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2023年9月22日 (金)

最優良レート

2023/09/22(最優良レート)

タイ在住の殆どの日本人は円をバーツに両替して使っていると思う。
一部、タイで仕事をしていて、収入をバーツで得ている人も居ると思うが、それは少数派だと思う。
(バンコクは働いている人が多いかも知れないが、チェンライは年金生活者が殆ど)
(飲食店の経営者や、何らかの事業をされている方、大家さん業でバーツの収入の有る人も居るが少ないし、そういう方でも年金は貰っていそう)
なので、殆どの在タイ邦人(特にリタイアメントビザで滞在している人)にとって、円からバーツへの両替レートは関心のある事だと思う。

生活費の全てを円を両替したバーツで払っている者にとっては、両替レートはたとえ1%の差であっても大きい(と自分は思う)。
仮に月に7万バーツ使っているとすれば、その1%は700バーツ(×4で2800円)。
まあ、このぐらいの差は気にしない、という人も多いと思うが・・・。

自分のように年金も少ない者にとっては例え1~2%の差ではあっても、無駄にしたくはない。

という事で、今回、両替の仕方によってどれくらいの差が有るかを調べてみた。
ただし、これが結構難しかった。
難しかった理由は、同じ両替店、両替機関でもレートが刻一刻変化する事。
レートの変動のタイミングや変動率が両替店や両替機関によって違う事。

例えばバンコクの最優良両替店が日によって違ったり、同じ日でも時間によって違う事もある。
全く同じタイミングで複数の両替所のレートが把握できれば、その1点での比較は公平に出来るが、1人でネットで数字を拾うには「同時」というのは難しい。
(実際、今回も、あるレートを調べて記録して、他のレートを調べて、また元に戻って調べると、最初に調べたレートが変わっている事が多かった)
(バンコクの両替店のレートはそんなに頻繁に(例えば1時間おきにとか)変わらないと思っていたが、今回、たまたまかもしれないが30分ぐらいでレートが変わっていたお店も有った)

仮に、「同時」に比較が出来たとしても、それはその時の1点で、時間の経過とともに(例えば次の日に成れば)変わるので、断定的にどういう方法がいい、どのお店がいい、とは言えない。

ただし、多少は傾向が掴めたとは思う。

今回は2023/09/22の13:30頃~14:30頃に比較を行った。

最初にチェンライのスーパーリッチ(古いバスターミナルの近くのお店)でレートを調べて、次に車で、家に帰ってパソコンでバンコクの優良店と銀行のレートをネットで調べた。
更に、これもネットでワイズのレートを調べた。

結果は以下↓。


230922a
2023/09/22 13:30~14:30頃調査

チェンライのスーパーリッチは市内のバスターミナル付近の両替所。

バンコクのスーパーリッチ本店~バンコク銀行までのレートはネットで調べた「バーツと円の両替レート バンコクの好レートおすすめ両替所・・・」より転記。

尚、チェンライの両替所で調べてから家のパソコンで調べるまで30分程の時間差がある。
この間、円・バーツのレートが全体的に下がったような気がするので、もしかしたら、普通はもっと(12バーツ以上の)差があるような気がする。
(明日、比較すれば10バーツの差かもしれないし、20バーツの差かもしれない)
(1回だけの比較なので、何んとも言えない)

更に30分後ぐらいに、もう一度調べたらバンコクの最優良レートは2435バーツで変わらなかったが、スーパーリッチ本店のレートは2430に下がっていた。
(因みに、このブログを書いて居る17:07現在、最優良レートはワスの2430バーツに成っている)


230922b
2回目に見た時のバンコクの最優良レート
(この時はスーパーリッチ本店のレートは2430に成っていた)
(2435の最優良レートはファルコン~の他に数店舗あった)

銀行のレートは支店によって違うのか、同一地域内(例えばバンコク地域とかチェンライ地域とか)で同一なのか、或いは全国一律なのかは知らない。


230922c
2回目に見た時の銀行のレート
(このレートが適用される範囲が分からない)
(特に支店の指定とか無いので、バンコク全体?、タイ全体?、窓口だけ?、空港などの銀行の両替所も同じ?、送金も含むの?)

ワイズは利用した事が無いので、もしかしたらレートの見方を勘違いしているかもしれないが、WISEの「タイへの海外送金」のページを見たら、金額によって手数料に差が有り、手数料を引かれた後にその時のレートで両替されるらしい。

例えば↓。

  手数料 両替額 ÷レート 受取額
1万円両替(送金) 230円 9770円 4.10410 2380.55
10万円両替(送金) 935円 99065円 4.10509 24132.23
100万円両替(送金) 7989円 992011円 4.10509 241653.88

1万円の両替と10万円・100万円の両替のレートが違うのはタイミングの問題だと思う。
通常は同じ時間なら両替金額に拘わらず同一レートらしい(正確には未確認)。
何回かチェックしてみたが、レートはクルクル変わる。
何処かの取引所のレートと連動しているのかもしれない(分からない)。


230922e
WISEの手続き画面(画面は一部、編集してあります)


以上の結果を踏まえて、自分なりに考えると、日本から現金を持ち込んでバンコクで替えるのがレートだけを考えれば一番いいように思う。
例えば、100万円持って来れば、今回の結果ではチェンライで替えるより1200バーツ有利。
(日々の変動を考えれば1000~2000バーツ有利、な気がする)

銀行送金の場合のレートが銀行の窓口のレートと同じかはしらないのだけど、年金の送金で20万円ぐらいならワイズの方が有利かもしれない。
ただし、どちらにするかの影響は大きいし、自分は年金の送金はして無いので、実際の事は分からない。
なので、この記事を読んでワイズにしたら損をした、といっても責任は取れません。

