半分自分用の分析(株)
2022/11/25(半分自分用の分析)(株)
「半分」というよりは殆ど自分用の分析。
まあ、株に興味の無い方は読んでも面白くないと思う。
株に興味のある方でも一般的な話では無いので面白くないかも。
ここ数年の株の売買の記録はすべてこのブログに載せている。
前回は「2022/09/04(ちょっと儲かった)」の記事で8月の全売買を載せたので、それ以降の売買の記録を以下に示す。
尚、9月は1回も売買をしていない。
10~11月の全売買12回中、売りは11月24日(昨日)の三井住友FGの1回のみ。
(三井住友FGは200株売ったので単純計算で (4800 - 2988) × 200 = 362400 の利益 )
(譲渡益税を引くと 362400 × 0.79685 = 288778 円の利益 )
(2019/01/31にも4040円で300株売っていて、その時から比べると大分値上がり(3年10ヶ月で約18.8%の値上がり、買値から比べると約60%の値上がり)したので、もう1回売って置こうか、という感じ)
実は、今年から来年に掛けて(2022/11~2023/12)の株価は、上がるか下がるか見当が付かない。
(いつも、株価の動き何て分からないが、分かるような気がする時は有る)
ただし、昨日(24日)の日経平均 28383 円は当面の高値近辺だという事にして、少しは利益を確定して置こうと思った。
一応、想定としてはどこかの時点で大きく下がる(例えば20%ぐらい値下がりする)事を予想して、その前に利益の出ている株は少し利確して置こうという作戦。
因みに、値下がりするかもしれない、と思う理由は、アメリカの利上げがジワジワか突然に、株価を押し下げると思っているから。
本格的な買い出動はそれから(一旦値下がりしてから)だと思っている。
それまでは優待関連銘柄や配当狙いのソフトバンクなどをつまみ食い的に買っている。
(そうは言っても、ソフトバンクと古河機械金属は数年先の値上がりも期待している)
今年の9月~11月25日(金)までの全売買
この期間は■ソフトバンクを結構買っている。
ソフトバンクは値上がり益も期待しているが、配当金も高い(下表参照)ので、値上がりしなくても値下がりしなければいい。
(もし、ソフトバンクの利益率が下がって配当金が減額されたりすると、かなり悲惨な値下がりになるかもしれないが、株式投資をやっている以上はそういうリスクはしょうがない)
(自分は将来は値上がりすると思っている)
キャンドゥ、新東工業、全国保証は優待目当てで買ったもの。
株の売買で何を期待するかと言うと、1番は値上がり益、2番目は配当、3番目が優待。
優待目当ての株は売買の最低単位の保有(例えば100株)が多く金額は小さいが銘柄数は多い。
値上がり益目当ての株は、自分では「主力株」と思っていて9銘柄ある。
その内7銘柄は配当金も多いので、配当金目当てでもある。
2021年11月25日(金)時点の全保有銘柄
買値より値上がりしている倍率(表の4列目)の高い順
左側(1列目)、企業名の■が主力株、9銘柄。
ただし、メタリアルとエーアイは配当金は当てにしていない。値上がり益だけが目当ての株。
(全然値上がりして無くて、大幅に値下がりしているけど)
2列目は(手数料を含む)平均買い単価。
3列目は今日(25日)の終値。
4列目は買値に対してどれだけ値上がりしているかの倍率。
■2倍以上が9銘柄(評価益の大きい銘柄)。
■1倍以上2倍以下が16銘柄(一応、評価益の出ている銘柄)。
■1倍以下が11銘柄(評価損の銘柄)。
ただし、1倍前後(0.97~1.02)でも配当や優待を取っている株は少しは得をしている(大きく得をしている株も有る)。
例えばAGCは20年ぐらい持っているので4%×20年とすれば、購入価格の80%ぐらいは既に配当金として回収している。
(訂正2022/12/01。上の計算は過去の利回りを大きく見過ぎていた。実際は1株当たりの配当金は今年の12月期の配当金を含めても2235円程なので配当金による回収額は購入価格の50%弱だった)
5列目は株価に対する予想配当金率。
ソフトバンク(5.72%)、三井住友FG(5.25%)、AGC(4.43%)、古河機械金属(3.98%)、三井物産(3.69%)、など自分の持っている主力株は配当金率がいい。
(配当金率が高い、というのは株価が安値に放置されている、将来の値上がりがそれ程期待されて無い、という事で、必ずしもいい事とは限らない)
数年前までは気持ち的に株の利益はキャピタルゲイン(値上がり益)が中心で、インカムゲイン(配当金)は「おまけ」みたいな感じだったが、今は並列的な感じに成って来た。
(ここ5年ぐらいに買った株(2018年頃から)で、住友金属鉱山以外に大きな利益を出した株が無く(小さな利益を出した株は有る)、メタリアルとかエーアイとか大きな評価損を出している株も有って、キャピタルゲインで思った様に儲かっていない)
(ただし、2017年以前に買った株の売りでは2019年以降も結構利益を出している)
