあった。

なのでブログには、自分と自分の生活を、良く見せたい、良く思われたい、というのがある。
知られたくない事、自分が著しく都合が悪いと思う事は書かない。
(失敗談でも、自分への戒めの為に書いたり、まあそういう事も有るよ的なものは面白いと思えば書く)
(タイやタイ人の良くない面は割と書くが、それでも此処で暮らして居る、暮らしていける、というのが裏には有る)

「嘘」は書かないが、読まれた方が勘違いするような書き方をする事はある。
タイの事、チェンライの事は若干美化されて書かれているかもしれない。

自分のチェンライの知り合いには、ブログを読んで頂いたというのが縁で知り合いに成った方が数名居る。
日本に居る知り合いなどに、「タイで何とか暮らしてますよ」というメッセージを送りたい、という意図は始めから少し有ったが、ブログを書き始めた当初は此処から新たな人間関係が広がる(新たな知り合いが出来る)というのは予想しなかった成果だった。


今は日本に居て将来のチェンライ移住を考えてこのブログを読まれている方も居るかもしれない。

まあ、自分のブログの影響など殆ど無いも同然、コンマ以下の影響力だと思うが、読まれる方はそういう事(基本は、面白く見える様に、良く見える様に書いている事)を考慮して読んで頂けたらと思う。

余り触れませんが、この世界にも結構ドロドロしたもの、人間関係もあります。


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コメント

「猫はいいね」から、ちょっと弱気になっておられるような......。

でも、大兄のような方でもそういうときがあるということは、悩みだらけのボクには救いになります。

P様、コメントありがとうございます。

「弱気」というよりは今はちょっと「守り」に入っている感じです。
限られた時間を如何に有効に使うかを考えると、切るものは切る、という事も必要かもと最近思います。

いつも、(私にとっては)有益な情報をありがとうございます。
今回2年半ぶりにチェンライにいる妻に会いに行く際は、
迷人さんの空港でコロナの対応(書類など)を再度、参考に勉強させて頂きました。
これからもどうぞブログの方、よろしくお願いします。

tomoj様、コメントありがとうございます。

今は、タイ入国時はコロナ関係のチェックは何も無いので大分楽になりましたね。
(日本で出国時はワクチン接種証明書の提示が必要ですが)
帰国時のPCR検査はいつ帰国するかで微妙ですね。
まだ良く調べて無いですが、ワクチン接種3回の証明が出来ればいいのですかね?。

初めてのタイでも、先輩がいた、その後は奥様がいた、友人が多い
そういう点では、自分は全く一人で最初はバリ島、そしてバンコク、タイの田舎、マレーシアの田舎、ミャンマーの田舎、ラオスの田舎を悪戦苦闘しながら暮らしていました。

やっぱり名人さんのように導いてくれる人たちが沢山いたというのは、ありがたいですよね。
自分の周りに自ずと人が集まってくるというのは名人さんの人柄が良いからですよ。

よくよく考えれば、自分にも、その都度、先導してくれた人が二人いました。そういう人たちは余程、親切だったんでしょう。親切にしてくれた人たちとか自分が世話をした人はたしかに30年近く経っても交流があるので名人さんの場合もそうなんですよね。

日本を離れタイの田舎に暮らし日本人ともシャットアウトできる状況かもしれないですが言葉が通じ文化が同じ日本人とは、やはり交流しますよね。
そこらへんが、連帯感でもあり、厄介でもありますね。

コメントありがとうございます。

1人で知らない土地を旅するのは好きです。
緊張感とか期待感が有って、新しい発見もあるし面白いです。
今は、奥さんがうるさいのでなかなか自由には行動出来ないですが・・・。

1人で行動する時と、複数で行動する時を自由に選べるのが理想ですが、中々思うようにはならないです。

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