あと、自分の勘違い(このブログの間違い)に気が付いた方が居りましたら、コメントで教えて頂けると幸いです。
(例えば、年金の送金の場合、年金機構から直接タイの銀行に振り込まれるのか、日本の銀行に振り込まれた後にタイの銀行に振り込まれるのかさえ分からない)
(その場合、手数料がどう取られるのかも分からない)

他に、もっといい方法、或いは、別の方法があれば、それもコメントで頂けると、自分も参考に成るし、他の読者の方にも参考になるかもしれないので、宜しくお願い致します。


余談。
チェンライ・ローカルな話。
自分はチェンライの両替所では此処↓のスーパーリッチしか知りませんが、他にもっといい、或いは、同じぐらいの両替所が有れば教えて頂けると助かります。


230922d
チェンライ市内のバスターミナル付近の両替所


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コメント

両替の時、一番大切なのはその時点での中心レートがいくらかということです。毎日毎時点各、両替商が中心相場からどのぐらい所でレートを設定しているかチェックしていると大体想像できるようになるものです。
あと両替商のストックがどのくらいあるかによりレートが違ってきます。レートが大きく動いている時はレートの設定が違ってきます。自分が両替商を経営していれば、どうするかぎ逆の立場で考えればよいことです。
両替商は通常売り買いの手数料が利益です。レートが動いてる時は、レートが上に動けばキャピタルゲイン、下がればキャピタルロスが出ます。
私はチェンマイ在住ですが、毎日、中心相場、Mr.Pierre両替する時はSKもチェックしょます。手持ちのお金を両替するだけでなくUS,AUD,YENの購入もしています。
意外と知られていませんがタイ国内では、タイバーツは各通貨に対して強いというか売り買いの手数料が少ないのです。タイ国外へ旅行する時は、現地で円、ドルで両替するよりタイ国内で手配する方がお得です。

マサ様、コメントありがとうございます。

「中心相場」を何処で(何で)調べれば良いかが分からないです。
今はやってませんが、以前は両替商の良し悪しを判断する時に、売値と買値の差を見て、少なければいいお店、大きく開いて居れば良くないお店と判断してました。
タイ国内ではタイバーツは各通貨に対して強い、というのは知りませんでした。
これは、確かに、タイから他の国へ旅行する時に利用出来そうです。
参考に成りました。

年金の送金ですが、年金機構から三菱UFJを経由してタイの銀行に送金されるはずです。支給日は日本より1日遅れます。
手数料は年金機構が負担してくれます。
話は変わりますが、チェンライの入管の場所が9月18日から変更になりましたね。
空港の近くから、セントラルデパートのGフロア(ロビンソンデパート側)です。
大分便利になりましたね。

かず様、情報ありがとうございます。

年金機構はそういうサービスもしてくれるのですか。知りませんでした。
その場合、為替レートはどうなるのですかね。
例えば、日本の銀行からタイのカシコン銀行に送金される場合は、カシコン銀行の為替レート、或いは、送金用の特殊レートに成るのか、或いは、日本の銀行でバーツに変換されてからカシコン銀行に送金されるのか・・・基本的に自分でやった事が無いので、その辺の知識は無いです。

昼ご飯を「作」で食べて居る時に一緒に居た日本人の方達が入管の話をしてました。
今度確認に行って見ます。

年金の送金ですが、たしか円からドルに変換されてタイの銀行に送金されるはずです。なので、円からバーツのレートよりもドルに対して円高になっているのが大事ですね。
もし、ドルがバーツに対して安くなっていたら、円高のメリットは薄くなりますね。
口座を作るなら、出来るだけレートの良い銀行が良いですね。

かず様、再三にわたるご教授ありがとうございます。

円からドルにして、そこからバーツにする、という手順を踏んでいるのですか。
円からドルに変換するのは日本の銀行(例えば三菱UFJ銀行)で、ドルをバーツに変換するのはタイの銀行、という事ですかね。
その日本からタイの銀行へのドルの送金手数料を年金機構が負担してくれる、という事ですかね。
タイの銀行でのドルからバーツへの変換レートはタイの銀行のレートに従う、という認識でいいのですかね。
結構複雑です。

中心相場は、tradiingviewとかbloombergのusd-thbのチャートを見れば、リアルタイムで分かります。分からない事はgoogleで検索すれば出てきます。
ベトナムドンに関してはホーチミン、ダナン、ハノイに関しては有名両替商でタイバーツをベトナムドンに両替する方がドルより良い。余ったベトナムドンはベトナムで再両替するよりタイの両替商で両替するのが良い。まあ迷人さんは旅の趣味はなさそうだから関係ないかもしれません。30年前はベトナムドンは持ち出し禁止、持ち出しても紙屑だと言われてましたが。

マサ様、度々コメントで教えて頂きありがとうございます。

ベトナムは行ってみたいと思ってますので、役に立つことがあるかもです。

以前、高額の両替の場合、事前に予約を入れれば、本店に近いレートを適用してくれると聞きました。
本当でしょうか?
でも瞬時でレートが変わるので、損得が分からない気がしますが。
ともかく、為替レートそのものを何とかして欲しいですね。
もう少し円高になれ~!

zurru様、コメントありがとうございます。

高額の両替の場合、交渉すればレートを良くしてくれる両替商は割と有る気がします。
しかし、バンコクの最優良レートのお店よりいいレートを提示してくれるお店をまだ知りません。

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