右側(6列目)は優待内容。
□は商品。それ以外は券かカード。
券かカードには、物販のお店で使える商品券、切符、■食事券、■QUOカード、が有る。
尚、ビックカメラとコジマの商品券はどちらの店舗でも共通して使える。
自分の優待狙いの特徴は「商品」が少ない(2つ)事で、これは、日本に居ない事が多いので、商品は受け取り難いというのが有る。
(商品は家に居ないと受け取れない。券やカードは郵便受けに入れられるので、帰国した時に受け取れる)
あと、食事券や商品券は殆ど荻窪駅近辺で使えるものを選んでいる。
優待狙いの弱点は優待が廃止されたり、条件が変わったり、近くのお店が閉店して無くなる事で、そういう株はタイミングを見て売る。
ただし、そういう場合でも、今まではたまたま(?)値上がり益が取れる事が多かった(殆ど値上がり益が取れた)。
以下は実績、
企業名 売却時期 買い値の何倍で売ったか、税引き前利益 (売却理由)
マツキヨココカラ 2022/08/30 に約7.3倍で売り、税引き前で約47万円の利益 (優待条件が変わったので、一部売り)、
イオン 2021/11~12 & 2020/04 約2.6倍、約446万円 (単なる利益確定の売り)、
JALUX 2021/12/03 1.01倍、3300円 (MBOかTOB)、
キャンドゥ 2021/11/25 約2.6倍、約16万円 (TOB)(ただし、一旦廃止された優待が復活したので 2022/11/24 に再び購入)、
日空ビル 2021/11/24 約1.1倍、約5万円 (優待廃止)、
くら寿司 2021/11/05 約5.0倍、約61万円 (優待条件が変わったので、一部売り)、
大戸屋 2020/07/13 約1.3倍、約6万円 (TOB)、
など2020年以降の優待銘柄の売りは全て利益を出している。
ただし、今、2つの(元)優待銘柄に関して問題が有って、それがブロードリーフとエイチワン。
ブロードリーフは優待が廃止に成った。
エイチワンは優待の取れる株数が300株に成って、100株しか持って無いので今は優待無し。
300株に増やすという手も有るが、どうも気が乗らない。
(ブロードリーフの評価損が約13万円、エイチワンの評価損が約2万円)
損切をしないのが自分の基本姿勢なのだけど、ここは損切もやむなしか・・・?。
くら寿司も優待の条件が変わって、半額券に成ったので余り利用価値が無くなった。
ここは売っても利益が出せる(株価が平均買い単価の4.53倍に成っていて、評価益が約53万円ある)ので売ってもいいかと思う。
3銘柄(ブロードリーフ、エイチワン、くら寿司)を抱き合わせで売れば、くら寿司の評価益が大きいので、大きなプラスに成るので気持ち的にはいいかもしれない。
(「損をした」という感覚は嫌い)
今年売った株を仕込んだのは2020/05/26日以前(約2年半前以前)に買った株で、それは大分利益が出ていたが、今年買った株の評価益は先週までマイナスだった。
今週、やっとほんの僅かだがプラスに成った(評価益が出た)ので、まあ良かったが先の事は分からない。
でもまあ、株って面白い。
現金(円)だって、物価の上昇とか、為替レートの変動でリスクは有るのだから、だったら値上がりや配当(や優待)が期待出来る株にある程度の資金を振り向けるのは「正しい」マネー管理だと思う。
歴史的に見て「現金(銀行預金や確実性の高い債券を含む)」は物価上昇に負けるのが普通で、株は長い目で見れば物価上昇に勝つような気がする。
勿論、株は買い時や銘柄選定を誤れば悲惨な結果に成る事も多いが。
自分の場合、今、チェンライで経済的にはまあまあ呑気に暮らせているのは、結果的ではあるが適切なマネー管理をして来たからだと思っている。
(まあ、運も良かったと思うけど)
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トヨタの米貨債は表面上少々の含み損、でも円貨換算だとその何十倍もの含み益というところでしょうか?
このところD証券から米貨社債の売り込みを受けていますが、どんなものでしょうか?
投稿: P | 2022年11月26日 (土) 20時54分
P様、コメントありがとうございます。
自分の持っているトヨタのドル債は円計算で2割~3割値上がりしています。
利率は2.77%のものと0.61%のものです。
日本と比べれば高金利を取った上での値上がりですから、一応上手く行ってます。
自分の場合は海外暮らしなので、外貨債権は値上がりを狙うというよりはヘッジで持っています。
これからの円は、円高に向かうのか円安に向かうのか分からないです。
ただ資産の分散という意味では高金利の海外債券を持つというのは意味の有る事だと思ってます。
株もそうですが、外債投資もリスクを承知の上で買う事が必要だと思います。
証券会社は実は危険の大きい仕組債とか信託報酬の高いファンドとかを強く売り込んで来る事が多いですが、そういうのは注意が必要だと思います。
投稿: 迷人 | 2022年11月27日 (日) 00時13分